
解体ヤードの壁になっているバスをはじめとする車の面々。
自動車なんたら法の時代下、自治体の規則やら条例やらで、囲い方から油の流出防止措置まで、ざっくりだったり事細かだったり決められていて、こういった風景は「あの頃」はというものになっているはずです。
ぐんまちゃんに彩られたホームページでは、挿絵のぐんまちゃんがバンザイしてお手上げというところに、つらつらと書いてあって「~努めなければならない」とありましたが、あるものはあります。
バスの上のジムニーであったり、左の方の乗用車のお山は、いつ撮影したものなんでしょうかねぇ(すっとぼけ)。
いすゞ自動車
いすゞBU車番:531-7408
年式:1977年式
ボディメーカー:日野車体
一見して国鉄バスというカラーリングですが、よく見ると非常ドアの近くにJRの文字が見えます。
国鉄がJRと看板を付け替えたのが今から30年前の1987年になり、バスが車号から1977年式になるので、書き換えられてから程なくして廃車になったのでしょう。
そんな年式の車が外縁で据え置かれているので、周りの車の年式も似たようなものが固まっているようです。
国土地理院の航空写真によれば、解体ヤードは昭和50年代前半には無く、昭和の車をガシガシ食べてきたようなところではなく、車の年式を見ると昭和の終わりから平成の始めに形作られた風景のようです。

バスの後方に積み重ねられた自動車群は、右からトラッドサニーの前期~ジャパン(スカイライン)のTIらしきもの、3代目ライトエースというのは分かり、てっ辺のジャパンが若干古いかなという感じです。
コメント:鈴木B360&管理人