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令和元年の年末慰安旅行より(17)
マツダB360
マツダB360
マツダB360

東洋工業
マツダB360ライトバン
(KBBAVD)
年式:昭和36年登場~38年MC
長野県にて
2019年12月撮影

2010年代の終わりギリギリに、念願かなって前期型B360に会えました。
グリルが改められた昭和38年からの中期型は何台も居ましたが、前期型は探索の年数を重ねるごとに「もう無理かな」と思っていました。
当時物の写真では何回も見たことがあった前期型も、実際の車を目にして思うのは、顔がなんて簡単な造りをしているのだろうということです。
丸みをほぼ廃した、ざくざく切っていくだけでできそうな線をしていて、これはB360だけの事ではなく、登場した1961年の自動車ガイドブックを見渡せば、簡単と言うか簡素な顔立ちの車が目立ちます。
ブログ開始当初から、鈴木B360というネームを使ってきたので感慨もひとしお!と言いたいところですが、当日は午後から雪が降り寒さが身に堪え、温泉付きの宿に泊まるというのに道中の日帰り温泉の誘惑にされっぱなし。
ディスプレイ越しの写真だからこそ、『白いお布団を被って』なんて形容できますが、この時は寒くて寒くて溜まらず、温かい車の中へ避難。
良い季節に再訪したいところです。

コメント:管理人
【2020/02/29 02:29】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
春の箱祭り探索in長野(16)
フロンテ
フロンテ
フロンテ

鈴木自動車工業
スズキ・フロンテFH
(LC20FH)
年式:昭和48年FMC~49年MC
長野県にて
2019年3月撮影

こちらのLC20フロンテが登場したころの世情は、軽自動車の車検制度開始、オイルショック、排ガス規制と逆風吹き荒れるなかで、各メーカー販売に苦戦した時期にあたり、草ヒロにおいても見かける機会が少なくなっています。
この個体は後姿オンリーでの紹介ですが、グレードがFH、そしてガラスハッチを装備したモデルと確認できます。
グレードについては、昭和50年MCで名称がデラックスやスーパーデラックスといったものに変わっています。
ガラスハッチは、昭和49年のMCにおいて一旦姿を消し、50年MCで復活をしている装備になり、ふたつの要素をあわせるとこちらの個体が登場初年のモデルと言うのがわかります。
フロンテという名に反し、駆動方式はリアエンジン・後輪駆動で、物々しいナリのリア下部にはエンジンを搭載し、ボンネット部分は収納スペースを持っています。
さらにリアウインドーがハッチで開くようになっていてリアの荷物の出し入れも簡単にでき、物置において今でも活用されているのがガラス周りの堆積物の様子から伺えます。

コメント:管理人
【2020/02/28 09:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の箱祭り探索in長野(15)
ライトエース保冷車
ライトエース保冷車

トヨタ自動車工業
ライトエース平床式保冷車デラックス
(KM11SV(B))
年式:昭和53年MC~54年FMC
長野県にて
2006年10月と2019年3月撮影

連載タイトルに箱祭りと銘打っているのは伊達ではなく、昨日のキャブオールのようにトラックがしっかりとパネル(箱)を背負っています。
こちらのライトエーストラック、周りをガッチリと囲まれているため一見するとキャビンの部分だけが置いてあるようにも見えますが、綺麗なパネルとガッチリと繋がっています。
綺麗なパネルの一方で、お顔のサビ国の領土は拡大を続けて上下で連結、トヨタバッチを追い落として勢を増しているのがここ12年余りの動き。
10年以上も経てば、ひどいサビであればライト周りまでごっそりと落ちていてもおかしくありませんが、まだ何とか堪えています。
このライトエースには本当に久しぶりに訪問したのですが、2006年の遠い記憶で見慣れない後期型マスクであったためか、OEMのダイハツ・デルタ750だったようなくらいに記憶がいい加減に改ざんされていました。

コメント:管理人
【2020/02/27 21:57】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の箱祭り探索in長野(14)
キャブオール
キャブオール

日産自動車
ニッサン・キャブオール保冷車デラックス
(JVC240FR)
年式:昭和48年MC~51年FMC
長野県にて
2019年3月撮影

ふわっと浮遊感のあるパネルがあるかと思えば、しっかりとキャブのついた嬉しい正真正銘1台。
キャブオールは、マイクロバスのキャブオールエコーにその名がある通り、エコー~シビリアンのベースとなったトラックです。
目の位置こそ違いますが、ヘッドライトベゼルはエコーの物と一緒で、型式のC240だけでなくガワの見える共通点もあります。
こちらの個体は、ほぼ10年の長きにわたる2代目のなかでも最後の顔になり、トミカでお馴染みのルートバンは車名がガーニッシュでわなく、NISSANのNが強調され車名が小さく続く初期の顔をしています。

コメント:管理人
【2020/02/26 18:37】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(21)
サンバー
サンバー

富士重工業
スバル・サンバーライトバン

年式:昭和48年FMC
長野県にて
2019年4月撮影

山あいに入り峠へとさしかかろうとする国道を快走していると、ポツンと1台を発見。
先の先に遠い遠いしていて、さらに手前に川も流れていたりと、カンタンにアクセスできないところにいらっしゃいまして、望遠レンズで覗いてい見たらグリルがごっそりと落ちていたためやる気スイッチがOFFに。
剛力なんだけどねぇ~なんて呟きながら、行けるとこマデ!も放棄して峠へ。
後日、写真で改めて見てみると、このボディには似合わない(イメージに無い)丸ミラー。
この丸ミラーは昭和48年2月にFMCで登場したての物で、同年秋の自動車ガイドブックの時点で早々と大判の樹脂ミラーに改められていたりします。

サンバー
サンバー

バン 2013年2月長野県にて
トラック 2006年8月埼玉県にて

バンとトラックの2台を、ミラーに注目して見比べてみてください。
あと、グリルが無いのを補完してください。
初期のグレードによる違い(←差別化するにはひどいはなし)ではなく、登場時のカタログではスタンダードだとうろカスタムLだろうと等しく同じミラーを装備していました。

コメント:管理人
【2020/02/25 06:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(20)
200223001.jpg
200223002.jpg

ダイハツ工業
ダイハツ・デルタトラック

長野県にて
2019年4月撮影

屋根下駐車の初代デルタトラック、そしてお隣は平成ひと桁生まれのダットサントラック。
両方の車にそれぞれ反応する人があろうかと思います。
ダットサントラックはまだ現役の様子ですが、初代デルタトラックは砂埃による汚れもそこそこ付き、みれば平成26年に車検切れ。
昭和のトラックながら平成の世の方をよく知っている働きの者です。
探索面をまだ日のある中に撤収して、とっとと温泉宿へと入ってお風呂にザブンとしたいところでしたが、一走りして迷った挙句に舞い戻って撮影した2台の並び。
令和に再復帰も有りのコンディションに見えます。

コメント:管理人
【2020/02/24 20:46】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(54)
ハイエース
ハイエース
ハイエース

トヨタ自動車工業
トヨタ・ハイエースデリバリーバンスライドドアデラックス
(PH10V)
年式:昭和45年MC~48年MC
長野県にて
2018年3月撮影

経年車の穏やかな朽ち方の見本みたいな素敵なハイエースが、横道で顔を覗かせていました。
ルーフからのサビを全身におよんでいて、それが雨に打たれて下地がでた塗装面に色濃くのっています。
ジオラマなどで草ヒロをモチーフにしたサビ色を演出したもののように、ほどイイ感じに仕上がることは無い草ヒロですが、これは本当にいい塩梅で熟成しています。
レンズ、ミラー、ワイパー、エンブレムは損なわれることなく定位置にあり、このまま乗り出せたら旧車イベント会場での存在感はピカイチでしょう。
などと夢想しつつ、車内助手席を占有している笹の根を辿っていくと、どうやらフロアにそこそこの穴を開けて、天を目指して笹が成長しているのが伺え、目に見えない足回りの部分は、なかなか厳しそうです。

コメント:管理人

【2020/02/23 12:05】 | バン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(7)
ハイエース
ハイエース

トヨタ自動車工業
トヨタ・ハイエースデリバリーバンスライドドアデラックス
(PH10V)
年式:昭和46年MC~48年MC
長野県にて
2019年11月撮影

山の方から下りてきて快走しているとこ恐縮なことに、左車窓の初代ハイエースに管理人が気が付きました。
「初代ハイエース居た。初代ハイエース居た。」大切なことなので2度繰り返し、鈴木B360に車を戻してもらいます。
廃材が置いてあるようですが、土砂や枯葉が積もり木材には苔が生していて、それらの山に頭を突っ込むようにハイエースが置かれていました。
頭隠して尻には柵替わりの木材が渡され、ハイエースの門番というより柵になってしまった様子です。
フロントマスクは伺い知ることができませんが、フロントドアとスライドドアの間にグレードバッチがあるのと、テールライトのデザインから

ハイエース

昭和46年にMCを受けた、この顔が隠れているものと推定します。

コメント:管理人

【2020/02/22 06:00】 | バン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今日のデリカさん2020春
20022101.jpg
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不要不急って何だろか?
などとマジメに考えたところで、日本〇府ですらマトモナことを仰っていない、それでも良い天気なので近所をちょいと散歩。
初代デリカの後期型はドナドナされましたが、2代目のワゴンは春を満喫しています。が、ちょいと気になる変化が。
物置にとって大切なテールゲートが破損してしまい、何とか立て掛けてあるだけに。
海に囲まれた半島にあって、それをあまり感じさせなかったのですが、ヒンジが耐えられなくなったようです。
後姿も見ましたが、写真におさめる気にはならずスルーしてきました。

本日、ブログのデザインを以前のように戻してみました。

コメント:管理人
【2020/02/21 18:29】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
2018年末慰安旅行より(30) +春から夏日和の長野にて2018(53)
レックス
レックス
レックス360

富士重工業
スバル・レックス4ドアセダンカスタムL
(K22)
年式:昭和49年MC~51年MC
長野県にて
2006年11月/2018年12月/2013年2月撮影

10年以上にわたって撮影を行っているレックスに、雪の中再々・・訪問。
リアのバッチが無くなっている他は大きな変化なし。
歩いて行くのも骨が折れるところながら、ここ最近は雪深い冬ばかりわざわざ選んで訪問しています。

スバル360

富士重工業
スバル360デラックス

年式:昭和42年MC~43年MC
長野県にて
2018年3月撮影

平成のダイハツ車に被られているスバル。
トタン板や煙突の部材に箱乗りされていて、スクラップを求めて百鬼夜行してきたようなナリ。
というか、スクラップヤードから逃げ出してきたような痛々しさもありますが、畑の納屋横に道沿いにポツンと置かれている1台です。

コメント:管理人
【2020/02/20 22:18】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(17)
FFレックスコンビ
FFレックスコンビ

富士重工業
FFレックスコンビXL
(M-KM1)
年式:昭和59年MC~61年FMC
長野県にて
2019年12月撮影

狭い集落道を抜けた先、果樹園が拡がる斜面へと探索車を進め、鈴木B360がえづくくらいのステキな素敵なすてきな道を走っていくもノー草ヒロ。
ただし、もう退くに退けない前進しかない斜面中腹で、下方にこのレックスちゃんの白いお屋根が見え、FUZAKERUNA!と鈴木B360がなったのはあたり前田のクラッカーで、すぐさまハッピードリンクショップで心を癒さねばならないところでしたが、斜面を下りてきた後でレックスに触れずに転進できないと、管理人雨の中突っ走っていって撮影してきたレックスコンビ。
角目の後期型なのも満足に撮れていませんが、ひどく(鈴木B360が)やられた直後の事で、じっくりと腰を据えてという時ではなかったのは今でも鮮明に覚えています。

レックスを連続してお送りしてきて、出し忘れ感満載の1台ですが、エピソードが濃いためピンでの紹介でした。

コメント:管理人
【2020/02/19 06:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(16)
レックス5

2010年3月撮影

レックス5

2013年2月撮影

レックス5

富士重工業
スバルレックス5 SEEC-T 4ドアAⅡ
(C-K23)
年式:昭和51年MC~52年MC
長野県にて
2019年12月撮影

眺めが良い場所にあるためか、しっかりと場所を押さえている訳でもないのに、毎度毎度地道な探索の結果たどり着くレックス5。
順を追って3回の訪問を比べると、いつ崩壊してもおかしくないコンディションのまま踏みとどまっています。

レックス5

通りの両側にぎやかな草ヒロ銀座だったこの界隈も、このレックスのようにサビが深い個体が多かったせいか、今回の訪問では特に良い目印だったハイゼット55ワイドにあたらなかったりと、何台か居なくなっているのを確認しました。

レックス5

2010年3月撮影

レックス5

2019年12月撮影

エンジンが露わになってしまっているリアは、枯れ草の絡みぐあいが荒れっぷりを強く示していましたが、車内にちょこんと置かれた束ねた木が、まだ現役であることを伺わせてくれました。

コメント:管理人
【2020/02/18 18:44】 | 500 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(52)
レックス5バン
レックス5バン
レックス5バン

富士重工業
スバル・レックス5バンスーパーデラックス
(H-K43)
年式:昭和51年MC~52年MC
長野県にて
2018年3月撮影

昼過ぎになってようやく太陽があたり始めた畑に置かれたレックスを見つけました。
後姿からお会いして、リアウインドーに貼られたシールで早くもネタバレしました。

レックス5バン

リアウインドーの下にある青地の横断幕のようなステッカーには新規格100ワイドとあり、そんなに見慣れているものじゃありませんが500cc新規格車の証です。
ちなみに100ワイドというのは、車幅が360比で100ミリ大きくなっているところからの数字です。
左のテール下には最大積載量200kgのステッカーがあり、テールゲート付きのライトバンモデルです。
日当たりのあまりよくない立地であったため、リアのステッカー類の状態は極上でした。

レックス5バン
レックス5バン

立地からカラッとはしていないようで、ドアの下のサビが顕著なように一部グサグサになっていてました。
四輪とも脱ぎ捨てて地面にも近いためフロアもキテそうです。

コメント:管理人
【2020/02/17 21:39】 | 500 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(51)
レックス
レックス

富士重工業
レックス5ドアセダン
(E-KH3)
年式:平成2年MC~平成4年ヴィヴィオへ
長野県にて
2018年3月撮影

長野北部の山間地も日一日と春めく3月末、軽トラックがいそいそと走り回り農作業に出ているなか、通ってきた一画をふりかえって一望してみたら、奥のほうではなく手前に白いボディを若干黒ずませた1台。
カメラの望遠でズームすると、ほどなくして正体が3代目のレックスとわかりほっとしました。
畑でも奥の深いところに置いてある様子だったので、さっと諦められる1台に、良かった良かったと先に進んだら行き止まりでした。

コメント:管理人
【2020/02/16 11:45】 | 660 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(19)
FFレックスコンビ
FFレックスコンビ
FFレックスコンビ
FFレックスコンビ

富士重工業
スバル・FFレックスコンビXL
(J-KM1)
年式:昭和56年FMC~59年MC
長野県にて
2019年4月撮影

バネットが後ろから迫るレックスコンビの物置。
物置のお役目は後輩に譲っているようですが、先輩を後ろから見守る姿に圧が感じられます。
レックスコンビのバックドアには、『追突するな』の丸ステッカーと交通安全のステッカーがあり、かいあって余生をここで送れています。
でも、『追突するな』の文字は小さく、後続のドライバーに読める状態はアウトだったかもしれません。
こちらのレックスコンビはサンルーフが付いていない最上級グレードのXLになり、昨日紹介の5ドアセダンよりも装備品の質感が高められています。
この大きさのボディにデカデカとあるフェンダーミラーは、ミラーの位置を運転席からスティックで操作できるリモコンミラーで、モーターなど入っているためデカデカと存在感あるものになっています。

コメント:管理人

【2020/02/15 09:57】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(15)
FFレックス

富士重工業
スバル・FFレックス5ドアセダンS
L(E-KF1)
年式:昭和56年FMC~59年MC
長野県にて
2019年12月撮影

土管の並ぶ資材置き場の一角に置かれていた物置な2代目レックス。
2代目で駆動方式をFFに変更し、リアエンジンを止めたためこのモデルからボンネットを開けるとエンジンがあります。
FFレックスには3ドアバンのコンビと5ドアセダンがあり、この個体はプリントレザーの座席シートが見え、セダンの真ん中グレードのSLです。
坂を上っている途中で気が付きリアに戻らなかったため1枚のみの写真ですが、何と言っても横にいる2台のキャリイの圧が強く感じられる光景になっています。

コメント:管理人
【2020/02/14 19:15】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(14)
ファミリアプレスト

2012年4月撮影

長閑だった最後の姿。

ファミリアプレスト
ファミリアプレスト

東洋工業
マツダ・ファミリアプレスト4ドア
(1300・FA3TS/1000・FA3PS)
年式:昭和48年~51年
長野県にて
2019年12月撮影

2012年~13年頃には人の手が入らなくなり、草木が生い茂るのに任せていたファミリアプレストが置かれていた場所。
時代変わって令和になって訪れてみたら、以前の風景が想像できないくらいに変わり果てていました。
人がただ歩くだけでも道になる一方で、誰の手も入らないとこのようになってしまうとは、ファミリアのかたわらにあった果樹が、数倍の枝数の木に一気に打ち枯らされてしまい、地面の草にしても成長力旺盛な種に埋め尽くされていて、自然に還るという言葉では足りない壮絶さを感じさせます。
そんな中でも、秋になれば草木は葉を枯らして落とし、冬そこに雪が降り積もりファミリアが姿を現しています。

ファミリアプレスト
ファミリアプレスト
ファミリアプレスト

再び2012年4月の風景。
比べてみると、ファミリアだけ周辺の変化に取り残されているように見えます。

コメント:管理人
【2020/02/13 06:00】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(18)
ファミリア1200
ファミリア1200
ファミリア1200

東洋工業
マツダ・ファミリア1200 2ドアデラックス
(STA)
年式:昭和43年1200追加~45年MC
長野県にて
2019年4月撮影

もっと鬱蒼とした場所だったイメージがある木の下のファミリア。
以前はキノコの原木栽培が行われていて、ジメっとした暗かったのですが、よく考えると雨ふりの夕方に訪れていました。
間伐材で作ったような丸太がいくつも置かれ、木の下を覆い尽くしてファミリアを包囲していましたが、そんな痕跡一切なく今は枯葉や枝に地面が覆われています。

20021204.jpg

2007年5月撮影
【2020/02/12 06:00】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(13)
LNⅢ360
LNⅢ360

本田技研工業
ホンダ・LNIII360デラックス

年式:昭和45年MC~46年
長野県にて
2019年12月撮影

プリンスライトコーチの手前にはLNも居ました。
2台ともほぼ同年代でそろっていて、LNの方はまだほどほどのサビ加減。
それでもコンクリート舗装の水平面からはだいぶ斜面下方に向かって傾いていて、ツタに飲み込まれ去ろうとしているようにも見え、船の墓場サルガッソの草ヒロ版にも見えます。

コメント:管理人
【2020/02/11 09:03】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(12)
プリンスライトコーチ
プリンスライトコーチ
プリンスライトコーチ

日産自動車
(ニッサン)プリンス・ライトコーチ
年式:昭和41年MC~
長野県にて
2019年12月撮影

管理人が別の草ヒロを熱心に撮影している間に、鈴木B360はできてから日が浅い綺麗なアスファルト路の終わりで探索車を転回させていました。
撮影を終えて管理人がそちらの方に向かていくと、車から降りてくつろいでいる鈴木B360が「サビまみれの古いパネルトラックがこの先に居る!トヨエースとか・・・」なんたらと宣います。
なんとも気の無い言葉に、古いコンクリート舗装に変わった道をトコトコ歩いて行くと、緩やかなカーブの先にサビまみれのマイクロバスが目に飛び込んできました。
トヨエースの気で居たので「ナンデ?プリンスライトコーチガイルノダロウ!」と呆気にとられたのは言うまでもありません。
色がわからないまでにサビまみれで草にもまみれていましたが、グロリア譲りのキュートなテールが2代目プリンスライトコーチと目いっぱいに主張していました。
フロントに周ってみたものの草木に埋もれていて、これまたグロリア譲りのマスクなのか、ニッサンになってからなのかさっぱり分かりませんが、ピラーにサイドマーカーがあるため昭和41年MC以降というのは分かります。
新しい道が古い車との縁を結んだ意外な意外な出会いでした。

コメント:管理人
【2020/02/10 20:59】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(6)
レインボー

昨日が金産のレインボーで、本日は帝国のレインボーです。

レインボー

日野自動車工業
日野レインボーライトバス
(BM320T)その1

レインボー

日野自動車工業
日野レインボーライトバス
(BM320T)その2

レインボー

日野自動車工業
日野レインボーライトバス
(BM320T)その3
長野県にて
2019年11月撮影

締めて3台のレインボーを果樹園内に点在させている、マイクロバス党のための果樹園。
観光農園ではないのが本当に惜しいです。
フロントマスクの行先幕装置に車体尾部に残された広告が物語るのは、3台そろって元は路線バスの車両だったということ。
社番など当時を伺い知るものは外観残っていませんが、ここの地域から伊那バスの車両であったと推測できます。
他にも同型車の別個体があり、廃車後に一斉に払い下げされたにしても、3台もお持ちとは想像の域を超えていました。

コメント:管理人
【2020/02/09 06:00】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2019年夏・日本海へ からの帰り道にて(11)
日野レインボー

2010年2月撮影

小屋に頭を突っ込み顔を隠す恥ずかしがり屋のレインボー。
草ヒロ撮影では顔が拝めないと、頭なんですが「尻切れトンボ」な感じになってしまいます。
撮影アングルを見つけ出してが効かない、このような物理的にダメな場合、そのままで終わってしまうものですが・・・

日野レインボー
日野レインボー
日野レインボー
日野レインボー

日野自動車工業
日野レインボー
(BM320-K)
年式:昭和41年登場~45年MC
長野県にて
2019年7月撮影

小屋が無くなっていました!
まさか顔を見られる時がこようとは。
フロントガラスが汚れているのが小屋を被っていた頃の名残でくらいで、夏の太陽をたっぷりと浴びて、シルバーのボディを輝かせていました。
初代レインボーには、金産と帝国の異なるボディメーカーで全く風貌が違う2モデルが存在し、こちらは金産車体製で型式末尾にKが付き、帝国製はTが付きます。
長野県の草ヒロの例をとれば、規則性もなくどちらもいらっしゃるようで、バス会社がまとまった台数購入するときは片方に統一されています。
鉢巻ダットサンのように地域ごとに工場からの出荷で決められていたという訳ではなさそうで、ディーラーでどのようにおすすめされて購入されたのでしょうか。

コメント:管理人

これにて『2019年夏・日本海へ からの帰り道にて』の連載は終了です。
【2020/02/08 16:27】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2019年夏・日本海へ からの帰り道にて(10)
コルト1000Fバン
コルト1000Fバン
コルト1000Fバン
コルト1000Fバン
コルト1000Fバン
コルト1000Fバン

三菱重工業
三菱・コルト1000Fバンデラックス

年式:昭和43年MC~44年MC 11Fバンへ
長野県にて
2010年2月と2019年7月撮影

田んぼのコルトバンに久しぶりに立ち寄りました。
佇まいそのままに幹線道路から後姿が見えた時は嬉しかったですねぇ。
ファストバックスタイルの乗用車から派生の1000Fバンは、テールライトにかけてのラインが乗用車ゆずりのとても優美なものです。
これは同じスタイルのコルト800バンのカタログに「ストリームライン」と謳っています。
今は破れなくなってしまっていますが、側面に曲面ガラスを取り入れていて、貨客両用でもワゴンスタイルに寄せて造られていて、これはコルト1000や1100ですでに堅実なライトバンを持っていた三菱だからこそ、エントリーモデルとして様々な要素を取り入れられたからでしょうか。

コメント:管理人

【2020/02/07 18:28】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2019年夏・日本海へ からの帰り道にて(9)
サンバートライ
サンバートライ
サンバートライ

富士重工業
サンバートライハイルーフFXサンルーフ

年式:昭和57年FMC~62年MC(前期型)57~60年頃までのFX
長野県にて
2019年7月撮影

爽快なドライブをお約束する、車通り少なく信号機もめったにない道。
道路端のサンバートライが居て止まれたくらい、良い風景しか転がっていません。
サンバートライが置かれかたは、農作業を終えてすぐにでも走り出していけそうな佇まい。
でもコンディションは道路に近すぎて融雪剤の影響とも思えるサビが浮き出ていて草臥れています。
グレードのFXは前期型の途中までは2WDの最上級グレードでサンルーフを装備していましたが、昭和60年2月発行のカタログではより乗用車ムードを高めたFX-G、後のFGのグレードに最上級を譲り、サンルーフも装備しないグレードになっています。

コメント:管理人
【2020/02/06 06:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2019年夏・日本海へ からの帰り道にて(8)
20020502.jpg
シティ

本田技研工業
ホンダ・シティ

長野県にて
2019年7月撮影

シティプロか、低グレードのシティからパーツを付けたり取ったりしたのか、いまいち追究しきれない1台。
「あら、こんなところにシティが」くらいに車から降りもしないで撮ってきた写真は、かゆいところに手が届かないもので、バンモデルのシティプロであるなら荷室部分に保護バーが窓の上下方向にあるのですが、写真ではよくわかりません。
なにより、パーツを付けたり取ったりしていたらお手上げ降参です。
シティプロに沿って話をするなら、トールボーイと呼ばれた背の高いボディでも商用車として使い倒したユーザーがどれほどいたのか?
2シーターのTで300kgの荷物が積載でき、お値段はターボやカブリオレのほぼ半額でした。

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【2020/02/05 17:43】 | ハッチバック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2019年夏・日本海へ からの帰り道にて(7)
いすゞBA20
いすゞBA20

いすゞ自動車
いすゞBA20

長野県にて
2019年7月撮影

色褪せた緑色のラインが走るボディに青々とした草を纏い、道路沿い電気柵の向こうで佇むバス。
使われなくなっただけでなく、ヒトの領域のそとに鼻っ面数メートルで追いやられています。
フロントガラス越しに見えるグリーンカーテンは枯れた姿のまま垂れさがっていて、ホラーゲームの一場面であれば何か潜んでいる得体のしれない不気味さがあります。
窓の一部を覆っている草も、とりあえずドアが閉まっているところ易々と突破できないようで、夏真っ盛りというのに車内は冬景色です。

いすゞBA20

2014年5月撮影

いすゞBA20

2010年2月撮影

まだ電気柵のなかったとき。
かたわらに小動物の足跡がありました。

コメント:管理人
【2020/02/04 22:39】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2019年夏・日本海へ からの帰り道にて(6)
20020302.jpg
ダットサン・サニーバン1000
ダットサン・サニーバン1000

日産自動車
ダットサン・サニーバンスタンダード
(VB10S)
年式:昭和43年MC~45年FMC
長野県にて
2019年7月撮影

区画整備された棚田の最上段の耕作されていないゾーンに残されたライトバンを発見。
見通しが良いところだったため結構遠くからその姿を認め、中腹の集落を越えてグングン上っていくも筋が違ってまた下りて、のぼり直した先は車が通れないガタガタ道。
歩き出す前に望遠のカメラで確認すると、行くしかない古そうなフォルムに腹をくくるしかなく、汗をかきかき歩いて行きました。
到着して最初に見えたのがボンネットを草に埋もれさせた1枚目の姿で、頭隠してなんたらな状態も初代サニーバンとすぐわかる埋まり加減。
これだけ草を被っていますので、もちろん車内もジャングル状態でした。
この状態となると立地によってはすぐに業者の餌食となると思われますが、軽トラがグラングラン車体を揺さぶりながら辛うじて走ったようなタイヤの跡しかない道だったので残るしかなかったように見えます。

20020301.jpg

草の中にカメラを潜り込ませるとグリルが見え、後期型の顔だといのが分かりました。
夏の太陽をきらりと反射するモールの類が見られずグレードはスタンダードでした。

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【2020/02/03 20:30】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2019年夏・日本海へ(5)からの帰り道にて
タウンエースワゴン
タウンエースワゴン
タウンエースワゴン
タウンエースワゴン

トヨタ自動車工業
トヨタ・タウンエースワゴン
ハイルーフ1800 8人乗りカスタムエクストラ
(E-TR15G)
年式:昭和53年グレード追加~54年MC
長野県にて
2019年7月撮影

富山県内に1泊をした探検隊ですが、それなりに探索を試みたものの見事にボウズで、連載は早くも隣県の長野へ。
いつものタウンエースにご挨拶したらとたんに帰り道っぽくなってしまいましたが、お昼ご飯を食べたばかりの良い時間、そのまま帰るのはモッタイナイので、いつものように長野で探索です。

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【2020/02/02 06:00】 | コーチ・ワゴン・1BOX | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2019年夏・日本海へ(4)
マーチ
マーチ
マーチ

日産自動車
マーチ3ドアハッチバックi・Z
(E-K10)
年式:平成元年MC~平成4年FMC
石川県にて
2019年7月撮影

石川県でただ1台の草ヒロ撮影。
姿を認めるも走り去り、それなりに走ってから「やっぱり撮っておこう」と引き返し、管理人が炎天下それなりに歩いて撮影してきた
、それなりの1台。
自動車教習所のコース内に留め置かれた、今まさに発進せんと首を傾けたマネキンが乗るマーチ。
マネキンが帽子まで被り存在感を示しているところ、真横を徐行しないで通過すると、たちまち教官席ブレーキの洗礼が教習生におみまいされるコースの華、かは分かりませんが、リアリティを追求した1台。
撮影までのそれなりの行程が報われる面白い初代マーチ後期型さまでした。

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【2020/02/01 17:41】 | ハッチバック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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