![]() ![]() ![]() 新三菱重工業 三菱360ライトバンスタンダード(LT21-4) 長野県長野地域にて 2012年4月撮影 ヘリポートを後にして山を順調におりていると、 何やら丘の上の果樹園の木々の先にランドクルーザー的な箱を見つけ、 とりあえず車を停めてじっくりと見てみると、パネルと軽バンが並んでの共演で、 大袈裟にもランドクルーザー的なものに見えたと判明しました。 丁度よく未舗装の農道が個体に向けて続いていたのでトコトコと歩いて行くと、 程なくして軽バンの正体が三菱360であると分かり小躍りをしてしまいました。 年式相応の草臥れはありますが、居佇まいは泰然自若としていて美しく、 周りにデコレートされていた斗瓶とあわせて、物持ちのよいオーナーだなと感じました。 初期顔の横基調のグリルは昭和38年のMCでスタンダードが縦基調、 デラックスではメッキの碁盤目グリルとなって差別化が図られます。 デラックスは前年に追加されていましたがグリルは共通でしたが、 見た目での押しがモールだけでは弱かったのか、メッキグリルと相成りました。 なお、メッキグリルのデラックスはこの探索の2日目に見つけておりますが、 そこまでお預けではあんまりなので、別にリンクを貼り付けておきます。 三菱360ライトバンデラックス 2月甲府盆地探索 コメント:管理人 |
>羽前の国の旧車狂さん
当方も、リアの1枚ドアは前期のモノという認識で居たのですが、 恒例の塩尻探訪2011(12) http://kusahiroexploration.blog107.fc2.com/blog-entry-1803.html リンクにある塩尻にいたスタンダードの個体は、エンブレムから末期モデルでありながら1枚ドアでした。 断片的な資料を総合して、リアの上下分割ドアはデラックスの装備で、 1枚ドアはスタンダードのものとしてモデル終了まで残ったようです。 このモデルは比較的初期モデルみたいですね。リヤハッチが分割式でないので初期の物でしょう。今もこういう貴重な車が残って居るんですね。
>魔洲魅丸さん
デラックスのお顔はギラギラし過ぎて、かといってスタンダードでは味気ない。 しかし、後年商用モデルでは簡素化の一途をたどるお顔ですから、2バージョンをよく作りこんだ時代です。 >1049さん デラックスが¥36.0万、スタンダードが¥32.5万でした。 グリルやモールにカーテンの装備に加え、座席シートの違いや、リアドアが上下に開くタイプとなったのもあり、価格差相応の使い勝手の良さになっています。 デラックスモデルを追加して売上が増えたパブリカをキッカケに、貨客両用モデルにデラックス化の波が及んでいます。 三菱360のデラックスってカーテンとかがついてるんですよね。
女性を意識したようなピンク色もありましたし。 自分が旧車を覚えたての頃は、スタンダードの方が安くて人気だから デラックスの方が珍しいなんて考え方をしてましたが、 全くそういうことはありませんでした(笑 実際はいくらぐらい金額の差があるのでしょうか。 当時
幼い頃に「ミヤコ蝶々」さんの柔らかい表情とオーバーラップしてました イヤァ懐かしい
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