![]() 土手に咲く彼岸花が印象的だった山あいのキャリイ。 春は春でツツジが咲き溢れて彩りを添えていました。 ![]() ![]() ![]() 鈴木自動車工業 スズキ・キャリイ(L30) 年式:昭和41年登場~43年MC 神奈川県にて 2015年4月撮影 道路から民家への上り口の通路脇に止め置かれたままのキャリイ。 仕事から帰ってきて頭から止めて、出かけるときはバックでソロリと降りていけば、こんな隙間でも無駄なく使える場所で、 現役時代からここが指定席だったのかもしれません。 物置になるために畑へと走って行く最後の旅路があるものとちがい、いつもと同じに帰ってきてそのまま眠りつき、いつの日か再び使う日がくると取っておいてたら数十年が経ったというのでは気の長過ぎる話です。 佇まいとしては、現役の軽トラであっても不思議ではない感じですが、寄る年波は隠せずサビが浮き、旧車に興味がなくともなんだろうと目を引く存在感があります。 キャリイがある場所は、ハイキングにツーリングにサイクリングと多くの人が通る道沿いにあるため、草ヒロを扱うサイトよりも「道中に古そうなトラックがありました」という風に紹介されているものの方が多いかもしれない1台です。 コメント:管理人 |
ダットサン・キャブライトの居た果樹園から程近い耕作放棄地のダットサン軍団は、昨年の様子と並べて紹介をします。
各車とも写真上が2014年版、下が2015年版になります。 ![]() ![]() 日産自動車 ダットサントラック(G221) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(36) ![]() ![]() 日産自動車 ダットサン1300トラック(520) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(34) ![]() ![]() 日産自動車 ダットサントラック1500スタンダード(620) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(35) ![]() ![]() 日産自動車 ダットサントラック1500デラックス(620) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(35) 訪問が2014年が4月上旬、2015年が4月中旬という少しの遅めだったため、葉が芽吹き始めていて、今年も夏にかけてダットサンを緑で覆い尽くす準備は万端でした。 コメント:管理人 |
![]() トヨペット・クラウンRS41で巡る春の羽前の国旧車散策ツアー。 昨年に引き続きまして今年も、羽前の国の旧車狂さんにご招待いただきまして開催の運びとなりました。 羽前の国の旧車狂さんに改めまして御礼申し上げます。 ![]() 昨年ツアーにおけるダットサン・キャブライト(上写真) 1日目は昼過ぎに羽前の国入りし、クラウンRS41に迎えられて早速向かったのは、昨年のトリを飾った「タイムアップで到達できなかたキャブライト」でした。 ![]() 現着後にキャブライト周辺を大きく周り込みながら1キロくらい歩きまわってようやくルートを見つけ、1年越しの大物との対面となりました。 キャブライトの居る果樹園で作業中であったご婦人に撮影許可をお願いすると、「もう潰れているから・・・」と歯切れの悪い答えがありましたが、重ねてお願いをして撮影をさせて頂きました。 ![]() ![]() 雪の重みによって屋根は窪み「潰れている」という状態ではありましたが、キャブライトの年式や周辺の草ヒロたちの崩壊状態を考えれば、「イエイエ、綺麗な状態ですヨ。」と褒め称えてあげたいくらいですが、廃車体趣味人の感度ですから置いておきましょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() 日産自動車 ダットサン・キャブライト(A121) モデル年式:昭和37年1月MC~38年8月MC/2代目中期型 羽前の国にて 2015年4月撮影 こちらのキャブライトはグリル部分が剪定木などで覆われていましたが、羽前の国の旧車狂さんがフロントガラスの刻印を確認したところによれば1962年式(昭和37年)とわかり、昭和35年10月にFMCで2代目となったキャブライト(A120)の37年1月MCモデルでした。 初代のA20からキープコンセプトな飾り気のない無骨ともいえるスタイルですが、これは三輪ユーザーのシフトを狙い廉価な実用車に徹したがためで、2代目もその戦略にブレがありません。 2代目キャブライ意匠変トは、初代の850kg積み・エンジン860ccのままながら2人乗りから3人乗りに改められ、モデル中は毎年グリルの更が行われました。 昭和38年8月の2度目となるMCで1トン積み・エンジンは1046ccのA122と改良され、39年には3代目A220へとFMCを遂げます。 ![]() キャブライトは荷台・車内は物置として使われていて、さらに小屋を担ぐという印象的なナリです。 荷台を跨いでガッチリと据えられた小屋は、もとは果樹の受粉用のミツバチの巣箱が収納されていたものと見られます。 ![]() 三角窓に点火時期調整のステッカーが見られなかったことから、対策実施とステッカー貼り付けの昭和48年の前に廃車となったと考えら、この世に生まれ出てから50年以上、廃車となってから40年以上の時間が流れています。 コメント:管理人 |
![]() ダイハツ工業 ダイハツ・フェローバンスーパーデラックス 昭和42年6月登場~44年MC(L37V) 長野県中野飯山地域にて 2006年11月と2008年11月に2回訪れたことのあるフェローバンに、2012年春に三度目のアタックを行いました。 と、今年も春を迎えられているのか定かではなく、ブログでの紹介まで丸3年も経ってしまいました。 ![]() 2006年11月 フェローバンを最初に見つけたのは2006年11月初旬でした。 山々が綺麗に紅葉するなか山の上の方は早くも雪化粧をしていて、紅葉をノンビリと楽しむ間もなく冬が訪れるという時でした。 これから始まる雪との我慢比べに気合い十分という風にも見えたフェローの表情でした。 ![]() ![]() 2008年11月 2年前よりも遅めの11月下旬に訪れたのですが、ススキが乱舞して枯れ草に覆われた姿は秋真っ盛りといった感じでした。 これくらい草を被っていた方が雪の下でいい具合!と言わんばかりの冬支度にも見えました。 ![]() ![]() 2012年4月 冬の間に重くのしかかっていた雪の全部が溶けて果てて、雪との我慢比べはフェローの勝ちで迎えた春。 完勝とは行かず、ジリジリとフロントガラスのズレが大きくなり、2006年と比べて目に見えるくらい押されていました。 辛うじて付いていたグサグサなフロントバンパーが無くなり、口が開け放しに見える困り顔になっていました。 コメント:管理人 前回紹介記事:08善光寺平探索(15) |
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