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北の台地への旅(15)
スバルff-1スーパーツーリング

いすゞのライトバスへのアクセスを試みて杉林の後ろ側へと回りこんでいると、何やらセダンが静かに佇んでいます。
マイクロバス党の管理人は、ライトバスのリアを待ち望んでいたところに不意に現れたセダンのリアに、車名が全く出てこない状態になるも、鈴木B360が空かさずff-1と応えてくれました。

スバルff-1スーパーツーリング
スバルff-1スーパーツーリング

富士重工業
スバル・ff-1スーパーツーリング

年式:昭和44年10月グレード追加~45年7月MC
群馬県にて
2017年3月撮影

2ドアのスポーツの続いて登場した4ドアのスーパーツーリング。
ともにチューンアップされたツインキャブエンジンを搭載し、最高速度は160kmを誇りました。
最上級グレードに位置付けられて、内装の質感を高めただけではなく、ラジアルタイヤを標準装備とするなど、装備が盛り込まれました。
こちらの個体に見られるルーフレザーからも(オプションだと思われます。)、上級グレードという雰囲気が感じられます。
さすが富士重工業のお膝元の群馬という1台に出会いました。
何年も野ざらしにあった草ヒロの宿命で、ルーフを飾ったレザーは草臥れて朽ちていて鉄板が剥き出しになり、トランクの下のフロアは抜け落ちようとするなど、ボディ全体に疲れがでて、カタログなどにある昔の姿は想像するしかありません。
いすゞのライトバスは遠景のみ、そしてこのff-1もリアしが望むことができませんでしたが、久しく無かった濃い密度で草ヒロを堪能できました。

コメント:管理人
【2017/07/19 21:36】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
北の台地への旅(14)
ライトバスジャーニー

いすゞ自動車
いすゞ・ライトバス/いすゞ・ライトバスジャーニーM

年式:昭和41年登場~47年MC
群馬県にて
2017年3月撮影

先日のジャーニーSに対して、こちらはジャーニーMです。
サブネームのアルファベットに「L」「K」「Q」とファミリーを増やしていき、Lこそマイクロバスですが、KとQは中型バスになります。
他にもファミリーが居りますが、草ヒロでのなじみが薄いので割愛します!
マイクロバスで、Sが15人乗り、Mが25人乗り、Lは29人乗りと、これだけに限ればサイズ感が分かりやすく名付けられていました。
こちらのジャーニーを見つけたのは台地の上をめぐっていたときで、杉林の中にひっそりと佇んでいました。
傍らには伐採された木々が並び、右前には新しい切り株があるため、隠れていたのが出てきたという感じです。
ボディー全身がみどり色に塗られ、さらに屋根やガラス部分を覆うシートまでみどり色で、まさに保護色という装いです。
グリルがなくてイマイチ締まりのない顔をしていて、近くに行けないかと道を探してみましたが杉林の裏手に出たのみで、遠くから眺めたのみなのも残念でしたが、無駄足には終わらずにちゃっかりお駄賃をいただいていたりします。

コメント:管理人
【2017/07/13 19:19】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
羽前の国ツアー2017(13)
ジャーニーS
ジャーニーS
ジャーニーS

いすゞ自動車
いすゞ・ライトバス ジャーニーS
(KA50B/KA51B)
年式:昭和45年登場~51FMC
山形県にて
2017年4月撮影

国道をおとなしく走っていたら、うっとりとする後姿の箱を見つけてわき道にそれました。
ファーストインプレッション的な写真はありませんので、3枚目の後姿の写真から80メートルくらい引きにしたイメージでお考え下さい。
遠目でも分かるひかえめなテールライトなどがそれなりの年式を約束してくれていて、ルートバンかな?マイクロバスかな?、どんな顔をしているのかな?と期待を大きく大きく膨らませる間もなく、あっという間にアクセス完了です。
国道から丸見えなのに加え道路に面した好立地、まだこんな一等地に草ヒロが居るものです。
お顔拝見して2代目エルフがベースのモデルと、見まわしてルートバンではなく15人乗りのマイクロバスであること分かりました。
エルフには初代と2代目にTL系をベースにマイクロバスモデルが存在し、こちらは2代目でも昭和45年モデルチェンジ以降のエルフ150のガソリン車をベースにしています。
もう一歩踏み込んでライトエルフにおいでいただきたいところでしたが、マイクロバスでは少数派の15人乗りクラスを間近で拝見することができたのですから、欲深くなってはいけません。

ジャーニーS

左側面は立地の関係から写真はありません。
(自動車ガイドブックの1970から1975までで左側写真で紹介されています。)
代わりに車内のドア部分の写真があります。
ドアの幅が小さいと感じるのとともに、分かり易いドアノブが付いています。
ボタンを押すとドアが開閉する今のワゴン車とは隔世の感がある実に直感的な部品です。
ルートバンはスライドドアでしたが、マイクロバスは片開きドアになっていて、同時期の15人乗りモデルはハイエースもホーミーもダイハツも片開ドアです。

コメント:管理人
【2017/07/07 20:33】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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