![]() ![]() ![]() 日産自動車 ニッサンプリンス/ニッサン・ホーマー 昭和43年MC~47年MC 山形県にて 2017年4月撮影 トヨエースの前にはホーマーが居ました。 こちらは1台とカウントできる完全な姿でありました。 荷台に積もった枯れ草の量もさるとこながら、全身の劣化した塗装のひび割れが、長く放置されていることを物語っています。 コメント:管理人 |
![]() スカイラインバンの居たところからさらに山深く入っていき山林しか見えるものが無くなるも、道路が快適に整備されているため突き進んでいると、道路わきの一段高くなったところに、木に囲まれた黄色い車を見つけるとともに、その奥にも何やら怪しい影が… ![]() 2灯の2代目トヨエースだって? ![]() ![]() トヨタ自動車工業 トヨエース 年式:昭和38年MC~42年MC 山形県にて 2017年4月撮影 せっかくの大物も、低い道路から撮影するには奥に深く、手前の木に遮られて良く見えません。 手前に舗装された林道があったので、横から見えればと歩いていけば大当たり。 ただし本当に横からしか見えません。 左真横から見て、荷台があるべきところには枯れ木と枯れ草が小山を造っているだけで、どうやら頭しかない様子。 チルトするキャブだけが外れてシャーシがないため、ドアにあるPのバッチが示すP型エンジンもありません。 シャーシが無いので自動車的には1台としてカウントはできないのでしょうが、探検隊的には荷箱だけでも成立する廃車体鑑賞としては、顔が拝見できたので満足でございます。 コメント:管理人 |
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![]() 日産自動車 ダットサン1200トラック(320) 年式:昭和39年MC~40年FMC 山梨県甲府盆地にて 2015年12月撮影 新年明けましておめでとうございます。 本年も、草ヒロ探検隊ブログをよろしくお願いいたします。 前回から2年が空きましたが、元日恒例のダットサントラックです。 恒例と言いつつも、2008年、2013年の二回しかでていませんが、甲府盆地で『廃車体街道を行く』をやるなら外せない1台と、探検隊がイチオシするダットサントラックから一年をスタートいたします。 コメント:管理人 |
![]() 頭の代わりにパレットが三枚立てかけられたトラックの荷台。 サイドビューやフロントビューから見つけたならスルーを決め込むところですが、なぜ撮っているのかといえば。 ![]() 鈴木B360がテールライトを見ただけで、この荷台が誰なのかを導き出したためで、頭が無いのが甚だ残念ではありますが、珍しい車だったので、ふたりで舐めるように拝見してきました。 ![]() テールライトだけで当てられる、いい意味での変態さまは世に限られますので、答えとなる部分の拡大写真で解説しますと、 最大積載量が500kgは、軽トラック(350kg)ではないという事。 ディーラーシールが、トヨタカローラ南信である事。 以上の2点からざっくりと結論を申せば、 この荷台は、トヨタ自動車工業の初代ミニエース(UP100)のでした。 コメント:管理人 ![]() もう1台の荷台オンリーなミニエーストラック 山梨県東部富士五湖地域にて 2010年4月撮影 鈴木B360より、もう1台の荷台だけの個体のリクエストが入りましたので追記です。 完全体なミニエーストラックよりも、荷台だけの姿の方が馴染みあるという何とも悲しい実績のある探検隊です。 この荷台も見つけた時に大注目したのは鈴木B360でした。 元紹介記事:2010春の異常気象にて(7) |
ダットサン・キャブライトの居た果樹園から程近い耕作放棄地のダットサン軍団は、昨年の様子と並べて紹介をします。
各車とも写真上が2014年版、下が2015年版になります。 ![]() ![]() 日産自動車 ダットサントラック(G221) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(36) ![]() ![]() 日産自動車 ダットサン1300トラック(520) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(34) ![]() ![]() 日産自動車 ダットサントラック1500スタンダード(620) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(35) ![]() ![]() 日産自動車 ダットサントラック1500デラックス(620) 2014年版紹介記事:奥の細道を行く(35) 訪問が2014年が4月上旬、2015年が4月中旬という少しの遅めだったため、葉が芽吹き始めていて、今年も夏にかけてダットサンを緑で覆い尽くす準備は万端でした。 コメント:管理人 |
![]() トヨペット・クラウンRS41で巡る春の羽前の国旧車散策ツアー。 昨年に引き続きまして今年も、羽前の国の旧車狂さんにご招待いただきまして開催の運びとなりました。 羽前の国の旧車狂さんに改めまして御礼申し上げます。 ![]() 昨年ツアーにおけるダットサン・キャブライト(上写真) 1日目は昼過ぎに羽前の国入りし、クラウンRS41に迎えられて早速向かったのは、昨年のトリを飾った「タイムアップで到達できなかたキャブライト」でした。 ![]() 現着後にキャブライト周辺を大きく周り込みながら1キロくらい歩きまわってようやくルートを見つけ、1年越しの大物との対面となりました。 キャブライトの居る果樹園で作業中であったご婦人に撮影許可をお願いすると、「もう潰れているから・・・」と歯切れの悪い答えがありましたが、重ねてお願いをして撮影をさせて頂きました。 ![]() ![]() 雪の重みによって屋根は窪み「潰れている」という状態ではありましたが、キャブライトの年式や周辺の草ヒロたちの崩壊状態を考えれば、「イエイエ、綺麗な状態ですヨ。」と褒め称えてあげたいくらいですが、廃車体趣味人の感度ですから置いておきましょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() 日産自動車 ダットサン・キャブライト(A121) モデル年式:昭和37年1月MC~38年8月MC/2代目中期型 羽前の国にて 2015年4月撮影 こちらのキャブライトはグリル部分が剪定木などで覆われていましたが、羽前の国の旧車狂さんがフロントガラスの刻印を確認したところによれば1962年式(昭和37年)とわかり、昭和35年10月にFMCで2代目となったキャブライト(A120)の37年1月MCモデルでした。 初代のA20からキープコンセプトな飾り気のない無骨ともいえるスタイルですが、これは三輪ユーザーのシフトを狙い廉価な実用車に徹したがためで、2代目もその戦略にブレがありません。 2代目キャブライ意匠変トは、初代の850kg積み・エンジン860ccのままながら2人乗りから3人乗りに改められ、モデル中は毎年グリルの更が行われました。 昭和38年8月の2度目となるMCで1トン積み・エンジンは1046ccのA122と改良され、39年には3代目A220へとFMCを遂げます。 ![]() キャブライトは荷台・車内は物置として使われていて、さらに小屋を担ぐという印象的なナリです。 荷台を跨いでガッチリと据えられた小屋は、もとは果樹の受粉用のミツバチの巣箱が収納されていたものと見られます。 ![]() 三角窓に点火時期調整のステッカーが見られなかったことから、対策実施とステッカー貼り付けの昭和48年の前に廃車となったと考えら、この世に生まれ出てから50年以上、廃車となってから40年以上の時間が流れています。 コメント:管理人 |
![]() ![]() ダイハツ工業 ダイハツ・コンパーノトラック 昭和40年10月登場 長野県にて 2015年1月撮影 お待たせいたしました。 ミニキャブのお隣にいらっしゃいましたコンパーノトラックのお出番です。 コンパーノは、ライトバンから発してワゴン、2ドアセダン、2ドアコンバーチブル、4ドアセダンと着実にラインナップを増やし、最後にこのトラックモデルが追加されました。 管理人にとってちょうど4年ぶりの再訪問で、同じ1月だというのに道中の積雪は倍近くあり難渋しましたが、コンパーノトラックのためなら苦になりません! ![]() 見た目が乗用車譲りで優美なだけではなく、運転席わまりもベルリーナのスタンダードに準じたシャレた造りです。 ![]() 森に囲まれたロケーションで、そのあいだの雪原を横切る足跡は小動物が残したものだけという、大変に閑静なところでした。 ![]() 最後の写真は、どうせなら年式が全く異なるミニキャブとは切り離したオンリーな写真を撮ろうと足掻いた1枚です。 大人の冗談ですが「5人も居ればミニキャブくらいどかせる(方法は過激ですが・・・)」というのを、平和的に行ったものですが、トラックらしさは薄まりイマイチです。 コメント:管理人 |
![]() 昨日の記事で出しました4台を初出しした際に、「道路挟んで反対側の茂みの中に、三菱ジュピターの顔の部分が落ちています!」という情報をブログリスナーの草疲労さんから頂いていました。 これは確認しておかねばと思ったまま時が経っていましたが、今回ようやく機会が巡ってきたので茂みの中を覗きこんでみますと、上の写真のようなジュピターとご対面~♪と相成りました。 ![]() ![]() 新三菱重工業/三菱重工業 三菱・ジュピター(T22) 長野県にて 2014年7月撮影 ジュピターは確かに居ました! 顔の部分と言われて思い描いた姿よりも、よりコンパクトなカタチで「よくもまあこの部分だけ残したものだ」と感心するお面状態で、何に使われているのかと思えばトタン板の囲いの上蓋として被せられていました。 解体屋の一角に戯れのように置かれた訳ではなく、2車線道路沿いに畑の間の緩衝地帯のように広がる林の中に、ポツンと置いてある姿には、「どうしてこうなった!!」と突っ込まずにはいられませんでした。 これだけの姿ながら、ちゃっかりと型式を記載出来たのは、サイドに残っていたD6というバッチのおかげさまで、6気筒ディーゼルエンジン搭載車(ガワだけなのでエンジンはありませんが・・・)であると分かり、丸目2灯から4灯のT30とは区別ができましてT22と導き出せました。 今の小粋なオブジェと化した蓋の姿からは想像できませんが、T22は3299ccのKE36型Dエンジンを搭載した全長6.5メートル、最大積載量3.5トン積で、昭和35年4月に追加をされたモデルでした。 コメント:管理人 |