![]() トヨペット・クラウンRS41で巡る春の羽前の国旧車散策ツアー。 昨年に引き続きまして今年も、羽前の国の旧車狂さんにご招待いただきまして開催の運びとなりました。 羽前の国の旧車狂さんに改めまして御礼申し上げます。 ![]() 昨年ツアーにおけるダットサン・キャブライト(上写真) 1日目は昼過ぎに羽前の国入りし、クラウンRS41に迎えられて早速向かったのは、昨年のトリを飾った「タイムアップで到達できなかたキャブライト」でした。 ![]() 現着後にキャブライト周辺を大きく周り込みながら1キロくらい歩きまわってようやくルートを見つけ、1年越しの大物との対面となりました。 キャブライトの居る果樹園で作業中であったご婦人に撮影許可をお願いすると、「もう潰れているから・・・」と歯切れの悪い答えがありましたが、重ねてお願いをして撮影をさせて頂きました。 ![]() ![]() 雪の重みによって屋根は窪み「潰れている」という状態ではありましたが、キャブライトの年式や周辺の草ヒロたちの崩壊状態を考えれば、「イエイエ、綺麗な状態ですヨ。」と褒め称えてあげたいくらいですが、廃車体趣味人の感度ですから置いておきましょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() 日産自動車 ダットサン・キャブライト(A121) モデル年式:昭和37年1月MC~38年8月MC/2代目中期型 羽前の国にて 2015年4月撮影 こちらのキャブライトはグリル部分が剪定木などで覆われていましたが、羽前の国の旧車狂さんがフロントガラスの刻印を確認したところによれば1962年式(昭和37年)とわかり、昭和35年10月にFMCで2代目となったキャブライト(A120)の37年1月MCモデルでした。 初代のA20からキープコンセプトな飾り気のない無骨ともいえるスタイルですが、これは三輪ユーザーのシフトを狙い廉価な実用車に徹したがためで、2代目もその戦略にブレがありません。 2代目キャブライ意匠変トは、初代の850kg積み・エンジン860ccのままながら2人乗りから3人乗りに改められ、モデル中は毎年グリルの更が行われました。 昭和38年8月の2度目となるMCで1トン積み・エンジンは1046ccのA122と改良され、39年には3代目A220へとFMCを遂げます。 ![]() キャブライトは荷台・車内は物置として使われていて、さらに小屋を担ぐという印象的なナリです。 荷台を跨いでガッチリと据えられた小屋は、もとは果樹の受粉用のミツバチの巣箱が収納されていたものと見られます。 ![]() 三角窓に点火時期調整のステッカーが見られなかったことから、対策実施とステッカー貼り付けの昭和48年の前に廃車となったと考えら、この世に生まれ出てから50年以上、廃車となってから40年以上の時間が流れています。 コメント:管理人 |
>ナトリフミノリさん
助手席で呑気に羽前の国紀行をさせてもらいました。 今年は台数は昨年比で少ないところですが、リベンジを果たしている部分もありますのでご期待ください。 >羽前の国の旧車狂さん こちらこそお世話になりました。 連載計画としては、似たような個体はまとめて行きますが、巡った順にお送りしていく予定です。 なので、ラストを飾るのは、昨年のリベンジを果たしたところになります。 >通りすがりのおっさんさん 三角窓の点火時期調整シールについては、今までは車検ステッカー頼みで、特に重きは置いていませんでしたが、今回のツアーで昭和48年以前に廃車となっている個体などと接して認識を改めたところです。 RS41クラウンがとても素敵です。
キャブライトは年式のわりに綺麗ですね。車検や定期点検のステッカーもないみたいでいつまで現役だったのかわかりませんね。 クラウンの三角窓には点火時期調整済ステッカーがしっかりありますね。なんとなく三角窓に似合います。普通車は昭和43年以前の車で昭和48年以降まで現役ということになりますよね。規制の違いの関係で昭和50年代前半あたりまで軽自動車で貼ってある現役車がよく見られましたね。そのころ我が家にあったS37ハイゼットバン(昭和45年式?)の三角窓にも貼ってありました。 羽前ツアーではお世話になりました。
大物からズバッと出して頂き感謝いたします。それと道路事情の関係から、当方が撮影できなかった写真を一部お借りいたします。 RS41!
こんばんは。
RS41で巡る羽前の国草ヒロツアー。 とても楽しそうですね。 今年はどんな個体が出てくるか楽しみにしています。 |
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