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2022年春の旅から(7)
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サンバートライ

富士重工業
サンバートライハイルーフFXサンルーフ

年式:昭和57年FMC~62年MC
長野県にて
2019年7月と2022年3月撮影

山から見下ろした田んぼ端にセダンを見つけ、するする~と下りて行くも姿は無し。
辺りには姿を隠せるような遮蔽物は一切なく、草ヒロがたどり着くまでの10分足らずのあいだに忽然と姿を消すことはないでしょう。
どうやら停車車両を見間違えたようなのだけれど、遠望した佇まいが草ヒロにビビッと見えちゃったんだから仕方がない。
見渡せる範囲に何もなく、山の方へと戻りつつ高い方を見ていると、遠くの方に屋根のサビ色が草ヒロに違いないという1台を発見。
今度はサンバートライをしっかりと撮影。
2019年夏に日本自動車博物館への旅で、その帰り道で撮影したトライさんで、管理人はブログ掲載時に復習したようなもので覚えていましたが、鈴木B360は「こんなの見たことあるっけ?」と首を傾げました。
日本自動車の帰りに~と見たことあるじゃないのと現地では済ませましたが、その時と今回の写真を見比べてみるとお顔が潰れ別人みたいになっているではありませんか。

草ヒロを場所をメインに覚えている管理人と違い、鈴木B360は雰囲気で記憶していて、それがしっかりとしていたからこそ、ふたりに食い違いが起きました。

コメント:管理人
【2022/08/18 21:37】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
暑いので1回休み


真っ白の銀世界に白いアクティという涼しげな写真で誤魔化します。

【2022/07/03 22:21】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021年春の旅から(19)
サンバー
サンバー

富士重工業
スバル・サンバーライトバン
(J-K87)
昭和54年MC~57年FMC
長野県にて
2021年3月撮影

2代目の居た元果樹園には、買い替えて乗り継いだ3代目も居ました。
普通の乗り換えであれば、納車の際に一瞬だけ顔を合わせるような2台が、長い付き合いをできているのは草ヒロならではのこと。
複数の草ヒロが共演する畑はあっても、乗り継いだ2台が並ぶ風景は特別な絆を感じさせてくれます。
仕事の車としてサンバーを乗り継ぎ、物置にしても2台目を追加するほどに使い勝手が良かったと、2代目が果たした役割は大きいです。

コメント:管理人
【2022/06/20 20:28】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2022年春の旅から(5)
MAXクオーレバン
MAXクオーレバン

ダイハツ工業
MAXクオーレバン
(J-L40V)
昭和54年MC~55年FMC
長野県にて
2022年3月撮影

レックス550バンの次に撮影したのは、同年輩のライバル車ダイハツのフェローMAXクオーレバンでした。
ロケーションは変わってサイクリングロードにもなっている用水路脇の道っ端にあって、このMAXクオーレの居るところだけ荒れ地のように手つかずになっているところにありました。
ほぼ全身をサビ色にしていますが、運転席ドアの周りには何かが立て掛けられていたのか、うっかりと日焼けをしていないような部分があります。
農薬によるような深く蝕まれたサビではありませんが、表面にうっすらとというのを過ぎ、人間で言うなら痛みで背中を床につけられないくらいの酷い日焼けっぷりです。

コメント:管理人
【2022/05/30 22:17】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2022年春の旅から(4)

レックス550バン

富士重工業
スバル・レックス550バン
(H-K44)
昭和52年MC~54年MC
長野県にて
2022年3月撮影

耕作放棄となった果樹園に取り残されたレックスのバンモデルを再訪。
枯れた草やツタに覆われていて、それでもこちらを見据えていたライトの異様さは、撮影するのを一瞬たじろぐほどでした。
明るいところに出てきてしまったお化けのようで、太陽の光をたっぷりと浴びている昼間に会って良かったと思いました。

レックス550バン
レックス550バン

同アングルの写真を並べた上が2009年1月、下が今回の2022年3月。
2022年3月の状態では、レックス5か550かを見分けるのは難しいですが、左右のフェンダーが脱落する前のところにREX550のバッチが見て取れるので、過去に遡れることで判別することができました。
2009年の様子をブログで紹介した際に、当時としても年式に不似合いな朽ち方と触れていますが、農薬によるサビに蝕まれていたのが伺えます。
左右のフロントフェンダーが落ちたほかは、外れかけの助手席ドアは頑張っていますし、自動車としての形を保っている・・・とは思います。
人の手が入らず自然と朽ちるのに任せていて、そのために変化が穏やかなのでしょう。

最後に再紹介を期に、2009年紹介記事の訂正をひとつ。
グレードをスタンダードとしましたが、ホイールキャップと助手席ドアの鍵を装備していることからスタンダードではありません。
その上の、スーパーデラックスかカスタムLのどちらかで、カスタムL装備の前後輪の泥除けの装備が見当たりませんが、ほかに決め手がないので、スーパーデラックスっぽいという訂正です。

コメント:管理人
【2022/05/29 21:43】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
新緑のしなの路にて(4)

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富士重工業
スバル・サンバー4輪駆動ダンプ
(J-K78改)
昭和55年4WD追加~57年FMC
長野県にて
2022年5月撮影

犬がそろって眺めている先にいた550サンバーのダンプ。
管理人も目が向き、通り過ぎしなに目が合い戻ってきて撮影。
ガーニッシュのブラックフェイスとバンパーに経年相応の色褪せが見られるも程度は上々です。
不動となると水はけが悪くなった箇所に局所的なサビがどうしても出ますが、それが一切見られないので、このサンバーがちょくちょく動いていると伺わせるところです。
畑の小道の終わりにバックで駐車されていたところろも、すぐに動かせるようにというのを感じます。
バンパーに4WDの証であるパイプのガードがあり、バンパーだけ後で付け直していて化けているかもしれませんが、デカールはないものの4WDとしています。

コメント:管理人
【2022/05/19 22:15】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
新緑のしなの路にて(3)
ハイゼット55ワイド
ハイゼット55ワイド

ダイハツ工業
ハイゼット55ワイドライトダンプ
(J-S60P(改))
昭和54年MC~56年FMC
長野県にて
2022年5月撮影

田植え前の水田端に居たハイゼット55ワイドの後期型。
草ヒロではちょいと影が薄いモデルで、加えて後期型はグリルが無い姿なのが多く、「顔があるじゃないの!」とサブロクのハイゼットを見つけた時よりも色めき立ってしまいました。
よく見ると荷台がちょいとゴツくて高いのでダンプトラックと分かり、これまたさらにめっけもんの1台。
ダンプの荷台には後付けの装備として、金属でしっかりと枠が造られた囲いと、その上には幌でも被っていたようなアーチがあり、荷台が上がったら尻餅でも付きそうなアンバランスな姿をしています。
さらによく見ると、後輪の泥の付き具合から動いている気配が感じられます。
置かれ方からして物置の類では使い勝手が悪そうなのもあり、ストリートビューで復習の確認をしてみたところ、この場所にハイゼットの姿は無く、ダンプの用途を活かした運搬作業用で動いている現役車と見られます。

コメント:管理人
【2022/05/18 07:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
夏の草ヒロ絵日記(4)
セルボ

鈴木自動車工業
スズキ・セルボ
(E-SS40)
昭和57年FMC~60年MC
長野県にて
2021年7月撮影

マイティボーイ!と呼んでみたものの管理人の勇み足でした。
続けざまに鈴木B360が「~の豪華版」と訂正を入れた、2代目セルボが納屋の横にちょこんと居りました。
緑のカーテンから垣間見えるボディは、ピックアップではなくしっかりと屋根が付いているものの、チョキンと切ってマイティボーイになるだけあって線が細いような・・・。
ちょいと離れて見ただけで去りましたが、記事にするのに思い起こしてみると、セルボのほとんどが屋根を切られてマイティボーイ化したかのように、セルボをしっかりと見たことがないのに気が付きました。

コメント:管理人
【2022/01/17 21:14】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(52)


タイトル「阿吽」

道祖神の傍らに阿形の獅子しか居ませんが、奥にはアクティがトラックとバンでそろい踏み。
もう少し撮り様のあるだろという地味な写真ですが、探してもここに吽形の狛犬が居なかったのが今でも気になります。

長野県にて2018年12月撮影
【2022/01/09 21:43】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
夏の草ヒロ絵日記(2)


昼下がりの高原にてサンバートライ。
後期型にちょいとテンション落として、運転席の鈴木B360越しに横着して撮ってきた1枚。
ブログで紹介するのになんじゃらほいとズームしてみたら、ただのグレードではないとすぐにわかりました。
現地で気が付かなかったので、写真は遠目だけです。

5代目にフルモデルチェンジされる直前に出た、特別仕様車のストライドサウンドスペシャル。
外観はカラードバンパー、カリフォルニアミラー、サンルーフ無しのサンサンウインドウゥと着飾り、内装では質感を高めたモケットシートに、サウンドスペシャルの名を物語るカセットステレオと4スピーカーが装備されています。
後期型と侮りましたが、サンバーマニアが放っておかない特別な1台でした。

コメント:管理人

シゴトにうつつを抜かしていましたが、今日から更新を再開します。
【2021/09/01 09:09】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
夏の草ヒロ絵日記(1)


とうもろこし畑の夏草に身を埋めるハイゼット。
ほどよくあせた車体色が風景に溶け込んでいて、「いいじゃないの」と感じたところです。
草に埋もれて全身が見えませんが、これはこれで夏の1ページと見て、また冬にでもページを繰りに来ようやと言った後に、また宿題にしちゃうのねと。
とうの昔に夏休みの宿題というものからは逃れたというのに、冬に繰り延べしてしまうのはどうした事か。
まあ、また出かける理由になるのだから、それはそれで良しとしましょう。

コメント:管理人

長野県にて2021年7月撮影
【2021/07/23 10:19】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~6/26
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長野県にて
2011年6月撮影
【2021/06/25 08:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~5/29
ハイゼット550

ダイハツ工業
ハイゼット550スライドバンスーパーデラックス
(S40V)
昭和51年追加~
神奈川県にて
2006年5月撮影

サザンの雰囲気ただよう町から車で小一時間も走った神奈川の内陸で、畑の緑にぷかりと浮くハイゼット。
550のハイゼットにしてはサビが多く、潮風を受けていると感じます。
このあと順当にサビていくと、スライドドアやテールゲートの開閉がままならなくなり、果ては脱落するといったことが想像できますが、2010年代末のストリートビュー上でも、ほぼ変わらぬ姿で畑に居らしゃるので、お肌の曲がり角は単純ではないようです。
ハイゼットは変わりないのですが、その眺めている方に並ぶスカイラインたちがいる辺りは、今ではガソリンスタンドに姿を変えています。

コメント:管理人
【2021/05/29 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~こどもの日
こどもの日
【2021/05/05 12:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021年春の旅から(1)
この中に探検隊調べで草ヒロが1台

何気ない山の中の風景の中に、探検隊調べで1台の草ヒロが居ました。
見たままに近い引きで写真を撮り載せておりますが、編集してリサイズしたもんで、さっぱりとわかりません。

ミニキャブ

三菱自動車工業
ミニキャブワイド55三方開
(H-L013P)
ミニキャブ三方開(H-L015P)
昭和52年FMC~59年FMC
山梨県にて
2021年3月撮影

ピントが合っていませんが最大限まで寄って捉えた姿は、ドアの特徴的なプレスラインに、ごっそりと抜け落ちたフロントグリルの跡でもピントきた、550ccのミニキャブでした。
山の中だというのに、助手席から流れる景色を律儀に見ていた管理人が、「何かが斜面にへばり付いている」と見つけたものは、止まって目を凝らしてみても何かの見間違いではというくらい、車の気配のまったく無さそうなところに居ました。
とんでもない場所のわりに、あった草ヒロの正体が550のミニキャブだったので、「初代だったら接近を試みたのに!」と軽口を叩いてアクセスを早々に放棄しました。
近くの草ヒロは見落とすのに、妙なところの草ヒロは見つける管理人の草ヒロレーダーは、埃をかぶりつつありますが2021年も絶好調で草ヒロを捉えました。

コメント:管理人


【2021/04/25 18:10】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(30)
サンバートライ
サンバートライ
サンバートライ

富士重工業
スバル・サンバートライ4WDハイルーフTX
(M-KR2)
昭和57年FMC~62年MC
長野県にて
2020年11月撮影

果樹園地帯を流していて見つけた白いハイルーフの後姿。
大きなリアウインドウからすぐにサンバートライとわかり、年季の入ったサビが目を引きました。
分かり易いところはナンバープレートのビス穴、それ以外も水が溜まった場所が水膨れのように浮かび上がってサビていて、見えない部分も相当サビに蝕まれているようです。
テールゲートの上部の隙間にブルーシートが挟んであるあたり、上からの水が車内に漏れ出ているようです。
味気ない白一色のボディながらサイドのマッドガードにヘッドランプ枠のシルバー塗装があり上級グレードです。
ひときわ大きなフロントシートから、昭和59年にグレードの追加が行われてからのモデルと確認できます。

コメント:管理人


【2021/04/02 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(28)
レックスコンビ
レックスコンビ
レックスコンビ

富士重工業
スバル・FFレックスコンビXL
(M-KM1)
昭和56年FMC~58年ドアミラー化~59年MC
長野県にて
2013年2月と2020年11月撮影

鉄板で顔を隠し、板切れがフロントガラスにへばり付く。
顔はとっちらかっていましたが、明後日の方向を向いていた左フェンダーミラーはちゃんとした位置に戻されていました。
物置になって今更、フェンダーミラーで確認するものはありませんが、ちゃんとしたところを向いていると安心します。

コメント:管理人
【2021/03/24 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(27)
サンバー
サンバー

富士重工業
スバル・サンバー4WDライトバンマルチフラット
(J-K88)
昭和55年4WD追加~57年FMC
長野県にて
2020年11月撮影

2008年11月から定点観測中のサンバーライトバン。
たんぼ向こう岸の赤いボンバンともども、変わらぬ活躍を見ることができました。
丸太が収まりきらずテールゲートが閉まり切っていないのは相変わらずで、積んであるのがいつ出されるのか考えると、収穫した稲を干す頃かなと思います。
黒いガーニッシュがより黒く見えるのは天気のせいだけではなく、真ん中に付いてる六連星のマークが見当たりません。
確かこんなんではなかったと記憶だけで断言できませんでしたが、写真を見比べるとすぐわかりました。

サンバー
サンバー

六連星のマークは確かに付いていました。
今までに見てきた同型のサンバーで、そういえば何台か外れていたのもあったと思い返すことができますが、付いていないと締まりがありません。

サンバー

丸太は出ている長短が訪問時によっていつも違います。
丸太を押し上げるように収納するのは骨が折れる作業みたいです。

コメント:管理人


【2021/03/23 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/3/21「季節の草ヒロ」
21032101.jpg

2013年3月21日撮影
【2021/03/21 12:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/2/19「季節の草ヒロ」
ニューポーターキャブ
ニューポーターキャブ

東洋工業
ポーターキャブ350キロ積 三方開
(PC4D)
昭和52年MC~58年MC
長野県にて
2008年2月撮影

昭和52年に新規格対応し、ニューポーターキャブとリアにデカールを貼ってから、平成元年にキャリイをOEMしたスクラムになるまで、ずーーーーっとニューポーターキャブ。
愛嬌のあるリアスタイルに免じて、新しいだの古いだのと、細かいことは勘弁してください。

コメント:管理人
【2021/02/19 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(20)
ポーターキャブ
ポーターキャブ
ポーターキャブ

東洋工業
ポーターキャブ350キロ積 三方開
(PC4D)
昭和52年MC~58年MC
長野県にて
2020年11月撮影

神社の横に止まっていた青いポーターキャブ。
頭の上には鳥の巣みたいな草を被り、サビの涙を流していて、いい塩梅に草臥れています。
ポーターキャブに積もった枝や葉は乾いていましたが、ひとたび雨が降れば濡れて、風通しも悪そうなもんでしばらくジメジメしていそうで、そのためサビが目立つようです。
ビニールハウスの骨組みを荷台と車体前に置き、整理整頓して置くのにトラックの荷台はばっちりです。
少し開いた助手席ドアから見えた車内は枯れ草に占拠されていて、夏には草にすっぽりと埋もれていたことでしょう。

コメント:管理人
【2021/02/18 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(19)
ミニキャブワイド55
ミニキャブワイド55

三菱自動車工業
ミニキャブワイド55三方開(H-L013P)
ミニキャブ三方開(H-L015P)
昭和52年FMC~59年FMC
長野県にて
2020年11月撮影

山道の峠付近の少し開けたところにあった栗の果樹園。
その奥の方で木に突っ伏して後姿を見せる軽トラックを発見。
キャブの部分が酷くサビていてどちら様なのかと一瞬なりましたが、ドアにあった独特のプレスラインからすぐにミニキャブだというのはわかりました。
酷いサビの原因はどうやら出火によるもののようで、キャブの中は鉄しか残っていない全焼状態で、木にぶつかって出火というカーアクションのひと場面を想像させますが、そんな簡単に火を噴くのは稀でしょうから、物置になってから積載物が燃えたと考えるのが順当です。
手元にあるカタログでアオリ板のヒンジの形状が前期と中期では異なり、この個体は中期の物でしたが、ヒンジの変更時期がマイナーチェンジによるものなのかは不詳なので、参考程度にコメントに加えておきます。

コメント:管理人
【2021/02/17 09:27】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(18)
ミニキャブワイド55バン
ミニキャブワイド55バン

三菱自動車工業
ミニキャブワイド55バンXL
(H-L013PV)
昭和54年MC~56年MC
長野県にて
2020年11月撮影

撮影年古めのストリートビューにあったダットサントラックっぽい1台は、航空写真にはトラックがあるようなシルエットは無かったものの、あったらめっけもんですくらいに行ったら見事に空振り。
ズルズルと近くに移動していないかしらと周囲を見回すと、お隣の廃果樹園に枯れ草の野に埋もれるミニキャブ55ワイドバンを発見。
結局のところダットサンっぽいものにはありつけなかったものの、手ぶらで帰さないのが心ニクイところ。
お顔の方まで行く気力なくお尻のみですが、ボディカラーから昭和54MCから56年MCまでのモデルと思われます。
テールゲートが支えの片方を失い辛うじてボディにひっついているのが見えますが、ヒンジの部分はどうな捻じれ方をして繋がっているのかと思うくらい、テールゲートとボディに一体感がありません。
こんな風に壊れる脆さか、こんな風になっても壊れ切らない強さか、はてさてどちらでしょうか。

コメント:管理人
【2021/02/16 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/2/7「季節の草ヒロ」
キャリイWide

鈴木自動車工業
スズキ・キャリイWide三方開スーパーデラックス
(H-ST20)
昭和51年FMC~52年MC
山梨県にて
2007年2月撮影

目立った欠品は荷台のアオリ板に、フロントのライトの樹脂枠、そしてセンターのSUZUKIのバッチ。
それ以外のパーツ類はボディにしっかりと付いて残っています。
こんなサビ方をするのは、作ろうとしてできるものではないのですが、ミラーなんかの残り方が実に絶妙。
サビの色濃い部分は指で突こうものならたちまち崩れさりそうなくらいで、ちょっとしたことでたちまちに崩壊してしまいそうな危うさしかありません。
それなのにタイヤは右へクイッと切られていて、今にも走り出そうとしているようです。
昭和のゲゲゲの鬼太郎の雰囲気にピタリな、ガイコツが運転しているかのような不気味さがあります。

コメント:管理人
【2021/02/07 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(98)
アクティストリート
アクティストリート
アクティストリート

本田技研工業
アクティストリートL 4WD
(M-VH)
昭和58年4WD追加~60年MC
長野県にて
2018年3月撮影

スライドドアを境にツートンになっているアクティストリート。
色褪せる前との対比が1台でき、草ヒロでは馴染みのない元の色を見ることができました。
顔を北を向けて置いてあるにしても、日当たりの差だけでツートンになるはずはなく、カバーを被って日除けをしていたと考えられるんですが、10年前の撮影時も露わとなっています。
カバーを被せられなければ出ない色の差であるのは違いないため、考えられたのは農閑期の冬ごもりに時期にカバーを被っているのではということ。
近辺に農閑期にカバーを被せられた草ヒロが複数あり、このアクティストリートの場合、北を向いていて雪が溶けにくいフロント側の雪除けではと考えられます。

コメント:管理人
【2021/02/01 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(97)
アクティストリート

本田技研工業
アクティストリートL 4WD
(M-VH)
昭和58年4WD追加~60年MC
長野県にて
2018年3月撮影

集落内で視界開けたところを見上げ先にアクティストリート。
鈴木B360の言う『おばちゃんジャンパー』を連想するピンク色がだいぶ色褪せて、まさにそれという色合いになっています。
色褪せる前は鮮やかな赤で存在感あり、サンルーフは付いていませんが、大型のサイドミラーが付き、当時の流行りのアイテムをしっかりと装備しています。
アクティストリートLという名前の車が売られていたのではというくらい、アクティストリートを見かけた時に、このLというグレードではなかったこと果たしてあるのか?
L以外に標準ルーフとハイルーフの存在をカタログや自動車ガイドブックにあるものの、アクティバンのスーパーデラックスがちょいと背伸びをした感じにしか思えず、ディーラーマンがどのように売り分けていたか。
アクティバンが頑なにまで丸目のヘッドライトを維持したあたり、見た目以外にアクティストリートの標準ルーフとハイルーフを勧める理由が無さそうです。

コメント:管理人
【2021/01/31 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/1/29「季節の草ヒロ」
ポーターキャブ

東洋工業
ポーターキャブ350キロ積三方開

長野県にて
2008年1月撮影

荷物を満載した青い軽トラック。
タイヤを切り今にも発車しそうにしていますが、ウィンカーを見ればくり抜かれて無く、運転席にはドライバーではなくワイヤーが満載。
これじゃあ何処へも行けません。
なんのためにこうしているのかサッパリわかりません。

コメント:管理人
【2021/01/29 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(16)
キャリイWide
キャリイWide
キャリイWide

鈴木自動車工業
スズキ・キャリイWide三方開スタンダード
(H-ST20)
昭和51年FMC~52年MC
長野県にて
2020年11月撮影

豪雪地帯とまではいかないまでも、冬はそれなりの積雪がある山間部で会ったキャリイWide。
なにやら全身から悲鳴が聞こえてきそうなくらい、こてんぱんに痛めつけられていて、荷台のアオリは好き勝手な方向を向いてヨレていて、運転席は果樹園仕様車とはひと味違う風に剥き出しです。
塊にするようにギュッと力込められて握られたように鉄がへしゃげている様子を見ると、こうなった原因は積雪による圧力とみて違い無さそうです。
そういえば豪雪地帯の春を迎えた道路のガードレールも、人の手で表現できないような形をしています。
県道から別れた山道の付近に集落も無いところだったので、雪が降れば除雪もされず春まで雪の中にあり、それを何回も繰り返すうちにできた自然の造形美?かもしれません。

コメント:管理人
【2021/01/27 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(15)
キャリイ
キャリイ

鈴木自動車工業
スズキ・キャリイバン標準ルーフスタンダード

昭和54年FMC~57年MC
長野県にて
2020年11月撮影

敷き詰められた枕木の上に据え置かれ、水田のかたわらに建つ離れのような小屋の庭先で物置になっていたキャリイバン。
物置となりタイヤは地に根を張るための足に過ぎなくなっているはずの廃車体ながら、ガーニッシュやライトのレンズ類をよけて赤と緑のツートンに見事に塗り上げられています。
一度は綺麗に全身を緑に塗ったものの、屋根の傷みにサビ止め塗装をしてこうなったと思われます。
以前はどんな様子だったのか、ストリートビューで見ることができた2012年の様子は、2020年の様子からは想像できない荒れっぷりでした。

21012603.jpg

ストリートビューの画像ではない別個体によるイメージ画像

本来のボディカラー白いキャリイは、フロントをすっぽりと覆うようにツタに絡まれて草むらに埋もれていて、ボディを見ると屋根はほぼサビに覆われ手つかず、スライドドア周りはグレーの塗料で一部を補修するも、補修が追いついている様子ではなく、今では黒いテープで補修されているドアレールはグサグサのサビに縁どられていました。
撤去されるのも時間の問題としか見えなかったのが、意外な復活劇を遂げていました。

コメント:管理人
【2021/01/26 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(95)
セルボ
セルボ
セルボ

鈴木自動車工業
スズキ・セルボCX-G
(E-SS20)
昭和52年FMC~54年MC
長野県にて
2018年3月撮影

360ccで角目がフロンテクーペ、550ccで丸目がセルボと、唱えるように覚えてないと、どっちだったけ?と迷います。
この時はすっかりと呪文を忘れていたので、枯れたシダ類に隠れたCERVOのバッチと大きなバンパーから区別した次第。
ここまで2台の違いを言った話をひっくり返しますと、対峙して実際に迷うほどの出会いがそもそもありません!
珍しい出会いがあったのは、ストリートビューも寄りつかない棚田の最上部で、沢がカーブしていて下からは全く見えず、道の終わりと同時に視界に飛び込んできました。
タイヤ外されて置かれていますが、車高低いフォルムのためか違和感なく馴染んでいます。
物置として使われているような気配は無く、周辺には使い終わった漬物樽などが草に埋もれていて、とりあえず物を置いてある感じ。
ボンネットのトランクや、ガラスハッチでリアに置いた荷物の出し入れなど、物置であれば他車にはなかなか無い装備がキラリと光るのですが。
開いた窓から見えたのは、チェック柄のシートに黒に統一された内装で、ボディサイドで傾いだCX-Gグレードの特徴です。
昭和53年に追加された女性向けモデルのCX-Lでは、内装は赤と白のツートンと明るく仕上げられています。

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【2021/01/21 20:00】 | 550 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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