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2012夏の信州から(10)
ダイハツSSR

ダイハツ工業
ダイハツSSR
(1954年式)
福山自動車時計博物館収蔵

ダイハツSSR
ダイハツSSR
ダイハツSSR
ダイハツSSR

ダイハツ工業
ダイハツSSR
(1954年式)

山中の観光施設の駐車場にまさかの個体が居りました。
施設に近い方の駐車場にクルマを停めて楽しんだ後、
クルマを発進させ施設の望める遠い方の駐車場に差し掛かると、
トラクターの列に紛れて異彩を放つサビ色を認めたため、
念のため確認をしてみると博物館レベルの個体が、
まさかのフルオープンで野ざらしでした。

戦後直ぐのオート三輪は雨風を全く凌げないフルオープンでしたが、
ダイハツでは昭和27年になると風防と幌の付いたモデルが登場。
こちらの個体のSSRは、昭和28年に750ccエンジン搭載し登場をしています。
バーハンドルでドアも無ければエンジンも剥き出しで、
FACM収蔵の個体を見ても、風防と幌は囁かに雨をしのげる程度で、
昭和20年代という遠い時代を感じさせる風貌をしています。

プレートが残っていて、型式含め1954年式と年式が分かりました。
ウィンカーを見るとアポロ式ですが、直後に灯火式に変更され、
さらに1955年には2灯ヘッドライトに進化を遂げています。

コメント:管理人
【2012/08/14 15:00】 | 三輪 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
>1049さん

かつてはこの並びにハスラーが居て、そちらはサルベージされ日野オートプラザに収蔵されています。
ダイハツはSKC7を収蔵しているので、同系のこの個体についてどれほど興味を示すかはわかりませんが、個人では難しいハイレベルな朽ち方をしています。


>羽前の国の旧車狂さん

くろがね関係の個体は、インターネットで何台かサルベージされている姿を見ていますが、どれも「発掘」という表し方しかできないくらい凄まじい状態です。
オブジェだとしても、博物館レベルには違いないです。

このSSRについての来歴は不明ですが、以前あったハスラーについては、施設で使用されていたものが野ざらしになってたとのことです。
【2012/08/21 17:48】 URL | 管理人 #-[ 編集] | page top↑
 これまた凄いですね。

 15年前ですが羽前でもトンネル工事をした時昭和28年式のくろがね号が見つかり私の旧車の師匠が埼玉から羽前まで取りに来ました。持ち主は地元の豪農でしたが書類は紛失したのでオブジェになって居ます。

 多分この個体もどこかから運んだ廃車体だとは思います。長くこの地にとどまったとは思えません。
【2012/08/15 06:43】 URL | 羽前の国の旧車狂 #-[ 編集] | page top↑
これは凄い!まさに産業遺産とでも言うべきでしょうか(ちょっと違う?
誰かにサルベージしてもらいたいですが、このサビでは無理でしょうね。
まだ珍しいと言ってもダイハツのライトバスが最高の自分も
いつかはこんな個体に出会えたらなと思いました。
【2012/08/15 00:54】 URL | 1049 #-[ 編集] | page top↑
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