![]() ![]() 日産自動車 ダットサン・ブルーバード4ドアセダン1800GF(E-PJ910) 長野県諏訪地域にて 2012年3月撮影 610、810と2代にわたって不振にあえいでいたブルーバードは、 昭和54年11月に510のような直線基調のスタイルに返った910が登場します。 CMキャラクターに時のスーパースター沢田研二(ジュリー)を起用し、 発売翌月から昭和57年2月まで27ヶ月連続で小型車販売首位となり、 キャッチコピーの「ブルーバード、お前の時代だ」を本物とし、 名実ともにザ・スーパースターとなったモデルです。 写真の個体は、ファミリーユースモデルの最上級グレードである 上級グレードながらSSS系にあった大型衝撃吸収バンパーを採用しない大人しい外観となり、 内装に家具調のルースクッション、蛍光管式デジタル時計、パワーウィンドウを装備しました。 峠道から草むらの中に傾いた後ろ姿を見つけたときには、 夕日が辛うじてボディーを照らしてスーパースターが輝いていましたが、 廃道となった旧峠道を見つけて歩いて行く間にも太陽はどんどん低くなっていき、 ご対面したときには草に覆われ草臥れた感じの草ヒロになっていました。 塩尻に前のりをしてゆっくりと休み、朝のスタートも8時半とゆっくりと動き出した後は、 もう昔のように無茶が効かない身体になったオッサンふたりにしてはよく動きまわり、 1日の締めくくりとなる夕暮れ時を草ヒロを眺めながら迎えたときの感覚は、 疲労感と充実感に満ちあふれたもので、この感じがたまらなく心地よいのです。 このあと探索車に戻り、峠を越えて市街地へと下りて行き、 温泉に入って疲れを癒やし、名物のうなぎをお気に入りのお店で食して、 満たすだけ満たされたあとは、真っ暗になった道を延々走る帰りが待っています。 コメント:管理人 これを持ちまして恒例の塩尻探索プラス2012の連載は終了です。 なお、この連載のうち、 恒例の塩尻探索プラス2012(2) 恒例の塩尻探索プラス2012(28) 恒例の塩尻探索プラス2012(31) 恒例の塩尻探索プラス2012(33) 恒例の塩尻探索プラス2012(34) 恒例の塩尻探索プラス2012(36) 恒例の塩尻探索プラス2012(39) 恒例の塩尻探索プラス2012(45) 恒例の塩尻探索プラス2012(47) 恒例の塩尻探索プラス2012(48) 上記の極上な旧車たちは、松本地域の草ヒリストさまより情報提供を頂き訪問を致しました。 連載の最後に、改めましてご教示をいただきましたご厚意に御礼を申し上げます。 草ヒロ探検隊 |
>魔洲魅丸さん
4輪独立懸架はSSS系のスポーツ車に限りであったようで、ファミリーユースモデルの後輪は固定車軸でありました。 >草疲労さん 連載終了まで長々と引っ張ってしまいました。 件のコニーワイドは、さすがは草ヒリスト!という場所に居り、自力ではどう足掻いても行き着けないところにありました。 >閑人さん 記事を主に登場時のカタログで構成していて、最後に前期型にディーゼル2000などの追加を把握したのですが、排気量の数字を削除するのを忘れていました。 >あけやん2515さん 910には、ファンシーGLというグレードがあり、パワステが標準装備されていた女性思いの心ニクイモデルがあった他は、このGFなど殆どのグレードでオプションでした。 リアのエンブレムは自分も立派という感じを受けましたが、ここでアピールをしないと他のグレードとの外観上の差が乏しいというのも感じました。 >フーガさん 地元には、河川敷、海岸の不法投棄車がいまだに多く見られる一帯があり、1台でも呼び水になって集まってくるという図式が想像できるのですが、山でみかけるそれは、集団となっているものもありますが、単独のものは、何を頼りにして捨てにきたのであろうか考えてしまうシチュエーションがあります。 廃道に捨てられた車は付き物、廃道以外にも使われなくなり荒れ果てた林道や作業道なんかにもあります。
期間の仕事している時は高確率で草ヒロ(不法投機かなんか)に出会います。 910は亡き父も乗っていましたし、私も最初に運転した車です。
私の父の910は、1800GLでパワステなしのオッサン仕様でしたが、910はよくできたくるまでしたね。 写真の1800GFは、エンブレムがしっかり残っていていいですね。こんな立派なエンブレムがある車なんて、今ないでしょう。 ちなみに、私の弟が前出の父親の910のエンブレムを持っています。廃車にするときに記念に取り外していました。 >写真の個体は、ファミリーユースモデルの最上級グレードである1800GFで。
いや、ファミリーユースモデルの最上級は2リッターエンジン積んだ2000GFです 私、親父のお下がりを免許取ってすぐの2年ほど乗ってましたので 最終回お疲れさまです。
普通の探索数回分の内容の濃さに目が離せませんでした。 盆地にもう1台いるカタログカラーのコニーワイドは是非とも見つけてみたいです。 リア
ブルーバードは4輪独立懸架が常ですが、グレードによっては違う物も居ました
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