![]() 「クラウンRS41ツアー2015」の連載が佳境に入りつつありますが、2014年の羽前国行き「奥の細道を行く」でご紹介をした廃車体置場に大きな動きがありました。 廃車体群が整理され、一部の若年式の車はすでに解体処分がされて姿を消したうえで、古い年式の車たちにも動きがありました。 羽前の国の旧車狂さんが既に近況レポートを行い、その写真の提供を受けましたため、2014年との比較をする形で草ヒロ探検隊ではご紹介を致します。 ![]() まずはベレット1600GTの2014年の様子から、 元紹介記事:奥の細道を行く(13) ![]() そして2015年5月にはこのようになっていました。 ホンダ1300と左右が逆転しているところからして大事ですが、ベレットは運び上げたときに完全に潰れてしまい微妙な体勢で置かれたままです。 再び動かすのも難しいと思われ、このまま解体するしかなさそうです。 ![]() ![]() 次の車は、2014年は上にクラウンと下にコロナマークIIという置かれ方をしていた2台です。 元紹介記事:奥の細道を行く(12) ![]() ![]() 移動をさせて整理して積み直す際に上下が逆転しました。 家庭における荷物整理でも、上だったものを出してそれを台にして下の荷物を置くというということをしますが、これが廃車体置場で行われるとご覧のようになります。 感じとしては、大きなものが下になり、その上にすっぽりと小さなものが載っかるという自然な姿となりましたが、敷地に余裕がありそうなのに、また積み重ねる必要があったのかな?という疑問は残ります。 ![]() 昨年は見えていた範囲でボンネットフードが穴ぼこだらけになっている様子をレポートしましたが、クラウンの下に隠れていたルーフ部分は水が溜まり放題だったようで、激しくサビて崩壊してボロボロでした。 サビがピラーにまで進行したら、ひとたまりもなくクラウンに潰されていたことでしょうが、クラウンの上に置かれたとて露わになった穴あきルーフから水が入り溜まり放題になるため、コロナマークIIが苦しいのには変わり無さそうです。 時が止まったような場所でしたが、動き始めたらドタバタで「ああ無常」という言葉以外に出てきません。 コメント:管理人 2015年版の写真提供:羽前の国の旧車狂さま |
>キモイおじさんさん
この記事で訪問してから以降は、こちらに足が向いていないため現況はわかりません。 あしからず。 2020年今年
今年はまだ廃車体は残っているのでしょうか?
>FUGAさん
「ヤード」が不幸な形で有名になり、またリサイクル法の指導もあってか、整理された箇所が目立ちますが、まだあるところにはあります。 こんなにボロボロでも、唯一という個体であれば何が何でも再生するのでしょうが、手を尽くすのに割が合わなければ動けないでしょう。 >羽前の国の旧車狂さん 写真の提供ありがとうございます。 続報も確認しました。 時間が取れ次第掲載をさせていただきます。 >魔洲魅丸さん ボロボロとサビを落としながらの移動でしょうから多少は土に還っていったのでしょうが、人の手が入っているため全部とまでは行かないようです。 >シャオさん 草ヒロ美術館の作品の展示替えが行われました・・・。 とも表せる動きで、違う視点で見られることへの新たな感覚、見ることができなくなったものへの惜別の念、どちらもありますが、物として残る限界は近く、確実に終焉に向かっています。 >どんぐりさん 続報予定ですが、一部にカーバーを被り区別された個体もあるようで、まだまだ動きがありそうな現地です。 何かのついでがあるような場所でもないため、仕事が落ち着きましたら様子を見に行ってあげてください。 >通りすがりのおっさんさん 製造年がほぼ一緒でも、廃車時期はバラバラだったはずで、オーナーがこだわって集めたのかな?と思える一団です。 車の格では下克上であっても、解体屋のトーテンポール的にはしっくりと行き、小さきものほど頂点が似合います。 >通りすがりのおじんさん 現地の全景を知っているため、このように一箇所に集積して積んでしまうと、随分とスッキリとしたのだろうと思います。 こういった草ヒロたちの中には、今なお現役の旧車には無いものたちもいるので、走れる姿で残って欲しいという気持ちもあります。 一度訪れてみたい
昨年よりは随分すっきりした感じに見えます。やはり時代の流れでしょうね。マツダE2000トラックハコスカ後はRS50クラウンにコロナマークⅡRT61セダンにベレット全て私が生まれる以前に活躍していた旧車達ですね。大先輩が作った 旧車達欲しいですね。
コロナマーク2のほうが上になり下剋上が起きたか?となんとなくそんな見方をしてしまいました。年代的にはほぼ一緒ですね。
草ヒロ探検隊管理人 様
羽前の国の旧車狂 様 こんばんは。 かなり動きがあったようですね。 ベレGが無残な姿に・・・(元々一番崩壊の激しい個体ではありましたが) 当方は一昨年秋の撮影以降、訪問できておりません。 前回の訪問で、フロント部分の撮り忘れなどがあったので、さらに動きが進む前に一度再訪したいところですが、 現在、探索の足が無くなってしまったのと、仕事が忙しく探索の時間が取れないのとで、今すぐに訪問とはいけなさそうです。 いつ見てもこれが草ヒロの芸術品だと思います
撤去は寂しいものです。 解体より
このまま土に帰してあげましょう
掲載頂きありがとうございます。当方育児真っ最中で時間に限りが有り近場の特にどんぐりころころさん辺りにでも撮影を依頼したいと思いまして出しました。
他にも若干写真有りますが良い写真は最初公開の分です。もし興味あらば引き続き掲載をお願いいたします。 あらら、屋根に穴がぽっかりと・・・・・・現状復帰は難しいでしょうね(レストアやると困難がすごそう)部品取にしか使えないなこれじゃ・・・。
バスとか車が放置されているヤードて中々いまないからな・・・。 |
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