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トヨタ・セリカ
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トヨタ自動車工業
セリカ1600ST

2022年3月撮影(現存せず)

もう何十回も行き来している道路で、何かを見ちまった味な表情に続き、「どうせ(保管車のような)アメ車」ポツリと鈴木B360が言いました。
何年と探索をやっている身に付いた詰まらない常識では、何年何十回と通っているようなところで『ご新規さん』になんて会えようものがないところで、以前は何も無かった所に何かが運び込まれたくらいの受け止めでしたが、この時は違いました。

探索車をパーーンと戻し遠望してみると、取って付けたように置かれた保管車の類ではなく、土に車体を深く埋め何十年にそこに居たであろう風格を漂わすセリカが、寒々しいまでにさっぱりとした地面に鎮座していました。
ナンデキュウニコンナトコロニセリカガ・・・と思考停止になりそうになるも、周囲にチラホラと見える切り株から樹木を整理伐採して姿が見えるようになったのだとすぐに考えが付きました。

夕日に照らされたボディはサビ色が目立つどころか白が眩しいくらいで、水が溜まったところにサビが見えるだけ。
モールがちょいと落ち、片方のフォグランプやミラーが無いものの、急にここに置いたんじゃないのかと思わせるくらいに状態が良く、果樹園の草ヒロとは思えません。
鈴木B360のビビっときたポイントとしては、ドアミラーとスパイクタイヤ。
現役だった時と、ここに落ち着いた季節を物語っていました。

残念なことに、探検隊の視界に颯爽と姿を見せてから季節がひと回りすることなく、セリカがいたところは掘り起こした土くれの山に景色を変えていました。

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【2022/12/31 22:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~6/27
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三菱自動車
ギャランGTO

北関東にて
2006年6月撮影

フォークリフトと並び、真新しい車庫に収まる三菱GTO。
納屋から発掘された名車みたいな土ぼこりを被った姿、こんなのを良いロケーションで見つけられたらというのは正直な願望。
タイヤはしっかりとしているようですが、しばらく動いていないのが伺えます。
運転席側には誰の指で描かれたのか50万というプライスと、助手席側にはまだ新しい肉球持ちが歩いた跡がポツポツと付いていて、どれぐらいの間ほったらかしにしたら、このように汚れるのだろうと思いました。

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【2021/06/27 21:25】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(51)
コロナハードトップ
コロナハードトップ
コロナハードトップ

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナハードトップ

昭和45年~46年MC
長野県にて
2018年12月撮影

春のあとしばらく時間をおいて、コロナハードトップに再訪したのはその年末。
賑やかだったコロナの周りはすっきりとしていて、車内に荷物が積み込まれています。
物置のスペースはセダンと比べると少ないながら、こちらはスペースの限りを使い倒して十二分に活用されています。
さらにこのコロナの特長で、車内は後部座席を畳んで荷物スペースにできるのと、トランクと車内を隔てる壁が外せるトランクスルーにもなるため、そのようにして使っているかはわかりませんが、実は積載性抜群なんです。
助手席の窓は落ちてしまったのか、そこを丁寧に覆うシートが被せてあり、冬ごもりの準備万端でした。

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【2021/03/20 20:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(99)
コロナハードトップ
コロナハードトップ
コロナハードトップ

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナハードトップ

昭和45年~46年MC
長野県にて
2018年3月撮影

写真では見たことがあるコロナハードトップを発見。
日がとっぷりと山の向こうに落ちてあたりが暗くなろうというとき、宿を電話で予約して到着時刻を伝えた直後に、ナンジャラホイと見つけました。
翌日の仕切り直し少々面倒な宿までまだ30分くらいかかりそうな場所。
そして場所も時間も予定を区切ってしまったタイミング。
場所は変えられないものの、すぐに宿へ遅れる連絡をしてコロナへGO。
道が狭く怪しいので歩いていって対面すると、コロナさんの周りが賑やかで、物置三昧しているのが嬉しいやら悲しいやらで、いろいろとかみ合わなかった結論。

コロナさんこんばんは。
また(明日じゃないいつかに)来ます。

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【2021/03/19 20:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2021/3/17「季節の草ヒロ」
コロナマークII
コロナマークII

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナマークII1900ハードトップGSL
(RT72-S)
昭和45年MC~46年MC
山梨県にて
2007年3月撮影

昨日のルーチェと同じ日に撮影のコロナマークII。
屋根の上がひときわ黒くくすんだように見えますが、黒ずみやサビではなくレザートップ劣化した成れの果てです。
レザートップは、屋根の鉄板にレザーを貼り付けたもので、1960年代~70年代にアメ車の影響を受けてブームになったアイテムです。
ハードトップと車名に謳いながらも、レザートップを装備した姿はソフトトップに近くなり、オープン状態にはならないものの軽快な佇まいに見え、何よりカッコいいからブームになったのでしょう。
しかしレザートップと塗装された鉄板との耐久性は比べるまでも無く、この廃車体のように極端な姿にならないにしても、カッコよくいつづけるのに苦労があったはずです。

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【2021/03/17 20:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(12)
ギャランクーペFTO
ギャランクーペFTO

三菱自動車工業
ギャランクーペFTO GⅢ
(A61GS)
昭和46年登場~48年MC
長野県にて
2012年8月と2020年11月撮影

GTカーとして名をはせた兄貴分のギャランGTOに対して、こちら弟分のFTOは、車名の意味するところ「新鮮なクーペスタイルのツーリングカー」という若者向けのモデル。
スタンダードグレードにGⅠ、ラグジュアリーに仕上げられたGⅡ、これら2モデルには前期型では初代デリカのグリルバッチでお馴染みのネプチューン86エンジンを搭載。
そしてGⅢはツインキャブエンジンのネプチューン95エンジンを搭載のスポーティモデルです。

ギャランクーペFTO
ギャランクーペFTO

最初に見た2012年7月は、ナンバーが取れてからさほど時間が経っておらず、ボディーは夏の太陽を浴びて眩しいくらいでした。

ギャランクーペFTO

転じて2020年11月、空き地にそのまま佇んでいた姿は、8年でこうも変わるかという草臥れ方で、塗装は剥が落ちてサビ、ボディを黒ずませていました。

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【2021/01/19 20:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
羽前の国クラウンツアー2019(13)
スプリンタークーペ
スプリンタークーペ

トヨタ自動車工業
トヨタ・スプリンタークーペ1200SL
(KE35)
昭和47年MC~49年FMC
山形県にて
2017年4月撮影

スプリンターも望遠効くカメラで備えて行ってリアを撮影。
左テールの下にトヨタオート店のディーラーステッカーが辛うじて残っているのが見えました。
キャラバンではなくホーミーを、カローラではなくスプリンターを、2台揃って王道を行かないチョイスはグッとくるものがあります。

コメント:管理人
【2020/11/19 20:01】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(87)
コロナマークII
コロナマークII

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナマークIIハードトップ

年式:昭和45年MC~46年MC
長野県にて
2015年11月と2018年3月撮影

コロナマークIIの向いている方向、木立の先はお尻を向けていてはモッタイナイほどの山々を望む良い景色です。
顔をこちらに向けてくれないのも致し方ない・・・という訳ではなく、単純に使い勝手の良いように置いたのでしょうが、本当に良い景色です。
前回訪問時はルーフのレザートップの面影を感じられましたが、今回は春の晴天なのがサビの乾いた感じを強くしていました。

コロナマークII

雪の無くなった野では鳥が忙しく動き回り、土から顔を出している虫を探していました。

コメント:管理人

【2020/08/19 20:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/6/26「季節の草ヒロ」
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長野県にて
2015年6月21日撮影
【2020/06/26 19:30】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(34)
スプリンターハードトップ
スプリンターハードトップ
スプリンターハードトップ
スプリンターハードトップ

トヨタ自動車工業
スプリンターハードトップ1600GT
(E-TE71)
昭和54年FMC~56年MC
長野県にて
2019年12月撮影

旧街道をそれて山を背負った集落に入り、家々を抜けた先に拡がっていた畑。
探索車ではここまで!というところでちょこんと居た4代目スプリンターのハードトップ。
トラクターの轍に雪が積もる畑の隅にあって、草ヒロ探していながら「こんな所になんでスプリンターが?」という珍しい光景です。
車内は荷物など一切積んでいない様子で定番の物置ではありません。
車検ステッカーが古いタイプの緑色で廃車となってからそれなりの時間が過ぎているはずなのですが、それを感じさせません。
1970年代の生まれですが、ドアミラーではないのが惜しい精悍なフォルムをしています。
ちょっと邪険に言ってしまったフェンダーミラーですが、ちょっと厚みがあるのは電動リモコンミラーだからで、パーソナルカーとしての快適装備には抜かり有りません。

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【2020/06/02 18:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(6)
117クーペ
117クーペ

いすゞ自動車
いすゞ・117クーペ

年式:昭和48年MC~52年MC
長野県にて
2019年12月撮影

日にちの語呂など最近はスルーをしてきた拙ブログですが、117は最新の記憶にも記録にもこの1台がありました。
旧道の森にポツンとあった整備工場跡に、1台残されていた117クーペを鈴木B360は見逃しませんでした。
平成の車が痛々しい感じに放置されたものは基本スルーを決めていますが、117クーペがそのシチュエーションに置かれるのはちょいと想定外。
1台だけこんな風に取り残されて置かれているなんて、空っぽの空き物件ばかり見てきたので都合が良すぎる話ですが、なんで置いて行かれてしまったのだろうと感じた、どう見ても寂しい後姿をしていました。

コメント:管理人
【2020/01/17 06:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
オートサロンに行く前にちょいと寄り道
スプリンター

帰宅中の鈴木B360から昨年末に送られてきた写真には、真っ暗闇にライトで照らされた廃車体の姿がありました。
オートサロンへと向かう道中に寄り道をして現物を見せてもらってきたのですが、横浜市内の細く不規則な街路が張り巡らされた一角にポツンといらっしゃいました。

スプリンター
スプリンター
スプリンター
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トヨタ自動車工業
トヨタ・スプリンターデラックス
(KE25)
年式:昭和45年FMC~46年MC
神奈川県横浜市にて
2020年1月12日撮影

初代カローラのクーペモデルとして派生したカローラスプリンターは、2代目でスプリンターとして独立を果たし、昭和46年MCで4ドアセダンが追加されるまでは2ドアクーペモデルでした。
こちらのスプリンターは、その2ドアク―ぺオンリーだった時代、2代目の前期モデルになります。
雨戸を固く閉ざした民家の庭先にあるスプリンターは、荒れるに任せて放っておかれて久しく、民家に見られる不動車では見られないまでに荒廃が進んでいます。
その姿は、ストリートビューで2009年まで遡ることができ、当時ですでに民家の雨戸は閉ざされていて、スプリンターはトランクフードが失われていなかったものの、ガラス類は今と変わらずです。
海無し区にありますが、丘をいくつも越えて流れてくる潮っ気のある風にあてられて、年々ボディーのサビを酷くしていきました。
テールライトに下には、カローラではない証?として、カローラ店ではなくトヨタオート店の販売店ステッカーが残っていました。

コメント:管理人

追伸
オートサロンの方は、ピカピカの日野ルノーが目を引きましたが、カメラの放列がすさまじく撮影を断念。
ルパン三世カリオストロの城で登場のチンクエチェントを忠実に再現したものや、最新のジムニーに初代LJ10の雰囲気を再現したカスタムカーなど拾いつつも、観客数が多く隅々までは拾いきれませんでした。
【2020/01/12 21:29】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(13)
ランサーセレステ
ランサーセレステ

三菱自動車工業
ランサーセレステ1400GSL
(B-A72)
年式:昭和50年11月MC~51年11月MC
長野県にて
2019年4月撮影

スペシャリティカーが居るのが不思議なロケーション。
杉林の奥に車らしき姿を見た時には、想像すらしなかった1台です。
ボンネットとハッチバックに降り積もった枯れ草や苔が、うら寂しさを感じさせる一方で、そんなのお構いなしに小さな芽吹きが春の訪れを告げています。
アメ車を思わせるスタイリッシュなフォルムで、ベースが初代ランサーセダンというのを想像に難くしますが、よくよく見ると思わせる部分を地味に残しています。
アルミホイール、ボンネットのカスタムデカール、フェンダーミラーからドアミラーへの変更と、乗りながら自分色に染めていったのが伺えます。
セレステの周囲にはプルタブの空き缶が散乱していて、さながら時間がそのままに止まったような昭和の廃墟のよう。
残されていた昭和61年の点検整備のステッカーから、平成の世を知ることなく走るのを止めた車だったようです。
その平成、セレステと出会った日は平成31年4月1日で、新元号の発表があり終わりの節目を迎えた日で、思い出深いタイミングに草ヒロの趣味活動をおこなっていました。

コメント:管理人

ランサーセレステ
ランサーセレステ
ランサーセレステ
ランサーセレステ
ランサーセレステ
【2019/12/20 22:09】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ふらりと信州2018皐月(2)
ダットサン

日産自動車
ダットサン110
(K110もどき)
長野県にて
2018年5月撮影

旅の最後になって雨模様となり、降り方ひどく観光地を巡ろうなんて気にならず午後3時には帰路につきました。
最後のひと足掻きに高速をいったん下りて夕食を食べて、さらば信州!と踏ん切りを付けたのも束の間、インターへの道中で、ダットサンさまの健在な姿を見てしまったら、写真に納めずに帰ったら後悔するとUターン。
土砂降りのなか、シャッターを切ったのは一瞬ですが、ずぶ濡れになり記録に収めてきました。

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【2018/05/15 05:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
善光寺平から北へ草ヒロ探訪300km(22)

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三菱自動車工業
ギャランGTO2000GSR
(A57)
年式:昭和50年MC~51年MC
長野県にて
2017年11月撮影

5年くらいぶりに、今回は鈴木B360とともにマニアックな車集う果樹園に訪問しました。
その筆頭であるギャランGTOはゴルフⅡと斜面で頑張っていました。

ギャランGTO
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前回の訪問時と比べた2枚を並べます。
かたわらのりんごの木の成長具合から前後はハッキリすると思うのですが、転じてギャランGTOのボディの具合を比べると、今回訪問の後の方が見た目が綺麗だったりします。
細かいところサビの垂れが長くなっているなど悪くなっている部分もありますが、ボディは磨いたかのように綺麗でした。

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下写真 2012年4月撮影

前回訪問した時にはギャランの背後にレオーネツーリングワゴンが居たのですが・・・
いらっしゃませんでした。

コメント:管理人
【2018/04/09 05:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
羽前の国ツアー2017(30)
スプリンタークーペ
スプリンタークーペ

トヨタ自動車工業
トヨタ・スプリンタークーペ1200SL
(KE35)
年式:昭和47年MC~49年FMC
山形県にて
2017年4月撮影

傍らのホーミーコーチの屋根が崩壊しているのに、こちらのスプリンタークーペは農薬による深いサビに覆われている姿なのに姿を留めています。
またパーツ類は多くが脱落せず残っていて、ホイールキャップ、スポーティミラー、フロントバンパーにオーバーライダーが無いことなどから、エンブレムは確認できなかったものの1200SLと思われます。
スプリンタークーペは、初代カローラから派生したカローラスプリンターに始まり、昭和45年に2代目にフルモデルチェンジ、46年にセダンモデルが追加され、47年にマイナーチェンジされた後期型がこの個体になります。
エンジンのラインナップは、2代目では当初の1200ccからラインナップ1400、1600と増やしていき、特に1600のセリカ譲りのエンジンを搭載したモデルにはトレノのサブネームが与えられました。

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【2018/01/21 06:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
羽前の国ツアー2017(21)
コロナマークⅡ

この写真でサンバーを褒め称えたのが10月で、長々とお待たせしてしまいました。

コロナマークⅡ
コロナマークⅡ
コロナマークⅡ
コロナマークⅡ

トヨタ自動車工業
コロナマークⅡ1700ハードトップ
(RT71)
年式:昭和45年MC~46年MC
山形県にて
2017年4月撮影

運転席側からですとサイドシルエットがしっかりと残っているのですが実は張りぼて。
ルーフからリアにかけては雪の重みに耐えきれず崩壊してしまっています。
全体的に草臥れていてサビに覆われつくしていますが、フロントマスクだけが妙にギラついていて良い顔をしています。
崩壊したルーフやピラーにはレザーがごく一部残っていて、現役当時はブームに乗ったレザートップだったことが伺えました。

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【2017/12/04 20:53】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お台場の天国から長野の天国へ慰安旅行(2)
サニークーペ
サニークーペ
サニークーペ

日産自動車
ダットサン・サニー1200クーペGX
(KB110)
年式:昭和45年FMC~47年MC
長野県にて
2016年11月撮影

温泉宿の予約!
食べに行きたいご飯!!
ダットサン520を見に行く!!!
と、今回の長野行きはマストなことを3項目くらいしか決めておらず行き当たりばったり。
「そういえばこの近くに車窓から見たサニークーペが・・・」と宿題を思い出し訪ねてみました。
途中でフロンテ800という僥倖に巡りあいつつ筋の道を潰していたら、草に埋もれたサニークーペ見つけることができました。
埋もれているフロントは緑色いっぱいで、ボンネットの上には苔が分厚く生していて山奥の草ヒロのようですが、近くには新興住宅地がひろがっています。
道路からの融雪剤云々ではなく、ボディは全体的にサビに蝕まれていて、ところどころ残っている塗装の下も怪しいもので、ボディカラーがブルーであったことが分からなくなるのも時間の問題のようです。

コメント:管理人
【2016/11/26 21:42】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
ホンダ1300クーペ~2010年9月

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本田技研工業
ホンダ1300クーペ

昭和45年登場~46年MC
宮城県にて
2010年9月撮影(ストリートビュー上で2015年時点で健在)

道沿いの空き地の道側の隅にポツンと1台だけ寄せて置かれていたホンダのクーペ。
そこそこ広い空き地なのに、妙な置かれ方をしていました。
一度見たら忘れない独特なフロントマスクが有刺鉄線を覆う草によってまだらに隠されていましたが、丸目4灯を垣間見ることができました。
肝であるフロントマスクがチラリなのが残念でお蔵入りしていました。
N360とシビックのビッグネームの間に少しだけホンダ車を賑わしたモデルで短命すぎたためか、スペシャリティカーのクーペを見かけないだけでなく、セダンモデルですら真面にみたことがないありさまです。
しかし、ホンダ1300にまつわる本田宗一郎と空冷エンジンのエピソードはホンダの歴史上欠くことのできないものです。

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【2016/11/16 16:50】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
週末は甲府盆地にいました~2015(21)
シルビア

狭い農道を引き返せぬままに突き進んでいると、ぶどう棚の奥にサビまみれの車を見つけました。

シルビア
シルビア

日産自動車
シルビアハッチバック(S110型)

年式:昭和56年MC~58年FMC
山梨県甲府盆地にて
2015年12月撮影

現役時代には数多の甘いエピソードがありそうなデートカーが、甘いぶどうの果樹園(訪問時は収穫終了)で隠居生活を送っています。
サビにボディを深く浸食されて、見える範囲にバッチの類は全く残っていませんでした。
フロントを回り込んで見たかったところですが、盛り土に遮られて掲載した写真のアングルがやっとでした。
現地では姉妹車のガゼールと見分けが付きませんでしたが、後で調べてみてテールライトからシルビアであると分かりました。
大きく開くリアハッチは、物置で使うのに荷物の出し入れがしやすそうですが、ふたりの愛を育むのにはもってこいの車内は、荷物を積み込むのには狭そうで、今では使うにしてもリアハッチが開いた途端に千切れてしまうのではと心配なくらいによくサビています。

コメント:管理人
【2016/03/17 18:44】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
探検隊2015慰安旅行より(25)
トヨペット・コロナマークIIハードトップ

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナマークIIハードトップ

年式:昭和45年MC~46年MC
長野県にて
2015年11月撮影

遠くの木立の下に埋もれる2ドアハードトップを見つけて車を止めてみたものの、遠目で見ても分かる荒れ果てたさまと、夕暮れ時を迎えて太陽の温かさが無くなった寂しい雰囲気に「これはどうしようもないね・・・」という気分になり、望遠効かせた写真に収めただけで去りました。
ルーチェあたりだろうと、車種を突き詰めることもなく後にしましたが、あとでしっかりと調べてみると初代コロナマークIIで、草に埋もれた中には3連のテールが朧気に見え、中期型だというのがわかります。
ルーフにはレザートップを纏っていた痕が見て取れ、現役当時は流行りにのったスタイリッシュな佇まいをしていたのが伺えます。

コメント:管理人
【2016/03/15 18:33】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
峠道のセリカ
セリカ
セリカ
セリカ

トヨタ自動車工業
トヨタ・セリカST(TA20/TA22)

年式:昭和45年登場~47年MC
山梨県にて
2011年11月撮影

写真の背景の木が紅葉していますが今年の撮影ではありません。それどころか2011年のものを今更ぽっと出し。
直近の探索分が一段落して、ふと思い出したのがこのセリカです。
セリカがスペイン語で意味する「天空の」というのがピッタリな盆地を見下ろす山の上から一気に降りてくる道中で見つけ、草ヒロ趣味とは無縁な友人に即座にリクエストをして瞬間的に撮影してきた「やっつけ仕事な1台」ですが、よそで初代セリカを簡単には見かけません。
最近の姿を趣味人の活動によって拝見し、まだ峠道で獲物を狙っているように停まっている様子です。
セリカでは、フルチョイス・システムと呼ばれたオーダー方により、オーナーがエンジン、ミッション、内装を好みで組み合わせることができ、さらにオプションも合わせれば、セリカ乗りが多少集まっても被らない自分色の1台になったことでしょう。
昭和40年代にして、今日のトヨタさんより痒いところに手が届く車造りがされていたことに驚きです。

コメント:管理人
【2015/10/30 18:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(9) | page top↑
雨ニモマケズ、草ニモマケズ、草ヒロ探検隊旅行記(8)
ファミリアプレストクーペ
ファミリアプレストクーペ
ファミリアプレストクーペ

東洋工業
マツダ・ファミリアプレスト1300クーペスーパーデラックス(STB)

年式:昭和45年登場~47年MC
長野県長野地域にて
2015年6月撮影

管理人がグランドファミリアの写真を撮っている間にも鈴木B360はズンズンと進んでいき、折り返して帰ってくるなり「この先にもファリア。ロータリーかは分からない」と3台目のファミリア宣言。
進んで行ってみどり色濃い畑の木の下の暗がりに見えたのはクーペなファミリアで、望遠レンズで覗くとテールが確認できました。
記事にする際にリアを調べてみると、テールライトがロータリーモデルは丸テール、こちらの角テールはレシプロモデルと分かりました。
5ドアHTのボディから4ドアセダンときてついには2ドアクーペとなりましたが、物置として使われているのは変わらず、プレストクーペの車内にも荷物が確認できました。

コメント:管理人
【2015/07/02 07:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
涼をもとめて高原へ(4)
夏野菜とスカイライン

日産自動車
ニッサン・スカイライン

長野県にて
2014年7月撮影

フェアレディーZがいっぱいの並びにポツンといるスカイライン。
過去の訪問ではテールライトが少し写り込んでいるだけで、フロントに至っては記録も記憶もありません。
鈴木B360は、そんな管理人のハチマルへの興味がチグハグなところを心得ていて、促されて初めて写真に収めてきました
撮っていたものの管理人には、6代目スカイラインといえば。ポール・ニューマンがCMキャラクターを努め、後期型は鉄仮面と名を馳せるモデルが居ますが、こちらの前期型といえば、トミカでまんまモデル化をされたものがあるね(by鈴木B360)という感じです。

コメント:鈴木B360&管理人
【2014/08/02 07:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
300万大都市の片隅より(1)
豆腐屋草ヒロ

トヨタ自動車
スプリンター・トレノ3ドア1600GTアペックス(E-AE86)

神奈川県横浜市にて
2014年6月撮影

ブログが更新をお休みしている間に、鈴木B360から撮って直ぐの写メがありました。
管理人は、熱にうなされながらで「パンダ~」と返すこともできず携帯を手から落とし、そのままにしていましたが、快気の草ヒロ記事1号で出します。

ドアミラーや窓から流れる汚れかサビは色濃く、タイヤは潰れてひしゃげていますが、ただのハチロクではありません。
峠へは繰り出せていませんが、希少なワンオーナー当時ものナンバーを掲げています。
ヤードでフレームだけになっていたり、パーツを毟られた個体を眼にすることのあるスプリンター・トレノですが、それとは無縁の廃車体というのは中々見られません。
近所でも、いい歳の夫婦が乗る、豆腐屋漫画とは無縁そうな当時ナンバーの現役を見かけます。

パブリカバン

トヨタ自動車工業
トヨタ・パブリカバン

神奈川県横浜市にて
2014年6月

こんな顔のパブリカバン居たかな?と思ってしまい登場から追っていったところ、後期顔となるまえの昭和46年のみの顔でした。珍しい個体なのですが、写真の半分が車のダッシュボードです。
管理人の家からは遠く行動圏ではないので、鈴木B360には是非ともハンバーグを食べにいくがてたにカメラで撮影をしてきてもらいたい1台です。

写真撮影:鈴木B360
コメント:管理人
【2014/06/27 07:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
奥の細道を行く(28)
ホンダ145クーペ
ホンダ145クーペ
ホンダ145クーペ
ホンダ145クーペ

本田技研工業
ホンダ145クーペ

羽前の国にて
2014年4月撮影

空冷エンジンのホンダ1300のマイナーチェンジモデルとして昭和47年11月に登場をしたホンダ145クーペ。
二分割グリルはそのままに丸目4灯から角目2灯へと改められ、車名の通りエンジンは空冷1300ccから水冷1433ccに換装をされます。
しかしシビックの大ヒットの影で、ライフや145セダンの生産打ち切りに続いて、49年11月に2年間の生産で打ち切りとなってしまい、華やかなクーペモデルには酷な終わりを遂げます。
そしてこちらの個体は、肝心の特徴的なフロント部分が大破しており、角目の抜け殻が覗くのみという姿で果樹園に置かれていました。
リアはバッチ類の脱落やサビはあるものの原形を留めているだけに、フロントの変わりっぷりはレア車なのも手伝って残念でした。

コメント:管理人
【2014/06/15 21:25】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
3月2日はサニーの日
探検隊のブログでは、3月2日はサニーの日と銘打って毎年サニーを紹介しており、
今年のサニーも撮影から1年以上が経っていますが、サニーの日をダシにやっとこさ出ます。

サニーエクセレントクーペ
サニーエクセレントクーペ
サニーエクセレントクーペ

日産自動車
ダットサン・サニーエクセレント1400クーペGX

(KPB110GK/KPB110GAK〔自動変速機付き〕)
長野県長野地域にて
2013年2月撮影

2代目サニー(昭和45年1月~48年5月)のモデル半ばの46年4月に発売されたサニーエクセレント。
本家サニーよりサイズアップし、エンジンは510ブルバードのL14を搭載した
最高級モデルとして位置づけられ、セダンとクーペの2車種がありました。
本家にあったライトバンやトラックまでは、残念ながらラインナップしていません!

このエクセレントクーペは、管理人がK87を再撮影中に、
鈴木B360が探索車を流して見つけてきたもので、サイドビュー写真のエクセレンの奥には、
次なる個体を求め疾走する探索車ポル・・・スペイドの姿がいます。
過去に一度訪れていたからと油断をしていたら見ることはなかった、鈴木B360努力の賜物です。

果樹園の隅に置かれて農薬によるサビで草臥れるも、
まだクーペの風格は損なわれておらず、とてもいい顔をしていました。
しかし、さすがに閉まらなくなったドアや積載物からは、物置としての活躍に限界を感じました。
グレードのエンブレムは脱落していましたが、グリルに組み込まれたフォグランプや、
2色に塗り分けられたトリプルアクセントストライプからGXと分かりました。

コメント:管理人

【2014/03/02 18:03】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
恒例の塩尻探索プラス2012(49)
ニッサン・フェアレディZ

日産自動車
ニッサン・フェアレディZ 2by2(GS30)

長野県松本地域にて
2012年3月撮影

日産の日ではないの?という鈴木B360からのメッセージに、
しばし、日産、にっさん、ニッサン、NISSANと考えて見ましたが、
いいニッサンの日である11月23日にやりきっているので早々候補は出てこず、
回答を保留していましたが、これもニッサンであることに気が付きました。

2シーターコテコテのレーシング仕様ではなく、
定員を4人に拡大して奥さまと子どもが居るダンナさまも、
憧れのスポーツカーに手が届くようにした2by2。
2シーターとくらべてホイールベースと全長をそれぞれ約300mmずつ拡大しているので、
フロントビューでは難しくとも、サイドビューではその違いが一目瞭然です。

ドラマ「大都会」と「西部警察」で先頭をきって走るパトカーとして撮影に使われ、
後に石原裕次郎が石原良純に外装のカラーを塗り替え(内装はパトカーのまま)てプレゼントし、
その後、事故して潰してしまったモデルとして有名です(笑)

こちらの個体、峠道の脇で廃屋を取り囲んで何台かバラバラに置かれていた中の1台で、
社外アルミを履いてカッコよくハンドルを切って留め置かれていましたが、
雪だというのに窓は開け放たれ…というかクォーターウインドーは割れるなど、
良いとはいえないコンディションで、憧れの車から哀愁が漂っています。

コメント:鈴木B360&管理人


【2014/02/03 23:23】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2013霜月の長野より(20)

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日産自動車
フェアレディZ 2by2(GS30)

長野県上田地域にて
2013年11月撮影

道路際に置かれた草ヒロ個体ほど、鑑賞と撮影にお手軽簡単で嬉しいものはありません。
が、こちらのZは道路幅は狭いながら長閑な農道ではなく、
交通量も多い県道の未整備区間の隘路に面して置いてありました。
行き交う車を気にしつつじっくり見るというのはできない相談に加え、
付近にバネット、キャラバンを始め多くの個体が集結していたので、
一番アッサリと撮影をした1台だったかもしれません。

鈴木B360はこれらの写真を見て、
太陽にほえろ!でマミー刑事と対決したZを思い出しました。

コメント:管理人



【2013/12/29 15:00】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
山梨探索2011~2012(23)
シルビア

「これこそ正真正銘、磨けば綺麗になる個体です。」と鈴木B360が絶賛したシルビア。
2007年2月の出会ってから2011年11月の再会までの5年で随分と待ち草臥れていました。

シルビア
シルビア

日産自動車
シルビアハードトップ1800LS-X(S110)

山梨県甲府盆地にて
2011年11月撮影

立派な車庫に残されたのはシルビアだけとなり、
隣人が去ったあとには草が幅を利かせていました。
シルビアにとっては30年余りの中のたった5年間ながら、
ただ雨風に打たれるだけであった間のダメージは大きく、
「まだサビも殆ど見受けられない。」とかける言葉はありますが、
磨いても艶までは戻るかどうか・・・。

コメント:管理人
【2013/11/21 22:07】 | 2ドアHT・クーペ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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