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本年も大変お世話になりました。
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草ヒロ探検隊10年目の2016年が終わろうとしています。
振り返ればちょうど10年前の大みそかは、草ヒロを求めて早朝から山梨へと出かけていました。
写真は中央高速道路沿いの道路わきにあった廃車体の集まりの中のトヨタライトバス。
コースターが24年ぶりのフルモデルチェンジを遂げるというので引っ張り出してみました。
トヨタライトバスが造られていた昭和30年代は、10年あまりのあいだにマイクロバスがほぼ現代の形に落ち着いた時代で、トラックをベースに様々なモデルが次々と出てきた群雄割拠の華やかなりし頃でした。
ライトバスが6年、初代コースターが13年という生産期間で、それらの草ヒロは数多くを見ることができますが、24年生産されている現在のコースターが畑で物置になっているというのは見聞きしたことは・・・。

話それましたが、ご挨拶をしまして2016年をしめたいと思います。
本年も草ヒロ探検隊のブログをご覧になっていただきありがとうございました。
皆さま良いお年をお迎えください。

草ヒロ探検隊
【2016/12/31 17:04】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(25)
ダイハツD200
ダイハツD200
ダイハツD200

ダイハツ工業
ダイハツD200
年式:昭和44年MC~45年デルタへ
長野県にて
2016年11月撮影

軽トラの荷台にちょこんと載り、築かれた山の上に佇むダイハツのトラック。
もはやアートとして展示しているのでは?と訝しむような、目的が見えてこないダイナミックな置かれ方をしています。

トヨタとの提携後も残るも、3代目ダイナに吸収され消滅し、直前の最後のMCモデルがこの個体になります。
D200のDはディーゼルエンジン車を表し(ガソリン車はV)、200は積載量2トンを表しています。
1トン積みのV100から3トン積みのD300まで、幅広くラインナップをしていて、ミゼットを始めとする三輪トラックから四輪トラックへの脱却を図ろうとした意欲作でした。

コメント:管理人

鈴木B360より、
D200が載っている軽トラックの荷台は、S38ハイゼット(探検隊で言うところの歌丸ハイゼット)だと熱いメッセージが届きましたので、記します。

12月31日追記

【2016/12/30 06:00】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(24)
キャリイ

記事作成の都合から、1台ずつ分けて紹介をします。
まずは草むらに突っ伏したようなキャリイから。

キャリイ

鈴木自動車工業
スズキ・キャリイ
(L30/L31)
年式:昭和41年登場~44年FMC
長野県にて
2016年11月撮影

飴細工のようにクニャリと曲がりクタクタになったL30キャリイの生首。
事故にあったかのように生々しく潰れています。
どうしたらこのような形になるのか想像がつきません。
潰れてしまったものを、元の形に戻そうと格闘したかのようにも見えます。

キャリイ

他の個体によるイメージとして、潰れる前はこのような状態でした。

コメント:管理人
【2016/12/29 17:04】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(23)
ハイゼットとキャリイ

御用納めの日を迎え、2016年もあと少しを残すのみとなりましたが、10月だ11月を思わせるような暖かな日があったこともあり、あまり年末感がありません。
今年のうちに済ませておかなければならないことを思い出し、たくさんあるなかでひとつだけ、有るのに無いとご丁寧にも2度も言ってしまった草ヒロの存在をお報せしておかなければなりません。
9月に訪問をしたサブロク2台の置き場から、本当にすぐのところにありました。

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明日の更新で、後ろの2台を詳しく紹介いたします。

コメント:管理人
【2016/12/28 16:09】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
10年目の山梨(3)
サニートラック
サニートラック

日産自動車
ダットサン・サニートラック1200

年式:昭和45年FMC~昭和53年4月MC
山梨県にて
2016年12月撮影

サニーセダンを意気揚々と撮影し戻ると、先ほど降りた探索車の傍らで鈴木B360がセダンとは反対の方向をアッチアッチと指をさしていました。
促されるように目線を転ずると、セダンが居た果樹園と道路挟んだお向かい、果樹園を覆う薄い青いヴェールの奥に、もう1台サニーがこちらを向いていました。
セダンの姿を遠くから見つけた時から視線をひと時も外さず、ドア開けて出て行った時に前に居たというのに気が付きませんでした。
周りが見えていないとは、まさにこの事なんだなという、笑えるご対面でした。
セダンにはなかったフロントマスクはしっかりと残っているものの、プレスの機械に挟んだように潰れ、すぐにはトラックだというのが分からないようになっていました。
もしかすると、セダンがマスクを譲った先で、昭和53年MC後の個体なのかもしれませんが、それを裏付ける年式などを確定するには及びませんでした。
それにしても見事に潰れています。

コメント:管理人
【2016/12/27 06:00】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
10年目の山梨(2)


新年1月1日にでも出そうかと思っていましたが、探索での順番も考えるとキープしておくのはビミョーでした。
ご要望にお応えいたしまして、本日紹介です。

ダットサン・サニー

バイパス道路で一気に果樹園地帯に進出をして、見知らぬ個体を見つけて、いざ突入。
すぐに平地では埒があかなくなり、通っていない気がする農道を上っていき、枝分かれする小道へと入っていきしばらく走ると、見知らぬ後姿を見つけ、一気に色めき立つオッサンふたり。
まずは、崩壊したリアだけが見え、初代フェロー?とポツリという管理人に対し、4枚ドアが見えた時点で鈴木B360が初代サニー?とポツリ、さて正体は・・・。

ダットサン・サニー
ダットサン・サニー
ダットサン・サニー

日産自動車
ダットサン・サニー1200 4ドアGL
(B110)
年式:昭和45年FMC~48年FMC
山梨県にて
2016年12月撮影

両者ともそれっぽい部分で車名を挙げましたが、全体を見回せた時点で鈴木B360が2代目サニーと即断してくれました。
太陽の光をたくさん、農薬も長きにわたり浴び、そして斜面の傾斜で車体右側にそれらが集中した結果、左右で見た目が全くの別物というサニーが出来上がりました。
トランクルームは完全に失われて残ったフードだけが中空に浮き、右後ドアは剥がれ落ちていないのが不思議な姿で残っています。
右前ドアは外れてボンネットに載せられ、そこから目を転ずるとフロントマスクはすべて無くなっていました。
車内の座席シートが太陽の光を浴びて妙に艶っぽかったのに、ボディはボロボロの状態でした。
このような姿になっても、業者に回収されることなくあることはあっ晴れですが、こうなってはもうどうすることもできないはずです。

コメント:管理人
【2016/12/26 17:42】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
10年目の山梨(1)
ハイゼット
ハイゼット

全身にサビを纏っていた満身創痍のボディは、静かに崩れようとしていました。

ハイゼット
ハイゼット

ダイハツ工業
ダイハツ・ハイゼット低床一方開き
(S37P)
年式:昭和43年FMC~45年MC
山梨県にて
2011年11月(上)と2016年12月(下)撮影

5年ぶりに再発見をした3代目ハイゼット。
再発見というところがミソでして、左後方からわずかに見えるタイヤハウス部分を、軽自動車でギリギリの道を運転中の鈴木B360が見つけました。
5年のあいだにニュースになるような大雪もありました。
サビが深く蝕んでいた細いピラーはついに破断して、フロントガラスが支えを失って落ち込もうとしています。
このままですと、数年のうちにルーフが落ちるような光景が容易に想像できます。

コメント:管理人
【2016/12/25 17:23】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
恒例の山梨めぐりをしてきました。


偶然にもお出かけの告知と同じように富士山を望むところでワンショット。
2代目ばかりが目立つ一歩引いた展開となりましたが、中弛みの時間もなく1日を通りしてズルズルと草ヒロを探索してきました。
10年やっていればネタも無くなろうというものですが、「完璧」という言葉が無い探検隊の活動のおかげをもって、10年目も楽しんでこれました。

コメント:管理人
【2016/12/24 00:00】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
探検隊は山梨にでかけています。


本日、草ヒロ探検隊は、山梨で美味しいものを食べ、温泉に入り、ついでに草ヒロが居そうな果樹園や山をめぐってきます。
【2016/12/23 06:00】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(22)


2011年1月撮影

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トヨタ自動車
ライトエースバン

2016年11月撮影

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2011年1月撮影

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富士重工業
スバルサンバー550ライトバン4ドアスタンダード

2016年11月撮影

隣り合うリンゴ園で物置になっている2台の箱バン。
久しぶりに訪問をしてみると揃って健在でした。
年式はさほど古くないのですが、揃って再塗装が施され、ライトエースは現役時代とは装いを変え、サンバーはそのまま白に落ち着いています。
サビがある程度進行して再塗装を行ったのものと思うのですが、サビの処理をしていなかったり、市販の塗料で自家塗装したため、経年の変化は元からの塗装に比べて劣化が激しいようです。

コメント:管理人

【2016/12/22 18:14】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(21)
バネット2007
バネット2010
バネット2011冬
バネット2011春
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日産自動車
ダットサンバネットコーチ標準ルーフ2000SGL
(C120)
長野県にて
上から 2007年12月/2010年2月/2011年1月/2011年5月/2016年11月撮影

碁盤目に広がる果樹園地帯の中に、ここ!というマッピングもせず、行くんだと走ってもいないのに吸い寄せられるように辿り着くバネットコーチ。
前回からだいぶ間が開きましたが、今回5回目の訪問を達成することができましたので、くどいくらいに写真を並びたててみました。
5年近く見ない間に、だいぶ貫録が付いてしまいました。

コメント:管理人

【2016/12/21 06:00】 | コーチ・ワゴン・1BOX | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(20)
箱ボディを活かした第二の人生を謳歌するワンボックスカーの4台。
同じ箱でもバスやマイクロバスはユーザーが限られるため台数では敵わず、廃車体物置文化の中心的存在と言え、さまざまな年式を目にすることができます。



ハイエースバン

ひとたび草ヒロを求めて出かければ、初代の1台は必ずと言っていいほど見ることができ、それが後期型であろうものなら前期型をと熱望したものですが、この日は再訪問の2代目1台がやっとでした。

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ホーミーコーチ

ホーミーと右横の納屋を見る限りでも、オーナーさんは器用でマメなお方のようです。
納屋は有り合わせの部材を活用して自分で建てたようですし、ホーミーのリアウインドウは割れてしまったのを樹脂波板をはめ合せてコーキングでしっかりと固定されている様子です。

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ボンゴワゴン


古くない年式なのにもはや定点観測の域に入りつつあるボンゴです。
前回はちょうど1年前でした。
今回は撮らなくてもとスルーを決め込もうとした管理人に、鈴木B360が撮らないのかとすかさず突っ込みを入れてくれまして撮ってきました。
写真を見比べても大きく違うようなところはありませんが、今年もやってきたぞという気分にさせてくれます。

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バネットコーチ

道をチョイスする感覚は何年経っても変わらないのか、その裏をかこうとしても結局は同じことになっているというのはよくあります。
新鮮な気分で走っていても、1台でも草ヒロが出てくれば判定が下り、このバネットは過去写真には収めていませんが、鈴木B360に記憶にはしっかりとインプットされていたものでした。
バネットという何台見てきたのか数えられないような車に加え、カメラの望遠で迫って写真になっているものの道路からは遠いものでしたので、鈴木B360の記憶力に感心するような唖然としてしまいました。

コメント:管理人
【2016/12/20 17:23】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(19)
ブルーバードバンとレオーネ

ブルーバードバンの奥のほうに居るのは・・・

レオーネ
レオーネ

富士重工業
スバル・レオーネSEEC-T4ドアセダン1400カスタム
(A22)
年式:昭和50年MC~52年MC
長野県にて
2016年11月撮影

だいぶ前にも紹介をした初代レオーネのセダンです。
今回は2台揃って農道を歩いて行っての接近を端折り、真正面と真後ろの2ショットで健在なのをお報せします。

レオーネ
レオーネ
レオーネ

富士重工業
スバル・レオーネセダン1600GL
(A33)
年式:昭和52年MC~54年FMC
長野県にて
2016年11月撮影

この日は、初代レオーネのハシゴをしていました。
木が生えているところで撮影アングルが限られ、フロントマスクが分かりにくいかと思います。
ハシゴした2台を見比べて、MCを経るたびにゴテゴッテッと肉付けされていったという面持ちで、同じスバルの2代目サンバーの変遷と似通うところがあります。

スバル1000

富士重工業
スバル1000 2ドアセダン

年式:昭和41年登場~44年MC ff-1へ
長野県にて
2016年11月撮影

レオーネのハシゴをする前には、その前身のスバル1000のお姿も車窓から確認していました。
1000ccエンジンだからスバル1000という象徴的なネーミングゆえに、排気量アップを伴うマイナーチェンジでff-1と名を変え、フルモデルチェンジでレオーネとなりました。
2016年は、スバル1000の誕生から50周年のアニバーサリーイヤーで、年末のギリギリでご紹介をすることができたのは、健在なのを確認できたのと相まって嬉しいことです。

コメント:管理人
【2016/12/19 15:51】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(18)

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日産自動車
ダットサン・ブルーバード1400バンデラックス
(VN510)
年式:昭和45年MC~46年MC
長野県にて
2016年11月撮影

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日産自動車
ダットサン・ブルーバードバン1400デラックス
(VN510)
年式:昭和46年MC~48年10月生産中止
長野県にて
2016年11月撮影

1日で動きまわれる範囲に、今でもこのようにゴロゴロとブルーバードが居るというのは、なんとも心強いものです。
ぶどう棚はほぼすっきりと葉を落としていて、草ヒロのシーズン到来がひと目でわかります。

コメント:管理人
【2016/12/18 06:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(17)
510ブルーバードめぐり、まずは草に隠れてしまっている編です。
ぶどう棚の大半は葉を落として冬景色となっていましたが、枯草に覆われていたり葉が落ちていなかったりして埋もれていた2台を過去の写真を交えて紹介します。
ちなみに2台ともに、喧嘩ワイパーの初期モデルです。

ブルーバードバン
ブルーバードバン
ブルーバードバン

日産自動車
ダットサン・ブルーバードバン1300デラックス
(V510)
年式:昭和42年FMC~44年MC
長野県にて
2016年11月と2012年3月撮影

道路からすぐの耕作放棄地に取り残されたブルーバードバン。
現況では510のバンというくらいにしか言えないくらい枯草が覆いかぶさっています。
これに雪が積もって草が潰れてたら、3枚目の写真のように見えるようになるかは微妙で、近くで見られる個体だけあって惜しいです。

ブルーバード
ブルーバード
ブルーバード

日産自動車
ダットサン・ブルーバード1300 4ドアデラックス
(510)
年式:昭和42年FMC~44年MC
長野県にて
2016年11月と2011年1月撮影

長野に訪問した日は、カーラジオは数日後の積雪の予報を伝え、住宅街を走ればそこかしこでスタッドレスタイヤへ急ぎ交換する作業が見られましたが、山々は見ごろは少し過ぎていても紅葉に染まっているのが見え、落葉樹の木にはまだ葉が多く残っていました。
そのため、大きな木の下のブルーバードは前と上が賑やかで、晴れていれば良い色に染まった絵になったことなのでしょうが、この日は1日を通じてどんよりとしていました。
この記事が出るころには、3枚目の写真のような姿が見られるようになっていことでしょう。

コメント:管理人
【2016/12/17 17:47】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(16)
ファミリアプレストバン
ファミリアプレストバン

東洋工業
マツダ・ファミリアプレスト1300バン2ドアデラックス
(STBV)
年式:昭和49年MC~53年FMC
長野県にて
2016年11月撮影

今回の訪問のファミリアバン3台目にして、やっとのご新規さんです。
あるブルーバードバンを再訪問しようと足を延ばしていくと、似たような景色の違う場所にぶつかり、どこから入っていくのかさっぱり分かりませんでしたが、鈴木B360が個人宅に降りていくような細い道へと車を入り込ませるとビンゴでした。
ビンゴの道で見つけた草ヒロたちは、追々紹介をしていきますが、そこから向かいの斜面に見えたのがこちらのファミリアプレストバンでした。
果樹園草ヒロによく見られる農薬による深いサビがボンネットに点々とあり、あたりにはコンクリートの支柱が残っているだけでスッキリとしていましたが、元は果樹園の中の物置であったようです。
耕作はされていませんが、草に覆われるでもなくしっかりと草刈りがされていて、放棄地ではありません。

コメント:管理人
【2016/12/16 17:57】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(15)
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ファミリアプレストバン
ファミリアプレストバン

東洋工業
マツダ・ファミリアプレストバン2ドアデラックス

年式:昭和45年MC~47年MC
長野県にて
2016年11月撮影

数年前の旅行の道中で、川向こうの斜面でこちらを向いているファミリアバンを見つけ、幹線道路から外れようとしましたが、川沿いの道が狭かったので「また今度!」とスルーをぶちかましていた1台です。
今回の訪問では、お台場の天国から長野の天国まで軽自動車のレンタカーで転戦をしたため遠慮なく入り込んでいき、ファミリアバン改めプレストバンを無事に撮影してきました。
プレストバンが走ってきたであろう道が後ろの集落道の方へと延びているのが見えましたが、今となっては車が走るような幅は無くなり、取り残されたようになっていました。
訪問までに日が開き、その間にストリートビューで下調べをしたら、川沿いの細い道にグリーンの帯のニッサン・エコー(2代目)を見つけて楽しみにしていたら、趣味人に「それは撤去された」とか~るく言われてしまいヘコむという前話があります。
数年前にしっかりとお仕事をしていればと思っても後の祭りで、「また今度」は草ヒロ鑑賞には禁物でございます。

コメント:管理人
【2016/12/15 18:18】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(14)
矢鱈と言っては失礼ですが、1日の探索の間に3台のファミリアバンを撮影することができました。
健在なのを確認するのにとどまったもう1台をふくめ、かつてはこの一帯はファミリアがライトバンを中心にセダン、トラックと散りばめられていたところです。
今ではだいぶ数を減らしましたが、矢鱈と表現できるほどの繁栄ぷりを誇っていました。

ファミリアバン

東洋工業
マツダ・ファミリアバン2ドアデラックス

年式:昭和42年FMC~45年MC
長野県にて
2016年11月撮影

まずは、再撮影の1台。
耕作放棄地に取り残され、夏場は草の中に姿を隠していたものが、冬の訪れとともに枯草にまみれた姿を現しました。
一見するとただの荒地ですが、果樹棚を支えたコンクリート支柱やワイヤーが木々の中に紛れながらも残されています。
荒れ果てた姿にファミリアを眺めると、ライトをくり抜かれた空洞に、どこまでも続いているような暗闇を感じ、空虚さを感じずにはいられませんでした。

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2009年1月訪問時のファミリアバン。
この時はまだ果樹園の雰囲気が残っていました。

コメント:管理人
【2016/12/14 17:43】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(13)
キャラバン救急車

日産自動車
ニッサン・キャラバン救急車

年式:昭和50年排ガス規制適合~昭和53年MC後期型へ~55年FMC(前期型か後期型かは未確認)
長野県にて
2016年11月撮影

一見すると整備工場脇のヤードの物置車に見えるキャラバン。
しかし佇んでいた場所は月極駐車場でした。
駐車場で物置になるという姿に加え、整備工場でもないのにキャラバンの傍らには大きなタイヤがあり不思議な感じがしましたが、ストリートビューで復習するとキャラバンの手前に大型トラックが駐車しているのが確認でき、すこし違った活用がされている一角でした。
ロケーションの前置きが長くなりましたが、このキャラバンで注目すべきところは分割されているリアバンパーに挟まれているステップにありまして、これが救急車の証でございます。
顔は壁にぴったりで望むことはできませんが、ポイントになる部分は押さえています。
元所有は黒く塗りつぶされていますが、その横に企業のロゴのようなものがあり、民間の救急車であったようです。
もとが救急車であるので、退役するときに機械類は外されるにしても、物置になるにはひと癖がありそうな車内です。

コメント:管理人
【2016/12/13 06:00】 | その他の車 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(12)
キャンター

道路に停まったままのキャンター。
駅前繁華街の道路であったなら、ドライバーが少しでも離れている間に2人組妖精さんがシールを貼って去っていくのでしょうが、ここではそんな働き者の妖精さんはいらっしゃらないようです。
畑に乗り付けた現役のキャンターくらいに真横を通り過ぎたとき、道路の泥の散らばり具合から動いている気配がなく、引き返して走る車から何枚か撮影したショットの1枚がこれです。

キャンター
キャンター

三菱自動車工業
キャンター

年式:昭和48年FMC~53年FMC(3代目)
長野県にて
2016年11月撮影

近所でもう1台のキャンターを見つけました。
つい最近まで動いていたような雰囲気で、農業ハウス裏の置き場に佇んでいました。
農繁期に稼働しているものが休んでいるのか、退役して置かれているのか判断しかねますが、車体に這い上がってきたつる草から、最近お仕事が無いのが伺えます。
判断できないと言っておきながら、足回りは綺麗そうですし、なによりボディが色褪せているだけでしっかりとしているため、来シーズンへのひと休みなのかもしれません。

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【2016/12/12 16:04】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(11)
シビリアン
シビリアン

日産自動車
ニッサン・シビリアン
(GHC240)
年式:昭和46年MC~51年MC
長野県にて
2016年11月撮影

河岸段丘の段と段の間の微妙な位置に置かれているシビリアン。
上の段の際の道からは見下ろすことができず、下の段の際の道からは写真のように少し高い位置にあり、どうやって入り込んだのだろうというものです。
シビリアンには、車内に座席は残っていないようで、少数の荷物が入っているのが見えました。
その割に窓ガラスという窓ガラスがが一切なく、割られたのではなく、全てを取り外してしまったようで、雨風が吹き込み放題で、物置としては首を傾げる姿です。
妙な場所に、妙な姿になり残っているシビリアンでした。

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【2016/12/11 18:30】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(10)
ワークス

鈴木自動車工業
ワークス

年式:昭和63年FMC~平成2年MC
長野県にて
2016年11月撮影

神奈川県民の身で、長野県の道だというのに何回も通ったことがある・・・はずと断言できる道沿いで、今回初めて撮影をした個体がこちら。
550cc時代最後の(アルト)ワークスにして、物品税廃止前の最後の旨味を堪能したボンネットバンです。
足回りが一切なく、デカール類も残っておらず型式をはっきり載せられませんでしたが、末尾にバンを表すVが付きます。
ワークスの車検ステッカーを望遠してみると平成14年12月の文字が間違いなく見て取れ、何回も通る前から置いてあったはずなのですが、スルーをぶっこいた個体の記憶は薄れるもので覚えがありません。
今回は、ぶどう棚の下で道路に顔を向けていたので探索車が止まり、「こんなの居たっけ?」ぐらいにすっとぼけて、ご新規さんとして撮影をしてきました。

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【2016/12/10 21:58】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(9)~めでたい現存確認
コニーワイド360

昨年の探検隊の長野県訪問では、確認するのが怖くてスルーをしてしまったコニーワイドです。
鈴木B360が今夏に嬉しい報せを伝えてくれたので、ちゃっかりとお姿を拝見してきました。

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近くの農業倉庫に憩う巨泉ハイゼット2台も健在でした。
いよいよ、ご新規さんとは無縁のお気に入りの草ヒロ巡りになってきました。

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【2016/12/09 06:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(8)
サンバー
サンバー

富士重工業
サンバーライトバン360デラックス
(K163)
年式:昭和41年FMC~45年MC
長野県にて
2016年11月(上)と2009年1月(下)撮影

昨日のキャラバンから少し走ると2代目サンバーに会いました。
こちらは更新されず、ぶれることなくヴェテランを登用し続けています。
初めてお会いした2009年1月当時、ワイヤーで吊られた痕が生々しく、ガラス類もほとんど失われた姿であったサンバーでしたが、変わることなく四辻に立ち続けていました。

サンバー

屋根の上にデンと載っていたタイヤが無くなったと思ったら、運転席から箱乗りしているのが若干1名いらっしゃいました。
のどかに紅葉の山々を眺めているような後姿なのにズッコケそうになりました。

コメント:管理人
【2016/12/08 18:25】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(7)
ライバル対決

トヨタのタウンエースと日産のバネットが顔を突き合わしていた物置2台。
2009年1月の探索での一コマです。
それが、2016年11月にはこのように変わっていました。

バネットとタウンエースワゴン
キャラバン

初代タウンエース+初代バネット=2代目キャラバン


置いてある車が全然別物に変わってしまっていますが、背景の高圧鉄塔が建つ山を見比べてみると、同じ場所での撮影であるとお分かりいただけると思います。
タウンエースとバネットの並びは同年代の車であるので、「小粋なことをするねぇ」という感想が素直に出てくるところなのですが、その2台を置き換えたキャラバンは若干年式が新しいものの、同じ時代に現役であったというものです。
平成も20年を越えた世で更新され合うような年式ではありません。

タウンエースワゴンとバネット
キャラバン

こう言っては元も子もない話ですが、昭和の車から昭和の車への更新でサビのコンディションは大差ないようで、つい最近まで現役であったものを持ってきたわけではなく、2台を解体屋に送って1台を持ってきたという感じがします。

コメント:管理人
【2016/12/07 18:25】 | バン | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(6)
何度も訪れている地域をまたやり直しているため、再撮影個体が多くなるのは仕方がありませんが、さぼってスルーでもしていたもの以外でご新規さんを見つけることは中々難しいです。
ダイジェスト版に近い軽トラック編です。

マツダB360
マツダB360

東洋工業
マツダB360
(KBDA33)
年式:昭和38年MC~41年MC(中期型)
長野県にて
2016年11月(上)と2009年1月(下)撮影

細い農道から後ろからの姿しか拝見できないB360トラック。
今となっては矢鱈と転がっているものではなく、後光がさしちゃうくらいありがたい現存です。

ミニキャブ5
ミニキャブ5

三菱自動車工業
ミニキャブ5三方開
(LO12P)
年式:昭和51年~52年
長野県にて
2016年11月(上)と2009年1月(下)撮影

住宅街にポツンといる新規格500cc車のミニキャブさん。
T字路で左右確認しているときに見つけなおすも、停車車両がその先に居たので曲がっていくのを遠慮して、取りあえず収めた横からの写真への、「このアングルも良いね」という鈴木B360のひと声で、やり直しをせず次へと進んでいきました。
珍車の現存も確認できました。

ハイゼット550
ハイゼット550

ダイハツ工業
ハイゼット550
(S40)
年式:昭和51年~56年
長野県にて
2016年11月(上)と2012年5月(下)撮影

上のミニキャブ5の近所のハイゼット550も現存を確認できました。
管理人はカメラを下してスルーの構えでしたが、「いってらっしゃい」のひと声で出動。
こんな近くで撮影できたっけか?と思いながら、目の前の道から撮影をしてきました。
前の様子はどんなかなと写真をあさると、道は存在しませんが置かれたタイヤとハイゼットの位置から移動はしていないようで、道が新たにできたというオチでした。

以上、サブロクから550までの3台でした。

コメント:管理人
【2016/12/06 06:00】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(5)
ホーマー
ホーマー

日産自動車
ニッサン・ホーマー低床トラック1トン積
(F20)
年式:昭和51年FMC~57年FMCされアトラスへ
長野県にて
2016年11月撮影

峠道から見下ろす畑の奥に居る日産の小型トラック。
周りの草がスッキリとしているようなので訪れてみました。
見つけた時からキャブスターとばかり思い込んでいたら、姉妹車のホーマーでした。
なんのこっちゃという話になりますが、数えてみれば数えるほどの機会はなく、今回で2回目の訪問でした。
「居る居る」と通り過ぎるのが常であったようです。

ホーマー2006年

このホーマーと初めてお会いしたのは2006年9月のことでした。
草に埋もれていて、車名のバッチは隠れていて、キャブスターとはデザインが異なるグリル部分は暗くてよく分からず、峠道を下りていくと同型のキャブスターが果樹園地帯に2台ほどいるため、何となく姉妹を取り違えていたようです。
10年前は草に盛大に埋もれていましたが、フロントガラスはしっかりと残っていました。

コメント:管理人
【2016/12/05 17:50】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
たわわに実った柿とスズキさん~ともに熟するもの


550のまだ早いという草ヒロと、木にたわわに実っているものの、カラスに荒らされた様子がないので渋柿であろうというもの。
ともにうまく熟成できれば美味しくいただくことができます。
柿は一冬で結しますが、草ヒロは探索を始めた2006年頃に「10年も寝かせれば・・・」なんて言っていたものが、10年経った今でもまだまだという感じがします。

コメント:管理人
【2016/12/02 21:58】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(4)
カローラ

坂道をぐんぐんと上っていた車ががくんと止まり、何事?と運転席の鈴木B360の方を向いてみたものの、その先に埋もれた草ヒロに気が付けませんでした。

カローラ

鈴木B360に促され眺めてやっと車の姿を認識できました。
というか、木の影からこちらを向いているのと目が合いました。

カローラ

トヨタ自動車工業
カローラセダン

年式:昭和53年MC~54年FMC(3代目後期型)
長野県にて
2016年11月撮影

道路に面した資材置き場に置かれている3代目カローラのセダン。
敷地境界に塀が無い代わりに何本もの樹木が直線にならんで柵になっています。
その中でもひときわ太く立派な木が、カローラのフロントにかぶさるようにしてあり、左右の両端に見えるバンパーは真ん中で繋がっているはずですが、木に飲み込まれてそこにあるようには見えません。
顔は崩れることなくシャンとしていますが、落ち葉ばかりではなくいろいろなものが上からカローラを襲ったようで、ルーフは潰れガラスも破れています。
右フェンダーにはサビが酷く穴が開いたところがあり、そこにエンブレムが最後の死力を尽くしているかのように食らいついていて、その任をあっぱれなくらいに果たしていました。

コメント:管理人
【2016/12/01 22:13】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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