

トヨタ自動車工業
カローラバンデラックス(KE18V)
昭和44年MC~45年FMC
長野県にて
2007年12月と2019年4月撮影
畑のあんな奥の方に、どうやって置いたのだろうね。
さすが初代だけあって一筋縄ではいかぬ場所に鎮座なさっている、と諦めて望遠で撮影をした初代カローラバン。
以前は遮るもの無く見通せた姿が、今は害獣除けの柵が張り巡らされて、風景を一変させています。
幾重にも張られた柵に加えて、電気柵の最終ラインも見られ、厳重に守られているエリアから外に追いやられたカローラは、そのためか撤去されることなく健在でした。
以前はアクセス不能と接近を諦めたのですが、時は進み平成の終わり紙の地図だけを頼りに探索していた時代ではなく、スマホを駆使して調べて見ると、段で見えない奥に道があるのを発見。
車では到底入っていけない深みなので、管理人があるいてポヤポヤと様子を見てきました。



遠目からの様子で顔は見えないと思っていたとおり、枯れ枝や草にボンネットを埋めていました。
周囲には栗が大量に落ちていて、害獣除けの外で熊さんとの遭遇を予感させるのに十分すぎる材料が。
とっとと撮影して探索車の方へと戻ったのは言うまでもありません。
接近せずとも分かったことですが、リアピラーにエアアウトレットの穴が開いているので(カバーは脱落)、昭和44年MCを受けたモデルとわかります。
助手席三角窓には、排出ガス対策済みの丸シールの跡も見えます。
左のテールが炎に炙られて溶けていることから、カローラの近くで草などを燃やす火を焚いていたのが伺え、今ではお役目無い様子も、かつては物置として使われていたのが想像できます。
コメント:管理人