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雪でもい~な~伊那谷紀行(28)
三菱360ピックアップ

三菱重工業
三菱360バン

昭和40年~43年(LT23)
長野県伊那谷にて

りんご園に果樹園仕様の三菱360発見。
低い果樹の樹々にぶつからないように屋根をゴッソリと切り離したオープンカー。
ピックアップのルーフ部分を切り取っただけのようなスタイルですが、ライトバンからの華麗な変身(改造)です。
園内ではスピードを出すこともなく、作業の度に乗降することからドアは改造時取り払われたようで、大きなゴーカートのようにも見えてしまう可愛らしさです。

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【2015/02/28 10:09】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(35)
LT25

三菱重工業(~昭和40年)三菱自動車工業(昭和40年~)
三菱360ピックアップ(LT25)昭和40年MC~44年
三菱・ミニカピック(LT25)昭和44年~47年頃
長野県上田地域にて
2014年5月撮影

果樹園の奥の藪に埋もれていて、サイドビューのこの角度オンリーでしか全体像が見えなかったサブロクのピックアップトラック。
フォルムからすると後期型の三菱360ピックアップに見えますが、フェイスリフトをして型式そのままに2代目ミニカのピックアップとしても販売されたため、フロントマスクを拝まない限りにはよう見分けが付かずお困りです。
さらに困ったことに、ピックアップのお隣にはもう1台のサブロクが埋もれていたのですが、こちらは撮影アングルすら見いだせず記録に残せず、記録に残せなかったために記憶からもスッポリと抜け去り、何だったのかサッパリ思い出せません。
写真撮影をしている管理人が撮影できなかった草ヒロを白状にも忘れてしまう一方で、鈴木B360はしっかりと覚えているほうなので、フォローを待ちます!
三菱360からミニカピックと名前を変えたても型式がそのままだったのが表すように空冷ME24型エンジン搭載のまま続き、ミニキャブWの登場と本流のミニカ全車が水冷エンジン車となった昭和47年の自動車ガイドブックまで掲載がありましたが、翌年には無く空冷エンジンと運命をともにしたようです。

コメント:管理人
【2015/02/27 22:57】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(34)
サニー1200
サニー1200
サニー1200

日産自動車
ダットサン・サニー1200 4ドアGL

昭和50年12月~(B211)
長野県上田地域にて
2014年5月撮影

高速道路から見える果樹園のサニー。
鈴木B360が高速道路から見つけていたものを、まず2013年2月にこの地を訪れた時に結構粘って探しましたが見つからず、ふたたび訪れると探してもいないのに自然と見つけてしまいました。
サニーは、果樹園コンディションでよくサビているのに輪をかけて、グリル部分をゴッソリとくり抜かれていました。
どんなお顔をしていたのかサッパリ分かりませんが、リアガラスに「排出ガス51年規制適合車」のステッカーがありましたので、昭和50年12月に適合モデルが出た以降であることは分かります。
あとの細かい見分けは、日本車検索大図鑑頼りの管理人にはできなかったので、最近併記し始めた年式部分は曖昧にしてあります。

コメント:管理人
【2015/02/26 05:00】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
聖地探索2012(79)
ダットサンADバン
ダットサンADバン

日産自動車
ダットサンADバンデラックス

昭和57年~60年前期型(1300G・VB11/1500G・VHB11/1700D・VSB11)
長野県中野飯山地域にて
2012年4月撮影

昭和57年10月に登場したサニー/ダットサン/パルサーADバン。
バネットと同じように販売店によって冠名が付いていましたが、後期型で3車は統合されて冠名が無くなりADバンとなり、今日まで続くモデルになっています。
廃車となって物置になったのが昭和ではなく平成ヒト桁の頃であろう年式の車になると、草ヒロとなる数はグンと減ってしまい、初代サニーバンよりも見かける数は少ないくらいで、昨日の記事からの流れでサニーを出せればいいところですが、ダットサンしか手持ちがありませんのでご勘弁ください。
豪雪地帯の草ヒロなので、雪の重みで潰れた屋根の損傷からサビが出るなど、年式によらずベテランの風格がでてしまう苦労人で、それを労うようにサビの一部は車体と同色の塗料で補修がされています。
それでも、雪の負荷がかかる屋根の継ぎ目のサビは深く塗装くらいではリペアできず痛々しい姿になっています。

長野県なのに北陸新幹線

このダットサンADバンを撮影したのは2012年の春で、まもなく金沢まで延伸開業する長野から先の新幹線は、まだ軌道工事の真っ最中というころでした。

コメント:管理人
【2015/02/25 18:36】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(33)
サニーバン
サニーバン

日産自動車
ダットサン・サニーバン4ドア1200デラックス

昭和55年~57年(VB311~VB312)
長野県上田地域にて

欲張ったドライブコースを考えたために、キャラバンから先はひたすら山麓を走る広域農道を目指して幹線道路を走り切りました。

サニーバン
サニーバン

30分くらい走り放しで市街地を抜けて果樹園地帯に入ったところで、ようやく探索モードに切り替えると、廃果樹園に取り残されたライトバンを見つけました。
道路下に広がる元はぶどう園だった場所は、草木が生い茂っていて車窓からライトバンの姿はチラリとしか見えませんでしたが、車を降りて見渡すと全貌が見え、4代目サニーバンとわかりました。
サニーバンには、農薬によるサビが見られず、長いあいだ雨に打たれて下地が表れただけの「じっくり熟成系」で、まだまだお勤めができるコンディションでしたが、果樹園本体がリタイヤしてしまい荷物を積んだまま置いてけぼりです。
何年か前までは春の訪れとともに農作業に忙しく使われていたのが、今では傍らの木に咲く黄色い花や草が春の訪れを知らせてくれるだけで寂しくはありますが、春は訪れました。

セダンと同じく1200と1400の2エンジンをラインナップしたサニーバンは、ともにグリルから見分けることができ、このお顔は1200になります。
4代目のB310サニーは、ダットサンという冠とサニーバンがともに最後となったモデルになり、B11系へのフルモデルチェンジでニッサン・サニーとADバンとなり、カローラバンよりも随分と早く名前を変えましたが、ADバンには販売店ごとに冠が付いたので、サニーADバンと、サニーの名前は残りました。

コメント:管理人
【2015/02/24 19:43】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(32)
キャラバンコーチ

予告の通りキャラバンで、2代目E23の前期型です。

キャラバンコーチ

国道と川沿い未舗装路の間の畑で物置になっていました。

キャラバンコーチ
キャラバンコーチ
キャラバンコーチ

日産自動車
ニッサン・キャラバンコーチ9人乗りSGL

昭和55年~58年前期型(KHE23)
長野県上田地域にて
2014年5月撮影

山と川に沿って走る一本道の国道を持て余し気味に走っていると、一段低い所にキャラバンの後ろ姿が見え、ちょうど目の前にあったコンビニにて停車。
鈴木B360がコンビニで朝のコーヒーブレイクをしている間に、管理人はトコトコ歩いて行ってキャラバンのお姿を拝見してきました。
コーチ前期型の最上級車SGLでは、角目ヘッドライトを採用しているものの、大きなお顔に普通サイズのヘッドライトが2灯だけなのでアッサリとしてしまい、コーチの下グレードやバンの丸目4灯の方がバランスが良いように思えてしまうとところです。
それでも、草ヒロで見かける前期型の大半はこのお顔で、バネットもそうですが、SGLでナンボといった感がするくらい最上級グレードに占められています。
ところが、こちらのコーチはバンカラーに最も近いカラーの全グレードで選べるホワイトで、どうせならSGLだけのブラウンにでも・・・と突っ込んだところですが、リアゲートにはニッサンの他にホンダの販売店のステッカーも並んで貼られていて、中古で購入したような感じがしました。

15022305.jpg

左右のリアサイドガラスには、現代風に言えば「痛車」ですが、当時としてはアメリカの戦闘機などが機体にデカデカと絵が描かれていたものをモチーフにしたであろうもので、色っぽい姉さんと小動物のデカールが残っていました。

コメント:管理人
【2015/02/23 05:00】 | コーチ・ワゴン・1BOX | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(31)
ハイエース
ハイエース
ハイエース

トヨタ自動車工業
ハイエースロングバン4ドアデラックス

昭和52年~55年(1600G・RH30V/1800G・RH31V/2200D・LH30V)
長野県安曇野にて
2014年5月再撮影

ウンザリするくらいに箱物が続いてしまい恐縮ではございますが、今日はハイエース、明日はキャラバンです。

何の変哲もない2代目ハイエースですが、幹線道路から良く見える素直なところや、道路に面して置かれているところ、観光ルートの定番でソースカツ丼をいただく前のチェックポイントでもあるため、馴染み深い草ヒロ個体です。
加えて、北アルプスを望むロケーションにあり、写真で見ているだけで旅情に誘われてしまいます。
鈴木B360より不定期に「田舎道を走らせろ」=(旅に行こう?行きたい?)というひと言メッセージが送られてくるので、何でもいいから車で出かけて行って、このハイエースに横付けして、それからソースカツ丼を頂いて温泉にでも入って帰ってこられれば、というか1泊できれば申し分なし!な感じで、日常生活のあか落としにもなること間違いないです。

コメント:管理人

このハイエースの紹介はこれで3回めになりました。
管理人単独行2008(4)
松本盆地縦走探索(49)
【2015/02/22 17:21】 | バン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(30)
先日の初代に続きまして、本日は2代目タウンエースです。
ワゴンとバンの違い、また年式の違いはあれど両方とも2代目です。

タウンエースバン

トヨタ自動車
タウンエースバンハイルーフ

昭和57年~60年(ガソリン1600・YR26V/ディーゼル1800・CR26V)
長野県松本地域にて
2014年5月撮影

こちらは、昭和から平成へと走り抜けていった2代目タウンエースでも初期モデルなので、さすがに見かける機会は少なくなりました。
エッジが効いた表情は、以後MCごとに角が取れて丸っこくなっていき、樹脂パーツが目立つブラックフェイスへと変身していくので、年式的にも表情的にもまさに昭和最後のタウンエースです。

タウンエースワゴン

トヨタ自動車
タウンエースワゴンスーパーエクストラ
スペシャルパッケージ4WDツインムーンルーフ

平成4年MC~平成8年
長野県佐久地域にて
2014年5月撮影

2代目末期のタウンエースともなれば、地元で定期的に現役車も見ることのできるもので、こうやって紹介するのは「まだまだ早い」と思うところなのです。
しかしながら、こちらの個体は、それにくわえて新しい車検ステッカー持ちだというのに、畑でもう何年も物置やっています然と置かれていたので、まあ良いかという具合に出してみました、
こちらのタウンエースワゴンは、。紹介の車名が色々な装備をゴッテリ満載したために、車名に「デラックス」を足せば出せていた高級感では間に合わなくなり、車名から先のグレード名が止めどなく長くなっています。
「スーパーエクストラ」はグレード名で、それに続く「スペシャルパッケージ」はお得装備をさらに追加した特別仕様車を示し、「ツインムーンルーフ」はサンルーフ仕様車であることを示していて、折角の装備にどれも落とすわけにはいかず、やっとのことで表したという感じです。

コメント:管理人
【2015/02/21 23:54】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
快晴のポルシェのちエルフ
ポルシェ

地元の海沿いの整備工場脇の海っぺりポルシェと、

エルフ

線路っぱたのエルフ。

ゆるく散歩して、ゆるい2枚を収めてきたまでは良いのですが、スギ花粉にやられたのか頭が重たいので、明日の更新分としてこの記事を出しまして失礼します。

コメント:管理人

【2015/02/19 19:11】 | 外国車 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(29)
ライトエースとくれば、もちろん姉妹車のタウンエースもあります。
記事作成のペースの関係からまずは初代をお送りします。

タウンエースワゴン
タウンエースワゴン

トヨタ自動車工業
タウンエースワゴン標準ルーフ1600デラックス

昭和51年~53年前期型(H-TR11G)
長野県上田地域にて
2014年5月撮影

標準ルーフボディながら黄色く鮮やかなタウンエースは、ワゴンのデラックスになります。
リアにエンジンの排ガス規制対策のTTC-Lバッチがあり、前期型でも昭和53年MCでエンジン排気量1600から1800にアップやハイルーフ車が追加される前のモデルになります。
なので、渋い標準ルーフをチョイスしたわけではなく、これが精一杯という時代でした。

タウンエースワゴン
タウンエースワゴン
タウンエースワゴン

トヨタ自動車工業
タウンエースワゴン1800ハイルーフグランドエクストラ

昭和55年~57年後期型(E-TR15G)
長野県安曇野地域にて
2009年1月と2014年5月撮影

中期型を飛ばして、後期型ワゴンになります。
昭和55年12月MCで、ワゴンは角目になってバンパーが大きくなる外観の変更と、内装も最上級グレードのグランドエクストラには、対面シート、電動リモコンミラー(運転席から手が届かない左側のみ)など充実し、上の黄色いワゴンと同じ初代だというのが嘘のような進化を遂げました。
この進化は、ワンボックスワゴンブームのなかライバルとの熾烈な争いの賜物でありますが、ブームの走りの頃に飛びついたオーナーはどう思ったことでしょうか。
2009年に見つけた時と比べて、周囲の草ヒロは減るもタウンエースには塗装のヤレとサビが増えた5年間ですが、サイドのエンブレムが落ちた穴が塞がれて補修されて、まだまだ頑張れるご様子です。

コメント:管理人
【2015/02/19 18:57】 | コーチ・ワゴン・1BOX | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(28)
箱型物置車界の一大勢力を誇るライトエース。
初代バンと2代目バンとワゴンをGW研修旅行では捉えることができました。

ライトエースバン
ライトエースバン

トヨタ自動車工業
ライトエースバン5ドア標準ルーフデラックス

昭和48年追加(5ドア)~53年前期型(KM10V)
長野県安曇野にて
2014年5月撮影

田植えを終えたばかりの水田の水面に姿を映すライトエース。
畦にタイヤを埋めサビまみれの姿ですが、目立った欠品はない熟成個体でした。
サビにまみれて目立たなくなっていますが、フロントやサイドにベージュのラインが塗られていて、フォグランプを装備しているところも相まってバニングな現役時代が伺えます。
右側スライドドアだけが、板金か元のデキの違いからなのか、雨に長年打たれた屋根のように色濃くサビているのが妙でした。


ライトエースバンジャストロー
ライトエースバンジャストロー

トヨタ自動車工業
ライトエースバンジャストロー1300ハイルーフ5ドアスーパー

昭和54年~57年前期型(KM20V)
長野県安曇野にて
2014年5月撮影

続けて2代目です。
こちらは再撮影個体になります。
以前と同じように藁を積載した物置生活を送っていますが、5年を経てサビが進行しているようで、黄緑色がだいぶ侵食されました。

ライトエースワゴン
ライトエースワゴン
ライトエースワゴン

トヨタ自動車工業
ライトエースワゴン1800ハイルーフGXL

昭和57年MC~60年後期型(YM21G)
長野県佐久地域にて
2014年5月撮影

バンパーに貼られた交通安全のステッカーに無念さが滲む、苦悶の表情を浮かべたライトエースです。
左フロントに受けた傷は、軽トラや農耕機を少しぶつけたというレベルではなく、それ以外にも衝撃痕がいくつもあり、何がライトエースの身に起こったのかは想像できませんでした。
大きな傷を負ってはいますが、割れて果てたフロントガラスを鉄板で覆って風雨をしのげる状態にして、物置になっているのだろうというのは分かります。
写真に収めようか迷う姿でしたが、撮らずに行くのも忍びなく、まだ現役でいらっしゃるようなので、記録に残して置きました。



【2015/02/18 20:05】 | 複数車種 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(27)
ジープJ20系
ジープJ20系
ジープJ20系

三菱自動車
三菱・ジープ(J20系)

長野県安曇野にて

ジープ系のお車は、ブログ用フォルダにいつまでも残り続け、紹介するには強いキッカケでもないと中々手を出せません。
何が困るって、長きにわたって同じフォルムで親しまれたため、、鈴木B360と管理人の二人そろって年式に関してチンプンカンプンなところで、自動車ガイドブックとにらめっこしたところで何ともし難いと投げている所です。
安曇野の果樹園地帯で見つけたこのジープも、走破性能を発揮して畑の真ん中にちょこんと居て、まあ目の前に居るもの跨いで行くのは失礼と義理で撮ってきたもので、フロントの下半分が段々で隠れていたためリアをメインにと収めてきたので、リアの灯火類が妙にサッパリとしている!と気がつけるところが収穫なのですが、それを年式や型式に反映させるに足る知識の蓄積がありません。
ましてや、エンジンがガソリンなのかディーゼルなんかなんてものは、ステッカーが無いとお手上げなので、まだ張り具合もしっかりとしているキャンバスのサイドに空いている明かり部分の大きさから、ミドルサイズのJ20系でしょうか?くらいです。

三菱ジープ

強いキッカケというのは、佐久地域の国道沿いに居たこちらのジープが撤去されたという鈴木B360からの話を、今になって思い出したからでした。

紹介記事:草ヒロ探検隊研修旅行より(2)

コメント:管理人
【2015/02/16 20:55】 | RV四輪駆動 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(26)
6代目カローラ
6代目カローラ

トヨタ自動車
カローラセダン フルタイム4WD 1600SEリミテッド(AE95)

平成元年5月MCモデル
長野県佐久地域にて
2014年5月撮影

6代目カローラ後期型を牧場裏手のトラクターの一団の並びで見かけました。
佇む場所の中途半端さから、4WDを活かした構内専用車かとも見えなくもないのですが、ボディやタイヤに泥汚れひとつ見えなもので使用感がありません。
かといって物置のたぐいで使われているのはもっと考えられず、なにをしているのかしら?というカローラです。
この個体で調べていて意外だったのは、6代目カローラで4WDモデルが初登場(昭和62年)したということで、乗用4WDのパイオニアであるレオーネの昭和50年と比べては酷ですが、随分と最近の話なんだなと感じました。
6代目カローラと言えば、鈴木B360曰く、やたらホイールキャップが落ちたという前期型、改善されたが後期型でも落ちていたとのことで、この個体も右前輪のが落ちています。
車内は71に似て豪華なもので、赤い内装色がイカしていました。

コメント:鈴木B360&管理人
【2015/02/13 21:45】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
草ヒロ探検隊研修旅行より(25)
ジャーニーQ

広場など人が集う場所で見る機会がある、休憩室や物置を兼ねた小屋代わりの廃車体。
広場の利用者が乗っていたものや、ツテで引っ張ってきたという車が置かれ、置き場所の広さにより大きい物で大型バスからマイクロバス、バンといった収容力のある箱型が活用されるのが多いです。

ジャーニーQ
ジャーニーQ

いすゞ自動車
いすゞ・ジャーニーQ

昭和52年から54年まで自動車ガイドブックに掲載あり
長野県佐久地域にて
2014年5月撮影

いすゞと、ボディーメーカーの北村製作所のタッグにより送り出された、丸みを極力排してボディーはどの面も直線的で角いという特徴的なフォルムをしたマイクロバス。
フロントライトが丸目4灯なのが画竜点睛を欠きますが、後に角目に改められます。

橋を渡っていて遠目でもジャーニーQとわかる後ろ姿を見つけ向かうと、堤防道路からその姿を見ることができました。
撮れる機会が少ない上からの写真で満足して、河川敷まで降りずに先を急ぐように後にしましたが、考えてみれば発見数が少ないジャーニーQなので、モッタイナイことをしました。
車内は窓にそって座席を並べ直すなど、使い勝手が良いように手が加えられていて、現役当時のカーテンも使われ続けています。
現役時代は付近の自治体の持ち物であったようで、町名を塗りつぶしてはいましたが薄くて普通に見える状態だったので、放出当時は大らかな時代であったでしょうが、今では税金の絡んだものはとかく煩いことでしょうから、ブログ掲載に際して塗りつぶしておきました。

コメント:管理人
【2015/02/13 19:07】 | マイクロバス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
雪でもい~な~伊那谷紀行(27)
セドリック

2011年12月に見つけた廃屋に居るセドリック。

セドリック

本日は、それからちょうど3年後のお姿になります。

セドリック
セドリック
セドリック
セドリック

日産自動車
ニッサン・セドリックカスタム6

昭和41年10月MC~42年モデル(H130V)
長野県伊那谷にて

傍らの木々が伐採された様子から、綺麗さっぱり整理されてしまうのではと、その後が危ぶまれたセドリック(と廃屋)でしたが、どのような結果になっていたとしても現状を確認しようと立ち寄ったところ、嬉しい事に変わりなく健在でした。
さらなる収穫として、以前と比べ周囲を鬱蒼と覆っていた熊笹の勢力が衰えていて、進路が開通していてセドリックへと行き着くことができした。
その結果、130前期と推定していたところが確定したのに加え、フロントとテールライトをしっかりと拝むことができ年式も確定し、さらにフェンダーにかろうじて残ったエンブレムから、初出し時に示した最上級グレードのスペシャルシックスからワングレード落ちたカスタムシックスだと訂正することもできました。

130セドリックは、グレードにより同じ2000ccでも4機のエンジンをラインナップし、その中でも直列6気筒エンジンモデルではグレード名の最後に『6』が入り、スペシャル6、カスタム6にL20(130登場に合わせた新開発OHCエンジン)、デラックス6、パーソナル6にJ20を搭載しています。
その他の2機は、4直エンジンモデルのスタンダードにH20、ディーゼルエンジンモデルにSD20というもので、4機とも同じ2000ccでも、豪快な加速が楽しめるものから、経済性に優れたものまで、それぞれのニーズに応えたエンジンラインナップでした。
(注)グレードと搭載エンジンは、昭和41年MCモデルのものになります。

R-2

セドリックの周囲を覆っていた熊笹の減勢に、小さなサブロクも隠されていた姿を現しました。
しかし、潰されはしないものの倒木によるものと見られるガラスなどの損傷が見られ、少し可哀想な感じになっていました。

コメント:管理人

拡大切り出し

2月19日
拡大切り出し写真を追加
【2015/02/12 19:39】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(11) | page top↑
雪でもい~な~伊那谷紀行(26)
ファミリア800バン
ファミリア800バン

東洋工業
マツダ・ファミリア800バンデラックス

昭和38年~41年モデル(BSAVD)
長野県伊那谷にて
2014年12月撮影

コルト800バンから800繋がりで伊那谷の方へと参ります。
本当なら屋根の下に入りたかったのでしょうが頭の先を少しねじ込んだだけで無念な姿です。
さらに窓ガラスが割れていて、後ろ姿では事故をしたようにも見えてしまいます。
前後ともデラックスの証であるホワイトリボンタイヤを履いていますが前後で物が違うようで、新しく履き替えた後にもデラックスの雰囲気を損なわないよう気にかけられています。

ファミリア800バン

見たところバッチが脱落していたので800か1000かはヘッドライトを拝まねばならず、カメラを差し込んで見たところ丸いライトがこんにちはして800と確定です。

コメント:管理人
【2015/02/11 05:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
趣味人懇親会の草ヒロ巡りより(16)
コルト800バン
コルト800バン

三菱重工業
コルト800バンデラックス
(AV80VE)
長野県にて
2015年1月撮影

『趣味人懇親会の草ヒロ巡りより』の連載ラストを飾るのは、山の上に鎮座なさっているコルト800バンです。
今回の長野行きで、いちばん苦労をし汗をかいて見に行ったであろう草ヒロになります。
なんで苦労をしたのかと言えば、積雪のある狭く険しい坂道を自動車では安全に行けないという判断で、麓からえっちらおっちらと徒歩で向かったもんで、その苦労エピソードがレア車に華を?添え、忘れ難いものになりました。
管理人は、2回訪問してから1回到達に失敗していたため、おぼろげな記憶から「徒歩30分くらい」とちょいと盛った時間を示しましたが、それに怯む趣味人は居らず、実際に行ってみれば15分くらいで到達し、山頂ではなく中腹でアタック隊は歓喜の時を迎えました。

コルト800バン

たかだか15分の登山で疲れたのなんだの言っては本職のヒンシュクを買ってしまいますが、澄んだどこまでも青い空へとコルトバンが迎えてくれたので、そんなのも忘れ気分爽快となり山を無事に下りてきました。

連載の最後になりますが、
今回の趣味人懇親会を企画してくださった趣味人の大先輩に、心より感謝申し上げます。
また、一緒に道中を巡りました皆さまに改めて「お疲れ様でした」そして「また、やりましょう」と言葉を送りまして、連載を結びたいと思います。

コメント:草ヒロ探検隊管理人
【2015/02/10 18:45】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
趣味人懇親会の草ヒロ巡りより(15)
トヨペット・マスター

白く覆われた水田にニョキニョキ出ている稲の株のさきには

トヨペット・マスター

雪化粧をしたトヨペット・マスターが堂々たる姿でご鎮座なさっておりました。
先日のお台場に帰ってきたNYMでは、化け物級の旧車であるオオタが現れ出撃できなかったことを悔やんだものですが、こんな風に残っている旧車がサルベージされて、再び日の当たる場所へと帰ってくることがあるということを感じました。
今回はマスターの変わらぬ姿を拝見出来ましたが、このマスターにも、再び走りだす日も来るのだろうかなどと、ふと考えてしまいました。

コメント:管理人
【2015/02/09 19:22】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
趣味人懇親会の草ヒロ巡りより(14)
三菱360バン

三菱重工業
三菱360バン

昭和42~43年式(LT23)
長野県にて
2015年1月撮影

サンバーとキャリイの郵便車のある坂の1本道で、管理人にとってはまさかのご新規さんです。
道中に点在する果樹園の様子に廃車体探索人たちのテンションは大いに上がり、市街地の隙間に探索の大きな可能性を見出していた途端に三菱360です。
まあ、道からは少し奥まったところに置いてあり、前を向いてしっかりと運転をしていた証と言い逃れができないわけでもなのですが、情けない話です。
フェンダーにあるエンブレムが筆記体のものではなくブロックなので、年式的には昭和42~43年になり、サイドモールがあるのでデラックスかスーパーデラックス(昭和43年追加)になりますが、ボンネットに雪がかぶさりスーパーデラックスの決め手になるラジオアンテナの有るかもわからない有り様です。
右後輪には新車時のものと思われるホワイトリボンタイヤが残っていました。

コメント:管理人
【2015/02/08 05:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
趣味人懇親会の草ヒロ巡りより(13)+春模様の長野より(28)
サンバー550とスズライト

サンバー550郵便車のお向かいにはスズライトキャリイの大先輩がいらっしゃいました。
今回も趣味人懇親会と春模様の長野よりの2回の訪問をあわせてご紹介します。

サンバー550とスズライト
サンバー550とスズライト

赤い果実の実るところに、赤い車が2台も大集合。
赤い車の関係者なのか、置くなら赤い車と決めた果樹園主のこだわりの結果なのか、とにもかくにも郵便車資料館と言えよう素晴らしい並びです。
相互リンクをしていますmaipenLIFEの105さんよりご紹介いただいたときから、管理人に「これだけを見に長野へ行っても悔いない」と思わせてくれました。
初訪問を果たして現地に着けば、ご紹介いただいた直前にニアミスしていたという不始末っぷりが露見するも、自分だけでは縁が無かったものを結んでくれた事に感謝して撮影したのが2014年4月。
その後、2015年1月の趣味人懇親会において近所を通りかかったので訪問させてもらいました。

スズライトキャリイ
スズライトキャリイ
スズライトキャリイ
スズライトキャリイ

鈴木自動車工業
スズライト・キャリイバン
(L20Vベース郵便車)
長野県にて
2014年4月と2015年1月撮影

こちらの果樹園の周囲には宅地化の波が及んでいて、果樹園地帯であったところに真新しい家が建ち並んでいました。
そのうちの1軒を眺めて「あの家からなら良いように(キャリイが)見える」という趣味人の言葉に、それは最高と思うのとともに、この果樹園がその真新しい家に取って代わってしまうのではという考えも同時に思い浮かびました。
宅地の中に歯抜けのように残された果樹園にこれだけのものがあるのですから、宅地化の波が及ぶ前の光景を妄想して勝手にため息をついてしまいそうです。
郵便車ではトラックに箱を被せて改造されたものを見たことがありますが、こちらのキャリイでは車体がサビたためにバン後部の窓ガラスを暗窓に改めた別物の鉄板が際立っていて、バンだとすぐに分かりました。
サイドマーカーがあるので、年式は昭和42年以降になります。

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【2015/02/07 19:25】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
趣味人懇親会の草ヒロ巡りより(12)+春模様の長野より(27)
サンバー郵便車

あ~かいサンバーを趣味人懇親会で訪問した雪景色の模様と、

サンバー郵便車

2014年4月訪問の『春模様の長野より』からリンゴの花が咲く模様とでお送りします。

サンバー郵便車
サンバー郵便車
サンバー郵便車

富士重工業
サンバーライトバンハイルーフ4ドア(K87)

長野県にて
2014年4月と2015年1月撮影

りんご園に置かれたあ~かいサンバー。
日当り良好な立地のため赤の退色が著しいです。
払い下げ車の義理を通して元所有の証の部分を塗りつぶしていますが、この赤い姿のままでは正体を隠せられるはずがありません。
加えて塗りつぶした部分も経年で褪せて、何が書いてあるのか丸わかりの郵便車です。
果樹園の農薬サビは見られませんが、フロントドアは落ち立て掛けてあります。
サンバーのフロント右側にりんご園の傾斜が下がっているためか、水が溜まるようになっていたと見られ、その為にサビが酷く、ドアは重みに耐えられずもげ落ちたような断面です。
こちらのサンバーは、右側にスライドドアが無い4ドア車ですが、ハイルーフ車は5ドアという認識に加え、カタログを見てもハイルーフ=5ドアだったので、郵政省向けの特別仕様だったのでしょうか?

コメント:管理人
【2015/02/06 19:20】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
S38ハイゼット~2014年の探検隊の旅より
ハイゼット

春の畑で農作業の始まりを待つハイゼット。

ハイゼット

冬の森の中に佇むハイゼット。

ハイゼット
ハイゼット

ダイハツ工業
ハイゼットスライドバンスーパーデラックス
(S38VSU)
長野県佐久地域にて
2014年5月撮影

軽で初めて両側スライドドアを採用した4代目ハイゼットのライトバン(S38V)
トラックが昭和46年9月にFMCされたのから遅れて、年を跨いだ47年2月に登場したバン。
こちらのハイゼットでは、ご自慢のスライドドアが開ける方に上り勾配になっていて危なっかしい感じで、テールゲートを重視した置かれ方をしている様子です。
探検隊で「歌丸」と勝手に称しているお顔の前期型で、本来は黒いガーニッシュ部分は、ボディーの程度の良し悪しに関係なく、どの草ヒロ個体も共通してサビた姿になっています。

ハイゼット
ハイゼット
ハイゼット

ダイハツ工業
ハイゼットバンスーパーデラックス
(S38V)
長野県伊那谷にて
2014年12月撮影

スライドドアは、片側だけ偏って使っていたりすると、このようにドアが落ちてしまっているものも目にします。
こちらのハイゼットには、トヨタカローラのスッテカーがリアに残り、中古で購入をしたのでしょうか?
残っていたステッカーから昭和56年まで現役でした。

ウインドウッシャー液の噴出口に注目

写真で白丸で囲んだウインドウォッシャーノズルにご注目ください。
数が2つと1つの違いがご覧になれまして、2つが昭和46、47年のガイドブックに見られ、1つが48年、49年に見られます。
最初は気張って2つで登場するも、1つで十分という結果でコストカットの成果で変更になったようです。
本日紹介した2台に当てはめれば、佐久の個体が2つで、伊那谷の個体が1つになり、同じように見えますが年式の差がしっかりとありました。

コメント:管理人
【2015/02/05 19:38】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
雪でもい~な~伊那谷紀行(25)
キャリイバン
キャリイバン

鈴木自動車工業
スズキ・キャリイバンカスタム

長野県伊那谷にて
2014年12月撮影

趣味人懇親会の連載がラストスパートに入ったところですが、ちょいとばかり時間が取れないため、さらりと550で失礼致します。
同じ日に撮影をした2台は、ともにグレードはカスタムとお揃いながら、ハイルーフと標準ルーフに分かれます。
カラーリングは、ハイルーフがブラウンで、標準ルーフはそれを濃くしたような色合いになっていますが、シルバーがサビたなれの果ての姿でした。
ハイルーフの方も目立たないだけで屋根はコンガリとサビに覆われていて、車齢30年を越えたといえども、果樹園のように農薬に蝕まれる訳でもない風なのに、ヤレ具合が劇的すぎます。
サビ自慢ができるくらいの標準ルーフなんかは、そのまんま直して乗れば注目されること間違いない事でしょう。

コメント:管理人

明日の更新はお休みします!

【2015/02/03 21:54】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
趣味人懇親会の草ヒロ巡りより(11)
プロシード(前進)あるのみ

山あいの集落のわかれ道に『車両通り抜け出来ません』という、親切な案内の看板があります。
先を見れば道が細いのというのも手伝い、探索の大半を四輪車で巡っている身では、探検隊初期には道の終わりを見るまで可能性に賭けていた事もありましたが、最近では転回を考えた安全策を取るようになり、よっぽど気を引くものが無いかぎりは看板の言う通りにスルーさせてもらうところです。
結果は、この看板から上っていった先にある草ヒロに巡り会えない!だけなのですが、その出会えない草ヒロというのがレア車なのがお困りです。
続きを読む
【2015/02/02 23:05】 | トラック | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
趣味人懇親会の草ヒロ巡りより(10)
コンソルテ

ダイハツとトヨタの提携後の昭和44年に、ダイハツ・コンソルテ・ベルリーナは、トヨタの2代目パブリカとシャーシとボディを共通にし、パワートレインはコンパーノ・ベルリーナから流用して登場しました。
モデルのMCは、パブリカとセットで展開し、登場翌年の45年には車名からベルリーナが無くなってコンソルテとなり、

コンソルテ

47年には大幅なマイナーチェンジを受け、フェローMAXのようなグリルから、こちらの3分割グリルの顔になるとともに、
(MCを比較する写真が自前では用意できませんでした!)

コンソルテ

全長が少し延長され、セミファストバックスタイルのボディとなります。
ラインナップは、2ドアだけからクーペ、4ドアと広がっていき、中でも4ドアはシャルマン登場までの中継ぎ的なモデルで1年しか存在しませんでした。

コンソルテ

実は、ここまでの写真は2013年1月に訪問したおりに撮影したもので、スッキリと全貌を望めたときの古い写真でお送りしていました。

コンソルテ
コンソルテ

ダイハツ工業
ダイハツ・コンソルテ1000スーパーデラックス

昭和47年~48年モデル(EP30-N)
長野県にて
2015年1月撮影

柵に囲まれ撮影アングルが限られましたが、このご時世に撤去されずにいるだけで目っけもんです。
窓ガラスは右側面に残るものを除き全てが失われていて全体的に傷みが目立ち、物置としての活用も畑を占有するスペースや傍らのケースからして、役目を終えつつあるようにも感じられます。

コメント:管理人
【2015/02/01 23:41】 | セダン | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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