
ダイハツ工業
ハイゼットスライドバンハイルーフスーパーデラックス(S65V)山梨県甲府盆地にて
2012年10月撮影
実などひとつも残っていませんが10月上旬の果樹園地帯はまだ緑が優勢で、
昼下がりの中弛みも相まってドライバーは黙々と車を走らせ、
カメラマンは仕事もなく車窓にネタを求めていて、
何でも良いから沈黙を破るキッカケが欲しいところでした。
わらにもすがる感じで見つけたのが肌色ハイゼットで、
乗りに乗っている時には「(スルーして)」大丈夫。」と無礼をはたらくものですが、
放っておけばいつまでも沈黙が続いていたので、ありがたくお仕事させて頂きました。
ハイゼット・アトレーハイゼットの上位車としてサブネームのアトレーを与えられて登場したハイゼット・アトレー。
登場の昭和56年の翌年に4WD車が追加されると、カタログではレジャー・ビークルを謳い、
積載性抜群のアトレーに遊びの道具を詰め込んで、どこへでも出かけよう。と言わんばかりの、
乗用車だというのを前面に押し出した路線となり、
登場から2年後の昭和58年にはザ・商用車のハイゼット名が取れます。
ハイゼットアトレーEタイプ標準ルーフ(S65V)山梨県甲府盆地にて
2011年11月撮影
無印・ハイゼットですらハイルーフ車が多数の中で、
この標準ルーフの見た目はハイゼット・アトレーにとっては損なものです。
見た目もそうですが、このEタイプというグレードは積載量で妥協が出来なかったモデルで、
無印・ハイゼットと同じく350kg(Lタイプは250kg)となっています。
他にも、ライト周りのリムが無かったりチマチマ差別化が図られていますが、
アクセントのサイドストライプが設定されていないので、油断をすると即ハイゼットなモデルです。
ハイゼット・アトレーLタイプハイルーフ(S65V)山梨県甲府盆地にて
2012年2月撮影
遠くで見つけた時には『肌色』なもんで、ハイゼットとナメて着いてみると、ハイゼット・アトレーでした。
さらにグレードもLタイプと上のもので、色のイメージだけ損をしているなぁと感じました。
足元に目をやるとHI-JETというハーフキャップが誇らしげですが、
ハイゼットを上塗りしている感もあり、ハイゼット寄りな個体でした。
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