
ヨ13928(ヨ5000型)長野県松本市にて
2007年12月撮影
最近のコンテナ貨物列車には見られませんが
昔は貨物列車の最後尾には、このような車掌車が連結されていました。
この車両の前身はヨ3500型といい、戦後の混乱期を脱した昭和20年代中盤から
1000両以上が製造されたうちの1両で、昭和27年竣工時にはヨ3928を名乗っていました。
昭和42年に高速化対応のため改造されヨ13928となりました。
最後は篠ノ井にあって、昭和60年~国鉄消滅くらいの頃廃車となったようです。
国鉄末期の貨物合理化で大量の余剰車が出て
有蓋車などがメインに格安で販売されたので
このような貨車は全国各地で見かけられると思います。
なかでもこの車両は再利用性の高くない少数派な車掌車で
嬉しいことに線路も敷かれその上に置いてありました。
金属部品以外の全てがなくなっていますが
台枠はまだしっかりとしている様子でした。
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