![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ダイハツ工業 ダイハツ・ハイゼットライトバンデラックス(L35VD) 長野県上田地域にて 2014年4月撮影 管理人が取材で赴く前に、情報元の草疲労さんも2度目の訪問をされていました。 ニューラインというフレコミで、160✕120ピクセルと小さいながらもこの個体を捉えた写真を送っていただきまして拝見をしたところ、特徴からニューラインではなく、昭和40年のハイゼットであると結論づけまして返信をしたところでしたが、実車を確認しないと収まらないというレベルにまで興味が湧いてしまい、軽自動車のレンタカーを手配して万全の態勢で現地へ赴きました。 目印のハイゼットトラックを越えてさらに上へと上って行き、野生動物避けのフェンスにぶつかったところで自動車を置いて周囲をしばし見回すと、それっぽいシルエットが林の中に傾いているのが見え、「あれれ、本当に居るのねえ!」と、動物避けフェンスの手前で確認を終えて山を下りた探検隊クオリティとしては、この光景は笑うしかありません。 対面を果たしまして、まずは、ニューラインかハイゼットのどちらか?という確認をすると、サイドにHIJETと。リアにはデラックスのバッチも残っていて、今だに輝きを失わないハーフキャップが足元で異様な存在感を示していました。 写メのとおりにグリルは失われていましたが、オーバーライダーを持たないフロントバンパーと、フロントライト下に独立した丸型のターンシグナルから昭和40年のハイゼットであると改めて確認が出来ました。 植物の侵入を許して車内は荒れ気味でしたが、大きな欠品は見られず当時の雰囲気をよく残しており、グリルの欠品が本当に惜しいと感じました。 コメント:管理人 |
![]() 2013年に訪れた山のけっこう上の方に鎮座なさっていたハイゼット55ワイド。 リスナーの草疲労さんより、これよりさらに上に大物の情報を得まして、再び訪れました。 ![]() ![]() 満開の桜に彩られた2台の軽トラックたち。 前回はまったく正体の分からなかったハイゼット55ワイドの傍らの1台(写真左側の個体)の正体が、少し草加減がよろしくなり ピラーの空気孔からキャリイWide(ST20)と今回判明いたしました。 前回はここの後にもう少し上まで歩いて行って、見える範囲に草ヒロが居ないのを確認して山を下りましたが、草疲労さん曰く「林の中に超レア個体」が落ちているとのことで、ノコノコとやって参りました。 ![]() 地図やカーナビも対応していない山の畑でしたが、記憶と風景を頼りに再アクセスに成功し、はやる気持ちを抑えつつ、まずは目の前の550に集中しました。 キャリイWideの後ろ姿は、山の中で春を迎えた喜びが感じられるような、とても良い佇まいをしていました。 コメント:管理人 |
![]() 探検隊のふたりで2013年に訪れたクラフト。 その時は山の中腹で見つけて眺めたのみで下りて行きませんでしたが、他の取材個体のために管理人のみで再び訪れると、山を登る前に同じ高さでご対面したので、リアにも回ってみますと・・・ ![]() 荷台から黄色い三輪車がはみ出していました。 以前の訪問時にも姿は認め、農耕機の類だろうで済ませていたのですが、フロントに掲げられた車名を見て正体を知ると、「農耕車にあらず、林内作業車なり!」とガックリときました。 ![]() ![]() デルピス号(DP-100) 長野県上田地域にて 2014年4月撮影 前回と今回訪問する間に、ネコ・パブリッシングさんから発売されています「絶滅危惧的旧車 昭和の絶版車vol.2」で、この黄色い三輪車が紹介されていました。 本を見るまでは、全く知りもしなかったモデルでしたが、目の前でスルーをしていたことに凹まされます。 マニアなトラックの荷台のマニアな1台は、荷台からピカピカな前輪を投げ出して落ちるんじゃないか?という姿ながら、実動車なのだろうなという綺麗なコンディションに見えました。 デルピス号については、「絶滅危惧的旧車 昭和の絶版車vol.2」で詳細に説明がされていますので、そちらをご覧下さい。 コメント:管理人 参考資料:絶滅危惧的旧車 昭和の絶版車vol.2 |
梅雨は何処へ行ったものかという晴れ続きで散歩が捗ります。
とは言っても、強い日差しのもとを歩いていては30分と保たずに頭が茹だってヤメたくなるので、今日は日陰が多い場所と少し考えて山のハイキングコースをチョイスして出かけてきました。 1散歩1草ヒロを目標に掲げていると以前に雑記で宣言はしてみたものの、不動車は見つけても平成二桁の痛々しい姿しか居らず、草ヒロネタにならないものが多いところです。 そして、今日は定番コースとハイキングコースの二部構成にしたので、草ヒロを拾えるなどとは考えずに出たのですが、1台だけひっかけてきました。 ![]() まずは定番コースで2キロほどの第一部です。 横須賀駅に降り立ってヴェルニー公園から護衛艦群を見渡してみれば、3日前にじんつうを見に行った折には居なかった、むらさめ型とたかなみ型が揃うも仲良くお尻を向けていたので、頭から押さえようかと2ヶ月ぶりに安針台公園まで足を伸ばしてみました。 この写真の中に、むらさめ(DD101)、いかづち(DD107)、あけぼの(DD108)、おおなみ(DD101)と並び、その他に、たかなみ(DD110)、あきづき(DD115)、こんごう(DDG173)とカレーグランプリ以来の大盛況となっています。 ひと通り眺めたら安針塚駅で第一部を切り上げて、ひと駅電車移動をしまして、第二部は京急田浦駅から再スタートして、駅の真裏にあるハイキングコース入り口に着いてみると、夏草に覆われて道が見えず迂回をして別ルートで鷹取山(標高139メートル)にアタックをしました。 ![]() アタックと言っても標高139メートルなので、ある程度登ると稜線上をゆるやかに進むだけであっという間に山頂です。 10年位ぶりの訪問なので展望台まで行ってみて眺めてみれば、ガスっていて遠くの眺望は望めなかったものの、近くの長浦湾に浮かぶ廃潜水艦の姿は捉えられました。 遮るもののない山頂は風が強く吹いているのと猛烈な日差しに長居はできず、すぐに発ち逗子の方へと降りて行くと、こちら側は20年位ぶりの訪問でどんな道なのかサッパリとおぼえておらず、下りて行くとすぐに散歩というよりかハイキングの名に恥じない険しいところがあり、歩きごたえがありました。 ![]() 山から下りると、日差しを遮るものもなく、昼の真上からの猛射を浴びて、とたんやる気が無くなり、お昼ごはんを食べて帰る前に、工事が終わって公開が再開された京急の保存車を見ていきました。 据え付けのホームを盛り土で造って気合十分に感じられた工事でしたが、保存車の方は再塗装はされたものの、サビ穴などはそのままにペンキを塗ったくっただけで、雨樋といった縁の部分はチリチリの坑だらけのところを器用に塗られていました。 廃車から30年近くになり、処分されなかっただけでもめっけもんですが、次こそは大規模修繕をしなければならないコンディションとなっています。 ![]() お待たせしました、7キロの行程の第二部も最終盤になって、やっと草ヒロの登場です。 散歩はもうヤメと立ち寄った定食屋で昼ごはんを頂き、最寄りの駅へと歩き始めてすぐに駐車場のなかに草が伸び放題のゾーンを見つけました。 ![]() ![]() 日産自動車 ダットサン・サニー1200 2ドア(B110) 神奈川県三浦半島にて 2014年6月撮影 この状態で駐車場の契約をしているとは思えず、駐車場オーナー関係者の保管車なのかな?という置かれ具合です。 遠目にもオーバーフェンダー装着、フェンダーミラー→ドアミラー、座席シート交換と改造されているのが分かるカスタムされた1台で、ボディーカラーは2ドアセダンにはないブルーにオールペンされ、サビ落ちた部分に元色のホワイトがかすかに見えます。 サビも少なからず浮く姿から、いつ頃廃車になったのだろうと思えば、残ったステッカーから平成17年2月と分かり、間もなく10周年を迎えようとしています。 何処から入り込んだのか、運転席シートの後ろの車内には草がニョキリと1本伸びていて、草に隠れている部分は、外観のイメージ以上に痛みが進んでいるのかもしれず、ワイパーに差し込まれている回収業者の営業チラシが嫌にリアルに感じられました。 コメント:管理人 |
![]() ![]() てんとう虫の並びから程なくして、新旧物置草ヒロのテールゲートを向かい合わせた競演がありました。 ![]() 三菱自動車工業 ミニキャブバンスーパーデラックス(M-U14V) 新しい方は昭和63年から平成2年頃の550のトリを務めたミニキャブバンで、平成5年に車検切れ物置となったもの。 ![]() ![]() 本田技研工業 ホンダ・ライフワゴン 羽前の国にて 2014年4月撮影 古い方は昭和46年10月登場のライフワゴンの昭和47年式で、昭和53年に車検切れになったものです。 ライフワゴンもミニキャブも、現役の期間が6年ほどと短命な嬉しくない共通点があります。ライフワゴンは、ミニキャブ追加の平成5年まで現役期間の何倍もひとり頑張っていたものと思われますが、雪の重みに耐え切れずフロントがV字に崩壊しています。 それでも、テールゲートから後部席だった部分はまだ機能しているのが伺え、この姿になってなお現役であり続け撤去を免れている姿は健気です。 コメント:管理人 |
スカイラインエステートで何とか草ヒロ取材の区切りが付き、山あいから市街地へと下りてくると時計の針は14時を少し回っていました。
8時半に行動を開始してから6時間飲まず食わずで各地を巡ってきて、ようやっとランチタイムです。 ![]() 外観に「ラーメン◯◯ちゃん(一部伏せます)」とありました国道沿いのお店に入り、頼みましたのは羽前の国の旧車狂さんオススメのもつ煮込みです。 ラーメンを看板に掲げるお店に入って、もつ煮込みとはコレ如何に?というチョイスですが、夜は居酒屋にも変身するマルチなお店なので、酒のお供に抜群のもつ煮込みは絶品でした。 味噌でよく煮込まれ味は少し濃い目でしたが、このために白いごはんが良く進み、熱燗もお供に加えたい気分になりましたが、まだ帰りの新幹線のタイムリミットまでもうひと働きが待っていますので、それはまたの機会です。 ![]() ![]() 富士重工業 スバル360 羽前の国にて 2014年4月撮影 お昼ごはんを終え最初の1件は、果樹園地帯の広い空き地に仲良く並んだスバル360の3台でした。 写真の左側の赤い個体がヤングSS、白い2台はスタンダードという並びで、部品が歯抜けに無い姿からお察しいただけるところの部品取り車の皆さん方です。 これら3台の抜け殻から再生を果たした綺麗なスバル360を見ることは整備工場や個人宅にある部品取り車ではないので無理でしたが、より良いパーツをと選りすぐりを外しっていったのがフロント側の外観だけでも分かります。 コメント:管理人 |
![]() モザイクをかけましたワゴンのまずは車内から。 古い年式と伺えるハンドルとコラムシフト、助手席方向へといくとチョークレバーとファン(エアコンではないのがミソ)の操作スイッチが見え、その他は内張りが垂れ下がっていて少し見えません。 ![]() 続いてドアレバー(助手席)。 鍵穴にはカバーが付いていて、使わない時のケアも万全!というか、少々過保護なアイテムにも思えます。 ![]() バックドアには流麗なカタカナでプリン(ス)の文字が薄っすらと見えまして、 ![]() お顔のワン・ショットで目を引くのは、幾重にも織りなす整然とした縦基調のグリル。 車名の冠にニッサンと付くと横基調グリルとなるので、プリンスの証とも言える表情です。 ![]() ![]() ![]() プリンス自動車工業 プリンス・スカイライン1500エステート(W50A) 羽前の国にて 2014年4月撮影 モザイクをかけたところで分かる人にはひと目で分かったであろう「廃車体街道を行く」で紹介された有名なスカイライン・エステート。 ライトバンなどと昨日の記事でボケっと書きましたが、ライトバンのスカイウェイではなく、ワゴンのエステートで、5ナンバーの乗用車です。 冬眠から明けたばかりの一番良い時期にご案内いただいたため、全貌をほぼ見ることができましたが、夏ともなれば車体を草の中に屋根まで埋もれさせていることでしょう。 途中の写真でも触れたプリンスというのは、バックドアには失われた部分もありますが、窓の下に「プリン(スサービ)スカー」と、右テール横には「(部)品課」という文字が辛うじて読み取れ、元はプリンス自動車の社用車だったと物語っています。 冬ながら枯れ草に覆われた姿から、物置としての役目は既に終えていて、思い出の車をとってあるという風になっています。外れてしまったリアバンパーを、ボンネットの上に置いてあるのも、処分ができない表れでしょうか。 現役の頃には、集落に嫁いできた花嫁を迎えに行ったというエピソードがあり、オーナーだけではなく集落の住人にとっても思い出深い車なのかもしれません。 ![]() ![]() モザイクを解禁した写真とともに、残雪の山をバックに春の目覚めを迎えようとしている1枚も。 ボンネットに這うツルからは、早くも小さな新芽が姿を現していました。 コメント:管理人 |
![]() ちょっとすっとぼけ顔のスピードスプレーヤの写真をもってお知らせいたします。 管理人は、友人のイベントのお手伝いに朝から出まして、裏方ながらイベント終了後の打ち上げにまでお呼ばれしてシコタマ飲んで酩酊状態なため、記事を書いたら書いたで新境地を開拓できそうですが、飲酒運転はいけませんので、今日と明日の記事更新を控えさせて頂きます。 コメント:管理人 |
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![]() 途中ブログのお休みを挟んでしまい長々とやってしまいましたが、ギロチン・ハイゼット550をきっかけにした大物たちとの遭遇は、この2台で6台全てを紹介し終えます。 まず出しました5台が写る全景写真は、左からハイゼット550、ミニカ、ホーミーマイクロバスときて、今日紹介します、ハイゼット360、スタウトと並んでいます。 整備工場裏手の流れと無縁とは思えない2台で、スタウトは保管車といった風情ですが、ハイゼットしっかりと物置をやっていました。 ![]() ![]() ![]() トヨタ自動車工業 トヨタ・スタウト(RK101) 長野県上田地域にて 2014年4月撮影 スタウトのレッカー車のようです。 定期点検シールに昭和62年12月、検査標章には(昭和63年?)6月と読め、特殊用途車であったにしても長い現役です。 長野では大先輩の方が以前に撮影されたお写真では、スタウトの側面にベニヤ板の囲いがされていて、助手席脇には犬小屋とお犬様が居られましたが、2014年ではそれらが全て無くなっていて全貌がスンナリと眺められるようになっていました。 はたらく車で生傷が絶えなかったのか、荷台には錆が盛大に浮いていますが、これといった欠品も見出だせない完品です。 ![]() ![]() ダイハツ工業 ダイハツ・ハイゼットバンスーパーデラックス(S37V) 550につられて行って、この360に繋がるだけで海老で鯛を釣ったくらいの成果ですが、今回は鯛が驚くほど付いてきました。 こちらも大先輩にスタウトとともに紹介をされており、写真では左リアのレンズがしっかりと残っていましたが、今は荷物の出し入れでアクシデントでもあったのか欠品し、リアナンバー灯はひしゃげています。 というの以外は、タイヤを埋めるほど長く物置をしていながらも、磨けば綺麗になる!と言い切れる、物置にしておくには惜しいコンディションでいます。 足元を見れば、畑ではベコベコ・クタクタになりがちなハーフキャップが、綺麗な状態でガッチリと装着されています。 コメント:管理人 |
![]() ![]() 三菱自動車工業 三菱・ミニカ'70か'71デラックス(A100) 長野県上田地域にて 2014年4月撮影 ギロチン風はハイゼットだけに留まらず、年式からこちらがパイオニアでしょうか。 エアインテークと幅広のテールライトから、2代目ミニカの1970年10月MC以降のミニカ70か、71年2月以降にミニカ71と名称変更をされたモデルのようで、右リアにデラックスのエンブレムが残っていますが、なんのこっちゃいといったドンガラさまです。 乗用車モデルながら後部ハッチを開ければ荷物の搬入も楽々というハッチバックスタイルのため、そこに一目置かれての御役目拝命だとしたら、すこし可哀想な気もします。 フロントガラスから先がバッサリと無く、五右衛門の斬鉄剣の刀の錆にされた痛快な姿で、運転手は切り離されたハンドルを持ってなす術なく目を白黒させているという絵が思い浮かびます。 コメント;管理人 |
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