FC2ブログ

春から夏日和の長野にて2018(1)

トヨペット・コロナライン
トヨペット・コロナライン

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナライン
(PT36V)
年式:昭和38年MC~39年FMC
長野県にて
2018年3月撮影

「ダットサントラックが転がっている!」というのが沢の下から見上げたときのファーストインプレッション。
車でグングン上ってきて、右サイドを舐めつつ「(ダットサンの)ピックアップ」と判定し、さらに上の2台の草ヒロに向けて後回しに・・・。
戻ってきてダットサンではなく2代目コロナだということが分かった途端に、後回しにした目の節穴っぷり一瞬落胆。
落ちたのも束の間、2代目コロナなら落胆を取り返してお釣りがくるくらいの大物です。
ダットサン改めコロナだとわかっても、ピックアップと思える平たい姿に幻惑され、真の姿であるライトバンであると答えを出せたのはもう少し経ってからでした。

トヨペット・コロナライン
トヨペット・コロナライン

車体の左側から2枚。
潰れてしまった姿ながら、コロナってこんなに大きかった?コロナのバッチを見た後でも、アメ車のような風格が感じられました。

トヨペット・コロナライン

コロナラインの真正面越しに背後に2台の草ヒロが。
平成30年になってのまさかの光景に、夢を見ている気分というか、変なところに迷いこんだのか、化かされているのではとも感じました。

トヨペット・コロナライン

分離してボンネットからさよならしつつある左フェンダー。

トヨペット・コロナライン

フォグランプのかげにSaxomatのバッチがあり、何の事だろうと調べてみるとオートクラッチを表す英語とのこと。
トヨグライド付きのモデルが2代目コロナの末期に追加されていて、Toyoglideのバッチが付いた個体もありますが、装置の意味することは同じはずが、トヨタご自慢の装備ではないということ?

2018年4月6日 Saxomat(サキソマット)について加筆修正
オートクラッチとオートマチックの違いで誤認がありました。
サキソマットのオートクラッチ機構は、クラッチが無いのもののギアはマニュアルと同様の操作を行うものです。
一方で、トヨグライドのオートマチック機構は、クラッチが無いのは同様ですが、ギアは自動進段していくのでマニュアルのように操作できるものではありません。

トヨペット・コロナライン

他に覗き見えたのは運転席周りで、メーターの形状から昭和38年9月マイチェンモデルのようです。
同じくしてトヨグライドモデルが追加されたというので、バッチとの整合性もあります。が、ライトバンにオートマチック車があったのかまでは、手元の資料ではわかりませんでした。

2018年4月6日 Saxomat(サキソマット)装備車について加筆
コロナピックアップを除くコロナシリーズにサキソマットを装備できる旨、昭和37年開催の第9回全日本自動車ショー配布のパンフレットに記載があるとのことです。

トヨペット・コロナライン
トヨペット・コロナライン
トヨペット・コロナライン

最後に脱皮しかけている荷室周りの様子とテールライト。
テールライトの写真だけ鈴木B360に送ったら、「コロナラインかピック」との冷静な回答があり、もっと驚いて欲しいと草ヒロの師匠に対して感じてしまった不肖の管理人でした。

コメント:管理人

コメント

>羽前の国の旧車狂さん

ブログのカタログの数々拝見しました。
Saxomatについては全くの無知で、カスタム系のバッチくらいに思い現地を後にしているので、クラッチペダルの有無まで確かめるという気の利く行動までは、どうひっくり返っても至れませんでした。
コロナラインはこのような状況だったため、現役の期間を伺えるものは発見できず、博物館の展示品を眺めるかのようにしてきました。


>niwanotoriさん

サキソマットについてのご教示ありがとうございます。
改めてしっかりと調べてみますと、クラッチが無いのみでギア操作は変わらずという部分、しっかりと理解いたしました。
記事本文のコメントを修正させていただきます。

  訂正!

 Saxomatはコロナラインに存在して居ました!長年バイブルにしていた自動車ガイドブックには載って居ませんでしたが、62年の第9日全日本自動車ショーのトヨタ自動車のパンフレットの隅っこに小さく

 「トヨペットコロナ1500、コロナデラックス、コロナラインライトバンに取り付け出来ます。」の文字が有りました。

 もしかすると本当にSaxomatかも知れません。要はクラッチペダルが無い事が確認できれば本物です。

 如何せん半端な技術で私のRS41のオーバードライブより少し複雑な程度ですが故障が多く普及はしなかったのでしょう。

 ピック系にないのはライトバンだとオーナードライバー層が多いので無茶な運転する確率が低く本当の働き車がピックなので過積載を平気でするは手荒く扱うはでOPT設定しなかったのです。これはToyoglideでも同じ現象が見られ(昭和34年発売)初めはライトバン(マスターライン)だけOPT設定でした。

トヨグライドというのはATで、このサキソマットは自動クラッチで別物ですね。

サキソマットはドイツの特許製品で、MT車と同じクラッチとトランスミッションの構造ですが、シフトレバーを動かしてアクセルを弱めると、負圧でクラッチが自動で切れ、シフトチェンジしてアクセルを開くとクラッチがつながる装置です。

自動でクラッチを作動させる構造上、ノンシンクロのギヤがあると都合が悪いので、このコロナラインでは、マイナーチェンジでフルシンクロになった際に、サキソマット仕様が追加されました。

これは大物ですね!何度も見て分析しましたがそもそもこの車はSaxomat何かではありません。この時代の36型はトヨグライド設定はなく基本MTだけだったので(エンジンがトヨグライド設定していない)恐らく廃車になったか新品でバッチだけ手に入れたのでしょう。

 それと流石B360さんですね、テールだけで車種を当てるのは。多分一番下の写真を見せられたと思いますが、ここで36系と判れば大したものです。
非公開コメント

プロフィール

草ヒロ探検隊

Author:草ヒロ探検隊
  
  鈴木B360(左)
   草ヒロ趣味歴20年以上
   運転担当/草ヒロ鑑定

  管理人(右)
   草ヒロ趣味歴10年以上
   助手席でナビ担当
   写真撮影・ブログ管理人

  本部:神奈川県M半島中部
  探検隊設立:2006年3月
  ブログ開設 :2007年6月1日

月別アーカイブ

ブログ内検索

来訪者数