![]() 眺めの良いところから遠くではなくほぼ足元を眺めるとポツリとあったミニカ。 MMCのバッチが付く末期の年式で、遠くに見かけたならば撮りに行く自信はありません。 乗用タイプながら現役引退後はエコノも真っ青の過積載に荷物を詰め込んでいます。 ![]() ミニカからもう少し斜面を下ったところに紛れていたバネット。 ハイルーフをサビさせて、周囲の落ち葉模様に溶け込んでいました。 年式はイマイチながら草ヒロをコツコツと地味に拾えていて、次へと繋げられればと手応えを感じていると、 ![]() がっちりと何かをではなく堅実に初代ライトエースへと繋がっていくも、住宅密集地に入ってしまい打ち止め。 その後で、程なくしてジウジアーロのキャリイをご新規さんで見つけたので上々です。 ![]() 山を越えて城下町への街道筋だったあたりを走っていると立派な土蔵の横にドミンゴ。 車に頓着のない人が見たならば廃車だとは思えない、家の駐車場に止めてあるような置かれ方です。 ![]() 次いで見つけた2台は、どう見ても廃車だとわかる佇まいです。 ドミンゴは物置のようですが、アルトはここ数年で置かれた様子で、木の間にスッポリとはめ込んであります。 ![]() そして国道沿いにある定番のいすゞの伊那バス。 何度も通る機会があるものの、交通量と道幅の都合で眺めて過ぎるのが常でしたが、今回は車の流れが途切れていたので停車してもらい助手席から運転席越しに撮影。 写真で見てみると、数年前に見た時と同じにとうもろこしやひょうたんが干されたままでした。 以上、ピンで紹介するにはコメントが出てこない面々を、何かの足しにとまとめてみました。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ![]() 東洋工業 マツダ・ファミリア800バンデラックス(BSAVD(A)) 年式:昭和41年MC?~42MC 山梨県甲府盆地にて 2015年12月撮影 スバル360の後ろに走っていた狭い道へと軽自動車の威力で果敢にアタックをすると、登り切った先から初代ファミリアバンの姿を見下ろすことができました。 下りて行ってぶどう園の外周から見上げると豪華なお顔のファミリアバンでした。 以前に松本盆地で同じ顔の個体を見つけた時にはファミリアワゴンと思い込んでいましたが、自動車ガイドブックVOL13(昭和41年10月刊行)の中にトラックの紹介ページの終わりに、ジュピタージュニアと並んで場違いに掲載されたこの顔のバンを見つけました。 話をぶどう棚の下のファミリアに戻すと、ホワイトリボンタイヤとホイールキャップがキッチリと残った足元をさり気なくアピールしているかのように右へ少しハンドルを切り留め置かれています。 鉢巻のようにフロントをぐるりとまわるモールが堪え切れずに落ちかけていて、ボディはサビと傷みが目立ちますが、果樹園個体にしては頑張れている方で、この個体最大のポイントであるフロントマスクがしっかりとあったことは素晴らしいのひと言に尽きます。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ![]() 富士重工業 スバル360セダンスーパーデラックス 年式:昭和43年8月MC~ 山梨県甲府盆地にて 2015年12月撮影 一昨日紹介をしたスバル360のご近所にあるもう1台のスバル360。 ボンネットにスリットが無くなり、テールランプは初期モデルと比べて随分と大きく立派になった最終形態です。 周囲を囲うように生い茂る木々は、タイヤハウスにまでその手を伸ばしていてあらぬところから木が生えていたり、ひっつきむし(正式名称コセンダングサ)の大群生に、周辺は大変賑やかかつ人を寄せ付けない環境となっています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 2007年版と2015年最新版を交互に並べてみると、ボディのコンディションはじめ半開きのドアや給油口までさした変化なくありましたが、周辺の環境は一変していて、若干移動しているのかな?とも感じました。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ダイハツ工業 ダイハツ・ミゼット(MP5) 年式:昭和37年MC~44年MC(MP5前期型) 山梨県甲府盆地にて 2015年12月撮影 今回の甲府盆地再々・・・散策で最も再訪問を熱望していた1台。 探検隊初期の活動で見つけた当時、すでに役目を終えて朽ちるに身を任せており、いつ撤去されていても不思議ではない状態でした。 2007年6月にブログを開設してからすぐにこのミゼットを記事にして紹介をして、その後2009年に再び取り上げて、再訪問したいと思っていましたが、当時はやみくもに野山を走り回り広範囲を移動していたため、ピンポイントでここだと場所が確かでなかったものです。 2年ほど前に本腰を入れて記憶をたどり、それと航空写真やGoogleマップとをマッチングさせてほぼ場所を確定させ、今回の再訪問となりました。 ![]() ![]() 踏ん張っていたルーフが陥落し、荷台は割れて車体左側に落ち込むなどありましたが、これは仕方がないもので、そのほかは意外なくらい変わらず、「荒れ果てた」から「朽ち果てて土に還る」というほどの劇的な変化はなく、この8年間に見てきた様々な草ヒロたちとくらべれば、穏やかな時間を送ってきたと思いました。 コメント:管理人 |
タイトル末尾に~2007年2月と付いているところでお気づきかと思いますが、この記事で紹介する3台はいずれも2015年に撤去済みであることを確認した面々です。
2007年2月の訪問時も今回の訪問と同じ天気は快晴でした。 ![]() 新三菱重工業 三菱360ピックアップ(LT22) 年式:昭和36年10月登場~38年MC 一段低いところに落ちたように置いてあるイメージだったため、残っているかもしれないと甘い期待を抱いて行きましたが、横に ある石垣が見えるだけで三菱360の姿はどこにも見つけられませんでした。 山の主を思わせる貫禄と年式であったため撤去はとても残念でした。 ![]() ダイハツ工業 ハイゼットキャブ底床一方開き(S36) 年式:昭和42年MC~43年FMC 裏から山道をハイキングのように登ってきて偶然見つけたハイゼットキャブでした。 そこからは富士山の眺望がとても素晴らしいところでした。 再訪問をしてみれば、下から普通に見上げればすぐ見つけられるところで、見上げればすぐに見えるところを散々歩き回っていたのに2007年当時は山の背後からわざわざハイキングしていました。 見上げればすぐに見えるはずが、どう目を凝らしてもハイゼットキャブの姿は見えず、登っていったところで現実を変えることは叶わないと、すぐに撤去を受け入れました。 ![]() ![]() ダイハツ工業 デルタワイドバン1600デラックス(TB10V/TB11V) 年式:昭和51年登場~54年MC~57年FMC 最後は薬味みたいな個体ですが、ダイハツのデルタワイドであるというところが、軽トラックやバンが主役の場所ならではでした。 このデルタワイドが置いてあるT字路を右に折れた道を行くと先に紹介をした三菱360バンへと至るのですが、目印を失うも確信あって先に進み、デルタワイドの撤去こそありましたが、もう1台の現存は救いでした。 以上3台、今回の再訪問で撤去を確認した面々でした。 コメント:管理人 |
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![]() 日産自動車 ダットサン1200トラック(320) 年式:昭和39年MC~40年FMC 山梨県甲府盆地にて 2015年12月撮影 新年明けましておめでとうございます。 本年も、草ヒロ探検隊ブログをよろしくお願いいたします。 前回から2年が空きましたが、元日恒例のダットサントラックです。 恒例と言いつつも、2008年、2013年の二回しかでていませんが、甲府盆地で『廃車体街道を行く』をやるなら外せない1台と、探検隊がイチオシするダットサントラックから一年をスタートいたします。 コメント:管理人 |
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