鉄道ウィーク~草ヒロの合間の「鉄」たち(4)

都市近郊の非電化路線向けに開発されたキハ35系。
片運転台トイレ付きのキハ35、両運転台のキハ30、片運転台トイレ無しのキハ36の
3タイプ413両が昭和36年から41年にかけて製造されて、南は九州から北は新潟と活躍し、
昭和58年から老朽化による廃車が始まるも、残る所では残ったもので、
つい先日(2012年12月)までは千葉の久留里線で現役な車両も居ました。
私鉄に渡って改造を受けて生き長らえる関東鉄道の2両も今現在現役ですが、
JR線上からは姿を消してしまい、他にいすみ鉄道が超・前向きに1両の廃車体を有しています。
で、完全に保存車となった車両から3両をご紹介します。

キハ35~2006年
キハ35
キハ35

日本国有鉄道→東日本旅客鉄道
キハ35 70

昭和39年度本予算車/昭和39年11月日本車輌製造/平成8年9月廃車
わたらせ渓谷鐵道足尾駅にて
2006年5月4日と2010年5月8日撮影

キハ30

日本国有鉄道→東日本旅客鉄道
キハ30 35

昭和39年度第3次債務車/昭和40年9月新潟鐵工所製造/平成8年9月廃車
わたらせ渓谷鐵道足尾駅にて
2010年5月8日撮影

わたらせ渓谷鐵道足尾駅に保存されている2両。
初めて眼にした2006年はサビが浮き放題で落書きまでされて痛々しい姿でしたが、
2010年に訪問した際はお色直しもされて整備された状態で置かれていました。
ただタラコ色の首都圏色を塗り直すだけにとどまらず、
キハ30は登場時の朱色とクリーム色の一般色にリバイバルされましたが、
そうなると前面強化されたV形の帯が妙に仰々しく感じられました。

キハ35 900

日本国有鉄道
キハ35 901

昭和37年度第2次民有車/昭和38年4月東急車輛製造/昭和62年2月廃車
碓氷峠鉄道文化むらにて
2006年8月7日撮影

東急車輛といえばステンレスカーという時代は遠くなりましたが、
東急電鉄向けにステンレスカーを造る傍らで、国鉄にも納入をしていました。
初のオールステンレス気動車として意気込みも高く登場した900番台でしたが、
当初こそは塩害を克服せんと房総各線で活躍をしましたが、
視認性のために顔を塗られたのを皮切りに果ては首都圏色に塗ったくられ、
房総各線が電化電車化されると海沿いを追われ内陸の高崎へと移ります。
同じ志を持ったサロ153 900(セミステンレス)と同じような、
ちょいと残念な後年となりましたが、トップナンバーは解体されず保管され、
横川に鉄道文化村ができると展示されることになりました。

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