ダイハツ工業
ハイゼットキャブ底床一方開き(S36)
昭和42年MC~43年FMC
山梨県にて
2007年2月撮影(現存せず)
探索車を夜明けから日暮れまで一日中走らせていた20代の探検隊。
今じゃ体力的にもネタ的にもそんなことできませんが、当時は車を走らせれば草ヒロに当たっていて、息の抜きどころが無いくらい。
このハイゼットキャブを見つけたのは、車を走らせまくっていた昼間にできたほんの30分くらいの隙間時間のこと。
普通車はこれ以上ムリというどん詰まりで数台の草ヒロを見て、それより先の山の上へと伸びる道に興味津々となり、のぼっていく事10分くらいで視界が開け富士山が眺望できる良いところにハイゼットキャブの草ヒロもありました。
作業をしていた果樹園の方に声をかけ撮影。作業していたのは車のオーナーの息子さんと見える年齢で、車の由縁は聞けませんでしたが、富士山の眺めが素晴らしいというのは話した覚えがあります。
昨年、ハイゼットが登場から60周年を迎え、ダイハツのホームページに紹介のページができたり、ビューモビリティワールドでハイゼット展(現在も開催中の企画になっているものの休館中)は探検隊ふたりの興味を強く惹きました。
2代目ハイゼットとなるこちらのハイゼットキャブも、トラックの展示があり紹介の写真をふたりで見たのですが、ここで鈴木B360が「このホイールはいただけないね」とホイール周りのマニアとしてひと言。

収蔵していた個体ではなくレストアされたものだと、廃車体がそのまま履いているような当時物というのは難しいですね。
重箱の隅的な小言だけでなく、ダイハツさんありがとう!というネタで締めると、令和の世にでたカスタムカー、ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.がハイゼットキャブをモチーフにしているということ。
2代目だけでなく、座席シートは赤いのは3代目から、ライトの上にはまゆげ(6代目)と、60周年をふりかえるハイゼット愛に溢れる1台になっています。
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