![]() ![]() 富士重工業 スバル・サンバー550トラック(K77) 山梨県甲府盆地にて 2012年2月撮影 果樹園の奥のほうに軽トラックがぶっ潰れていました。 寝転がればフワフワしそうな苔の絨毯を荷台の載せていて、 さぞかし古いお方なのかと観察をしてみると、550ccのサンバーさんでした。 サビが全身に回って重力に耐えられなくなって穏やかに畳み潰れたようです。 こんな状態ですが、ピラーの4連の通気孔や特徴的なリアからK77と分かり、 リアガラスに『キングサイズ100ワイド550cc』というステッカーが見えたので、 フロントガーニッシュが細い初期モデルであろうと推測出来ました。 遭遇回数の割りと少ない初期K77と導き出せたのですが、 こうも平たく潰れてしまっていると…、徒労な感じがしてしまいます。 コメント:管理人 |
![]() 夏休みのため 8月22日から26日までブログの更新をお休みします。 時折ブログに現れては更新休止をお知らせするニャンコさんにお出で頂き、 少しばかり長くタイミングのズレた夏休みを頂きます。 更新休止中は管理が全くできないので、 コメントを承認制として、更新再開時に反映されるようにいたします。 草ヒロ探検隊 管理人 |
![]() ![]() 三菱自動車工業 ミニカ73デラックス(A101) 長野県中野飯山地域にて 2012年4月撮影 昨日紹介のカローラと同じようにサビに覆わて崩壊寸前なミニカです。 どんな年式なんだろうかと見回すとラジエーターぽい物が見えたので、 水冷エンジンとなったミニカ73と思われます。 1972年(昭和47年)9月MCで登場のミニカ73は、そのひと月後にミニカF4が登場するため、 廉価モデルという位置づけでデラックスとスタンダードの2グレードのみで、 『残された』と呼べるようなモデルで、翌年にはフェードアウトしてしまい、 自動車ガイドブックに掲載がありません。 ![]() 三菱自動車工業 ミニカエコノ・ティコ(M-H14V) 長野県中野飯山地域にて 2012年4月撮影 ミニカ73のすぐ近くには、その16年後のミニカ(エコノ)も物置となって働いていました。 ボンバンブームに乗りに乗って、乗用モデルよりバンモデルが花開いた年代で、 エコノのサブネームの下に、マリエ、ライラ、パセリ・ジャッカル、ゼオ…と大家族になりました。 その大家族に昭和63年1月、最後に仲間入りしたのがこの個体のティコです。 FMCまで1年のモデルながら、ボンバンブームの集大成とも言えるものです。 博物館展示車をはじめ、とかくそのモデルの前期型ばかりに眼が行きがちですが、 この果樹園地帯では、熟成された末期モデルのいぶし銀な共演が見られました。 コメント:管理人 |
![]() ![]() トヨタ自動車工業 トヨタ・カローラ4ドア 長野県中野飯山地域にて 2012年4月撮影 昨日ご紹介をしたクレスタのご近所にもう1台のトヨタセダンが、 農薬による劇的なサビで自重に耐えられずバッキリといっています。 気息奄奄たる姿ながらも、推理ができるくらいにパーツが残っていて、 フロントフェンダー、テールライト、Cピラーの換気孔カバーなどから、 2代目カローラの昭和46年8月MCモデルであることが分かりました。 ハンドルからハイデラックスかな?とまでいくも排気量までは踏み込めず、 1200のKE20なのか1400のTE20なのかまでは区別できません。 このカローラの近所ではシャレード~クレスタ~明日紹介予定の2個体と、 5台の草ヒロたちをサクッ見ることができ、今日では貴重な草ヒロ密集地帯だったのですが、 そんな中で直後に550の箱バンが横倒にされて解体されている姿を見てしまったので、 もう手の施しようのない状態ですが、「頑張れ!」とエールを送らずにはいられません。 コメント:管理人 |
![]() ![]() 鈴木自動車工業 スズキ・フロンテ360バンデラックス(LS10) 長野県中野飯山地域にて 2012年4月撮影 デリカバンワイドから山を降りてきて、河川敷の果樹園地帯へと出てきました。 この探索直前の3月の旅行で、このフロンテバンを含め何台かの草ヒロたちの勇姿を、 2008年の探索から久方ぶりに見たにも関わらず、面倒くさがってスルーしたいたので、 探索の場面に取り込んですぐの再訪問を果たしたのですが・・・。 残っていてくれて、コンディションもさほど変化のない、ほんに健気な個体に対して、 荷物でゴチャゴチャしているし降りて行ってもなあと、座席に座ったまま窓開けて撮り逃げしました。 ![]() ![]() 鈴木自動車工業 スズキ・フロンテ360バンスーパーデラックス(LS10) スズキ歴史館所蔵 2013年7月撮影 草ヒロでは荷物に包囲されてしまってモヤモヤ感溢れるところですが、 スズキ歴史館の展示に多少窮屈ながらも、 スズライトFE~フロンテ360バン~フロンテハッチと順序良く並んでいたので、 まずはフロンテ360バンから紹介をしていきましょう。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ![]() 三菱自動車工業 デリカバンワイド1400 5ドアデラックス(J-L031PV) 長野県中野飯山地域にて 2012年4月撮影 80年代へ走りだした。という刺激的な謳い文句など、 カタログでは1980年代を先取りした新時代の車であることをアピールし、 1979年(昭和54年)に登場をした2代目デリカシリーズ。 ワゴンモデルにはスターワゴンの名前が与えられ華開いていくモデルの一方で、 バンは小型車枠いっぱいまで車幅を広げた意味合いから「ワイド」の名前が入り、 サターンエンジンの1400と1600の二本立てでスタートをしました。 昭和57年のMCで1800cc4WD、ロングハイルーフ、ディーゼルの追加とバッチのMMC化の影で、 ミニキャブが辿ったように「ワイド」の名前がひっそり外れてしまい、 ラインナップは充実しましたが、ただのデリカバンになってしまいました。 この個体は、昭和54年~57年までの前期型の1400ですが、 テールゲートにはスポイラーを装備して少しオシャレなところや、 目の前に立派な納屋がありながらも物置として生きているところなど、 初代ハイエース~4代目ハイゼットと来ていたところにガクリ感はありますが、 ロールーフ白の地味過ぎる箱と素通りできない好ポイントがありました。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ダイハツ工業 ダイハツ・ハイゼット平床一方開スタンダード(S38P) 長野県中野飯山地域にて 2012年4月撮影 ライトエースワゴンからハイエースコミューターを経て、 ナビ画面は真っ白ながら5万分の1地形図を頼りに抜けられると信じてダートを進み、 視界がひらけて舗装道路が見えてくるとともに、木立の中に白い軽トラックが・・・。 望遠レンズで眺めてみると探検隊が勝手に呼んでいる『歌丸ハイゼット』で、 鳥の巣で落ち着いているヒナのように木々の包み込まれていました。 春の訪れととともに雪の中から現れて、この撮影の後には新緑の季節を迎え、 今頃の夏の盛りにはすっかりと緑に覆われ尽くして、姿を望むのは難しいかもしれません。 コメント:管理人 |
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![]() ![]() 車名は本文後半で 長野県長野地域にて 2012年4月撮影 TNさんに気を良くして、山を越えて行くと果樹園の隅に役目を終えた軽トラが・・・。 果樹園仕様車のなれの果てと見えますが、フロントはツタと木箱に囲まれ臨めず、 イマイチ見慣れないリアだなぁと思いつつもお家で調べれば分かるべ!と、 ナリに綺麗な後ろ姿に油断をして、さして追求することもなく現場を後にしました。 撮影から1年以上放っておいて、さぁ記事を拵えるべかとリアを洗ってみると・・・。 ![]() 鈴木自動車工業 スズキ・キャリイ(L31) 長野県松本盆地にて 2007年12月撮影 TNさんと仲良く並んでいる松本盆地南部の有名個体、 3代目キャリイ(L30は一方開き、L31は三方開)であることが分かりました。 片手で足りるくらいしか見たことがないモデルで、 確定させるのに写真を求めて、まずはスズキ歴史館の展示車を見てみたのですが・・・。 ![]() ![]() 鈴木自動車工業 スズキ・キャリイ(L31) スズキ歴史館所蔵 2013年7月撮影 軽トラ市のディスプレイ展示であったため、 見たい肝心のところはアオリ板によって隠されていて、 凄く良い展示なんだけど、激しく惜しい!!という感じでした。 コメント:管理人 |
![]() ![]() 本田技研工業 シビックCVCC1200 4ドア(B-SF) 長野県長野地域にて 2012年4月撮影 あっち行って、こっち来てのどこに軸があるのか、 運営をしている管理人ですら分かりませんが、今日は春先の長野な気分です。 日野のバスの見えた農免農道を進んでいくと、 カーナビは沈黙するも良い感じの道があったので入ると、 程なくして行き止まりになってしまいましたが、 農免農道からは見えないところに2台の姿が見えました。 手前の個体は、遠目でもわかったおしりを向けたシビック、さらに奥には軽トラも・・・。 2台まとめての発見に嬉しく小走りしていき、 まずはじっくりとシビックを見てみると、ミラーといい光り物の少ないグリルといい、 バンみたいな素っ気ないお顔をしていました。 年式は調べてみると昭和52年9月MCモデルになり、 翌年6月に1300に排気量アップするまでのモデルでした。 装備からして、自動車ガイドブックなどを見る限りではHi-DXあたりのグレードと思われます。 ![]() ![]() 本田技研工業 ホンダ・シビックCVCCデラックス(SG) ホンダコレクションホール所蔵 2013年5月撮影 ホンダコレクションホールで撮影してきたCVCC1500の4ドアもあわせて出しましょう。 昭和48年12月のCVCCエンジン車の初投入モデルとなったのは1500・4ドアのみで、 2ドアや3ドアの全モデルがCVCCとなるのは昭和50年8月になってからでした。 赤と比べると地味過ぎるグレーが隅っこにちょこんと展示されていましたが、 CVCCの原点となったモデルであるならば納得です。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ![]() 富士重工業 サンバーバン4WD郵便車(KR6) 長野県上田地域にて 2013年5月撮影 青々とした水田地帯に置かれていた真っ赤なサンバー。 水田の際で頑張っている個体が少数派な上に、 年式・色こそ違うもののサンバーを佐久入りしてすぐに見に行っていたので、 半日しか巡れなかったドライブながら、充実感を感じさせてくれる発見になりました。 田植えを終えたばかりの田んぼが水鏡になって、 稲の間々ファジーな姿と苗代の居なくなった水面にくっきりと映る赤いボディと、 1台で2回おいしい姿を見せてくれた赤いニクイ奴でした。 コメント:管理人 明日は泊まりの仕事が終わった後にどうなるか分からず、 その日の内にパソコンに向けないかもしれないため、 更新は未定とさせて下さい。 また、コメントへの返信が滞っていますが、これは火曜日までお待ちください。 |
佐久から諏訪への道中、様々な個体の旅立ち(=撤去)を確認しました。
一昨日と昨日に紹介した山ではダットサンな2台とサンバーに加えて、 以下に紹介します個体たちも旅立っていました。 本日は去っていった個体たちを、在りし日の後ろ姿で偲びたいと思います。 撮影はすべて2007年GWになり、2013年バージョンは心が弱く撮影をしていません! ![]() ダイハツ工業 フェロースーパーデラックス(L37SU) 畑でオシャレな物置になっていたフェローの姿がありませんでした。 ココだったよな?という畑にはリボンタイヤが残っていて、 傍らには立派な稲葉さんが建っていました。 ![]() ![]() いすゞ自動車 エルフルートバン2台 2台仲良く並んでいたエルフも、 2台とも旅立っていて、納屋の両サイドに生々しい跡地を晒していました。 ここまでが、山で旅立っていったもので、 次の2台は、山へ至るまでの国道沿いで旅立ちを再確認したものです。 ![]() 本田技研工業 ライフバン ![]() プリンス自動車工業 プリンスライトコーチ 旅立ちを確認もしくは濃厚な面々が他にも数台いますが、 累積ポイントが溜まり過ぎて、もうコメントが出て来ませんし、 これ以上並び立てるのもカナシイものがあるので、ここいらで失礼をします。 今回ドライブをしたところに限らず、6年も経つとこんなにも変わってしまうものなのか!と、 深い深い深~い溜息しか出て来ません。 コメント:管理人 |
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