
日産自動車
ニッサン・セドリック4ドアハードトップ200E SGL(E-430)
年式:昭和56年MC~58年FMC(5代目後期型)
山梨県にて
2007年2月撮影(撤去済み)
先日紹介のY30セドリックに続くべく、4月30日なら430セドリック・グロリアをと探してみたところ、直近の探索で将来への資料用と撮ったヤードのバンはありましたが、モザイクだらけにして出したところで・・・ちゅう感じだったので、やむなく過去の写真を蔵出し。
山梨の果樹園地帯を貫く農道をひた走るだけで、沿道の左右に草ヒロが勝手に目に飛び込んできた良い時代。
今から13年前のお話で、当然ながらこのあと数年で綺麗さっぱり刈り取られて、ただの快適な農道になってしまいましたとさ。
今では放っておく人は居ないだろうという極上の1台が、これに限った話ではなくそこいらじゅうで草ヒロしていた時があったのです。
このセドリックは、後部のトランクに多少の荷物は積んでいたのかもしれませんが車内にはそれらが無く、前席シートが後ろにリクライニングされていたことから、休憩用に使っていたのだろうと見ていました。
高級車を物置なり休憩用の役目持って置いたというのは、今の世に十何年乗った日産のフーガを畑に置いてしまう例が皆無に近いことでしょうから、失われつつある廃車体文化のひとコマとして伝えていきたいことです。
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