奥の細道を行く(20)

ミニキャブEL
ミニキャブEL

三菱自動車工業
三菱・ミニキャブEL(T130)

羽前の国にて
2014年4月撮影

丸目じゃないのよ角目なのよ!
W(水冷)じゃないのよ、空冷のELなのよ!
ELでも、トラックはFMCの2代目なのに、バンは何でMCで初代のままなのよ!
そういえば「EL」と書いて「エル」と読む「エル」って何なのよ?
と、妙なテンションで書きなぐりました、昭和46年にドロンパから装いあらたにしたモデル。
トラックのみ一新され、三角窓がなくなりライトの角目にも表れたシェイプなキャビンとなり、
翌年の47年には、エンジンの水冷化により丸目さんのミニキャブWへと変わります。
一方でバンは、ボディそのままにガーニッシュでフェイスリフトをしたくらいでELとなり、
さらには、エンジンが水冷化されたトラックと異なり、空冷のままで360cc時代を全うします。
このちぐはぐさにも、三菱の戦略があってのことなのでしょうが、
結果として角目のミニキャブトラックは15ヶ月という短命に終わり、
探検隊の活動でも、奈良長野の2台キリという、
初代よりもレアというシロモノになってしまいました。

羽前の国に居たこの1台は、道路から見えるも奥まった並木の下にいて、
なんとな~くスルーされそうな雰囲気を感じて、図々しくも「撮りたいです」とリクエストをして、
クラウンを回してもらって撮影をさせてもらいました。

コメント:管理人

コメント

>魔洲魅丸さん

買ってから悩む・・・。
といって簡単にできないのが自動車。
現行車ならば待てても、旧車となればどこへ流れていくか分からない焦りも手伝って、じっくりと考えるのは難しい!


>羽前の国の旧車狂さん

遠目からでは丸目のWと判断してしまうところですが、角目と見えた瞬間にメラメラときました。


>sakuzoさん

日本一詳しい者にとる詳しい解説をありがとうございます。
ELの所以が大変良く分かりました。

レンズ類が無くなっているというのは、部品取りではあるのですが、レンズ類を流用するのではなく中の電球を使うためにされていることが多いと、この廃車体めぐりの案内人の羽前の国の旧車狂さんより伺いました。

グレードの判別方を頂きましたので、写真をよく見てみますとウィンドウモールが見られないのでデラックスと見られます。
カタログの表記の変更は、個人的な推理としてはキャリイトラックのフルモデルチェンジを睨んでの防御策なのではと思います。ミニキャブELの最末期にキャリイがフルモデルチェンジをして、ガイドブックで見られる数値で荷台寸法については最大の座を譲り渡していました。

レア度数については、探検隊8年の活動で見かけた数がまさにその順になっていますので、大いに賛同する所です。

自称、日本一ELトラックに詳しい者です。
香ばしい感じに仕上がっていますね。
グリルがしっかりと残っている割には助手席側のルーフに穴が開いているようにも見えます。
オレンジ色のレンズ類が無くなっているのは部品取りにされたのでしょうか・・

ELトラックのレア度数は、ミニキャブ5<ミニキャブEL<ミニキャブ5バン と勝手に思っています。実走行状態にあるのは現時点で2台しか確認出来ていません。

ELと書いてエルと読む、の件ですが昭和46年7月発行の「ダイヤ通信」の発売紹介記事にはこうあります。

”ミニキャブELのEは「EXTRA(特別な)」、Lは「LONG(長い)・LARGE(大きい)・LOVABLE(愛らしい)」からとりました。総じて特別に長く、大きく、そして愛らしいトラックという意味でございます”

これではELLL(エルー)です。
Lに3つの意味が込められていたのは予想外です。

グレードは発売当初はスーパーデラックスとスタンダードの2種のみですが、後からデラックスが追加されています。
興味深いのは発売当初のカタログには「最大キャビン」「最大荷台」「最大のビッグデッキ」とある謳い文句が、デラックス追加時のカタログにはそれぞれ「快適キャビン」「広い荷台」「平らで広ビッグデッキ」に変更されており、”最大”と書くには都合が悪い何らかしらの事情があったと思われます。

ちなみにこの画像のELはラジオアンテナがあることから、スーパーデラックスかデラックスと思われます。ウィンドウモールが無いタイプですとデラックスです。
ヘッドレストは全グレード通して運転席のみのため、助手席側のヘッドレスト有無でグレードを判別することは出来ません(ミニキャブWから設定があります)。

三菱車にトンと疎い私ですが、そんな貴重な車とは知りませでした。

またもや

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