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春から夏日和の長野にて2018(67)
アルト
アルト

鈴木自動車工業
スズキ・アルト4WD5ドア
(M-CC72V)
年式:昭和61年MC~63年FMC
長野県にて
2018年3月撮影

4WDのデカールが車名よりも大きく目を引く、2代目アルトの後期型です。
ヘッドレストの根本が首みたく座席シートの形が、マネキン人形が座っているように見えます。
まだサビ自慢するような年式ではありませんが、フェンダーやらテールゲートが色濃くサビています。
なにか農機具でも立て掛けて置いてあったのかと思いますが、テールゲートの方は熊が爪でも研いだように生々しいです。

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【2020/03/31 06:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(66)
アルト
アルト
アルト

スズキ
スズキ・アルト3ドア
(V-CL22V)
年式:平成3年一部変更~平成6年FMC
長野県にて
2018年3月撮影

良い天気、良い陽気、向かう先々に草ヒロがあって、絶好の草ヒロドライブ日和。
谷を挟んだ隣の山に、目立つ色のボンバンを発見。
660だと分かるシルエットでも(550かもという淡すぎる期待あり)嬉々として山を下りて登り直し探索車を走らせます。
年式を見て時に渋い反応を取り勝ちですが、わざわざ隣の山までルンルンで向かったのを覚えています。
着いてみると、ミラでもレックスなく3代目アルトの660ccモデルでした。
この前後小一時間に初代~2代目と相次いで撮影していた縁を感じました。

コメント:管理人

【2020/03/30 06:00】 | 660 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(24)
アルト麻美フェミナ
アルト麻美フェミナ

鈴木自動車工業
スズキ・アルト麻美フェミナ
(M-CA71V)
年式:昭和61年2月発売特別仕様車
長野県にて
2019年12月撮影

小林麻美をCMキャラクターに起用し、その名を冠した特別仕様車まで発売してしまう鈴木自動車工業がステキです。
ポールニューマンのスカイラインでもお馴染み、今も昔も変わらない自動車のCM手法ですが、ハスラー・ももクロなる特別仕様車までは出せていません。
麻美フェミナに話を戻しますと、特別な仕様としては、ひとつがエアコンの標準装備、これは当時としては嬉しいアイテムのひとつ。
ふたつめが運転席のシートが乗り降りしやすいよう回転する、回転ドライバーズシートの装備があり、これに関しては当時はスカートを履いた女性でも乗り降りラクラクが売りでしたが、高齢化社会を迎えた今は方面を少し変えども便利な装備としてあります。

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【2020/03/29 06:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(65)
フロンテ
フロンテ

鈴木自動車工業
スズキ・フロンテ ウィヴ
(E-CB72S)
年式:昭和62年8月発売特別仕様車
長野県にて
2018年3月撮影

カーブのガードレールの切れ目でサビた屋根を見せていた6代目フロンテの後期型。
こちらは6代目末期に登場の特別仕様車ウィヴで、7代目にはグレードとして定着したモデルなのですが、それからすぐにフロンテ自体が無くなってしまいました。
昭和のうちに6代目までモデルを重ねていた歴史あるフロンテも、7代目になって程なくして、フロンテとアルトの乗用モデルと商用モデルの分けていた税金の仕組みが変わってふたつに分けておく必要が無くなり、アルトに吸収されて幕を閉じます。

コメント:管理人
【2020/03/28 12:41】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(64)
フロンテ
フロンテ
フロンテ

鈴木自動車工業
スズキ・フロンテ360
(LC10)
年式:昭和42年FMC~43年頃
長野県にて
2013年10月と2018年3月撮影

場所をしっかりとメモらず、あの草ヒロの近くの公園の近く!くらいの曖昧な記憶でしたが、道をチョイスするセンスも変わらず無事到着。
3日間の探索終盤でひと頑張り足りず、植木が無くなってすっきりとしたのに撮影アングルで手を抜いています。
パソコンにかじりついて記事にするときに、旅先での手抜きやら足らないことを反省するのですが、何年やっていても詰めは甘々です。
こちらの個体、リアのサイドウインドウ後方に小さなSUZUKIと銘打ってあるエアインテークのカバーが付いていないため(登場翌年に追設)登場初年のモデルになります。


コメント:管理人
【2020/03/27 22:16】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(23)の近所~2013年のフロンテ
フロンテフロンテ

昨日紹介をしたかくれんぼフロンテからひと山かふた山違う近所で、2013年11月に撮影をしたフロンテ。
ついでに見ていこうと考えていたものの、道をしっかりと覚えていなかったのと、雪が激しくなってきたのと、寒かった(←ここ重要)ため再発見を断念していました。
撤去も複数確認していて、今もあるのかあてになりませんが、心残りだったためちょいと前の写真を引っ張り出してきて紹介をしました。

コメント:管理人

【2020/03/26 06:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(23)
フロンテ

画面左手から石垣が続いていると思いきや、草ヒロが1台かくれんぼしています。

フロンテ

鈴木自動車工業
スズキ・フロンテ
(LC10)
長野県にて
2019年12月撮影

杉林との境界に続く枯れ草のカーテンに隠れていたのは2代目フロンテ。
『コークボトル』と称される、小さなボディながらボン、キュッ、ボンとくびれある美しいラインを持ち、顔も良いですが小さくまとまったお尻もなお良い・・・ステキなフロンテ!なんですが、草にまみれドアも無いグサグサな感じに荒れ果てています。

コメント:管理人
【2020/03/25 21:42】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(63)
スバルff-1
スバルff-1

富士重工業
スバルff-1 4ドアセダン

年式:昭和44年MC~45年MC
長野県にて
2018年3月撮影

見上げる斜面にへばりつくように置かれている青いスバルff-1。
昨日紹介をしたのと同じ年式の1台。
前後のバンパーが無い部品取り車みたいなナリですが、それ以外はオリジナルを保っていると思われ、バンパーだけでなくそのまま活かして欲しいコンディション。
杉が植えてあることからも人の手が入っている斜面なのは確かで、伊那谷の方ではサニーバンがこのような感じで置かれていたこともあります。
植林した際にでも入れたとしか思えないくらい、置いてある一帯は木々が成長して山林となっていて、引っ張り出せるとも思えないのに、タイヤだけは今からでも走り出そうと言わんばかりに立派に見えました。

コメント:管理人
【2020/03/24 10:37】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(62)
スバルff-1
スバルff-1
スバルff-1

富士重工業
スバルff-1 4ドアセダンデラックス

年式:昭和44年MC~45年MC
長野県にて
2018年3月撮影

ライバル各社の小型車が排気量をアップさせている時流に乗り、昭和44年に排気量を1000ccから1100ccに変えてスバル1000がマイチェンして登場したスバルff-1。
昭和45年には早くも1300ccシリーズへとさらなる排気量アップを行い、さらに翌46年にはレオーネが登場というハイペースでモデルチェンジが行われ、自動車ガイドブックの小型車のページがいちばん華やいでいた時代でもあります。
久しぶりに訪れてみようと景色を頼りに車を走らせたところ姿を遠望でき、雑木林のハイキングコースのような所を歩いて行って対面できました。

コメント:管理人

【2020/03/23 22:38】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(14)
シビリアン
シビリアン
シビリアン
シビリアン

日産自動車
ニッサン・シビリアン

年式:昭和55年MC~57年FMC
長野県にて
2019年11月撮影

葉物野菜とマッチし、青空のもとに映えるグリーンをまとった、元は中華料理屋の送迎車だった1台です。
セーフティウインドウが付いた初代シビリアン最後期の姿。
これが付いているのと、青系のカラーリングでないことで、トヨタ・コースターっぽくも見えてしまいますが、れっきとした日産のシビリアンです。という感じに胸張って言うのがはばかられるくらい、セーフティウインドウの導入が遅かったのがシビリアン。
現役時代には巻き込み防止に役立った装備も、草ヒロになっては年式を絞り込むひとつに過ぎないのが悲しいところ。
安全第一なシビリアンとも言えるこの1台を撮影中、管理人は足元などに注意およばず、ひっつき虫を大量に付着させて探索車に戻り、数分後に鈴木B360の爆笑を招きます。
【2020/03/22 06:00】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(13)
いすゞBLD11
いすゞBLD11

いすゞ自動車
いすゞBLD11

年式:昭和39年MC~41年FMCライトバスへ
長野県にて
2019年11月撮影

ひっつき虫の大群に襲われているいすゞのマイクロバス。
これ以上先に足を踏み入れようものなら、たちまち上から下まで棘を浴びて悲惨な姿となることでしょう。
草ヒロにちょいと気を取られ、ズボンに派手に被弾することもあり、チマチマと棘を取りまた付けるのを繰り返す、探索の幕間を賑わせるニクイ奴です。

いすゞBLD11
いすゞBLD11

2007年7月との比較。
背景には季節の違いくらいしか見出せませんが、マイクロバスの周囲はひどい有り様です。
サビも増えていて、2010年代で一気に老け込んでしまったように見えます。

いすゞBLD11

ちなみにお顔は2灯から4灯となったモデルで、こんなです。

コメント:管理人
【2020/03/21 21:00】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(33)
フェローMAX550バン

2008年5月

フェローMAX550バン
フェローMAX550バン

2013年11月

フェローMAX550バン
フェローMAX550バン

ダイハツ工業
ダイハツ・フェローMAX550バンデラックス
(H-L40V)
年式:昭和51年MC~52年MC
長野県にて
2018年12月撮影

10年かけての大雑把すぎる定点撮影。
道路っ端の撮影しやすい好立地ながら、前を木に遮られてあっちへこっちへアングルが定まっていません。
おまけに直近の2018年は道路っ端にあぐらかいて車内からの撮影。
こちらのフェローMAXバン、サブロクではなく550ccなのですが、550になって1年少しでテコ入れられてMAXクオーレにビッグマイナーチェンジ(型式変わらずL40V)を遂げますので、サブロク拾うよりも現存数は少ないと思います。
2013年撮影の前アングルで550のバッチがちゃんと押さえられているのがせめてもの救いです。

コメント:管理人
【2020/03/20 11:51】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(32)
フェローMAX

ダイハツ工業
ダイハツ・フェローMAXハイカスタム
(L38)
年式:昭和46年MC~47年MC
長野県にて
2018年12月撮影

2代目ハイエースがデンと居た反対側に、やや隠れるように顔を覗かせていた枯葉色のように見えたフェローMAX。
畑や果樹園での置かれ方と違い隅に寄って置いてあるのと、コンクリートブロックやシートといった資材がごちゃっと置かれた先に居たので、奥のほうまでよくよく注意しないと見逃してしまいそうな場所です。
グリルにはグレードを示すバッチが付き、ハイカスタムはファミリーユースのモデルでは最上級グレードになり、自動車ガイドブックの説明で特に推しなのが木目調インストルメントパネルに組み込まれた時計でして、ハイが無くなったカスタムグレードでは時計も無くなります。

コメント:管理人
【2020/03/19 22:35】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/3/18 季節の草ヒロ
20031801.jpg

ライトエースじゃないよ、デルタ750(ななひゃくごじゅうセブンハーフ)
2007年3月撮影

今日も簡易更新です。
【2020/03/18 06:00】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/3/17 季節の草ヒロ
20031701.jpg
20031702.jpg

上下空間に開放感のあるサンバー
2007年3月撮影

今日と明日を写真のみの簡易更新とさせていただきます。
【2020/03/17 20:24】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(22)
三菱360
三菱360

新三菱重工業
三菱360
(LT22)
年式:昭和36年登場~38年MC
長野県にて
2019年12月撮影

住宅街の中にぽつぽつと畑が残る一帯にて、ご新規さんの草ヒロを何台か見つけながら進行中、交差点にて管理人が「三菱360がいたところっぽい。」と気づき、安全確認ちょいと眺めに周囲を見回すと、新しく建った家の裏手に顔を覗かせていました。

三菱360

2009年5月撮影

かまぼこ型の物置と納屋に囲まれて窮屈そうながら、道路に顔を向けていた三菱360。
これ以外の撮影アングルが見いだせず、これ一枚しか記録しなかった個体ですが、前期型のピックアップともなると確認数も少なく、気に留めていたものの撮影地記録の無かった1台。
草に埋もれているだけで、当時の雰囲気を留めている1台だったので、目先だけで走っている中で期せずして再会できたのは大収穫です。
昨日紹介をしたボンマスが円にスリーダイヤだった前期型の後期に対し、こちらはボンマスが馬蹄型になり前期型の前期になります。

コメント:管理人
【2020/03/16 09:11】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(61)
三菱360
三菱360

新三菱重工業/三菱重工業
三菱360
(LT22)
年式:昭和38年MC~39年MC
長野県にて
2012年4月(上)と2018年3月(下)撮影

畑の真ん中に置かれ、周りをにぎやかに耕作されている三菱360のピックアップ。
前期型では三菱360(LT22)とピックアップのページではなくトラックのページで紹介されていて、後期型となって車名にピックアップと付きます。
あくまでも三菱360トラックではなく三菱360ピックアップなのですが、自動車ガイドブック内での掲載位置は年を追ってトラックからピックアップにシフトしていったのが面白いです。
6年ぶりの再訪問となるピックアップは、相変わらずの顔無しなのですが、下草がサッパリと整理されてグリルは落ちてバンパーに立て掛けてあるのがハッキリと見えました。

三菱360
三菱360

三角窓のガラスの刻印には63の文字が一応読み取れました。(編集前の物)

コメント:管理人

【2020/03/15 21:54】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(60)
ミニキャブ
ミニキャブ
ミニキャブ

三菱重工業
三菱・ミニキャブバン
(LT30V)
年式:昭和43年登場~44年MC
長野県にて
2018年3月撮影

昨日紹介した初代ミニキャブからほど近い場所で、新たに発見した同年式のもう1台。
なだらかな斜面地の果樹園の中にあって、そのまま置いたのでは車体の前後に高低差が出てしまうことからか、前輪が取り外されて置かれています。
果樹園だというのに農薬によるものとみられないサビが見られない美ボディ。
そして屋根が潰れることも無ければ、ドアやテールゲートもピッチりと閉まっていて、昨日の個体と明暗をはっきりと分けています。
2台を比較して、農薬関係は分かりませんが、立地は日当たり良好で同じ、積雪も同じとして、違うのは置かれ方が水平か否か。
前輪を外したとはいえ斜面地で車体後方に向かって落ちているため、水はけや雪解けや落ちるのが促されて、良い結果となったのではないかと思います。
ぴっちりと水平というのも、時に具合が悪いこともあるようです。

コメント:管理人
【2020/03/14 06:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(59)
ミニキャブ
ミニキャブ
ミニキャブ
ミニキャブ

三菱重工業
三菱・ミニキャブバン
(LT30V)
年式:昭和43年登場~44年MC
長野県にて
2006年11月と2018年3月撮影

ちょいとガタがきているねぇ!で済んでいたのは10年以上も前のお話。
切り込みが少し入っていた運転席ドア上の屋根はバキッと折れてしまっています。
騙し騙し閉めていたテールゲートは片方のアームが千切れて宙ぶらりんになり、こうなっては落ちてしまうのも時間の問題かもしれません。
こちらの初代ミニキャブがある地域は豪雪地帯にあたり、ミニキャブが向いている方向に屋根が片流しになっていたり、積雪があっても大丈夫ないように高基礎になっている雪国仕様の住宅が目立つような所です。
その立地で壊れてしまってと言うのは簡単、むしろこんなに頑張っている!と言いたい1台です。

コメント:管理人


【2020/03/13 15:45】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(58)+令和元年の年末慰安旅行より(21)
N360
N360

本田技研工業
ホンダN360
(NIII)
年式:昭和45年MC~46年
長野県にて
2018年3月撮影

シャレードの隣にはもう1台、ツタまみれになった軽自動車が埋もれていました。
どちらが前で後ろなのかすら判然としないシルエットながら、エアインテークのパーツが銀色に光る部分が見え、シャレードとは向き逆にお尻を向けていることが分かります。
さらにそのエアインテークのデザインから、N360でもNIIかと推定しました。
こうなっては自動車と気づけただけでもめっけもんですが、他にもツタにまみれた車が・・・ということを良くやるのが探検隊です。

N360
N360
N360
N360

本田技研工業
ホンダN360デラックス
(NII)
年式:昭和44年MC~45年MC
長野県にて
2007年5月と2019年12月撮影

これまたツタまみれのN360。
モデルとしてはNIIで、10年前の模様と並べての紹介です。
同じツタにまみれていても、冬バージョンは枯れ草が水に濡れて不気味な質感となっていて、棘に囚われているかのような痛々しさ、すべてが静かに絶えてしまったような寂しさがあります、
一方の春バージョンは、緑が芽吹いていて、廃車体なのに「生」を感じる部分があるくらいに、明るい印象を受けます。
季節、天気により、同じ1台なのに大きく印象を変えています。

コメント:管理人



【2020/03/12 06:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(57)
シャレード
シャレード

ダイハツ工業
ダイハツ・シャレード5ドアセダンXG
(E-G10)
年式:昭和52年登場~54年MC
長野県にて
2018年3月撮影

トヨタ・パブリカのOEM車コンソルテの後を継いでダイハツが世に送り出した初代シャレード。
パブリカからスターレットに車体サイズ・エンジン排気量らをアップさせ正常進化をしたトヨタ、一方のダイハツは新開発の1.0Lエンジン一本に絞り、上の排気量をバッサリと切り捨て、5人が乗れる空間を確保しつつ車体サイズも絞り込み、ダウンサイジングの答えを出しました。
それらコンセプトが受け入れられ販売面でヒットとなりましたが、デ・トマソやディーゼルターボを擁する2代目ほど華がなく、堅実なコンパクトカーに徹して、リッターカーの基礎を築いたモデルなのは確かです。
こちらのシャレードは農業倉庫の横にツタまみれの1台と並んで置かれていて、車内にはホイール付きのタイヤが置かれていたので、一応は物置の役目を持っているようです。

コメント:管理人
【2020/03/11 06:00】 | ハッチバック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(20)
草ヒロトーテンポール
草ヒロトーテンポール

スカイラインのタワーというかトーテンポール
長野県にて
2019年12月撮影

自動車解体屋のヤードではお馴染みの2台重ねの廃車風景。
でも、このスカイラインがあるのは解体屋でもなければ、整備工場でもなく、農道わきの猫の額のような崖地の一角。
どうしてこうのように置いてあるのか不思議で、トーテンポールのようなオブジェか何かなのか錯覚するくらいです。

コメント:管理人


【2020/03/10 10:47】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(22)
20030901.jpg
20030902.jpg

日産自動車
キャラバンかホーミーライトバン

長野県にて
2019年4月撮影

峠道からチラリと見えた採石場の意外なところにポツンといたキャラバンかホーミー。
NAPSのステッカーとその下の車名ステッカーがあるのは確認できましたが、良い角度でないため判読は不能。
デラックスのエンブレムが大きいため前期型と思われます。
それでもって、まず目を引くのが屋根が車体中央で綺麗に切り取られていて、そこに何かの機械が積み込まれているところです。
石を切り出して、それを運ぶのが商売な現場だから、車の屋根を真っすぐ切って、そこに変圧器みたいな重たいものでも、ギリギリの幅も何のその、朝飯前くらいにこの車が仕立てられたのが想像できます。
車からはケーブルが這い出ていて、載せられた機械は変圧器のたぐいだと思うのですが、車に載せているのだから移動して採石場の各所で使っていたのかな?から先、知らないことだらけで話が膨らみません。

20030903.jpg

急な接近者に警戒する様子でこちらを見ていたニホンカモシカが2匹。
じっと動かず、こちらを見ていたので写真に撮ってみましたが、がっつりと見られています。

コメント:管理人
【2020/03/09 21:57】 | バン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(56)
サンバー
サンバー
サンバー
サンバー

富士重工業
スバル・サンバーライトバン3ドアスタンダード
(K64)
年式:昭和45年MC~46年MC
長野県にて
2011年4月と2018年3月撮影

崩壊著しい2代目サンバー再び。
2011年当時、すでに屋根も落ちた満身創痍な姿ながら、シートを張られて使われていました。
それが2018年、シートは破れ去っていましたが、変わらぬ姿で佇んでいました。
残っているという以上に、まだ頑張っている姿にホッとしました、

このサンバーが造られていた当時、ライトバンには後列左右にドアのある4ドアと、この個体のように右側にドアのない3ドアとがありました。(ちなみに価格差は3ドアで5,000円安)
草ヒロ物置でテールゲートやドアは、長年の使用で落ちてしまうことがあり、その隙間から車体を歪ませて崩壊に至ることがあり、3ドアだからこそ、このように残ったと言えるかもしれません。

コメント:管理人

今日は、3(サン)月8(バー)日ということで、最新ではありませんが印象深いサンバーを紹介しました。
【2020/03/08 21:21】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(12)
ライトエースワゴン
ライトエースワゴン
ライトエースワゴン
ライトエースワゴン

トヨタ自動車工業
ライトエースワゴン標準ルーフGXL
(E-TM20G)
年式:昭和54年FMC~57年MC
長野県にて
2019年11月撮影

堤防の近くに2代目ライトエースワゴンを発見。
左右には水田が広がっていて、そこにポツンと1台だけ草ヒロしているものですから大変目立ちます。
バスの待合所のような小屋に横付けされていて、四輪は取り外されブロックの上にちょんとのっています。
サイドストライプのデザインから年式は登場時から55年MCまでの初期とわかり、グレードのGXLは当時の最上級グレード。
この個体に無いのは、ハイルーフとサンルーフくらいで、外装を飾るオプションもまだ少なく、車内の2列目・3列目シートにも最上級グレードといえどもヘッドレストがありません。
これが大きく変わるのが55年のMCで、最上級グレードとしてFXVが追加され、装備を充実させ質感を向上させています。

コメント:管理人
【2020/03/07 06:00】 | コーチ・ワゴン・1BOX | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(55)+錦秋の伊那谷にて2019(11)
20030601.jpg
20030602.jpg
20030603.jpg

日野自動車工業
日野RC

長野県にて
2018年3月撮影

伊那谷の幹線道路を走っていると、この地域では見慣れたカラーリングのバスを発見。
伊那バスの廃車体です。
畑や果樹園の物置、資材置き場、中には家の庭の物置と、伊那谷のあちこちで置かれているのを見かけます。
車体のバリエーションも、大型の観光タイプ、路線バス、中型路線バス、マイクロバスと豊富で、適材適所活躍の場を得て伊那谷に散らばっています。
こちらの1台は観光タイプと思いきや、見通せた畑側の窓割がちょいと変わっている。

20030606.jpg
20030604.jpg

元は車体の前方にドアがひとつだけの観光タイプだったのが、現役時代の後年に車体の中央付近にドアを増設していて、路線バスへの格下げが行われた車でした。
このような改造は、書籍の日本のバス年代記によると、ワンマン車を確保するためのもので多く見られたとのことですが、この個体では車掌用のブザーボタンも見られ、ツーマンにも対応した設備を持っています。

20030607.jpg
20030605.jpg

日野自動車工業
日野RV

長野県にて
2019年11月撮影

リアからしか望めなかった1台をこの機会に。
入り組んだ集落道を走っているとき、道路の一段下にはまりこんでいるのを見つけ、現役時代には走る機会など絶対になかった!というようなところに貰われています。
色々な部材を使って建てられているパッチワークのような倉庫の方が印象的すぎて、立地以外のバスの記憶が抜け落ちています。

コメント:管理人
【2020/03/06 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(10)
日野
日野

何十年も置かれているであろう廃車体の、ほぼ同アングルの10年越しの写真を並べてみて、どちらが最近のものかという質問をしたらどのように答えるか。
ボロっちくなった方が今と答えるのがほとんどのはずですが、この2枚ではそうとはならず、上が2008年5月撮影、下が2019年11月撮影で、ぱっと見て綺麗な方が最近です。

日野
日野
日野

日野自動車工業
バス廃車体集会所

長野県にて
2019年11月撮影

バスを道路と川の間のわずかな土地に据え付け、電気が通して立派な集会所にしています。
ゴミステーションも近くにあり、川側には樹木を植えてある様子もあり、地域の拠点になっています。
雨どいより上がブラウンに塗られ、バス車体と言うより家の屋根という感覚で色が塗られています。
定期的に塗り直しが行われているようで、屋根には一部に褪せた塗り残しが見られます。

日野

ボディのメンテナンスだけに留まらず、斜面地に安定させるためにしっかりとした基礎が造られていて、ここも最近補修されたように綺麗になっていました。
ここまで手間暇をかけた廃バスはなかなか見られたものではありません。

どこが元祖で、誰に倣って増えたのか、各所で見られる廃バスを利用した休憩室や集会所。
古くは戦後に空襲で焼け出された人々のバラックのかわりにバスの廃車体が活用なんてこともありましたが、これは非常時。
通常時に目を転じると、廃車体を再利用するという歴史はバスではなく電車にもあり、戦前には現在の江ノ電が海岸に廃車体を並べてバンガローとして営業をしていたこともあるくらいで、ただ潰してしまうには惜しいと、潰れるくらいまでは使ってみようとやっていたのは確かなこと。
そのような考えで据え置かれたものは、10年使えればくらいに姿を消していったはずで、今日に残るのは維持管理が行われている幸せな1台1台といえます。

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【2020/03/05 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(9)
日野RB10
日野RB10
日野RB10
日野RB10

日野自動車工業
日野RB10

長野県にて
2008年5月と2019年11月撮影

一昨日紹介をしたRB10のように、周りの様子が一変した山の中のバス。
左右にかかっていた屋根やら小屋が無くなり、同時にバスも運命をともにしがちなのですが、どっこいちゃんと残っています。
T字路の頭向けて置いてあり、その右隣には麓へと走っていくバスの停留所があるのは変わらず、今ではバンパーのところにバスの案内の看板が差し入れられていて、廃バスなのにバス停の役目をちょいと担っています。

日野RB10
日野RB10

終点で折り返しまでのひと時を待っているかのような雰囲気があります。

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【2020/03/04 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(31)+錦秋の伊那谷にて2019(8)
サニーADバン
サニーADバン

日産自動車
サニーADバン4ドアGL

年式:昭和57年登場~60年MC
長野県にて
2018年12月撮影

サニーADバン
サニーADバン

日産自動車
サニーADバン4ドアデラックス

年式:昭和57年登場~60年MC
長野県にて
2019年11月撮影

サニー、ダットサン、パルサーと販売店により異なる冠名を持ったモデルがある初代ADバンシリーズ。
年式が新しめなためか、古いサニーバンたちよりも見かける機会が少ないです。
見つけた2台そろってサニーでありまして、バネット三姉妹のようには揃わないのは、サニーバンからの乗り換えがスムーズだったためか?
下のデラックスの方は土砂崩れにでも巻き込まれたように、周りを土砂や木に囲まれていて、何かの拍子に完全に埋まってしまいそうです。
上のGLは、畑の真ん中に居ましたが物置という雰囲気が遠目で見て薄く、車内に目を転じれば車格が合わない立派なヘッドレストが見えます。
今から新たにADバンを畑に置くというのは考えにくい世となり、数が少ないからこそ年式はまず置いといて、丁寧に撮影していきたい面々です。

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【2020/03/03 06:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サニーの日~令和元年の年末慰安旅行より(19)
サニーバン

今年もやってきました。
3月2日の語呂あわせで「サニーの日」
カローラの名前は知っていても、サニーなんて知らない若い世代が増えて参りましたが、探検隊は恒例のこの日のお祝いを(誕生日でも何でもないのですが!)ネタがある限り続けていきます。

サニーを知らない人も世間に増えてきたので、ざっくりと説明を。
トヨタのカローラに対し、良きライバルだった日産のダットサン・サニー。
サニーの方が若干早く生まれ出て、後追うカローラは「プラス100ccの余裕」に有名な販売合戦を展開していましたが、昭和~平成と時代を越えたのち、21世紀になって少ししたら突然サニーが名前を変えてしまい、ディーラーマンが「要はサニーです」と呼んで売っていた車さえ、今では綺麗さっぱり消えてしまい、カローラだけが残ったのが令和の自動車模様です。
などと、ここまでサニーについて悲劇的なお話をしてしまいましたが、今の日産にもADバンという「要はサニーバンです」という血も繋がっている車が残っています。
今年のサニーの日は、そのADバンのご先祖さまを紹介します。

サニーバン
サニーバン

日産自動車
ダットサン・サニーバンデラックス
(VB10)
年式:昭和43年MC~45年FMC
長野県にて
2019年12月撮影

昨年のサニーの日から一番ビビっときた素敵な初代さんです。
前から見た佇まいが最高です。
目の前まで行くことはできませんが、段々畑のへりにドンと置かれていて、遠すぎないほど良い場所から鑑賞ができる1台です。
段々畑という死角がある立地ゆえに、両隣の沢の他の草ヒロはよく知っていたのに、このサニーだけぽつんと漏れていましたが、やっとこさサニーへの道に入り込むことができました。

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【2020/03/02 03:02】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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