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2023年4月号(1)信州春の風物詩


4月1日。
信州の畑ではフロンテバンが芽を出し始め、春の訪れを告げています。
畑一面を埋め尽くす夏の到来が楽しみです。
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【2023/04/01 08:22】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2021年春の旅から(18)
サンバー
サンバー

富士重工業
スバル・サンバーライトバン3ドアスタンダード
(K163)
昭和41年FMC~45年MC
長野県にて
2021年3月撮影

2021年春の旅から(17)で気もそぞろに撮影したファーゴにバッチリと写り込んでいた、奥の方に居た2代目サンバーです。
まばらに耕作されている畑となっていた土地の端にあり、一部に残ったコンクリートの支柱が、この場所がかつてはぶどうの果樹園だったことの名残で、サンバーにできた色濃いサビはその当時の農薬によるものと見えます。
このサンバーに惹かれるのは、メッキではないバンパーにはじまりモールで飾り立てることを一切していない激渋なスタンダードの姿。
数時間前に会っていたメッキとモールで飾られて、うっすらとサビが浮いている超イケメンと称した1台と、このサンバーは両極端と言えますが、どちらにも良いところを見出して楽しめるのが草ヒロ鑑賞の面白いところです。

コメント:管理人
【2022/06/13 16:50】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
いつの日にか見たファーゴの前にいたフロンテ
フロンテ
フロンテ

鈴木自動車工業
スズキ・フロンテFC
(LC20FC)
昭和48年FMC~49年MC
長野県にて
2012年4月撮影

苦労してファーゴだけ・・・くらいに愚痴っていましたが、道中で360ccのフロンテもひっかけていました。
自動車の姿が木々の間に埋もれているのが見え、草をかき分けて見に入っていった!という訳でなく、

22061203.jpg

つづら折りの坂の道路の間にあったので、前後ともアスファルト舗装の上からのお手軽撮影です。
撮影時期は4月下旬、山の北向きの斜面地だったと思いますが、草が生い茂る前でグッドタイミングで、いい感じに緑が彩を添えています。
3枚目の写真で切り取った場面、対向車を避けるために道路わきの空き地に避けたタイミングで時が止まったかのようです。
周囲の草木を綺麗に取り払えば、欠品の無さそうなフロンテ1台が出てくることでしょうが、撮影から10年が経ち撤去を免れていても草木が手に負えない状態になっていそうです。

コメント:管理人

LC20のフロンテは、360cc末期のモデルで昭和48年7月に登場。
51年5月にフロンテ7-Sとなって新規格にスケールアップを果たすマイナーチェンジまでに、49年にリアのガラスハッチの廃止(固定式となり開閉不能に)で判別できるオイルショックを背景とする燃費向上やコスト対策の変更があり、50年にはガラスハッチが復活するとともにグレード整理の変更がありました。
こちらの個体はガラスハッチが有るのとグレード名から、48年登場から49年変更までの年式と判別できます。
【2022/06/12 21:03】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
草ヒロ探検隊のブログは15周年
探検隊のブログは開設から15周年の節目を迎えました。
14周年から15周年に至るこの1年間の体たらくさは、どうのようにもお詫びのしようもなく、これからコツコツと発信をし続けることで、皆さまからのご愛顧に応えようと、節目の日に決意するところです。

15周年という数字に思うのは、よくもまあそんなに草ヒロ趣味を続けてこられたものだというのが素直な感想です。
年に数回と機会が限られた(探索)旅行のお陰で、行くたびに疲れはするものの飽きはしないスタイルに落ち着いているからかもしれません。
下調べをして会いに行くことが多くなりましたが、それらを結ぶ間に思いがけない出会いもあり、その時の高揚感が堪らなく良いので、何年たってもやめられないだけなのもあります。

マツダB360

2007年7月のマツダB360

マツダB360

2022年5月のマツダB360

15年のブランクのある写真を2枚並べましたが、撮影日の表記を入れ替えわっていても何ら違和感が無く、いつでも昔に引き戻してくれるのが、草ヒロ趣味の魅力のひとつですね。
出会いと別れのバランスが著しく悪くなりましたが、他の趣味人の成果が絶えることはなく、今なおあっと驚く発見があるのは嬉しいです。

コメント:管理人
【2022/06/01 20:47】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2022年春の旅から(6)
フロンテバン
フロンテバン

鈴木自動車工業
スズキ・フロンテバン360スーパーデラックス
(LS10)
昭和44年登場~45年MC
長野県にて
2022年3月撮影

スズライトバンFEⅡの後継として昭和44年登場のフロンテバン。
名前を頂戴したフロンテ(LC10/2代目)がコークボトルラインの丸みを帯びたボディで、駆動方式がリアエンジン・後輪駆動であった一方で、フロンテバンは箱型に徹しず優美な曲線を描くシルエットをしていますがデザインは全く異なり、駆動方式でもフロントエンジン・後輪駆動と異なります。
このフロンテバンをベースに、乗用車モデルとなったフロンテエステート(後にフロンテカスタム、フロンテハイカスタム)がありますが、フロンテバンと誤分類したか、そもそもお会いしたことすら無いか、諸々ひっくるめて生まれと育ちにひと癖あるモデルです。

大きな木にライトエース、小さなきにフロンテバンと仲睦まじく物置で2台、さらに小屋もあってと収納力があるためか、以前は波板でテールゲートの窓ガラスの無い部分が覆われていましたが、濡れて困るものは別に移したのか、今は開けとおしとなっています。
ついでに給油口の中のわずかな隙間に雨風をしのいで作られたハチの巣も露わになっています。
波板が取れて露わになった部分には車名バッチが残っていましたが、Fronte VANとあるはずがVANのところだけ器用に無くなっていました。最大積載量のシールも見当たらず、荷室の保護バーも無いので、エステートでないの?と嘯きたくなりますが、跡はどうみてもVANです。

フロンテバン
フロンテバン

2009年1月のフロンテバン

サビはもとから多かったのですが、十うん年で拡がりが見て取れます。
レックス、MAXクオーレと見てきて、一番の先輩にあたるフロンテバンですが、人の手が入っているのが何よりもコンディションを悪化させない秘訣とわかります。

コメント:管理人
【2022/05/31 11:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021年春の旅から(14)
サンバー
22052301.jpg

富士重工業
スバル・サンバーライトバンデラックス
(K163)
昭和41年FMC~45年MC
長野県にて
2021年3月撮影

ババーン!
隠れていたのは2代目サンバーのライトバン(前期型)でした。

見えていた顔の先端部、フロントピラーのトップからフロアまでのラインはゆるやかな弧となっていて、ミニエースはフォルム的に近いものがありますが、ライン真ん中にドアヒンジが付きます。同様に2代目サンバーでもドアの開閉が変更されたマイナーチェンジモデルではドアヒンジが付くので、頭から下までラインをさえぎる物が無いのは、2代目サンバーの前期型となります。

サンバー

囲われていたから状態が良いのか、顔のパーツの崩れが一切なく、このサンバー超イケメンです。
顔が良いんです顔が。とにもかくにも良いんです。
ライトの左右で刻印が違うのでメーカーがちぐはぐとかさておき、目力が半端ねえんす。
バンパーなんて撮影している管理人が映り込んでいるくらいメッキが生きていて、シマリある顔しているんです。
ここまでくると、顔が見えたんだから良かった!じゃなくて、全身見てみたいと強く、もといすとろんぐに思う2代目でした。

コメント:管理人
【2022/05/24 19:13】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
カムフラージュ?カモフラージュ??


他の草ヒロを見つけて農道を歩いて行って撮影していたら、物置小屋にカモフラージュされて見事な隠れっぷりの1台を発見。
道路からは遠目にこの姿が見えていたのですが、顔ははみ出ていてもそっぽを向いていて、あとはお尻がチラリズムしていますが、草ヒロ1台が鉄板で包み隠されているとは気づきませんでした。

お顔含めての紹介は次回の更新で。

コメント:管理人
【2022/05/23 20:19】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
新緑のしなの路にて(2)
22051704.jpg

4月の長野行きから半月おいて迎えた5月の大型連休明け。
善光寺御開帳に参拝するため、今度は管理人ひとりでお出かけ。
朝のうち早々に参拝を終えてしまうと、宿に入るまでは真っ白ノープラン。
車を置いた須坂まで戻るとしても、どうしようかというところ、境内にて彩しるべというおみくじをひくと、旅行について『どんな辺境地でも、あなたにとっては魅力的な場所になるでしょう』という力強い言葉をいただき、草ヒロのスイッチをONにして行動開始。


ハイゼット

ダイハツ工業
ハイゼット
(L36)
昭和41年MC~42年
長野県にて
2022年5月撮影

長電の特急電車に揺られて須坂に舞い戻り、半月前に封印していたスイッチを気持ちよく入れて、車を走らせ観光地から山深いところに入った果樹園地帯にGO。
半月前に見られなかった初代ハイゼットの顔を、別のトラック個体で眺めてきました。
ボンネットのフードは以前からありませんでしたが、今回気が付いたのはフロントガラスの脱落。
2013年の訪問あたりが最後だったと思いますが、その頃から比べてボディに大きな崩れは見られないものの、サビ色が目立つようになっています。
雨に打たれ塗装がやせてサビから守ることができなくなり、その衰えからガラスもないのか、それとも綺麗に無くなっているので外されたのかもしれません。
変化をまじまじと感じましたが、令和になっても姿を見るとができたことは嬉しいのひと言につきます。

コメント:管理人
【2022/05/17 13:33】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
新緑のしなの路にて(1)
ハイゼット

ダイハツ工業
ハイゼットライトバンデラックス
(L36V)
昭和41年MC~42年
長野県にて
2022年4月撮影

長野県に1泊2日で出かけて、写真撮影にこぎつけたのは1台キリ。
鈴木B360と行ってこの体たらくでは帰るに帰れないところですが、車に家族を乗せての旅行だったもので、かろうじての1台です。
道中多くの草ヒロをスルーし、その全てがご新規さんではなかったのですが、しばらくご無沙汰していたこの初代ハイゼットのそばを通った時、在るのか無いのか、その姿を少しだけでもと車を止めて道路から見下ろした後ろ姿がこちら。
段々の畑の石積みの一部かのように、土にどっぷりと身を埋めて物置となっているのを確認できました。
顔も見たいと粘ってしまうとスイッチが入ってしまうのでサッと撤収。
スイッチが入ると数分前にスルーした3代目のバンまで戻りかねませんので。

コメント:管理人

【2022/05/16 20:51】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(40)
プロシード

東洋工業
マツダ・プロシードデラックス
(BUD61)
昭和40年~46年(本個体はその中でも昭和43年~44年モデル)
長野県にて
2020年11月撮影

晩秋の庭園にプロシード。
紅葉した樹木と、サビをたたえ円熟したボディの競演。
撮影時は太陽が山の向こうに落ちて、もう少し早ければ黄金色に輝く光景を目にすることができたのにと、少し残念に思っていましたが、見直してみるとプロシードの枯れ感が落ち着いたトーンの中で良い味出しています。

プロシード

2015年1月撮影

プロシード

2020年11月撮影

プロシードが寄り添うには小さすぎる木が5年の間で立派に生長。
次に行くときにはどのようになっているか楽しみです。

コメント:管理人

【2021/06/22 18:36】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021年春の旅から(12)
ステップバン
ステップバン

本田技研工業
ライフステップバン
(VA)
昭和47年登場~49年廃止
長野県にて
2021年3月撮影

郊外から市街地へと入ってくる道路で見つけたステップバン。
地元のナンバーを前後に残したまま、もうながいこと動いていない様子。
昨日紹介したのと同じような境遇で、風雨に打たれて幾年月、ボディはくすんでしまっていますが、致命傷となるようなサビが見られないのは、さすが長野というところ。
ステップバンを目にする機会は多くなく、顔が無いこともざらで、満足な姿で草ヒロらしい表情を見られたのは初めてかもしれません。
ロケーションは平成に車に囲まれに賑やかですが、チラリと映り込んでいる後輩が良い味出しています。

コメント:管理人
【2021/06/17 17:13】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
季節の草ヒロ~6/16
ステップバン

本田技研工業
ライフステップバン
(VA)
昭和47年登場~49年廃止
茨城県にて
2008年6月撮影(現存せず)

駅前商店横の駐車場に止まり、朽ちるに身を任せていたステップバンのバックショット。
駅の鉄道会社の名前に「海浜」の名が付く立地だけでなく、草ヒロでの経験則からステップバンがサビやすい、これらふたつが全力でシゴトした結果、蝕むという言葉がぴったりなサビを全身に這わせています。
ドアを開けようものなら弾みで落ちてきそうで、そうでなかったにしても、元のように閉じることができるか怪しいところです。
水の行き着く果てのフロア周りは、融雪剤にひどくやられたようにグサグサで、ここまでくると板金で直せるものでしょうか。

コメント:管理人
【2021/06/16 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~5/27
雨のB360

東洋工業
マツダB360ライトバンデラックス
(KBDAVD(A))
昭和38年MC~41年MC
長野県にて
2008年5月撮影(現存せず)

段の端っこのり面に引っ付いていたB360バンの物置。
見つけた時には雨のひと粒も降ってはいませんでしたが、B360が前かがみなのと、撮影しているのが斜面とあいまって、撮影アングルに苦心している内に降りだし、あっという間に濡れねずみとなりました。
雨天時の撮影ではカメラを随分と濡らしましたが、幸いにも不調をきたしたことはありません。
それでもって撮影している人の方は、旅の最後には温泉につかって自愛の限りを尽くしていたので、これまた不調ありません。

雨降りにふと思い出した1台をお送りしました。

コメント:管理人
【2021/05/27 14:34】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~5/23
ハイゼット
ハイゼット

ダイハツ工業
ダイハツ・ハイゼット
(L36)
昭和41年MC~42年
長野県にて
2008年5月撮影

果樹園の真ん中に佇む初代ハイゼット。
ちょいと荷を下ろしに立ち寄ったところで、少し経ったら家路につくように見えなくもありません。
どっかりと身を置いてという風に見えないのは、クイっと左に切られたタイヤが実に軽やかに見えるから。
望遠で捉えた絵は、こじんまりとしたボディを強調していて、後ろ姿のずんぐりむっくりさはデフォルメされた鳥山明先生が描く車のイラストのようで、軽快感が際立っています。

コメント:管理人
【2021/05/23 00:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
季節の草ヒロ~初代サンバー
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【2021/05/01 16:17】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ちょいとフライングの季節の草ヒロから~スバルR-2
スバルR-2

道路に顔を向けて整列の、昭和46年マイチェン顔のR-2が2台並ぶ豪華な光景。
自動車販売店の隅に昭和のまま時間が止まったようなゾーンがありました。
かたらわには自動車買取の朽ちた看板が転がり、居並ぶ車たちもかつてはプライスボードを掲げていたのかもしれません。
左が空冷エンジン車で右が水冷エンジン車と、専用の顔が見比べられるのも嬉しいところ。
ただ、残念なことにこの場所は現在綺麗なアパートに姿を変えています。

スバルR-2

富士重工業
スバルR-2ハイデラックス

長野県にて
2007年5月撮影

スバルR-2

富士重工業
スバルR-2スーパーL

長野県にて
2007年5月撮影

【2021/04/30 09:35】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(36)
スバルR-2
スバルR-2

富士重工業
スバル・R-2デラックス
(K12)
昭和46年2月MC~10月MC
長野県にて
2020年11月撮影

シンプルな顔つき、サイドからリアビューを見てスバル360の雰囲気を感じられる後継者スバルR-2。
シンプルすぎて飾り立てられていくのは同期の2代目サンバーも通った道で、マイチェンで飾りを足していったら3年という短いモデル期間で大きく化けていきました。
こちらのR-2は、飾りちょいと足した1回目のマイチェン顔で、ヘッドライトの間にガーニッシュが追加されるのですが、運転席側のように外れてしまうとたちまち元のお顔に。
2月にこの顔になって、10月にはもう次の顔になるのとともに、水冷エンジン車の追加といったしっかりとしたマイチェンとなっているので、狭間のR-2です。

コメント:管理人
【2021/04/29 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(35)
LN360
LN360

本田技研工業
ホンダ・LNIII360スーパーデラックス

昭和45年MC~46年ライフライトバンにFMC
長野県にて
2020年11月撮影

ガレージ風に屋根を設えられたところにちょこんと収まる小さなサブロクの廃車体。
丸いヘッドライトをくり抜かれた跡が、鼻をプンプン鳴らして怒っているようにも見える、N360でも大きなフェイスリフトを受けたNIIIです。
LNのルーフは物を置く台に、横のスペースも藁を濡らさずに置けて、さほど多くないLNの物置としての収容量を補う役目を、一見すると過保護に見える屋根が役割をプラスしています。
令和の世でもこの姿を拝見できるのは、ひと手間もふた手間も手をかけている賜物でしょうか。

コメント:管理人
【2021/04/28 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021年春の旅から(2)


管理人が草ヒロを草木の中から動体視力頼りの見つける一方で、鈴木B360の探知能力ははっきり言って異次元です。
家屋が立ち並び、草ヒロのピースが合いそうな場所がいくつもある風景の中に、鈴木B360は1台を見つけ出します。
止まって眺めているのではなく、運転中に流れる景色の中の一点を一瞬だけ捉えて、確かに何かが居たと車をUターンさせます。

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車を置いて歩いて行って眺めて、管理人が止まった状態で数十秒間眺め散らかしてもさっぱりワカランで、挙句は倒れた犬小屋に吸い寄せられ見つけられずじまい。
見えている情報量が多すぎて処理しきれません!

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蔵の横、電柱のところと追っていくと、あら本当!何かが居ます。

フロンテ

鈴木自動車工業
スズキ・フロンテ360スーパーデラックス
(LC10)
昭和44年MC~45年FMC
長野県にて
2021年3月撮影

屋敷内の奥深く使われなくなった雑多なものに埋もれるように居たコークボトルのフロンテ。
住人以外は通らないような場所とあって、長く放置された相応のボディや内装のヤレが見られるほかは、欠品も損傷も見られません。
坂に置かれてブレーキやサスペンションがギチギチに固まっていそう、というかタイヤが付いているかちょいとばかし怪しい感じです。

コメント:管理人
【2021/04/27 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(33)
タウンエースワゴン
タウンエースワゴン

トヨタ自動車工業
タウンエースワゴンハイルーフ1800カスタムエクストラ
(E-TR15G)
昭和53年MC~54年MC
長野県にて
2020年11月撮影

何回か走っている山間部の県道でナビ画面に表れた2ルート。
Ωの文字を描くように高低差なく迂回する本道と、上り下りして横一直線に貫くショートカットルート。
(後の調べで、本道が2キロでショートカットは650メートル。双方とも1.5車線程度の道幅。)
いつもは迂回するルートを走っていたので、管理人はナビを指さし鈴木B360をショートカットできるほうに誘導。
スイスーイと走り抜けて行くはずが、下り坂に差し掛かったところでカーブの脇からこちらを見ているタウンエースと目が合います。
遠回りをしたかいあってお会いするのではなく、ショートカットの産物がこのタウンエースというのが面白いところです。
タウンエースは右を斜面、周りを草木に囲まれてすっぽりと収まっていて、もう何年も人の手が入っていない様子。
前ドアとスライドドアの間などは鉄板がどれだけあるのか怪しいくらいにサビ尽くしているほか、雨どいやボディーの下側といった水が溜まる場所は容赦なくサビています。
強いサビの一方で、雨に打たれて地が出た塗装面のような穏やかな劣化もあり、豊かな変化のバリエーションを観察できる1台です。
車内に見える座席シートの表地から、グレードがカスタムエクストラとわかります。

コメント:管理人
【2021/04/06 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/4/1「季節の草ヒロ」
サンバー
【2021/04/01 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(29)
レックス
レックス

富士重工業
スバル・レックス4ドアセダンカスタムL
(K22)
昭和49年MC~51年MC
長野県にて
2006年11月と2020年11月撮影

もはや物置としては使われていない様子のサブロクのレックス。
十云年の定点観測の間に、ザ・物置というハチマルのワンボックスカーが姿を消し、空き地を少々晒したのちに平成のライフが置かれましたが、こちらのレックスはじっと動かずにいます。
最初にお会いした時すでにサビ上がったボディをしていましたが、それがずるずると下の方へと浸蝕していっています。
レックスのリアには何かが少しめり込んだような窪みができていて、高さやサイズ的に軽トラをバックで止めた時に荷台をぶつけたのかなというあんばい。
何かの拍子に屋根なり窓ガラスが落ちてもおかしくないサビっぷりも、幸いにしてその衝撃には耐えています。
ワンボックスの撤去時なりライフの設置時、レックスに転機となることがあったと思いますが、それでもここにあり続けるのはオーナーにとって思い入れがある1台だからでしょうか。

コメント:管理人


【2021/03/25 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/3/15「季節の草ヒロ」
サンバー

果樹園で壁と屋根を張り付かせた2代目サンバーバン。
よく見なくても、何か様子がおかしいです。

サンバーライトバン

ちょいと前に周って眺めると、フロントガラスが無いだけでなく、車体の左側も無ければ屋根も無さそう。

サンバーライトバン

後ろから見ると、何もない後部からトラックですか?となるも、波板の間からライトバンの右側面が生えているのが見えます。
右側面から転じて左側面を探してみるも、残っているものが何なのかもわからないくらい何もありません。
サンバーに被せられている屋根は4本の鉄パイプで支柱がしてあり、ここまでして屋根を拵えてあるのならサンバーの有無は関係ないくらいに手が加えられています。
それでも、波板の寄り添い方や、残っている右側面をかばうように置かれている壁は、この物置が崩壊しつつあるサンバーありきだと訴えかけているようです。

2009年3月長野県にて撮影

コメント:管理人
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【2021/03/15 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
3月8日はサンバーの日
サンバー

富士重工業
スバル・サンバートラック
(K55)
昭和45年MC~46年MC
山梨県にて
2007年3月撮影

お庭におひとついかがですか。

古いの引っ張り出しまして、サンバーの日の更新をお送りしました。

コメント:管理人
【2021/03/08 03:08】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/2/27「季節の草ヒロ」
21022701.jpg

山梨県にて2007年2月撮影

ハイゼットがジムニーに内緒話。
【2021/02/27 19:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
2021/2/26「季節の草ヒロ」
ハイゼットキャブ

ダイハツ工業
ダイハツ・ハイゼットキャブ
(S35P)
昭和39年登場~41年MC
長野県にて
2011年2月撮影

スチールロッカーを背負い畑に佇むハイゼットキャブの頭だけ。
ロッカーが妙にノッポに感じられますが、ハイゼットキャブはタイヤが付いていたとしても高さ162cmとさほど背は高くなく、ロッカーの高さはあったとしても2メートルくらい。
本当にちっちゃくで場所を取らず、畑の隅っこに置いてあったのですが、数年経って寄ったら撤去されていました。
これくらいサイズなら、フロントガラスの開口部分に手を加えてディスプレイ棚にすれば、野菜の無人販売などできそうに思いますが、今のところそのように改装されたものを見たことはありません。

コメント:管理人
【2021/02/26 21:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/2/25「季節の草ヒロ」
ハイゼットキャブ

ダイハツ工業
ハイゼットキャブ底床一方開き
(S36)
昭和42年MC~43年FMC
山梨県にて
2007年2月撮影(現存せず)

探索車を夜明けから日暮れまで一日中走らせていた20代の探検隊。
今じゃ体力的にもネタ的にもそんなことできませんが、当時は車を走らせれば草ヒロに当たっていて、息の抜きどころが無いくらい。
このハイゼットキャブを見つけたのは、車を走らせまくっていた昼間にできたほんの30分くらいの隙間時間のこと。
普通車はこれ以上ムリというどん詰まりで数台の草ヒロを見て、それより先の山の上へと伸びる道に興味津々となり、のぼっていく事10分くらいで視界が開け富士山が眺望できる良いところにハイゼットキャブの草ヒロもありました。
作業をしていた果樹園の方に声をかけ撮影。作業していたのは車のオーナーの息子さんと見える年齢で、車の由縁は聞けませんでしたが、富士山の眺めが素晴らしいというのは話した覚えがあります。

昨年、ハイゼットが登場から60周年を迎え、ダイハツのホームページに紹介のページができたり、ビューモビリティワールドでハイゼット展(現在も開催中の企画になっているものの休館中)は探検隊ふたりの興味を強く惹きました。
2代目ハイゼットとなるこちらのハイゼットキャブも、トラックの展示があり紹介の写真をふたりで見たのですが、ここで鈴木B360が「このホイールはいただけないね」とホイール周りのマニアとしてひと言。

ハイゼットキャブ

収蔵していた個体ではなくレストアされたものだと、廃車体がそのまま履いているような当時物というのは難しいですね。
重箱の隅的な小言だけでなく、ダイハツさんありがとう!というネタで締めると、令和の世にでたカスタムカー、ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.がハイゼットキャブをモチーフにしているということ。
2代目だけでなく、座席シートは赤いのは3代目から、ライトの上にはまゆげ(6代目)と、60周年をふりかえるハイゼット愛に溢れる1台になっています。

コメント:管理人
【2021/02/25 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2020年11月の草ヒロ探検隊 信州展(22)
ハイゼットキャブ

走るのはもっぱら暗くなってからという道を珍しく明るいうちに通り、視界に飛び込んできた物体に対し即座に「ハイゼットキャブ」と管理人がコール。
見つけるのは良いんですが、走っていたのが高速道路なもんで急に行きたくなった方に簡単に進路変更できず、しばらくズルズルと走ります。
行くのが面倒な展開に、本当にハイゼットキャブだったかとの鈴木B360からの確認に、ハイゼットキャブでないならコニーワイドくらいのアッサリ顔だったと自信満々に返す管理人。
マチガエタラダメダヨという草ヒロだったり、そもそも車ですら無いものが見えていたという大惨事なオチだと、車を走らせている鈴木B360に申し開きできないとこですが、宣言通りにハイゼットキャブだったので、走った距離はそれなりも結果オーライです。

ハイゼットキャブ
ハイゼットキャブ

ダイハツ工業
ダイハツ・ハイゼットキャブ
(S35P)
昭和39年登場~41年MC
長野県にて
2020年11月撮影

色々な物が寄せ固められ窮屈そうに身を埋め、顔だけぷはっと出しているハイゼットキャブ。
ミラーがドアから生えているので前期型になります。
もとは屋根が据え付けられた物置だったのでしょうが、その屋根は崩れ飛散防止のためかタイヤが上にのる始末。
ストリートビューで追える限り、ずっとこのような状態でここに置かれ続けています。
歴代ハイゼットのなかでもキャブの名が入っているのは、本格的なキャブオーバー軽四輪を謳ってのデビューだったのと、併売されたセミキャブオーバー型の初代ハイゼットとの区別のため。
キャブオーバー軽四輪トラックでは、ホープ自動車のホープスターOVがハイゼットキャブより前にあり、初の高床三方開の荷台をモデル化し時代の先を行く着想があったものの、ハイゼットキャブの参入で大手資本と同じ土俵では戦いきれずに撤退していきます。

コメント:管理人
【2021/02/24 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2021/2/23「季節の草ヒロ」
サンバー

富士重工業
スバル・サンバートラック低床式

昭和41年FMC~45年MC
山梨県にて
2005年2月撮影

ドライブ中に立ち寄ったヤードにて、道路のガードレールに沿って歩きながら眺めたのに付き合い撮影した1枚。
他にも多くの車がうじゃうじゃしていたというのに、管理人が撮影したのはこの1台だけ。
見ての通りぺちゃんこの状態だというのに、鈴木B360がこれを2代目サンバーと指し示したのに興味をひかれたようです。
地層のように下に行けば行くほどに古い車があるところで、せっかく一番上に露出していても潰れているなんてツイていません。
改めて写真を見直して見ると、これはトラックでも車体中央で荷台がバスタブみたいになっている低床式の成れの果てかなと、後部のエンジン周りと思しき部分と荷台の壁(開閉するアオリ板の部分は見えず)が見えたので推測できます。

コメント:管理人
【2021/02/23 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
2021/2/22「季節の草ヒロ」
TN-Ⅴ
TN-Ⅴ

本田技研工業
ホンダ・TN-V三方開スタンダード

昭和47年MC~48年MC
山梨県にて
2008年2月撮影

ドアの窓に三角窓が残る、マイナーチェンジ前のTN-Ⅴです。
三角窓がある一方で、装備が義務化される前のため助手席のヘッドレストがありません。
助手席のヘッドレストは昭和48年のMCで保安基準に適合させるために7項目の新安全装備のひとつとして採用され、その際に三角窓が廃止されます。
果樹棚の下にあるため農薬を浴びてサビが目立ち、そこに2つでなく4つの眼がはっきり見開いているのが、人でないモノに見えて少しばかり不気味で怖いです。
夜の真っ暗な果樹園で、このサビっぷりの廃車のヘッドライトが光っていたら軽くホラーです。

コメント:管理人
【2021/02/22 20:00】 | 360 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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