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奥の細道を行く(14)


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北側より順に見てまいりまして、南端の絶壁に到着です。
奥列にあった何台かはルーフしか見えず割愛し、
さらに道路側に平成車などの小集団もありますがこれも割愛して、
石切り場跡の置き場レポ最終回です。
この並びだけゆとりの配置となっていて、嬉しい事に3台揃って頭を向けています。

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日産自動車
ダットサン・ブルーバードクーペ


510ブルーバードには当初2ドアセダンはラインナップしていましたが、
コロナHTのようなモデルではなく、あくまでも4ドアセダンとドア数が違うというだけのモデルでした。
登場翌年の昭和43年11月に追加された2ドアクーペは、
センターピラーが付き前半分こそ2ドアとさして変わらぬフォルムでしたが、
ドア後ろからテールへとの傾斜角が浅くなり流れるようなラインを演出しています。
こちらの個体は、リアがまったくのぞめませんでしたが、
横並び3つのランプが内側から外側に順に点灯するハミングランプを装備していることでしょう。

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トヨタ自動車工業
トヨペット・クラウンハードトップ スーパーデラックス/SL(MS51)


3代目クラウンで初めてラインナップした2ドアハードトップ。
個人オーナーへクラウンの売り込む白いクラウンのキャンペーンに続き、
法人や官公庁が絶対に使わないであろう2ドアハードトップモデルを追加したのは、
3代目クラウン登場翌年の昭和43年11月のことでした。
こちらの個体は、セダンに合わせて行われた昭和44年9月MCからの後期型になります。
遠目で見た時には、一番しっかりしていそうな気がしましたが、
望遠レンズで覗いてみれば屋根に穴が開いていて、
窺い知ることのできない車内は恐ろしい事になっていそうです。
ちなみに、このクラウンの車体色は売れに売れた白ではなく、
樹脂のまみれてどす黒くなっている中、所々にサビと見分けは付きませんが赤が見え、
オーナーは、CMを務めた山村聰のような年齢層ではなく、若い人だったのかもしれません。

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日産自動車
ニッサン・グロリア


プリンスと日産合併後の昭和42年4月に登場したタテグロこと3代目グロリア。
プリンスの冠こそ外されましたが、開発はプリンス時代から続いていたもので、
日産色にだいぶ染まっての出ですが、上級グレードにはプリンス・グロリアからの
6気筒G7エンジンを搭載するモデルがありました。
(ベースグレード車には、登場から日産の4気筒H20エンジンが搭載されています)
プリンスのエンジンは、43年10月MCでは残りましたが、
44年11月MCで遂にセドリック譲りのL20エンジンに変えられてしまいます。

こちらの個体は、43年10月MCモデルでグレードは不明ですが、
少なくともスタンダードでは無いと思われるので、G7エンジンを搭載していることでしょう。
そんなエンジンを擁するボンネット周りは、苔が良い味わいになっています。

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この置き場がいつからあるのか気になり、国土地理院の航空写真閲覧で調べてみると、
昭和50年撮影では車列の手前の空き地となっている所に建造物がありましたが、
それが昭和59年撮影になると建造物の姿は無くなっており、その間に動きがあったと思われます。

コメント

>どんぐりさん

本当に疲れました。
まず、何の車なのかを理解するのに、リアだけなので相当神経を使い参りました。

まずは、ブログの更新再開と草ヒロ熱の再燃をお祝い?申し上げます。
同じ個体を、他の人の目線はどのように切り込んでいくのか、今から楽しみにしています。

こんにちは。

石切場のクルマ達の紹介お疲れ様でした。

私が訪問したきっかけになったサイトの更新日からみて、少なくとも10年近くこのラインナップのままのようです。


私のほうはというと、本日、やっとこさブログを再開しました。

今日明日あたりから、私のブログでも、この石切場のクルマ達を紹介していこうと思います。

>草疲労さん

国土地理院のサービスは、草ヒロに用途を限定することなく見ていて飽きないデータベースです。
草ヒロに関しては、新幹線の基地が草ヒロパラダイスを潰して造られたなど、知らなければよかったという情報も調べられるので、今ある草ヒロパラダイスの成立した頃などを調べ始めたらキリがなさそうです。


>羽前の国の旧車狂さん

利用規約には私的利用の他に使用できる例がありましたが、無条件にブログという媒体にのせることはできないです。
私的利用の範囲内でなら可能です。


>ナトリフミノリさん

お楽しみ頂けて幸いです。

この置き場の場合は、、個人のヤードに加えて場所が場所なので把握されていなくて、落人集落じゃありませんが、特に波風がたたなかったため残っているとも思えました。
物置として散らばるものをチマチマというより、並べ方で趣向や時代がわかるヤードの魅力は尽きないところで、それが消えてしまうのはつまらないことに違いありません。

石切場の廃車置き場。このシリーズ楽しませて頂きました。
なかなか豪華なラインナップでしたね。

私の地元では、自動車リサイクル法施行後、どんどんと廃車置き場の山が小さくなっていき、自宅から徒歩25分のところにあるスクラップ工場にあった、ホンダZも初代タイタンも初代ラムダもトヨタのボンネット消防車(FB80とかそのあたり?)もオート三輪も無くなってしまいました。つまらないです。

何だか不思議な使い方だなとは思って居マましたが、実は此処に建物があったのですか!もし可能ならその写真載せられますか?

 それと此処にある廃車は昭和50年前後に廃車がかき集められて居ます。それと何か関係が有りそう。

国土地理院さんの閲覧サービス。

割と今の様子のストリートビューと違い、草ヒロエリアの今と昔を見比べるのに使えそうですね。
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プロフィール

草ヒロ探検隊

Author:草ヒロ探検隊
  
  鈴木B360(左)
   草ヒロ趣味歴20年以上
   運転担当/草ヒロ鑑定

  管理人(右)
   草ヒロ趣味歴10年以上
   助手席でナビ担当
   写真撮影・ブログ管理人

  本部:神奈川県M半島中部
  探検隊設立:2006年3月
  ブログ開設 :2007年6月1日

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