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羽前の国ツアー2017(12)

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ダイハツ工業
ダイハツ・ハイゼット550スライドバンスーパーデラックス
(S40V)
年式:昭和51年~56年
山形県にて
2017年4月撮影

トリコロールカラーをまとった三洋電機のコマーシャルカーを見つけました。
車体に書かれている売りの商品が、カラーテレビではなくホームビデオになっているあたりからも、コマーシャルカーの年式が想像できてしまいます。
肝心かなめの三洋電機という会社は、吸収や切り売りされて過去の会社になってしまっていますが、その名を車体に冠しているのがハイゼットというのは何のいたずらでしょうか。
なお、このコマーシャルカーの活躍元である町の電気屋さんは、P社に看板を付け替えたものの今も営業をしているようです。

コメント:管理人
【2017/06/30 19:56】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
羽前の国ツアー2017(11)
ハイゼット
ハイゼット

ダイハツ工業
ハイゼットスーパーデラックス
(S38)
年式:昭和49年MC~後期型
山形県にて
2017年4月撮影

荷台に小枝を背負った姿が、山へ芝刈りにいったお爺さんのように見えるハイゼットを見つけました。
ルーフをこんがりとサビで覆った頭は爺様そのもので、鴨居に引っかかったビニールシートは首に引っかけたタオルにも見えます。
残雪をたたえた山々なところをひっくり返して、冬ごもりのために精を出す爺様にという風に妄想を重ねていって、ふと車の年式に思いを致せば、若者ではありませんが爺様と話を進めるには、鈴木B360や管理人自身にはとてもとても不利な話になり、爺様をオッサンに軌道修正をして、与太話を終えます。

コメント:管理人
【2017/06/25 17:50】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
空梅雨模様の山梨にて
6月の桃園

梅雨入りをしたというのに雨が降らない日が続いたり、降ったら降ったでドカッと大雨という、ちょうどいい加減で雨が降ってくれません。農作物への影響も少なからず出始めています。
写真の果樹園も、これから実りのシーズンとなるので心配です。
この写真からもうヒトネタ、草ヒロが1台居るのですが草がすんごい勢いで成長中で、埋もれ去ろうとしています。
ボンネットの上には目立つようにシートがのり、その下に車が居るなんて想像が及ぶでしょうか。
あることを知らなければ見逃してしまうことでしょう。

コロナライン
トヨペット・コロナライン

トヨペット・コロナライン、健在です。(前紹介記事 春の陽気に誘われ山梨(6)~2016年2月)
春先のベストシーズンに撮影した同アングルの写真を添えましたが、左のライトがかろうじて分かるくらいです。
これでは果樹園の中に草ヒロを探し求めようとしても、緑色に酔ってしまうのがオチです。

ミニキャブワイド55
ミニキャブワイド55

コロナライン1台キリになりそうであったので、見知った1台に寄り道をしてみました。
ペアとするには蛇足感が拭えないところですが、南アルプスに頂にある残雪と水田に映る姿などに季節感が表れているので、6月ですよ~くらいにご覧ください。

コメント:管理人
【2017/06/20 18:00】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
第7回石和温泉郷クラシックカーフェスティバル2017
ダットサンが2台

土日の2日間にわたって開催される石和温泉のクラシックカーフェスティバル。
長丁場なイベントですが、今年は都合により2日目のみの参加でした。
梅雨時のイベントに心配の雨に見舞われることなく、その一方で晴れすぎて困るくらいのカンカン照りもなく、今年は快適な陽気でした。

ホーミーキャラバン

会場を見渡して石和常連の皆さんが今年もやってきていました。
昨年から今年のイベントがあっという間にやってきたと感じてしまいました。

ボンネットバンザイ

3台そろってバンザイしてボンネットの内部を大公開中。

コロナ
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コロナも集まっています。
正義の味方の月光仮面も興味津々です。
ブルーバードは土曜日に大集合していたようで、今年はお会いできない車もいました。

くるみ湯べしサンバー

「甘くるみ」と「くるみ湯べし」のサンバーさん、お久しぶりです。

キャブライト

来年もまたお会いいたしましょう。
最後になりますが、会場でお会いした皆さま、ありがとうございました。

コメント:管理人

【2017/06/19 17:32】 | イベントレポ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
イベント告知~第7回石和温泉郷クラシックカーフェスティバル2017


明日17日(土)と、18日(日)の2日間にわたって山梨県の石和温泉にてクラシックカーのイベントが開催されます。

第7回石和温泉郷クラシックカーフェスティバル2017
石和源泉足湯ひろば 山梨県笛吹市石和町川中島1607
17日(土) 9:00~16:00
18日(日) 9:00~15:00


探検隊からは管理人が18日に会場に参ります。
長らく遠征をしている探検隊の草ヒロ写真集を携えて、西からやってくる知人のブースにお邪魔をする予定です。
ご都合つきます方は、石和温泉の方へ足をお運びください。
会場でお会いできることを楽しみにしています。

草ヒロ探検隊管理人
【2017/06/16 20:37】 | お知らせ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
羽前の国ツアー2017(10)

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トヨタ自動車工業
トヨペット・マスターラインライトバン

年式:昭和41年式
山形県にて
2017年4月撮影

このマスターラインの写真を廃車体趣味人に見せてもらった時、ガツーンと大きな衝撃を受けました。
何年か山形詣でをしている経験から、雪に潰れていない完璧な草ヒロのマスターライン、こんな物が在るんだと感動しました。
そして、次の年のネタに困り始めているクラウンツアーで是非とも取り上げたいと、場所を教えていただきまして、ツアーの前日にまずは下見に訪れました。
羽前の国の旧車狂さんのクラウンで何処まで行けるか、また2台並ぶことは可能かなど確かめに行き、クラウンの横付け不可と判断し、迎えたツアー当日は雨となりました。
路面コンディションの悪さからクラウンの運行が中止になり、グロリアツアーに改め催行となりました。

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雨でもマスターラインはマスターラインです。
クラウンの専門家と来るからと、前日は場所を確かめて眺めた本当に下見に留めていたので、晴れの写真が全然ありません。
それに加えて、鈴木B360が雨の探索でよくこぼす言葉に「雨で濡れると草ヒロが綺麗に見えてしまう」というのがあり、枯れたボディも潤いを得たように見えてしまいます。
なのでツアー本番の写真はこれだけに留めておき、また来年の宿題にと羽前行きを早くも決め込んでいます。

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マスターラインですが、残っていたステッカーに昭和51年3月整備点検とおぼろげながら確認できました。
車検が切れたのは同年の9月だと思われます。
四輪のタイヤは抜き取られて、ボディをブロックなどの上に据え置かれて物置になっています。
雪の影響は受けていてルーフは波打つようにボコボコでしたが、波打っているということは潰れた部分をオーナーが直しているということでしょう。
丸テールではなく昭和40年MC以降のモデルになり、年式は羽前の国の旧車狂さん曰く昭和41年式だろうとのことです。
運転席周り、時計やラジオは取り外されていますが、クラッチペダルの傍らにはオプションで装着された丸型のだるまヒーターが残っていました。

コメント:管理人

【2017/06/16 20:24】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
北の台地への旅(13)
ハイエースクイックデリバリーバン

トヨタ自動車
ハイエース クイックデリバリーバン

群馬県にて
2017年3月撮影

長野県諏訪地域の一角を思わせる高原地帯で見つけた紺色の箱。
写真では修整をしてしまいましたが、紳士ブランドのロゴが描かれていてショップの配送車だったようです。
飛脚や黒い猫で使われていたものではありません。
ハイエースベースのクイックデリバリーバンは、昭和57年に2代目のトラックモデルをベースに登場しました。
その直後にワゴンとバンは3代目になり、トラックとクイックデリバリーバンは2代目に置いてけぼりにされます。
そんな2代目の延長戦モデルも、昭和60年には3代目へとフルモデルチェンジを遂げ、こちらの個体もその時からのモデルになります。
中古車市場で引き合いの多そうなモデルですが、割と早く畑に落ち着いてしまったようです。

コメント:管理人
【2017/06/13 18:55】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
北の台地への旅(12)

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本田技研工業
シティ1200R
(AA)
年式:昭和56年登場~58年5月ドアミラー化
群馬県にて
2017年3月撮影

渓谷の両岸に道があり、マップには太めの赤い道と、細っこい白い道がありました。
草ヒロの成り行きで白い道を進んでいき、集落外れの神社を境にして落石注意箇所が連続する隘路となり、運転手の鈴木B360の神経をすり減らさせながらも通り抜け、道幅若干広くなって一息ついたところで梅園の中に赤いシティを見つけました。
フェンダーミラーを埋め込んだ跡があり、ドアミラーのブームに空かさず乗り、移り変わりを走り抜けた1台です。
取り払われてしまったフェンダーミラーは、細い2本のアームがスラリとミラーを支えていて、太い1本アームから感じる野暮ったさが無い良いデザインだと思うのですが、やっとやーっと開放となったドアミラーへ変えずにはいられなかったようです。

シティを見つけたことによって、何とか渓谷の隘路を走ってきた苦労が報われたところです。
まあ、数百メートル走って国道に合流しましたが・・・。

コメント:管理人
【2017/06/08 20:25】 | ハッチバック | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
北の台地への旅(11)


鈴木B360とコンビを組んで10年以上あっちこっち旅に出てきて、数多くの道を走ってきました。
この写真を撮影しているまさにその瞬間、初めての体験をいたしました。

鈴木B360が操る探索車に轢かれました。

正確に申しますと、
管理人の左足の甲の上を、
日産のコンパクトカーの左前輪が乗り上げて、
縁石を乗り越えてゆくように、ゆっくりと通過していきました。
タイヤというものに空気が入ったチューブが確かに入っているというのを実感しました。

その瞬間、鈴木B360曰く「何かに乗り上げた」とのことで。
即座に、管理人「足です!」と猛烈な抗議を返したものの、笑い話で済むくらいに何事もありませんでした。
数分後に突然、鈴木B360が思い出し笑いのツボにはまり、フロントガラスにめがけてコーヒーを吹いたのが、被害らしい被害でした。

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日産自動車
ダットサン210セダン

年式:昭和32年10月~33年10月MC
群馬県にて
2017年3月撮影

レストアの途中で頓挫をしてしまったのか、部品取りになってしまったのか、塗装を剝がすだけ剥がして地肌を錆びるに任せているダットサンが居ました。
畑の横に保管車が数台の群れで点在する場所でした。
ダットサンを目の前にした高揚感なのか、車に足を轢かれた興奮なのか、テンションがぐっちゃぐっちゃになりながら撮影したので、ダットサンだというのに撮影は3枚切りで、今思い返して年式を確かにするためにリアを改めて撮影したのが不思議です。
リアの写真のかいあって、テールランプの穴がひとつしで二連となった211ではなく210というのが、この姿からもわかります。

コメント:管理人
【2017/06/06 20:21】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
復旧しブログ更新を再開します。


パソコンの調達が完了しました。
現在環境の移行中で、間もなく更新を再開できる見込みです。

草ヒロ探検隊
【2017/06/05 08:01】 | お知らせ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
皆さまに支えられて、草ヒロ探検隊のブログは10周年を迎えました。
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10年前は、旅にへと出かければ寝食を脇に追いやって草ヒロを求め山野を駆け回っていました。
出かければ出かけただけ、多くの草ヒロと出会えたころで、何とかのひとつ覚えに近いレベルで長野、山梨へと繰り出し、いつしか現地を草ヒロが空振りになっても楽しめるくらいに成長?できました。
成長せざるを得なかったのは、草ヒロを取り巻く環境の大きな変化があったからですが、これがあったからこそ燃え尽きずに緩く草ヒロ趣味を続けてこられたのかもしれません。

10周年の記事で写真を再び紹介をしたのは、草ヒロ探検隊のふたりをして思い出深い草ヒロのひとつ、長野県にあるLN360です。
写真は2回目の訪問時のもので、2007年5月に撮影したものになります。
今ではだいぶサビが進行して、草に埋もれているとのことですが、嬉しいことに現存するとのことです。
このLN360に最初に出会ったのは、2006年11月の秋の夕暮れ時のことで、刻一刻と暗くなっていき猶予が無いというのに、見えているのどこからアクセスするのかがサッパリわからず、何度も失敗をしてようやく行き着いたという、草ヒロ探索の良スパイスとも言える『報われる苦労』をした思いで深い1台です。
そして冬を越えて再起動をした春の締めくくりに、お天道様の下で再びLN360が見たくて出かけ、夕暮れ時に幻をみてきたのではないのを証明し、近辺を数時間かけてじっくりと散策し、この記事の写真に収めてきました。
振り返ってみて、よく晴れたGWの最良の一日でした。
10年前のひと時を思い出して、ブログ10周年の区切りにいたします。

最後になりますが、これからも草ヒロ探検隊にお付き合いをお願いいたします。

草ヒロ探検隊
【2017/06/01 20:34】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(13) | page top↑
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