



日産自動車
ニッサン・グロリア2000 4ドアハードトップFタイプSGL-E昭和52年MC(331)~53年排ガス規制適合(332)~54年FMC
長野県にて
2021年12月撮影
幹線道路を焼肉定食にむけて走っていると、建ち並ぶ民家の隙間の奥の畑に、暗っぽい色のセダンがお尻を向けているのが見え、横並びのテールが見て取れたのでサニーエクセレントかしら?くらいに寄り道すると、居たのは嬉しい誤算の330グロリアでした。
畑地を囲む道路を反時計回りにぐるりと回ると、積雪でグロリアへの接近ルートは見いだせなかったものの、グロリアの全周囲を遠巻きながら望むことができました。
望遠で捉えた姿ながら、タイヤを深く埋めて地に根を張り、稲わらをボンネットからルーフにまで沢山と載せて、畑の物置として活躍しているのが伺えます。
欠けもなく綺麗な窓ガラスの中に見える車内は、座席シートが取り払われている様子で、積載物は見えなかったものの、保管車では無くて完璧な倉庫車と見えます。
探索を1日して100台近くの草ヒロに会えていた15年くらい前でさえ、畑の高級車というのは指折り数えられるくらい少なく、まして人気車の330となると今までサルベージされることなく残り、パーツの大きな欠けなく顔をしっかりと拝むことができるとは、あるところにはあるんだなと感心させられました。
追伸。この畑地のちょいと北のエリアは縦横無尽に走り回り1回に留まらず複数回の探索したところでしたが、選ぶ道ひとつ違うだけでグロリアに会えていなかったのですから面白いものです。
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