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令和元年の年末慰安旅行より(36)
パブリカバン
パブリカバン

トヨタ自動車工業
パブリカバン
(UP16V)
昭和37年登場~41年MC
長野県にて
2019年12月撮影

L40キャリイの奥にいたライトバンは初代パブリカの700ccでした。
年式的に果樹園オーナーの初マイカーだったと思われ、最初の1台が置かれるという草ヒロのパターンです。
乗り継いだ車を2~3台置いてある光景もありましたが、最近ははたと見ません。
ボデーは深いサビ色が見られるものの原形を保ち、ここまで色濃くなると屋根が剥がれていたりドアが外れているといった破壊の憂き目にあっている個体もある中で、当時のカタログで「堅ろう」を謳っていた性能は伊達ではないようです。
軽四輪に対し、快適性や積載性では凌駕しつつも、価格や経済性ではちょいと控えたところで何とか食らいついて、ユーザーの取り込みを果たそうとしたものの、豪華なという視点でのデラックス化では軽四輪から後れをとりました。
初代パブリカでも700ccのモデルとなるとほとんどが飾り気がなく、ただ堅実といった感じがしますが、その堅実な車でオーナーだったからこそ今に残ったとも思えます。

コメント:管理人
【2020/06/06 10:21】 | ライトバン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
>髙村円淨さん

UP16Vは数は少ないですが存在感があります。ストーリー的にも最初のマイカーということで、別格として置いてあり、果樹園などでは中心の良い立地にあり、その点では目立ちます。
郵便車は背負っているものがメインですが、そのまま迎え入れられていて、何の伝手でと思うのはバス個体たちと同じです。
【2020/06/11 17:23】 URL | 管理人 #-[ 編集] | page top↑
これは凄い
 UP16Vは中々今の時代形が残る草ヒロ個体は少ないですね。まずづ考えても園主が初めて購入したマイカーでしょう。
 恐らく昭和47年以前には廃車でしょうね、その後知り合いの郵便局職員或いは本人が郵便局職員で追加分として手に入れた?
【2020/06/06 21:05】 URL | 髙村円淨 #-[ 編集] | page top↑
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