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お正月の山梨より2012(18)
ハイエースワゴン
ハイエースワゴン
ハイエースワゴン

トヨタ自動車工業
トヨタ・ハイエースワゴンデラックス(RH10G)

山梨県甲府盆地にて
2012年1月撮影

長野にちょいと寄り道をしましたが、2012年正月の山梨に戻ります。

ハイゼットから集落道を上って行って姿が見えたのは、初代ハイエースのワゴンでした。
ハイエースは昭和42年10月に、デリバリーバン、コミューター、ワゴン、トラックの4系列で登場し、
9人乗りのワゴンには乗用車ムード溢れる豪華な装備(ラジオ、ヒーター、熱線吸収ガラスなど)を
満載にして¥79.5万(東京地区店頭)というシリーズ最高峰のお値段で販売されました。
草ヒロのワゴン個体数が極端に少ないと感じるのは、お値段のパンチが効いていたためでしょうか?
ハイエースの他モデルや、クラウンにカローラと比べてみるとよーく分かります。

ハイエース
コミューター12人乗り    (PH10B)   ¥67.5万
        15人乗り    (RH15B)   ¥78.5万
バン 3人乗り         (PH10V)   ¥54.5万
    3/6人乗りデラックス(PH10V-CD)¥60.5万

クラウンオーナースペシャル(RS50-B) ¥77.4万
カローラ4ドアデラックス   (KE10FD) ¥52万
(価格は全て昭和42年10月当時。)

この個体は、登場後に保安基準に合わせてフロントウィンカーが橙色になってから
昭和45年1月にお顔はそのままに細々としたMCを受けるまでのモデルになります。
民家の庭先にデンと置かれて物置いらずになっていますが、
淀さんや稲葉さんなどの本家には使い勝手では及ばないとこころは多く、
経年劣化からカバーを掛けたり、破れた窓をテープで補修したりと手間は掛かります。
しかしながら、40年以上の月日を経っても物置として現役で居るのは、
オーナーの思い出の詰まった自動車であったからというところもあるはずで、
ここの所は、淀さんや稲葉さんには真似できないところでしょう。

コメント:管理人
【2013/02/20 17:31】 | コーチ・ワゴン・1BOX | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
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コメント
>ゆきりんこさん

こんばんは。
ニューイヤーミーティングの常連のハイエース軍団の人たちを始め、放っては置かないハイエースであるので、
外野から勝手な期待はしています。
【2013/02/24 16:02】 URL | 管理人 #-[ 編集] | page top↑
こんばんは
いつも楽しみに拝見しています。このハイエースはまだ復活できそうですね。走っている姿を見てみたいです。
【2013/02/22 23:36】 URL | ゆきりんこ #-[ 編集] | page top↑
>井上ロボさん

初代ハイエースなら嬉しく、それが前期なら2割増に嬉しく、15人乗りコミューターなら3割増、でワゴンとくればレア車補正で4割増しくらいに嬉しいのでは、と初代ハイエースを格付けしてみました。
初代ハイエースのカタログは、トヨタのHPでも閲覧できるのですが、今年のNYMで衝動買いをして、勝手悔いなしというマニアに応えてくれる内容でした。


>羽前の国の旧車狂さん

リアガラスといい数々の危機を乗り越えての現役物置ですから末永い活躍を願いたいです。
タイヤやホイールキャップが良い雰囲気だったのですが、個別の写真撮影を失念しました。
帰ってきて写真を眺めて、やっちゃったと思っても後の祭りです。
解体屋の営業がスッポリと及んでいない沢であったので、近くを通ったらまた見てきたい1台です。
【2013/02/22 22:51】 URL | 管理人 #-[ 編集] | page top↑
 ワゴンの廃車体が未だ現役物置とは凄いですね。多分そのお宅で初めて買った車なんでしょうね。思いであるし役に立つので現役なんでしょう。多分ホワイトリボンで有る所を見ると30年は裕に使って居るでしょうね。

 我が家なら雨漏りがするとならば即時解体屋行きとなります。
【2013/02/21 17:51】 URL | 羽前の国の旧車狂 #-[ 編集] | page top↑
こんばんは、私もよく行っているのでいまさら言うのも変ですが、甲府盆地は草ヒロがたくさんありますね。
初代ハイエースの前期はワゴンならカタログをもっています。
初代ハイエースの前期は現役はおろか草ヒロでもあまり見ないという事はやはり貴重なのでしょうね。
ですが、奇跡的に家の近所に前期のワゴンがあるのは少し嬉しいです。
【2013/02/20 21:30】 URL | 井上ロボ #-[ 編集] | page top↑
>魔洲魅丸さん

ワゴン全盛期を迎えてもなお、バンベースというのが付いて回っていて、座席シートやサンルーフにカスタムパーツで着飾っていたのですから、貨客兼用車をわざわざ乗用車にした高い車に、あこがれこそ感じても実際に買って乗れた人というのはごくごく限られていたことでしょう。
この初代ハイエースの時代ではワゴン単体の統計データも残されておらず実数は推し量ることしかできませんが、廃車体で見かける数が2年に1台くらいなので、少なかったことでしょう。
【2013/02/20 20:58】 URL | 管理人 #-[ 編集] | page top↑
レアor貴重
この時代に「ステーションワゴン」を保有する一般家庭が、どれ程有ったのでしょうか? 大概は「バン」で兼用していたのが大半で本音を言えば「乗り心地の良いワゴンが欲しい」って処だったのでしょう 昭和55年から60年のバブル期手前の頃が「ワゴン全盛期」だったですね
【2013/02/20 19:06】 URL | 魔洲魅丸 #-[ 編集] | page top↑
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