![]() 管理人はお出かけ先より無事に帰って参りました。 3日間の日程のうち、初日に山で雪に見舞われた他は、好天に恵まれました。 ![]() 暖かな日が続いたためか、様々な花が一斉に咲き開き、この廃車体にも何十回目かの春の訪れを告げていました。 ![]() 冬の寒い頃に日程を決めましたが、一番いい時期に草ヒロ巡りをすることができました。 コメント:管理人 |
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鈴木B360のリクエストにより甲府盆地を離れて、探検隊初期の2006年に訪れたぶどう棚が広がる丘へと向かいました。
2006年の次に2008年末にこの地を訪問をした時には、吹き荒れた撤去の嵐により丘を彩った数多くの草ヒロの大半が姿を消し、思い出のページに封印するように足が遠のいて居ました。 それでも今回訪問を思い立ったのは、わずかでも残っている草ヒロを見つけて追憶に浸ってみたかったのと、探検隊お得意の発見漏れに少しばかりの期待があったからでした。 ![]() ![]() トヨタ自動車工業 トヨペット・コロナバン(PT46V) 年式:昭和39年FMC~41年MC 山梨県にて 2016年2月撮影 目印にしていた整備工場を見つけたり、ライトバスが寄り添っていた納屋を見つけたり、そういえばこの辺にはダットラが居たっけか、車で走っていて犬に追いかけられたのはここだったか・・・という具合に、過去を現在に結びながら丘の各所を巡りましたが、10年そして8年前とそのままなのは、このコロナバンだけかと思うくらいに変わり果てていました。 ![]() 2008年12月訪問時のコロナバン 元記事:山梨を行く(78) 周りの草ヒロ風景は面影を探すのすら難しくなっていましたが、コロナバンはここだけ時間の流れが違うのではと思うくらいそのままでした。 ボンネットに重石が置いてあるのも、右ドアが落ちている姿もそのままで、何が変わっているのか強いて言えばフロントグリルのモールが落ちかかりお疲れ顔になっていることくらいでしょうか。 コメント:管理人 |
![]() いすゞ・フローリアン(2015年11月現在存在せず) 元紹介記事:師走の山梨より(22) 今回の甲府盆地探索では何台もの草ヒロ個体の撤去を確認してまいりましたが、その中で一番ガッカリしたのがこちらのフローリアンでした。 2010年師走の締めくくりに最も心踊らせた1台は跡地を晒していて、諦めきれずに周辺を足掻いてみたものの、記憶と記録が跡地で合致しました。 2015年をフローリアンで締めくくることは叶いませんでしたが、足掻いている間にご新規さんを見つけました。 ![]() ![]() ![]() 鈴木自動車工業 スズキ・フロンテハッチB(LS20というかLS30) 年式:昭和48年FMC~51年新規格550へ 山梨県甲府盆地にて 2015年12月撮影 ハウス栽培のさくらんぼ果樹園の中にフロンテハッチを見つけ、びっくりして思わず「OH!ハッチ」と言ったとか言わないとか。 果樹園地帯を流していてハウスの中に何かのシルエットを見つけてもたいていは暖房設備であって、草ヒロがいた事などは10年近くやってきて片手にもならないくらい珍しい事です。 このフロンテハッチは、こんなナリですが最大積載量300kgのれっきとしたバンモデルになり、前モデルのフロンテバンや後のアルトをワンサカ見つける割にパタリと姿を見ない車で、スタイル的に堅実なフェローMAXバンの影に完全に隠れた存在になっています。(あくまでも草ヒロにおける発見数の勝手なイメージです!) フローリアンを求める執念が別のところで実った感は否めませんが、空振りで終わるよりかは幾分か慰めになり、日が暮れてタイムアップ探索終了となりました。 コメント:管理人 |
![]() クオーレで切った縁を、今回は取り持ってくれた方が居り、先のお二方にお会いすることができました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 寄り添うようにして2台が眠り、空を仰ぐ樹が墓標のような光景を見て、ここが「ダットサン塚」と呼ばれているわけが分かりました。 |
![]() ![]() ダイハツ工業 クオーレ4ドアMG(L55) 年式:昭和58年(ドアミラー化)~60年FMC 長野県にて 2015年11月撮影 シティのあった散歩道は農道に合流し、広くなった道を進んでいくと視界が開けた先にクオーレを見つけました。 後期型でもドアミラーが解禁されたあとのモデルで、ボンネット周りがサッパリとしています。 数年前の管理人のおひとり探索でクオーレの左方向の丘の下からこの4ドアハッチバックの姿を見つけていたのですが、どうやって行くのかルートを見出だせず、ルート探しをしている間に他の草ヒロを相次いで見つけて「逃しても惜しい年式ではない」と有耶無耶にしていました。 ![]() 数年前のクオーレ(遠望) 探検隊には「1台逃せば縁が切れる」という教えがあり、験を担ぐ意味合いを持って縁起物と称して撮影できるものは丁寧に向かい合うようにしてきていますが、数年前は他の草ヒロの縁が繋がってしまい、これを良いように解釈してクオーレをスルーし、縁を知らぬ間に切っていたというのを数年を経て思い知りました。 コメント:管理人 |
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