ホンダ・ライフ(初代)
N360でライバルと熾烈な馬力競争を繰り広げた路線から転換をして、 静粛性を向上させたバランサー付き水冷エンジンを採用して、 『まろやかなフィーリングファミリーカー』として昭和46年7月に登場した初代ライフ。 初となる4ドアモデルや、馬力を抑えたタウンをNIIIから継承するなど、 当初はファミリーユースを重視したラインナップとなるも、それでは満足できないユーザーもおり、 47年4月にホンダ・Zの36馬力ツインキャブエンジンを搭載した2ドアツーリングを追加、 9月には4ドアモデルにも同エンジンを搭載したツインが追加をされます。 装備とラインナップの充実が図られるも、身内のシビックが世界的なヒットとなり、 ホンダが軽乗用車からの撤退を決断して、4年に満たずにモデルライフを終える、 生まれでた時代に恵まれなかった1台です。 ![]() ![]() ![]() ![]() 本田技研工業 ホンダ・ライフ4ドアツインデラックス(SA) 山梨県甲府盆地にて 2012年12月撮影 線路沿いにスッポリとハマった赤いライフ。 高速で走る列車からはその姿を何度も見ていましたが、駅間の目印の無いところにあり、 線路に沿って走っていれば見つけられる!という一番確実な手段でアクセスをしました。 その道中は、車で探し回るには道が細く、レンタサイクルでゆるりと流して正解でした。 風雨に長年さらされて赤い塗装が落ちて元色の白が出てきています。 何で赤く塗ったのであろうかと純正色について調べてみると意外なことに、 N360ではホンダが所蔵する個体でお馴染みの赤(ライトスカーレット)は純正色でしたが、 ライフやZでは赤はラインナップせず、赤にこだわれば再塗装をするしかなかったのです。 この個体はエンブレムからツインカムエンジン搭載のツインで、グレードはデラックス。 フェンダーミラーは本来の丸型からオプションの砲弾型ミラーに交換されていて、 カラーリングの赤だけではなくスポーティー志向が見えてきて、 4ドアで家族で乗るという枠内で、お父さんが精いっぱい頑張ったのが伺えます。 コメント:管理人 |
>井上ロボさん
修繕のためにグリルを外しただけなら良いのですが、極上コンディションなのにグリルが無いというのは、まあ、グリルくらいは何とかなりますが、希少なワゴンだけに気になります。 ちょうど昨日
友人と出かけていた時にライフのワゴンの極上車を見つけました(笑) フロントグリルがないのが少し気になりましたが、新車と同じ輝きをしていて平成なナンバーをつけている姿はまさに旧車!という佇まいでした♪ |
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