
先の道路に雪の轍のあとがなくなり、ここが潮時と車が止まった瞬間、探検隊のふたりして「あっ!」とハモって見つけた池の対岸のセダン。
タイミングも見ているところもほぼ一緒というのが、探検隊10年以上の活動のなせる技なのかと笑いのツボにはまる一方で、目を凝らしても枝やら雪で正体がイマイチわからず、笑う間もなく歩いていくことに。

トヨタ自動車工業
トヨタ・クラウン2000デラックスA(A-MS80)
年式:昭和49年FMC~51年MC(5代目前期型)
長野県にて
2019年12月撮影
車が入っていっているのだからと高をくくっていましたが、熊笹の海を突き抜けていく羽目になるとは思いもせず、途中よろけて熊笹の上に盛大に受け身を取るなど手間取ること5分以上。
ようやっとたどり着いた先には、クラウンが静かに佇んでいました。
トランクの下にコンクリートブロックとあて木が差し込まれて、不安定な場所にしっかりと据え置かれていて、もともとは物置として使っていたのだろうということが伺えますが、ひとの手が入らなくなって久しい様子です。
木が倒れかかっていますが、幸いなことにガラスが割れるなどの致命傷にはなっておらず、ほどよく原型を留めています。
帰り道にまた苦労するところですが、良い物を間近で見ることができました。
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