奥の細道を行く(1)

ダットサン・ブルーバードファンシーデラックス(DP410-L)
ダットサン・ブルーバードファンシーデラックス(DP410-L)
ダットサン・ブルーバードファンシーデラックス(DP410-L)
ダットサン・ブルーバードファンシーデラックス(DP410-L)

日産自動車
ダットサン・ブルーバード1200ファンシーデラックス(DP410-L)

羽前の国にて
2014年4月撮影

ハクビシンの獣害で耕作放棄地となった果樹園の2代目ブルーバード。
その正体は、『ご婦人用に作られた世界唯一の車』を謳い、
310と410にラインナップをされたファンシーデラックスです。
OT誌で有名過ぎる個体といざ対面をしてみると、
紙面からは想像のできなかったジメジメっとした空気が辺に漂っていて、
農薬からではないサビに覆われた姿にナルホドと合点がいきました。

ダットサン・ブルーバードファンシーデラックス(DP410-L)

羽前の国の旧車狂さんの調査によれば、
この個体は昭和38年9月から12月製造の1964年式であり、
初期の「尻下がり」と揶揄されて、コロナにリードを許すもととなったモデルでした。
7~8年落ちで購入されて使われ昭和52年に廃車となり物置として置かれ、
後にホイールやホイールキャップとラジオが部品取りされるも、
物置には影響がなく使われ続けましたが、57年に害獣駆除の散弾銃の流れ弾により
フロントガラスが被弾破損して、物置としての機能を大きく損ない、
ブルーバードの後方に納屋が建てられると御役御免になり、荒廃が進んで今に至ります。

ダットサン・ブルーバードファンシーデラックス(DP410-L)
ダットサン・ブルーバードファンシーデラックス(DP410-L)

ファンシーデラックスの装備が残っていないものかと車内を覗きこめば、
ガラスがほぼ無くなり荒れたい放題となっていてその痕跡を求めるのは難しく、
助手席側の化粧品を入れる事のできるミラー付きサンバイザーは影も形もなく、
傘立てやカーテンといったものも探しだせず、ウィンカーと連動するオルゴールくらいは、
ハンドル周りを分解してみれば多分残っていることでしょう。

コメント:管理人

コメント

>魔洲魅丸さん

ファンシーデラックスは、女性ドライバーの進出を見ての販売とありましたが、ただでさえ少ない410の草ヒロで、ターゲットが絞られるグレードが、よくもまあ残っているものだと関心しました。
峰不二子がファンシーデラックスの化粧用のミラーで化粧直しをする絵でもあれば、銭形ブルーバード以上のインパクトがあったことでしょう。


>羽前の国の旧車狂さん

フロントガラスは、合わせガラスというのに加えて、日焼け防止を謳っていたようなので、他のグレードとは別モノであったのか・・・。
というのは、この状態ではまったく分かりませんね。
それにしても、あの奥地でどうしてここまで荒れ果てたのかは気になります。


>井上ロボさん

尻下がりと言われてただけではなく、コロナにリードを許したことや、MCで問題の意匠を大きく変更しているところなどで、不人気車と言われてしまっています。
確かに見ればお尻方向にずずずと下がっていますが、本当に微妙になのですがねぇ。

ファンシーデラックス・・・カタログでしか見たことないです(汗)
やはり日本のどこかではこういった珍車がいるものですね。
410前期はこの間、東京駅サイクリングの時に走っていました。
当時は尻下がりで人気がなかった410前期ですが、なかなかお洒落ですね♪

昭和57年に発見した時、丁度フロントガラスが蜘蛛の巣状に皹が入って居ました。今思えば合わせガラスなんでしょうね。

 他のガラスも当時は全て残って居ました。でも7年前訪れた時は既にこの状態でどうしてこうなったのやら?

銭ブル

このブルーバードのファンシーデラックスには、お目に掛かった事は無いんです どうやっても、上のランクの車種には、お目に掛かるんです
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