
教習所内のS字カーブに列をなした三輪車軍団。
ダイナスターからスタートをして、メーカー毎にお行儀よく並んでいました。
この記事では既に紹介済みのダイナスターとミゼットは省き、他の5個体を並べていきます。

この日、参加車両のなかで最も雨の影響を受けたであろう2台です。
2台共にバーハンドルモデル末期に製造されたもので、丸ハンドル登場とともに
CM8やT1500・T2000でお馴染みのフルキャビンのモデルへと変わっていきます。


ダイハツSKC7(昭和32年式)
ダイハツSKC7は、それまでのキック始動からセルモーター始動となった最初のモデルで、
750ccV型2気筒エンジンの750kg積でした。

マツダCLY71(昭和31年式)
マツダCLY71は、工業デザイナー小杉二郎が手がけキャビンを持つ1台で、
900ccV型2気筒エンジンの1000kg積ですが、この個体は900kgとなっていました。
ダイハツにはヒンジ穴は見られるものの本来有るはずのサイドドアが無く、
マツダもビニールウインドーがないという具合で、開放感あふれるキャビンには辛すぎる1日でした。

三輪車後半の並びはマツダ勢でした。
マツダCLY71に続き、K360も小杉二郎によるデザインでした。

マツダK360(昭和44年式)
マツダK360(昭和39年式)

マツダK360(昭和37年式)
ピンクこそ居ませんでしたが、バリエーション豊かにツートンに塗られた可愛いいのが揃っていました。
コメント:管理人