



日産自動車
ニッサンプリンスライトコーチ昭和44年車種追加~45年
ニッサンライトコーチ昭和45年~49年
長野県にて
2022年5月撮影
660サンバーから10分余り、ほどよい奥行きと高低差のある土地に、点在する家々に畑と水田、木に寄り添う草ヒロなんてタマラナイ!という良い雰囲気の集落に差し掛かりました。
ありそうなすみっこや建物の脇などチェックポイントを見回してみても、山の際に引っ掛かっているキャリイだかサンバートライの青っぽいボディが見えたのみ。
集落の終わりまで出てしまい、引っ掛かっていた青いのをどうしたものかとズルズルと走っていたら、左にカーブしていく道の下の段々のどこかに赤いラインのマイクロバスの後ろ姿がチラリ。
ライトコーチと直感するも、高ぶる気持ちに反して車は先へと進み続け、戻ってくる目で探すも発見できず、車を置いて気を落ち着つかせて探すと難なく再発見。
間近でライトコーチを眺めた感想は・・・
前と後ろでけったいなところから樹木が生えている!!!
前ではボディとバンパーの間を木が貫いていて、顔面のパーツを持っていくくらいの遠慮の無さが見て取れるのに、不思議とバンパーがもとあるような場所にとどまっている。
後ろはジャックと豆の木みたいに空へと向かう木が、どう見てもライトコーチのボディの下から生え出ていて、草ヒロに寄り添うという距離感ではなく、草ヒロを突き上げるというスタイルです。
木々に覆われ鬱蒼としているためボディには苔を衣のようにびっしりと纏っていて、季節が進んで夏ともなれば青々とすることでしょう。
フロントサイドにすごく小ぶりのDの楕円のエンブレムがあるのでディーゼルエンジン搭載車のようです。
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