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6月を忘れるような暑い週末に(3・終)
ダットサン1200ライトバン
ダットサン1200ライトバン
ダットサン1200ライトバン
ダットサン1200ライトバン

日産自動車
ダットサン1200ライトバン
(V320)
昭和36年FMC~40年FMC
山形県にて
2022年6月26日撮影

ライトバンで大事なのは、このダットサンのように『頭隠して尻隠さず』でいること。
お尻こそ商用車草ヒロ鑑賞の肝だと、趣味人の諸先輩方も仰っていましたし、商用車が雑誌類で1枚の写真で紹介されるとき、頭から紹介されていることはフツーでも、その1枚でお尻が紹介されていることは珍しく、今みたいに資料を豊富に目にすることができない頃は、まだ見ぬ1台に「どんなお尻をしているのか」が大事だったものです。
などとお尻に関して熱弁を振るいましたが、強がりは止しましょう。

顔も見たいに決まっているでしょうが!

コメント:管理人

コロナなどで流れた2019年3月の探検隊山形旅行の計画の折に、ストリートビュー探索にてこのダットサンは発見していました。
3年以上かかってしまいましたが、やっと訪れることができました。

【2022/07/02 16:32】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
3月2日はサニーの日


サニーライトバン
長野県にて
2021年3月撮影

今年もやってきましたサニーの3月2日。
冒頭出しました写真の中にダットサンなサニーのライトバンが1台いらっしゃるのですが、紛れ込んでしまっていて「どこだろか?」とちょいと探してしまうくらい地味にいます。

22030201.jpg

納屋の左方をアップした写真でサニーに寄るも、無数の細い枝がカーテンとなり、左のフロントライトとフロントウインドウから右前ドア、そしてライトバンというシルエットがおぼろげに見えるくらい。
サニーとわかるところまで行ってみようとしたものの、木立に口をあけた登山道は暗く不気味で、鈴木B360は睡魔に襲われ車に残り管理人独り、しばし暗がりを眺めて出した結論は・・・

22030204.jpg

2014年5月撮影のダットサン・サニーバン(VB10)

独りじゃ怖くて行けなかったんだもの by管理人

木が育って隠れてしまったのは仕方ないじゃない。
怖くて山の上まで行けなかったのだもの。
夕方の4時を過ぎて行くところじゃない。
前に撮った(見えていた頃の)写真を出せばいいじゃないの!
という具合に閃いて、昼寝に入った鈴木B360の元に、管理人はものの数分で舞い戻っています。

コメント:管理人
【2022/03/02 03:02】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~6/20
21062001.jpg

長野県にて
2015年6月撮影

棚田のチェリーF-IIバン。
水の近くにあるというのにコンディションがすこぶる良いのは、棚田を吹き抜ける風が湿気取りをしてくれるからか。
梅雨の中休み、晴天に恵まれ暑いくらいの1日。
チェリーも癒す風を受け、撮影した後も離れ難くなり、周りを歩いたりしてしばし何にもない時間を過ごす。

【2021/06/20 17:02】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(101)
カリーナバン

コロナタクシーですか?

カリーナバン

いいえ、カリーナバンです。

カリーナバン
カリーナバン
カリーナバン

トヨタ自動車工業~トヨタ自動車
カリーナバンデラックス

昭和56年FMC~58年MC~63年FMC
長野県にて
2018年3月撮影

歴代カリーナバンのなかでも息の長い3代目モデル。
1800ディーゼルエンジン車の追加や、ガソリンエンジン車のエンジン換装(1600→1500)など中身は結構変わっていますが、外観に変化は・・・、管理人には自動車ガイドブックからは見つけられませんでした。
フロント部分のデザインは冒頭にもコロナタクシーと触れたように、カリーナバンのモデル末期にコロナタクシーに貰われています。
昭和56年のカリーナバンの登場から、平成10年にコロナタクシーが生産終了されるまで17年、宿主を変えながら長きにわたって造られ続けたものです。

21061406.jpg

2006年9月撮影

21061407.jpg

2018年3月撮影

こちらのカリーナバンは2回目の訪問。
前回は探検隊初期の探索で2006年と12年の開きがありますが、ボディが黒ずんだかなというくらいお変わりありません。
以前の紹介ではグレードをSGと紹介していますが、今回はきちんと後ろにも回ってデラックスと確認してきています。

コメント:管理人
【2021/06/14 09:42】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021年春の旅から(11)
21060901.jpg
21060903.jpg
21060902.jpg

東洋工業
マツダ・ファミリアバン
(BSAVD)
昭和38年登場~41年MC
長野県にて
2021年3月撮影

ハチマキのようにボンネットに付いているモールが外れ、ファミリアだと特徴付けているものがないのと白のボディカラーから、真正面からだと二灯のダットサン520のようにも見えました。
ですが、サイドビューをみれば見紛うことない初代ファミリアバンです。
窓のモール類が無いので、グレードはスタンダートと思われるのですが、オーナーによって手が加えられた部分がいくつかあります。
右後輪以外はホワイトリボンタイヤを履き、フロントグリルは黒く再塗装してあります。
さらに車内を見ると、ヘッドレストが追加されていて、運転席には差し込みの棒、助手席にはヘッドレストがあります。

ファミリアバンは、すっきりとした畑にあるにしてはサビが酷いなと思っていたら、先日スカイラインとのショットをちょい出しした際に、趣味人仲間からこの場所がりんご園だったとタレコミを貰い、ナルホドと納得した次第です。

コメント:管理人
【2021/06/09 16:04】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~6/7
ファミリアバン
ファミリアバン

東洋工業
マツダ・ファミリアバンデラックス
BSAVD(A)
昭和38年登場~41年MC
長野県にて
2015年6月撮影

初代ファミリアバンと言えばこの顔(←半分隠れていますが!)
800ccの末期にセダンと同じ顔になりますが、これが草ヒロではなかなか見られない。
商用車のライトバンだけではなく、乗用車モデルのワゴンもラインナップして、これまた草ヒロでは・・・以下略。
マツダが乗用車に参入する足掛かりとして世に出たモデルとあってか、草ヒロになっても持ちが良い、とても良い造りをしているようで、サビて損なわれているようなことや、派手につぶれているものを見ません。
ボンネットの中にあるアルミのエンジン目当てに、平成末期に手が付けられるより前に解体屋に行ったものも多かったとは聞きますが、エンジンだけ外されボディが残ったというようなものも、見つけた個体のなかにあったかもしれません。

コメント:管理人
【2021/06/08 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
季節の草ヒロ~5/20
ファミリアバン

ファミリアバンデラックス
2011年5月長野県にて(現存せず)

梅雨入りしたかのような空模様の日が続いています。
今日もいましがた雨が降りだしました。
恵みの雨となって、秋においしいごはんが食べれますように。

コメント:管理人
【2021/05/20 16:51】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春模様の長野より(33)
チェリーバン
チェリーバン
チェリーバン

日産自動車
ニッサン・チェリーバン

昭和45年FMC~49年FMC
長野県にて
2014年4月撮影

クーペやセダンの雰囲気そのままに、このフォルムで400kg積みのライトバンです。
キャッチフレーズは「超えてるクルマ」でカタログでは表紙で23の項目を、中でも41のメカニズムをアピールしています。
前輪駆動にしたことにより生み出された空間、フラットになった荷室は積載性に優れ、後席の居住性もシャフトのでっぱりが無く快適。
乗用車感覚で乗って週末にはレジャーに荷物の大きさを気にすることなく出掛けられると良いことづくめ。
独自のキャラクターをしっかりと持って登場したモデルで、コンセプトにぴたりと合う所あればオーナーに愛された車だったことでしょう。
こちらの畑では青いチェリーバンのほかに奥にも箱バンが居て、この正体はサニーキャブバン(チェリーキャブバンではないのね)。
外観では無駄のない箱と凝ったフォルムと対局をなしている2台の商用車が仲良くいました。

コメント:管理人
【2021/04/07 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/1/18「季節の草ヒロ」
サニーバン
サニーバン

日産自動車
ダットサン・サニーバン1200 2ドアデラックス
(VB210TR)
昭和48年FMC~51年MC
長野県にて
2009年1月撮影

昨日紹介した初代カローラバンから北の方へ数百メートル。
果樹園のなかでカローラの呪縛を解く3代目サニーバン。
テールゲートの把手が外れてしまった跡には、知恵モノのハンドルバーを付いていて目を引きます。
車体側面を見るとちょいとごちゃっとしていますが、後部座席にドアのない2ドアモデルです。
自動車ガイドブックには、‘スポーティ感覚あふれる2ドアバン。’とあり、ワゴン感覚で乗ってみなされと言わんばかり、ビジネスユースとは一線を画す紹介のされ方。
こちらのオーナーは、このサニーバンの向かいに2ドアのダットサンバンを置いていたので(探検隊未撮影)、4枚ドアがなくても2枚で十分と、謳い文句とは別の確信を持って2ドアサニーバンを買い求めたようです。

コメント:管理人
【2021/01/18 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
おまけの初代カローラバン+季節の草ヒロ
カローラバン
カローラバン

トヨタ自動車工業
カローラバンデラックス
(KE16V)
昭和43年MC~44年MC
長野県にて
2009年1月撮影(現存せず)

3日前から紹介をしてきた初代カローラバンを締めくくる1台。
今日紹介したのも含め、ざっと半径数百メートルの円で囲うとすべてがその中にあります。
カローラを買い、廃車にしてから耕作地に置かれるのが、異様なまでに密度濃い一帯です。
周辺は決して日産が弱い地盤ではないのですが、初代サニーバンは探検隊確認できず。
こちらはグリルが見えませんが、この3年前に訪問した際に中期顔と確認済み。
果樹園の主の風格ただようサビっぷりに佇む姿、心底いい車だと思う。
このままこの地で朽ち果てることができなかったのが残念。

コメント:管理人
【2021/01/17 18:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
おまけの初代カローラバン
カローラバン
カローラバン

トヨタ自動車工業
カローラバンデラックス
(KE16V)
昭和42年登場~43年MC
長野県にて
2007年12月撮影(現存せず)

小道の脇に置かれていた初代カローラバン。
フロントの顔まわりにはパーツ類の欠品なく、文句なしの初代カローラの前期顔。
朝6時半過ぎに探索を始めて、早々に大物にお目にかかりました。
ガラスがすべて無く風通し良すぎる姿を、身震いしながら撮影したのを覚えています。
ガラスはないのに出てしまっている助手席のサンバイザーが、やる気の空回りのようなおかしさを感じます。
このあと、昨日、一昨日とブログで紹介した初代を相次いで発見し、探索の良き1日の鮮烈なスタートでした。

コメント:管理人
【2021/01/16 17:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(94)
カローラバン
カローラバン
カローラバン

トヨタ自動車工業
カローラバンデラックス
(KE16V)
昭和43年MC~44年MC
長野県にて
2018年3月撮影

未舗装の農道沿いに置いてある初代カローラバン。
全体的に経年による痛みなど見られますが、この年式にして左右のフェンダーミラーがしっかりとしているあたり、この個体が良い余生を送っているのを物語っています。
モールの外れた部分に元色のブルーが出ているほか、それが色褪せてグレーのようになった部分、補修のために白く塗られた部分と、カローラが過ごしてきた時間を垣間見せてくれ、サビによる深みだけでない廃車体美です。
文頭で未舗装の農道といった道は、歴史ウォークなどの趣味人には有名な道で、江戸の世から続く歴史ある旧街道がそのままmの道で残っている場所だったりします。

コメント:管理人

【2021/01/15 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(34)
カローラバン
カローラバン
カローラバン

トヨタ自動車工業
カローラバンデラックス
(KE18V)
昭和44年MC~45年FMC
長野県にて
2007年12月と2019年4月撮影

畑のあんな奥の方に、どうやって置いたのだろうね。
さすが初代だけあって一筋縄ではいかぬ場所に鎮座なさっている、と諦めて望遠で撮影をした初代カローラバン。
以前は遮るもの無く見通せた姿が、今は害獣除けの柵が張り巡らされて、風景を一変させています。
幾重にも張られた柵に加えて、電気柵の最終ラインも見られ、厳重に守られているエリアから外に追いやられたカローラは、そのためか撤去されることなく健在でした。
以前はアクセス不能と接近を諦めたのですが、時は進み平成の終わり紙の地図だけを頼りに探索していた時代ではなく、スマホを駆使して調べて見ると、段で見えない奥に道があるのを発見。
車では到底入っていけない深みなので、管理人があるいてポヤポヤと様子を見てきました。

カローラバン
カローラバン
カローラバン

遠目からの様子で顔は見えないと思っていたとおり、枯れ枝や草にボンネットを埋めていました。
周囲には栗が大量に落ちていて、害獣除けの外で熊さんとの遭遇を予感させるのに十分すぎる材料が。
とっとと撮影して探索車の方へと戻ったのは言うまでもありません。
接近せずとも分かったことですが、リアピラーにエアアウトレットの穴が開いているので(カバーは脱落)、昭和44年MCを受けたモデルとわかります。
助手席三角窓には、排出ガス対策済みの丸シールの跡も見えます。
左のテールが炎に炙られて溶けていることから、カローラの近くで草などを燃やす火を焚いていたのが伺え、今ではお役目無い様子も、かつては物置として使われていたのが想像できます。

コメント:管理人
【2021/01/14 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(11)
サニーバン
サニーバン
サニーバン

日産自動車
ダットサン・サニー1000バンデラックス
(VB10)
昭和42年MC~43年MC~45年FMC
長野県にて
2006年9月と2020年11月撮影

季節違っても相変わらず草に埋もれている初代サニーバンのバックショット。
幹線道路から見ようと思えば見えるのに、場所の記憶も曖昧で、有るのか無いのかイマイチわからない感じにしたまま10年。
初めて見た時すでにガランドウになっていて、草に埋もれるのに任せていたのが、まさか残っているとは思いもしませんでした。
何か離れたところから撮影した覚えだけあり、再訪問して見るとサニー背後には用水路が通っていて、とてもじゃないですがテールゲートを開けて荷物を出し入れできる立地ではありません。
ガラスがないだけで、特に荒れ果てたという感じもせず、ガラスが割れて散乱するのを嫌ったオーナーが外したのではと思うくらい整然としたドンガラです。
フロント側に周るも、今回もお顔は拝見できず、サイドマーカーが四角形なのを確認できたくらいです。

サニーバン

撮影に際し、サニーの下で寝入っていた猫を起こしました。
距離があり逃げはしないものの、何か変なのが来たくらいに警戒され、不機嫌そうにこちらを見ていました。

コメント:管理人
【2021/01/13 10:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(9)
グランドファミリアバン
グランドファミリアバン
グランドファミリアバン

東洋工業
マツダ・グランドファミリアバン

昭和50年MC~53年(後期型)
長野県にて
2020年11月撮影


テレだとかリモートとかバーチャルとか、フィールドに出ない草ヒロ探しだけが捗った2020年前半。
ストリートビューの画像では、夫婦が農作業するかたわらでテールゲートを開け放っての堂々の姿を遠望でき、3代目サニーバンあたりと推定。
その成果を現実にする機会を1度だけなんとかねじ込み、現存の確証無き1台に日暮れどきに訪問。
道幅の狭い山道をさんざん走らせ、「このカーブを抜ければ見えてくる。」とナビして、眺望が開けた先に姿を確認できた時にはホッとしたものです。
ご対面したバンはサニーではなくグランドファミリアで、数々の枝に隠れた顔をチラリと見れば丸目の後期型でした。
角目の前期型の個体は数みてきましたが、丸目の後期型を見たのは初めてかもしれません。
最近では写真撮影を管理人に任せ、自らのスマホで撮影することの少ない鈴木B360も、車を置いたところから歩いてきて風景を眺めるとともに写真におさめていました。

コメント:管理人
【2021/01/02 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(6)
コロナバン
コロナバン

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナバン1800デラックス
(RT108V)
昭和48年FMC~52年MC~53年FMC
長野県にて
2007年5月と2020年11月撮影

以前は両サイドを大量の物に囲まれていたコロナバン。
周囲がきれいサッパリするのと一緒に草ヒロもご一緒しなかった、昨今では珍しい嬉しい例で、コロナの奥のレトロ自販機も健在です。
テールゲートだけ開けば十分という使い方は、周りが片付いたいまでも同じようで、ダイナとともに物置として活躍中なのが伺えます。
車体左側のエアアウトレットには何かが差し込まれていて、何だろうかと写真拡大すると地がオレンジに「E」の文字が見え、調べて見るとDELUXEのグレードバッチと判明。
DELUXEのバッチは、2007年の時点ですでにそこに収まっていて、脱落したバッチの意外な安住の地です。

コメント:管理人
【2020/12/30 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(61)
バイオレットバン
バイオレットバン
バイオレットバン

日産自動車
ニッサン・バイオレットバンデラックス
(VA10/VA11)
昭和52年FMC~56年
長野県にて
2019年12月と2007年5月撮影

バイオレットバンは、サニーとブルーバードのふたつのバンわずかな隙間を埋めるモデル。
販売店違いの姉妹車にオースターバンもあり、選択肢豊富で目移りしそうなものの、結局は冠についた車名で選べたのでしょう。
2007年当時で既にお役目を終えたふうに見えたのですが、12年ぶりの再訪問でもサビ色を濃くして探検隊を迎えてくれました。
テールゲートはバイオレットのプレートが脱落するとともにガーニッシュも落ちてライトのコードでぶら下がっている状態で、ここまで朽ちていてテールゲートがちゃんとくっ付いているのが新鮮な眺めです。
サビた鉄板の地肌が年輪のような模様を描いていて、これがレザーを纏ったようにも見えるくらい良い味わいに見えてしまう思え、良い車のイメージが世間様とだいぶズレていると自覚する次第です。

コメント:管理人
【2020/12/29 23:23】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
羽前の国クラウンツアー2018(5)
トヨペット・コロナバン
トヨペット・コロナバン
トヨペット・コロナバン

トヨタ自動車工業
トヨペット・コロナバンデラックス
(RT86V)
昭和45年FMC~46年MC
山形県にて
2018年4月撮影

2018年のツアーからのコロナのバン。
前モデルのバリカンこと3代目コロナバンをそこかしこに見ることができる一方で、こちら4代目はセダンも含め見かける数がガクンと減ります。
まだ緑の少ない畑の土色に溶け込んだサビ色を全身に纏っています。
満身創痍と文字通りの状態で、何もかもがサビ尽くしています。
テールゲートはきちんと閉じた状態なのに下方に隙間があるのは、その部分の鉄板が朽ち果ててすでに無いためで、転じてバンパーは首の皮一枚でぶら下がっているような感じ。
ドアは外れ倒れないように木があてがわられ、まだ車内の荷物を雨風から守っています。

トヨペット・コロナバン

ドアの隙間から車内を見ると、コラムシフトとフロアシフトあった内の後者で、シフトにはボンボンみたいな毛糸の織物が可愛らしくカバーになっていました。

トヨペット・コロナバン

前日のロケハン版の記事が先行して、写真に写り込んでいるようクラウンで行ったツアーの記事が滞っていました。
2日連続での撮影でどっちがと曖昧で連載が宙に浮いていました。

コメント:管理人
【2020/11/22 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
羽前の国クラウンツアー2019(9)
コルト1000バン
コルト1000バン
コルト1000バン

新三菱重工業~三菱重工業
三菱・コルト1000バンデラックス

昭和38年登場~40年一部変更
山形県にて
2019年4月撮影

行きには杉林に溶け込み全く気付かず、帰りに何か居るぞ!と見つけためっけもんのコルトバン。
昭和40年代前半に、800、1000F、1100F、1100、1200、1500とゾロゾロとシリーズを拡大させたコルトバンの原点、昭和38年登場のコルト1000バンです。
整理をすると以下の2モデルになりましす(カッコ内登場年)
(1)コルト1000を母体とするモデルが、コルト1000(1963)→コルト1100(1966)→コルト1200(1968)・コルト1000をベースに1500ccエンジンを搭載したコルト1500(1965)
(2)国民車構想の三菱500からの発展コルト600を継いで、コルト800(1965)→コルト1000F(1966)→コルト1100F(1968)で、コルトトラックはここからの派生モデル。

コルト1000バン

話をこちらの個体に戻すと、道路から見えた時の姿がこちらの写真。
杉の木の下で『眠りについている』という表現が合う廃車体趣味冥利に尽きる佇まい。
白いバンなら目立つところ、落ち着いた色は周囲に溶け込んでいます。

コルト1000バン
コルト1000バン

今回見つけたコルト1000バンは、昭和40年一部変更を受ける前のモデルで、
ワイパー位置の違い(右向き→左向き)
インパネとハンドルの違いが確認できました。

コメント:管理人
【2020/11/16 18:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
羽前の国クラウンツアー2019(7)
スカイラインバン
スカイラインバン
スカイラインバン

日産自動車
ニッサン・スカイラインバンデラックス

昭和46年MC~47年FMC
山形県にて
2019年4月撮影

昨日紹介したチェリーキャブより少し先輩、同じく田んぼで物置となっているスカイラインバン。
窓ガラスがほとんどないもので、車内に置かれているものは少なめ。
収まりきらない長尺のものは、置くのには高すぎない屋根の上に綺麗に収まっています。
冬の積雪とそれによるダメージが大きく、窓ガラスもその中で失われたのでしょうか、

スカイラインバン

単純に水田の水気だけで車体の傷みが進行したわけではなさそうで、
車内を見ると雨水の侵入により床には、まるで元から床などなかったみたいに大穴が開き地面が見えています。

コメント:管理人

【2020/11/14 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
〔季節の草ヒロ〕秋深まる伊那谷~諏訪より2012(27)
ブルーバードバン
ブルーバードバン
ブルーバードバン

日産自動車
ダットサン・ブルーバードバンデラックス
(V510)
昭和43年MC~44年MC
長野県にて
2012年10月撮影(現存せず)

場所を教えていただいた個体に訪問。
駅前という好立地ながら閑静な一帯にあり、ブルーバードが跨ぐ用水路を流れる水音しかなかった覚えがあります。
閉まらなくなってしまったのか、テールゲートを開け放ったままで、木に近いだけ黒ズミ汚れが目立ちます。
物置生活中に脱落したと思われるモール類のほか、テールライトにレンズといったパーツが取り外されていて、電車を利用していればよく目につく場所なので、パーツを譲ったのかもしれません。
木のかたわらというロケーションも良くまた見ようと、昨年の11月に迂闊にも下調べせず再訪問したところナイナイしていました。

コメント:管理人
【2020/11/08 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
〔季節の草ヒロ〕秋深まる伊那谷~諏訪より2012(25)
カローラバン
カローラバン
カローラバン

トヨタ自動車工業
トヨタ・カローラバンデラックス
(KE16V)
昭和41年登場~43年MC
長野県にて
2012年4月撮影(2014年9月時点で撤去済み)

家の裏手にある土手際の猫のひたいみたいな狭さの土地に、すっぽりと収まっている初代カローラバン。
何十年もここに落ち着いていて、もはや撤去するにもできないようなところ、などと思っていましたがストリートビューの画面に姿なし。
カローラの手前の木が何本か伐採されているところを見ると、整理の手を入れて裏にあった廃車も処分して綺麗にされてしまったようです。
初代カローラは昭和43年と44年の2度のマイナーチェンジで3の顔があり、この個体では顔は一切わからないように埋もれています。
しかし三角窓に残っていた点火時期調整の四角いステッカーで、昭和42年12月末までに登録されたとわかるため前期型と判断できます。

コメント:管理人
【2020/11/06 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
〔季節の草ヒロ〕秋深まる伊那谷~諏訪より2012(20)
パブリカバン
パブリカバン
パブリカバン

トヨタ自動車工業
パブリカバン
(UP16V)
昭和37年登場~41年MC
長野県にて
2012年10月30日撮影

見通しの良い台地の畑が前方に拡がり、まっすぐの左右を見渡し突っ切る一本道を蹴って、右に曲がり畑の外縁をジグザグと行く道をチョイス。
隅っこが気になる性分で、物陰に何か居たらなんてスケベ根性丸出しで行きましたところ、草饅頭に突っ込んでいるバンを発見。
頭隠して尻隠さず、でもライトバンはお尻命!スケベ根性をほどほどに満たしてくれたのは初代パブリカバン。
ほどほどというのは初代でも700か800かというお尻の違いよりかはお顔の方が…というホンネがポロリしちゃうからで、目の前のパブリカはよりによって700の方でした。
頭を隠している草饅頭をよく見ると、物置にするには用の無いボンネット部分に小屋が被せてあるようで、草が有ろうと無かろうと顔は見られなかったようです。
この撮影から2年後にはGoogleのストリートビューカーが走りさらに大きくなった草饅頭が撮影され、2016年4月撮影の航空写真にも緑の円形物体が写っていて、頭も尻も隠しているようです。

コメント:管理人
【2020/11/01 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/10/13「季節の草ヒロ」
20101301.jpg

山梨県にて
2012年10月7日撮影

【2020/10/13 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/10/6「季節の草ヒロ」
20100701.jpg

2012年10月30日
長野県にて撮影(現存せず)

業務連絡

携帯電話が壊れました。
携帯にひもついたあらゆる連絡手段は通じません。

管理人

ブログの更新はパソコンから通常通り行います。
本日に限り更新は業務連絡を兼ねたため、通常の20時ころから0時となっています。
【2020/10/07 00:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/9/29「季節の草ヒロ」
20092901.jpg

長野県にて
2006年9月24日撮影(現存せず)
【2020/09/29 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(48)
ファミリアバン
ファミリアバン
ファミリアバン

東洋工業
マツダ・ファミリア1000バン2ドアデラックス
(BPBV)
昭和42年FMC~45年MC
長野県にて
2019年12月撮影

右フェンダーだけ酷くサビた2代目ファミリアバン。
左フェンダーは白く綺麗なため、右だけ現役当時に事故か何かで修理して、そこだけ差が出てしまったようです。
もっと目を引くのは、車体を後部に大きく傾けて置いてある姿で、物置として使うにはあまり使い勝手が良いとは思えず、押し退けられたという雰囲気が強く感じられます。
ファミリアの前にある藁小屋を建てた時に移動させたように見えますが、ストリートビューや航空写真をさかのぼってみても確たるものはつかめませんでしたが、リア側を撮影した道路が平成に入ってから整備されたことや、昭和50年撮影の航空写真に白い車がポツンとあるのが確認できました。
リアウインドウのサビの垂れ方で考えてみようとも思いましたが、こちらも何となくもう少し角度が付くのでは?と感じるくらいで、よくわかりませんでした!
どうしてこのように傾いて置いてあるのか「不思議~」でオシマイです。

コメント:管理人
【2020/09/26 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(22)
ファミリアバン
ファミリアバン

東洋工業
マツダ・ファミリア1000バン2ドア
(BPBV)
昭和42年FMC~45年MC
長野県にて
2019年11月撮影

果樹園で見つけた2代目ファミリアバン。
ボンネットのフードの塗装が剥げてサビが出ているのは、ほど良い高さでポンと物を置いていた名残りで、所々にある擦った跡も深いサビにはなっていません。
丘陵面で風通しが良い立地と農薬の害が無く、良いボディコンディションを保てているようです。
立地良くてもリアウインドウ下辺からのサビの垂れは目立ち、これは2代目ファミリアバンでよく見られるもので、原因となっている窓枠を見るとここだけサビサビです。
リアゲート周りを見るとグレードエンブレムが一切なくのっぺりとしていて、加えてフェンダーに目を転ずるとサイドマーカーが無く、これは脱落したのではなく元から未装備なためです。
このことからこの個体のグレードはデラックスではなく、スタンダードということになります。(自動車ガイドブックではグレード表記無し、カタログではスタンダートタイプと表記)
スタンダードでサイドマーカーが無いという間違い探しレベルの区別は、昭和44年に装備が義務化されて解消します。

コメント:管理人

【2020/09/25 20:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/6/23「季節の草ヒロ」
チェリーF-IIバン

ニッサン・チェリーF-IIバン
長野県にて
2015年6月22日撮影


【2020/06/25 06:00】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(36)
パブリカバン
パブリカバン

トヨタ自動車工業
パブリカバン
(UP16V)
昭和37年登場~41年MC
長野県にて
2019年12月撮影

L40キャリイの奥にいたライトバンは初代パブリカの700ccでした。
年式的に果樹園オーナーの初マイカーだったと思われ、最初の1台が置かれるという草ヒロのパターンです。
乗り継いだ車を2~3台置いてある光景もありましたが、最近ははたと見ません。
ボデーは深いサビ色が見られるものの原形を保ち、ここまで色濃くなると屋根が剥がれていたりドアが外れているといった破壊の憂き目にあっている個体もある中で、当時のカタログで「堅ろう」を謳っていた性能は伊達ではないようです。
軽四輪に対し、快適性や積載性では凌駕しつつも、価格や経済性ではちょいと控えたところで何とか食らいついて、ユーザーの取り込みを果たそうとしたものの、豪華なという視点でのデラックス化では軽四輪から後れをとりました。
初代パブリカでも700ccのモデルとなるとほとんどが飾り気がなく、ただ堅実といった感じがしますが、その堅実な車でオーナーだったからこそ今に残ったとも思えます。

コメント:管理人
【2020/06/06 10:21】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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