![]() ![]() ![]() 日産自動車 ニッサン・キャブオールマイクロバス(KC240) 長野県佐久地域にて 2014年5月撮影 こちらのキャブオール、窓は引き違いで開閉可能、車内には座席シートが並んでいて、車体寸法こそ小型自動車の枠内に収まっていますが、14人乗りのマイクロバスになります。 定員15人前後のマイクロバスは、トヨタ、ダイハツ、いすゞと、日産からはホーミーもありましたが、中でもトヨタのハイエースコミューターが群を抜いており、今日に残る草ヒロでもおなじみです。 キャブオールマイクロバスについては、探検隊で6年ぶり2台目という激レアな様相を呈していますが、トミカがモデル化しているので、ミニカーファンをはじめ、そちらの方が馴染み深いと思います。 こちらの個体、ヘッドライトが少し見えるくらいしかお顔が見えず、グリルがどうなっているのか全く分からない状態ですが、小ぶりなサイドマーカーが確認できるので、昭和46年頃に大型化されるまでのモデルであろうと推測ができます。 コメント:管理人 |
![]() 昨日のキャブオールでは、3000DIESELのエンブレムが脱落していましたが、本日紹介をしますシビリアンでは、片ビスで辛うじてくっついていました。 ![]() ![]() ![]() 日産自動車 ニッサン・シビリアン幼児専用車(GHYC240N) 長野県上田地域にて 2014年4月撮影 タイトルに~取材が付いているように、105さんより紹介頂いた個体です。 現地に赴いてみて、フロントを撮影している時には気が付きませんでしたが、リア側に回ってみて木造住宅とシビリアンに立て掛けられた工事看板から、「いい錆夢気分」にて紹介されていたものだと気が付きました。 その様子(平成21年3月)と比べて傍らに石塔が新たに置かれたくらいで、工事終了から15年が経とうとしている看板がそのままなのが妙に嬉しかったです。 幼児専用車は、リアに間口835mmのワイドな肩開きの非常ドアがあるので、物置として余生を送るなら荷物の出入りに持ってこいなのにと思いましたが、考えてみれば外側から閉めることは想定されていないので、看板を立て掛けてあるのは通常営業?の姿ですね。 コメント:管理人 参考資料:シビリアンカタログ(3021T) |
![]() ![]() 三菱自動車工業 三菱・ミニキャブEL(T130) 羽前の国にて 2014年4月撮影 丸目じゃないのよ角目なのよ! W(水冷)じゃないのよ、空冷のELなのよ! ELでも、トラックはFMCの2代目なのに、バンは何でMCで初代のままなのよ! そういえば「EL」と書いて「エル」と読む「エル」って何なのよ? と、妙なテンションで書きなぐりました、昭和46年にドロンパから装いあらたにしたモデル。 トラックのみ一新され、三角窓がなくなりライトの角目にも表れたシェイプなキャビンとなり、 翌年の47年には、エンジンの水冷化により丸目さんのミニキャブWへと変わります。 一方でバンは、ボディそのままにガーニッシュでフェイスリフトをしたくらいでELとなり、 さらには、エンジンが水冷化されたトラックと異なり、空冷のままで360cc時代を全うします。 このちぐはぐさにも、三菱の戦略があってのことなのでしょうが、 結果として角目のミニキャブトラックは15ヶ月という短命に終わり、 探検隊の活動でも、奈良と長野の2台キリという、 初代よりもレアというシロモノになってしまいました。 羽前の国に居たこの1台は、道路から見えるも奥まった並木の下にいて、 なんとな~くスルーされそうな雰囲気を感じて、図々しくも「撮りたいです」とリクエストをして、 クラウンを回してもらって撮影をさせてもらいました。 コメント:管理人 |
|
GWの研修旅行では、草ヒロを求めて考えて走りまわって多くの巡り合いを果たしましたが、
「走って~草ヒロ見つけて~止まって~写真撮って~数分経過!」という動作の繰り返しを、 家族を伴っての旅行に持ち込むのは憚られたので、草ヒロの新規開拓を避けてルートを組み、 見知った個体たちは、「これを跨いだら泣く!」というマイラーを除いて確認で失礼してきました。 しかし、避けて走ってもそこは草ヒロの聖地長野、ご新規さんとは当然遭遇するものです。 撮影コンディションに恵まれずに逃した個体と、撮影出来た個体は半々くらいで、 本日の記事では、残りのご新規さんを一気に出しまして、早くも連載終了です。 ![]() 富士重工業 ドミンゴ キャバリエショックの直後にフラフラと入った道で見つけた物置ドミンゴです。 車で走っていてこの状態の550(←ドミンゴは準・サンバートライなので含めてしまう) を見つけたとしたら、手間との釣合いが取れないので間違いなくスルーを決めています。 ところが、首からカメラをぶら下げて、ポツリポツリと歩いている時ならば、 5秒もあれば撮影態勢に入れるので、スルーをする理由は微塵もありません。 でしが、いざコメントを付けようにも「物置ドミンゴ」としか出てきません。 ![]() 富士重工業 サンバートライ4WD こちらのサンバートライさんは、草ヒロモードであるならば、 面して農道が走っているので近くまでアクセスをするであろう立地ですが、 モードでは無い状態ならば、リアビューのみなのでスルー確実な所です。 幸いにも、次に紹介する2台とセットで撮影ができて、 背後のお山の新緑が綺麗なので、ドミンゴ・トライセットくらいに出してみました。 ![]() ![]() ![]() 本田技研工業 シビック1300 5ドアGF<ホンダマチック>(E-SP) 日産自動車 キャラバンハイルーフバン(E23) 長野県上田地域にて 2014年5月撮影 リアから見た瞬間に、フロントが絶望的なキャラバンと、どうだろう?というシビックの2台。 上り坂をノンビリと車を走らせていたので難なく停車場所を見つけて撮影へ。 キャラバンは予想通りダメダメさんでしたが、シビックの方はフロントが望め、 バンパーから背を伸ばして数年と思しき若木が若葉を茂らせ生えていました。 ![]() どうしてここを抜けると決めたのだろうと思うユーモラスな姿は、 スルーをしなくて良かったと思え、満足をして車へと戻りました。 ちなみに、グリルから初代の最終型で、リアにはホンダ独自のATを表した ホンダマチックのバッチが残っていました。 コメント;管理人 |
![]() ![]() プリンス自動車工業 プリンス・スーパーマイラー2t積高床型(BRTH-2) 群馬県妙義地域にて 2014年5月撮影 タイトルに「新緑の長野」とありますが群馬です。 一本道の国道に面して置いてあり、旧車界のみならず各方面で有名な存在です。 残っているかおっかなびっくりで前を通ったところ、 タイヤの曲がり具合など、鈴木B360が写真を撮ってきたままに鎮座し、 国道を行き交う多種多様な車たちを、眼光鋭く見守っていました。 今回は、左側に残る定期点検ステッカーに、昭和62年の文字を確認できました。 ![]() 2007年8月の鈴木B360が撮影したマイラーさん。 元記事:鈴木B360単独行(9) ![]() マイラーからそんなに遠くない宿場町の117クーペは、残念ながら居ませんでした。 元記事:探検隊過去の探索Ⅲ(2) コメント:管理人 |
![]() ![]() 富士重工業 スバル・サンバートラックフラットスタンダード(K55) 長野県上田地域にて 2014年4月撮影 先日の東芝のお店の前のジープを出す時に、 確かに頭には残っていたはずの東芝カラーのサンバー。 ジープが東芝カラーで無くて残念→他で東芝カラーを見ていました!という流れにするはずが、 泊まりの仕事でサッパリと忘れて別な車の記事を作っていました。 こちらの見目麗しい東芝カラーのサンバーは、 リンク先のいい錆夢気分さんとmaipenLIFEさんでご紹介されている要チェックな1台でして、 maipenLIFEの105さんご紹介いただいて取材に行ってきました。 サンバーは、電気屋さんであったという場所ではない母屋と蔵の間にちょこんと置かれていて、 アオリ板を下げたり外したりしているので何かに使われていた様子ですが、 様々な家電製品を積んだ荷台には、今ではクタクタになった枯れ草が並んでいるくらいで、 引退した身といえ暇を弄ばしているように見えました。 ![]() 東芝カラーのサンバーは、トミカでは前期型の低床モデルが製品化されています。 赤いラインが低床の後方部分に合わせてあるので塗り分けが異なります。 草ヒロの個体では助手席側のアオリ板がありませんが、 「東芝カラーテレビ」といった製品名が書かれていたのかもしれません。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ![]() ![]() フォルクスワーゲン フォルクスワーゲン・ビートル 廃車体趣味人よりも風景写真を撮りにくる方々に人気の1台です。 昨日出しましたカローラバンからも近く、ビートルの背後にはトライさんが鎮座していますが、 車を知らない人が見てもすぐに分かるビートルのフォルムには敵うとは到底思えません。 物置の役目は奥のトライさんにお任せしていると見えて特に活用はされていないようで、 荷物に騒がされること無く静かに山あいの風景の中にある佇まいが良いのでしょう。 ビートルの年式は改造されていては追いようがありませんが、 フロントガラスが平面っぽいのとアイロンテールであるので、 1968年~1972年のモデルだろうと思われます。 コメント:管理人 |
![]() SUIの草ヒロミュージアムさんで紹介をされている草ヒロを取材してきました。 とてものどかな山に、これは見かけない!という2台がポンと居まして、 今日紹介するのは3姉妹の末のお嬢さんです。 ![]() ![]() ![]() 日産自動車 リベルタビラ3ドアハッチバック1500SF(E-BEN13) 長野県長野地域にて 2014年4月撮影 三姉妹の三女リベルタビラ。 ブルーバード販売店向けモデルとして投入され、 初代は4ドアセダンのみでしたが、2代目では3ドアハッチバックが追加されました。 ミニ・ブルーバードといった位置づけでSSSや女性仕様車(3ドアのSL)といった ブルーバードを知る人には嬉しいグレードが設定されていたり、 昭和61年には三姉妹で日本カーオブ・ザ・イヤーを受賞していたりしますが、 最後まで残ったパルサー以外はマイナー車と言われるようなお車です。 ![]() こちらの個体は、リアこそリベルタビラでしたが、フロントマスクはパルサー! 後日写真を見せた鈴木B360は直ぐに気がついてくれましたが、 現地で管理人は気が付かずに、「囲まれているねぇ」くらいで去っていました。 実家がリベルタビラに乗っていたのに気がつかないとは恥ずかしい話ですが、 トランクガーニッシュの文字を見て油断していました。 オーナーにどんなこだわりがあったか分かりませんが、 さすがは姉妹車といったカスタマイズがされていました。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ![]() ![]() 日産自動車 ニッサン・バイオレットバン(VJ710/H-VJ710) 長野県長野地域にて 2013年11月撮影 先日コメントにて、リスナーの長野在住の旧車好きさんからとある個体の取材要望のあり、 撃ちもらしが多い草ヒロ探検隊にしては珍しいことに、しっかりと取材済みでありました。 探検隊がこのライトバンを見つけたのは、 次なる場所へ向かうべく意気揚々と高速道路に入った時で、 合流車線でグングンと加速をしていく中、「奥に何かライトバン!!!」と叫ぶも、 どうすることもできずに見送って涙をのんだ1台でありました。 涙をのんだのが13年2月の探検隊の旅で、その後11月に管理人ひとりで訪問をしました。 現地では、合流車線から見えた時のイメージより随分と遠くの方にライトバンの姿が見え、 そこに向かって軽トラでも厳しい細さとなった道が伸びているので、 道が無くなるような年月に期待を抱いてズンズンと歩いて行ったのですが、 車名が分かるくらいの距離になって鼻を突く動物の糞のニオイがし始め、 これはイカンと熊避けの鈴をジャンジャン鳴らしながら後退しつつ様子を伺い、 特に何のザワツキもなかったので、撮り逃げすると決め込んで突撃。 幸いにもイノシシ騒動以来の不幸に見舞われること無く車へと逃げ帰りましたが、 バイオレットバンと認識して写真を撮ったものの、強烈な糞のニオイしか記憶がありません。 その後、クマの糞について調べてみると、基本的には強烈なニオイはしないとのことで、 何事もなく帰ってきた今となっては笑い話なのですが、 クマは朝と夕方に活発に活動をするので、 廃車体がこんな色合いに染まる時間帯は注意が必要です。 コメント:管理人 |
![]() コロナとカローラを見終わると、 潰れているけれどダットサントラックがあるというお話が少し歯切れ悪くあり、 年式から「それは、見てみたいです。」と軽く言ってしまい、 RSクラウンが元気よく走ること数分で一気に雪景色の中に到着しました。 ![]() ![]() 日産自動車 ダットサントラックデラックス( 羽前の国にて 2014年4月撮影 雪がほぼ無い平地から沢へと入っていって数分でこの有り様でした。 道路には雪がないので快調に進んでいきましたが、 クラウンから降りてみた風景に「やらかした!」と嘆息したのは言うまでもありません。 そして、歯切れが少し悪かった理由が十二分に理解出来ました。 ダットサンは道路から一段低い所にあり、 傍らにできた水たまりから雪解けは進んでいる様子でしたが、 道路から避けた雪が溜まるためか周りより多い雪に覆われていました。 ルーフが潰れていたり、荷台が左側にひん曲がっているのは、 雪深いだけでなく、雪溜まりになっているところが大きいようです。 ちなみに520系なのですが、2灯の520なのか4灯の521なのかは、 話を聞いたのに、すぽんと抜け落ちていてメモにも無く失念しています。 記事にして見切りで出しましたが、案内人の羽前の国の旧車狂さんのフォロー待ちです。 5月13日追記 羽前の国の旧車狂さんよりフォローを頂き、 この個体は昭和43年式の521のデラックスになります。 コメント:管理人 |
![]() 旅3日目の報告で出しましたニッサンな緑の塊です。 なんらかの車であろうと思い、お隣の個体を経由して近くまで来て、 見事なまでの緑のお団子に包まれた中から突き出た前後不明のボディで、 自動車であることを確信はしたものの、何の車なのか分かる状態だろうかと、 期待と不安が入り混じるなか突き出た先と対面してみると、 ![]() ![]() 日産自動車 ニッサン・スカイライン1800スポーティGL(PC10) 長野県佐久地域にて 2014年4月撮影 身構えたのがバカみたいに、あっさりとスカイラインと分かりました。 グリルにバッチが残っていて1800スポーティGLとグレードまで判明し、 プレートで最終確認とばかりにニッサンPC10型とまでハッキリしました。 この個体、車内はジャングル状態で豪華だった内装は見る影もなく、 グリル周りに部品が少々残るのみでエンジンやドアといったものは部品取りされて無く、 ほぼガランドウの状態で物置になるかな?くらいに置かれたようです。 ![]() このスカイラインは、エンジンが改良された昭和46年9月MCモデルになり、 G18エンジンは100馬力から105馬力にパワーアップをしています。 グレードの1800スポーティGLは、このMCで新設定されたモデルで、 タコメーターにコンソールボックスに高級クロス張りシートと、 スポーティさと内装の豪華さを両取りしたものでした。 コメント:管理人 |