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2021年春の旅から(10)
ジャーニーK
ジャーニーK
ジャーニーK

いすゞ自動車
いすゞ・ジャーニーKバス
(BK32)
昭和48年MC~51年FMC
長野県にて
2021年3月撮影

中型バスでは先行していた日野や三菱より遅れ、いすゞは昭和47年にBK30をジャーニーKの愛称で投入。
発売翌年にはエンジン換装してBK32となり、51年にCCM/CDM系にフルモデルチェンジします。
民家の庭先で物置になっていたのは、フロントのウィンカーレンズが大型化していることからBK32とみられます。
高原観光地の路地に入った所にあり、送迎車として活躍していたものと思われますが、車体右側には施設名などを示すものは一切見られませんでした。
前後のバンパーが外されていて、特にフロントは下にアクセントが無くなり、大きな窓ガラスから締まりなく間延びしたように、ちょいと間抜けな感じになっています。
バスの周囲は木々に囲まれていて、今の時季となると葉が生い茂って満足に姿を見ることができないと思われます。

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【2021/06/05 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~6/4
日野RL100

日野自動車工業
日野RL100
幼児車
昭和45年FMC~50年
山梨県にて
2006年6月撮影

資材置き場で物置になり、幹線道路に顔を向けていた日野の中型バス。
自動車ガイドブックの1970年から74年まで掲載があるのと同じカラーで、75年にはRL300/RL320にマイチェンされます。
正面の日野ウイングマークがナイナイしていますが、残ったビス穴の配置と塗装の濃淡のおぼろげな輪郭で、何となく元の姿が想像できます。

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【2021/06/04 20:30】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~6/3
21060301.jpg

中型バス3台
栃木県にて
2006年6月撮影

三菱~日野~三菱のならびでしょうか。
仲良く並んで、どのように使い分けているのか物置になっていました。

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【2021/06/03 08:30】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/2/12「季節の草ヒロ」
いすゞBA
いすゞBA
いすゞBA

いすゞ自動車
いすゞBA

長野県にて
2011年2月撮影

崖の上の千曲バス(廃車体)。
川面までの絶壁は風化して大小さまざまな岩が露出、バスの周りは樹々の根によって土が留まっているも、崖っぷちの危なっかしさたるや恐ろしい以外の何物でもありません。
これがバスの車体左側に回りこんで眺めると、バスが壁になって先の恐ろしさなど想像もできず、大きなボディがデンと置いてある安心感すらあるところ。
川を眺めながらの展望納涼小屋なのかというくらい窓ガラスがなく開放的で、このように窓枠だけ朽ちたとは思えないので人の手で外されたと思うのですが、何でそんなことしたのかと考えると、あり得ないのですがどうしても「展望納涼小屋」というのが頭をよぎります。
昨日紹介した個体とドア配置は中扉ひとつで同じ、違うのはヘッドライトが2灯、ボディはリアの屋根に丸みがあるなど、こちらの方が明らかに古いという事。
この場所に置いた当時は、まだ崖際もこんなにスリリングでは無かったのかもしれません。

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【2021/02/12 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の箱祭り探索in長野(34)
いすゞBA
いすゞBA
いすゞBA

いすゞ自動車
いすゞBA

長野県にて
2019年3月撮影

千曲バスの廃バス1台、民家が点在する一帯に溶け込むように置かれていました。
よく出し入れするものと使い分けているのか、後ろにプレハブ物置を従えていますが、大きなバスの方も盛況の様子。
ざっと見たところ物置8~10棟くらいの収納力がありそうで、これだけの荷物の置き場所を物置なり納屋に求めると、お値段それなりに張りそうで、ポンと置いたら使える廃バスを使わない手はないでしょう。
塗装が雨に打たれ剥げ落ち、赤い地が出ているのが目立ちますがサビるまでには至っておらず、まだまだ活躍できそうです。

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【2021/02/11 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
羽前の国クラウンツアー2019(10)
日野RE120
日野RE120
日野RE120

日野自動車工業
日野RE120

昭和50年
元所有:山形交通・社番75103
山形県にて
2019年4月撮影

養魚場やキャンプ場がある山奥の開けた平らなところに鎮座する廃バス。
車内には座席が並んで残っているのが見え、束の間止まっているようにも見え、朽ち果てつつあるのに出発しそうな風にも見えます。
車体中央の『ちょうかい』とある愛称の部分が塗りつぶされた以外は会社名そのまま。
開いた前扉からプレートを確認できたのと、見まわした車内はほぼ手つかずで現役時代を思わせます。
ピリっと緊張したのは残されていた大きな蜂の巣で、天井の換気口の縁にへばりつくように立派なものがぶら下がっていました。
解体屋の廃車には蜂の巣があり、勝手に欲しい部品もいで来いという解体屋ショッピングの際には注意が必要という、二十年くらいまえの鈴木B360のエピソードがよみがえる光景でした。

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【2020/11/17 12:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/10/11「季節の草ヒロ」
日野RE100

日野自動車工業
日野RE100

山梨県にて
2007年10月27日撮影(現存せず)

橋のたもとに置いてあった前後ドアの路線バス。
車体の側面には東海自動車の名前が残っていて、伊豆半島が縄張りのバスが遠路はるばる山梨の山奥の方へとやってきていました。
草が屋根の上へと勢いよく登り詰めていて、よく見ると電気を引いていた電線と柱に草が這っているようです。
電気メーターは撤去されていましたが、車内には炊飯器や茶わんなどが残されていて、電気を使って詰所か何かで使っていたのが伺えました。

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【2020/10/11 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(45)
日野RL

日野自動車工業
日野RL

長野県にて
2018年12月撮影

道路脇の一瞬の隙間に見えたバス。
数メートル奥に引っ込んでいて、見えにくいこと甚だしいのですが、探索で毒された目がスゥ―と引き寄せられました。
バスは廃業してしまった店舗兼住宅のようで、駐車場の屋根の下で物置になっていて、ほかにも平成になってからのJR貨物のコンテナと大型のパネルも左の方に置いてあり、置いた時代ごとに手に入れやすい廃物を物置として求めたのがわかります。
バスは後尾まで何となく見え、顔が若干縦長スリムに見えるため、中型バスのRLだろとは思います。
フロントに「お」の文字だけ見えるのは、ここに「おやき」の店があった看板だった名残です。

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【2020/10/06 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の箱祭り探索in長野(26)
日野RL
日野RL

日野自動車工業
日野RL320
長野県にて
2019年3月撮影

見かける日野の車と言えば、もっぱらバスとトラック。
乗用車なんてご無沙汰の極みで、コンマースの後に続いては道路下の畑で物置になっていた中型バス。
畑と斜面の間の微妙な位置に、微妙な高さにかさ上げされて置かれていて、そう簡単に乗りつけてポンと置いた様子ではなく、しっかりとボディを下から支えています。
その様子は後姿でよくわかり、エンジンをメンテナンスするがごとく、良い位置に浮いています。
車内よりかは車体の下の空間の方が、物を置いておくのには便利なようで、なにやら色々と置いてあるのがみえました。

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【2020/10/05 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020/9/17「季節の草ヒロ」
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日野自動車工業
日野RB10
群馬県にて
2006年9月23日撮影

山道を真面目に走っていると、家の裏手に突如見えてくる古いバス。
おどろおどろしい姿にボディを汚し、物置兼壁としての活躍は何十年にも及びそうです。
道路から見えるところには非常口しかなく、少しドアが開いているあたりは、壁にある裏門のように思えます。
はためすでに役目を終えているかのようにも感じられますが、周囲の何台かの物置草ヒロがドナドナされているなかでも、2018年のストリートビューでは現存が確認できている1台です。

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【2020/09/17 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(31)に便乗してオバQを1台
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長野県にて
2006年11月13日撮影(現存せず)

道路脇擁壁の5メートルくらい上にデンと鎮座していたオバQ。
撮影当時は川崎航空機のバスボディなんて知識などなく、アメリカのバスみたいという感想と、屋根まで載せられた姿に離れとして人でも住んでいるのかなと思いながら、道路から見上げて撮影をしました。
今見直せば、オバQの独特のグリルが無いことや、一方で無いことが多いバンパーがあること、廃車から何年も経っているのにフロントガラスにワイパーの拭き跡がくっきりと残っていることなど、お顔から拾うことできます。

抜け道としてショートカットできる道路沿いだったので、数年後に用あって通ってみると「どこにあったっけか?」とキツネにつままれたような気分になるくらい、ものの見事に姿を消していました。
どのように置いて、どのように運び去ったのか、物が大きいだけに不思議でした。

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【2020/09/16 12:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(31)
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いすゞ自動車
通称オバQ

長野県にて
2019年4月撮影

何回か訪れたことがある高原での宿題を平成のうちに終了。
以前訪れた時に、大きな原っぱのはるか向こうの方にバスの屋根らしきものが見えるも、雪の中であんなところまで行ってられませーんと撤収。
しっぽ巻いて帰ってからしばらくして航空写真で眺めてみれば、大きな白い屋根と、その半分くらいのサビた屋根、あわせて2台が仲良く並んでいました。
再度現地へと赴いてみれば、2台は揃って健在(むしろここから引っ張り出すのは今や至難?)でしたが、電気柵に遮られての対面です。
ちょいと来るタイミングが遅くなりましたが、数々の趣味人がこの2台を訪れていて、皆さまよく見つけていらっしゃると感心しきり、道からは屋根だけ辛うじて見える高原の名所?です。

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【2020/09/15 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
2020/7/26「季節の草ヒロ」
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長野県にて
2018年7月撮影
【2020/07/26 21:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の箱祭り探索in長野(21)
いすゞCCM410
いすゞCCM410
いすゞCCM410
いすゞCCM410

いすゞ自動車
いすゞCCM410

長野県にて
2006年11月と2019年3月撮影

ビニールハウスが立ち並ぶ隅っこで物置になっていた2台の並び
2006年当時、2台のうち片方がシルバーに塗り直されていて、その後いかがでしょうか?という風に再訪問して見ると、ビニールハウスが無くなり荒れ地となり放置されていました。
ビニールハウスが撤去されるときにバスも共にと想像してしまうところ、実際はまだ使い道あるのか、処分できなかったのか健在でした。
まだ人の手が入れば十分い使えそうなナリをしているだけに、使われるだけ使われて朽ち果てたものよりこの姿は物悲しさが増します。

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【2020/07/18 21:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/7/15「季節の草ヒロ」
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いすゞ自動車
いすゞBU

山梨県にて
2009年7月22日撮影

山梨交通のバスが峠道沿いの民家の入り口で物置していました。
撮影当時すでにだいぶ草臥れていましたが、もっと色褪せて健在なのがストリートビュー(2019年8月)で確認できます。
リアにはポスターが貼られていて、このようにただ置いてある廃車体の有効活用?を図っている例は他所でも見られ、これはまだささやかなものです。
撮るのを躊躇するくらい何枚も貼られていたことがあり、ポスターの用のない時期に改めて撮影しましょうと2代目エコーを見送ったところ、ほどなくして撤去されてしまったことがあります。
このバスではポスターは定期的に張り替えられているようで、色々なバリエーションをインターネット上で確認できます。

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【2020/07/15 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020/7/14「季節の草ヒロ」
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三菱自動車工業
静岡県御殿場市にて(撤去済み)
2007年7月16日撮影

資材置き場の壁替わりとなり、土留めの役目を果たし畑を砂利山の崩落から守っていたいずっぱこのバス。
元所有を一応隠すため、ボディサイドは塗りつぶしてあったものの、一番目立つところに「伊豆箱根鉄道」と出ていて、配慮が台無し風になっています。
富士五湖地域へと抜けるとき、ぷらっと寄れるところにありましたが、いつか通った時無くなってすっきりしていて、ついでに近くのキャンターも居なくなっていてダブルショックでした。

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【2020/07/14 20:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020/7/13「季節の草ヒロ」
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日野自動車工業
日野RE100

岩手県にて
2006年7月26日8時58分撮影

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いすゞ自動車

岩手県にて
2006年7月26日8時55分撮影

東北旅行2日目、岩手県南から観光しつつ、お昼には県都でわんこそばを食べて、泊まるのは秋田の乳頭温泉というハードスケジュール。
夏だというのに道中でこのカラーリングのバスをわんさか見かけて、写真の2台よりも明らかに古い個体も多く見かけましたが、1台撮れば何だかんだで5分~10分は行程が押すため、朝のうち余裕のあったときの2台以外に撮影にありつけたものは皆無。
まだ探索と気張らずとも幹線道路だけで十二分に廃車体ドライブができた時代なので、今思い返すと惜しいことをしたなという感あります。

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【2020/07/13 21:10】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(43)
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三菱自動車工業
三菱B系

長野県にて
2018年12月撮影

牧場が集まる一帯、道路端に置かれていた大型バスの廃車体物置。
敷地が広いところに、大きなトラクターがあちこちに置かれていて、軽自動車は本当にかわいくて小さく、この大型バスですら大きな物が鎮座している感じがせず、少しスケール感が狂う一角でした。
バスの背後にはカラマツの防風林があり、そこから落ちてきた脂を全身に浴びて汚れが付き、ベースの白色が見事に黒ずんでいました。

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【2020/07/12 07:50】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2018年末慰安旅行より(42)
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三菱自動車工業
三菱B系

長野県にて
2018年12月撮影

田舎みちの横にタイヤを少し切って停車中の高速バス。
精悍な東名グリルに、ボディサイドには疾走感を表すかのようなラインが引かれています。
今にも走り出しそうな雰囲気を感じさせてくれる姿ですが、運転席を見るとドライバーはおらず、かわりに荷物・荷物に段ボール。
この年式のバスのお世話にはなっていませんが、この後の型のバスには管理人は小学校低学年の時に遠足でお世話になり、運転席後位の一段高くなっているブルーの明り取り部分から入ってくる淡い光を覚えています。
当時はスラリとしたエアロクイーンに押し出され始めた頃で、4クラスある内2クラスくらいにいも虫みたいなセミデッカーバスが回って来ていて、多感なガキどもにとっては古いダサいバスとハズレ扱い、でも今になっては乗れておいて良かった思い出です。

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【2020/07/11 22:12】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(84)
日野RC
日野RC
日野RC

日野自動車工業
日野RC

長野県にて
2018年3月撮影

山の集落のオバQを再訪。
ブログで以前紹介した際のコメントで、車体右側がカパッと開くとのお話ありまして、今回はそこをじっくり見てきました。
右側の前から2枚目の窓周りを見ると、綺麗な切れ込みと屋根上に雨漏り除けの板が載っています。
前扉と非常口に開閉の気配が無く、荷物の出し入れには専ら切れ込みの開口部を使っているようで、バスからは一段高い地面からホームみたいにフラットで繋がっています。
開口部となるボディの窓枠には取っ手が付けてあり、そこに手をかけてどのように開くのか興味深いです。
跳ね上がるのか、ヒンジがあって右に開くのか、それとも戸のように外れるだけなのか?開いてい所を見てみたいところです。

日野RC~2014
日野RC

2014年1月(上)と2018年3月撮影

バスの横にあった蔵が解体されて無くなっていました。
蔵には地域の文化財を示すような木柱もかたわらにあったのですが、解体されて跡地は畑になっていました。
古いものを維持するのは難しいという実例がバスのすぐ隣で起きていて、少し複雑な気持ちになりました。

コメント:管理人
【2020/07/07 22:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020/7/5「季節の草ヒロ」
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神奈川県横浜市にて(撤去済み)
2006年7月24日撮影
【2020/07/05 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020/6/30「季節の草ヒロ」
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宮城県にて
2006年6月12日6時02分撮影
【2020/06/30 06:02】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春から夏日和の長野にて2018(55)+錦秋の伊那谷にて2019(11)
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日野自動車工業
日野RC

長野県にて
2018年3月撮影

伊那谷の幹線道路を走っていると、この地域では見慣れたカラーリングのバスを発見。
伊那バスの廃車体です。
畑や果樹園の物置、資材置き場、中には家の庭の物置と、伊那谷のあちこちで置かれているのを見かけます。
車体のバリエーションも、大型の観光タイプ、路線バス、中型路線バス、マイクロバスと豊富で、適材適所活躍の場を得て伊那谷に散らばっています。
こちらの1台は観光タイプと思いきや、見通せた畑側の窓割がちょいと変わっている。

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元は車体の前方にドアがひとつだけの観光タイプだったのが、現役時代の後年に車体の中央付近にドアを増設していて、路線バスへの格下げが行われた車でした。
このような改造は、書籍の日本のバス年代記によると、ワンマン車を確保するためのもので多く見られたとのことですが、この個体では車掌用のブザーボタンも見られ、ツーマンにも対応した設備を持っています。

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日野自動車工業
日野RV

長野県にて
2019年11月撮影

リアからしか望めなかった1台をこの機会に。
入り組んだ集落道を走っているとき、道路の一段下にはまりこんでいるのを見つけ、現役時代には走る機会など絶対になかった!というようなところに貰われています。
色々な部材を使って建てられているパッチワークのような倉庫の方が印象的すぎて、立地以外のバスの記憶が抜け落ちています。

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【2020/03/06 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(10)
日野
日野

何十年も置かれているであろう廃車体の、ほぼ同アングルの10年越しの写真を並べてみて、どちらが最近のものかという質問をしたらどのように答えるか。
ボロっちくなった方が今と答えるのがほとんどのはずですが、この2枚ではそうとはならず、上が2008年5月撮影、下が2019年11月撮影で、ぱっと見て綺麗な方が最近です。

日野
日野
日野

日野自動車工業
バス廃車体集会所

長野県にて
2019年11月撮影

バスを道路と川の間のわずかな土地に据え付け、電気が通して立派な集会所にしています。
ゴミステーションも近くにあり、川側には樹木を植えてある様子もあり、地域の拠点になっています。
雨どいより上がブラウンに塗られ、バス車体と言うより家の屋根という感覚で色が塗られています。
定期的に塗り直しが行われているようで、屋根には一部に褪せた塗り残しが見られます。

日野

ボディのメンテナンスだけに留まらず、斜面地に安定させるためにしっかりとした基礎が造られていて、ここも最近補修されたように綺麗になっていました。
ここまで手間暇をかけた廃バスはなかなか見られたものではありません。

どこが元祖で、誰に倣って増えたのか、各所で見られる廃バスを利用した休憩室や集会所。
古くは戦後に空襲で焼け出された人々のバラックのかわりにバスの廃車体が活用なんてこともありましたが、これは非常時。
通常時に目を転じると、廃車体を再利用するという歴史はバスではなく電車にもあり、戦前には現在の江ノ電が海岸に廃車体を並べてバンガローとして営業をしていたこともあるくらいで、ただ潰してしまうには惜しいと、潰れるくらいまでは使ってみようとやっていたのは確かなこと。
そのような考えで据え置かれたものは、10年使えればくらいに姿を消していったはずで、今日に残るのは維持管理が行われている幸せな1台1台といえます。

コメント:管理人
【2020/03/05 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
錦秋の伊那谷にて2019(9)
日野RB10
日野RB10
日野RB10
日野RB10

日野自動車工業
日野RB10

長野県にて
2008年5月と2019年11月撮影

一昨日紹介をしたRB10のように、周りの様子が一変した山の中のバス。
左右にかかっていた屋根やら小屋が無くなり、同時にバスも運命をともにしがちなのですが、どっこいちゃんと残っています。
T字路の頭向けて置いてあり、その右隣には麓へと走っていくバスの停留所があるのは変わらず、今ではバンパーのところにバスの案内の看板が差し入れられていて、廃バスなのにバス停の役目をちょいと担っています。

日野RB10
日野RB10

終点で折り返しまでのひと時を待っているかのような雰囲気があります。

コメント:管理人
【2020/03/04 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
令和元年の年末慰安旅行より(18)
日野RB10
日野RB10
日野RB10
日野RB10

日野自動車工業
日野RB10

年式:昭和40年
長野県にて
2007年8月と2019年12月撮影

夏の昼下がりでも大きな松の木で鬱蒼としていたのが、伐採されてなく明るくなり、あわせてボディの汚れも幾分か取れて綺麗になっています。
色々なところに変化があり、見えなかったのが見えたり、その逆になっていたりと比べるのが忙しくもあります。
リアウインドウは2007年当時は落ちたものを含め健在でしたが、1枚外れてバランスを失ったのかあえなく今の姿となっています。
風通しよくなってからのほうが物置として盛況に見えるのがちょいと皮肉です。

コメント:管理人
【2020/03/01 06:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2019年夏・日本海へ からの帰り道にて(7)
いすゞBA20
いすゞBA20

いすゞ自動車
いすゞBA20

長野県にて
2019年7月撮影

色褪せた緑色のラインが走るボディに青々とした草を纏い、道路沿い電気柵の向こうで佇むバス。
使われなくなっただけでなく、ヒトの領域のそとに鼻っ面数メートルで追いやられています。
フロントガラス越しに見えるグリーンカーテンは枯れた姿のまま垂れさがっていて、ホラーゲームの一場面であれば何か潜んでいる得体のしれない不気味さがあります。
窓の一部を覆っている草も、とりあえずドアが閉まっているところ易々と突破できないようで、夏真っ盛りというのに車内は冬景色です。

いすゞBA20

2014年5月撮影

いすゞBA20

2010年2月撮影

まだ電気柵のなかったとき。
かたわらに小動物の足跡がありました。

コメント:管理人
【2020/02/04 22:39】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春の箱祭り探索in長野(13)

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谷あいの幹線道路から川向うに見えたもので、10年以上前にスルーぶっこいていた個体です。
その頃は、ほかにも複数のバス個体をスルーしていたもので、撮らなかったものは記憶からも消えかけているのですが、このバスだけは一本道で見ているのでしっかりと覚えていました。
資材置き場にどんと構えている物置で、鉄管が行儀よく並べられた奥に、中扉が利用できるようにスペースが作られていましたが、車内は荒れているように見えました。

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車番が残っていましたが、古代文字にしか見えないくらいにサビ果てていました。

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昨日紹介をしたバスと並べて。
窓配置はそのまま、同型とみて間違いないです。

コメント:管理人

【2019/06/26 07:00】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊~平成をしめくくる長野旅行から(11)


湖畔から山の上に転じて、旧カラーの国鉄バス。
牧場の一角に物置として置かれていました。

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ボディが富士重工業製というのがわかる以外、国鉄バス定番の車番がまっさらになっているため、よくわかりません!

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道路を挟んで反対側にも同じく国鉄バス。
2台同時にやってきたのか、お向かいさんをみて真似したのか想像が膨らみます。
左右見回して国鉄バスが見られる絶景ロードでした。

コメント:管理人


【2019/06/25 20:14】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
記事作成の滞りを取り繕おうとする1枚。

【2019/06/18 22:55】 | バス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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