
トヨタ自動車工業
タウンエースワゴンハイルーフ1800カスタムエクストラ(E-TR15G)
昭和53年MC~54年MC
長野県にて
2020年11月撮影
何回か走っている山間部の県道でナビ画面に表れた2ルート。
Ωの文字を描くように高低差なく迂回する本道と、上り下りして横一直線に貫くショートカットルート。
(後の調べで、本道が2キロでショートカットは650メートル。双方とも1.5車線程度の道幅。)
いつもは迂回するルートを走っていたので、管理人はナビを指さし鈴木B360をショートカットできるほうに誘導。
スイスーイと走り抜けて行くはずが、下り坂に差し掛かったところでカーブの脇からこちらを見ているタウンエースと目が合います。
遠回りをしたかいあってお会いするのではなく、ショートカットの産物がこのタウンエースというのが面白いところです。
タウンエースは右を斜面、周りを草木に囲まれてすっぽりと収まっていて、もう何年も人の手が入っていない様子。
前ドアとスライドドアの間などは鉄板がどれだけあるのか怪しいくらいにサビ尽くしているほか、雨どいやボディーの下側といった水が溜まる場所は容赦なくサビています。
強いサビの一方で、雨に打たれて地が出た塗装面のような穏やかな劣化もあり、豊かな変化のバリエーションを観察できる1台です。
車内に見える座席シートの表地から、グレードがカスタムエクストラとわかります。
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