
日産自動車
ニッサン・ローレル2000SGL-E(HC131)
昭和50年追加~52年FMC
長野県にて
2019年3月撮影
2代目ローレルの後期型が道路に背を向けて畑の中に置いてありました。
向こう側に周りこむところなく前からの写真は無く、加えてブルーシートの一団が賑やかにリアもほとんどを隠しています。
それでも、トランクフードやサイドのエンブレムは、包み隠さずローレルだと表してくれています。
トランク右端のグレードエンブレムはSGL-Eとありまして、SGLは日産でおなじみの上級グレードで、あとに続くEは電子燃料噴射システム(EGI)の頭文字です。
EGIが付いたモデルは、昭和50年10月にセドリック・グロリアとローレルの2000cc車に追加され、50年規制適合クリア(さらに51年2月にNAPSで51年適合クリア)と同時に燃費向上も果たしています。
排ガスや燃費とは無縁な廃車体になりながら、ささやかな「E」の部分が誇らしげに見えます。
車内が少し見えますが、座席シートのウレタンがところごどころでグサグサになっていて、日当たりの損傷だけでなくネズミにでもやられたような荒らされた感があります。
コメント:管理人


Eは付きませんが、後期型SGLの別個体の写真を参考に。