![]() ![]() ![]() 東洋工業 マツダ・ファミリア800バンデラックス(BSAVD(A)) 年式:昭和41年MC?~42MC 山梨県甲府盆地にて 2015年12月撮影 スバル360の後ろに走っていた狭い道へと軽自動車の威力で果敢にアタックをすると、登り切った先から初代ファミリアバンの姿を見下ろすことができました。 下りて行ってぶどう園の外周から見上げると豪華なお顔のファミリアバンでした。 以前に松本盆地で同じ顔の個体を見つけた時にはファミリアワゴンと思い込んでいましたが、自動車ガイドブックVOL13(昭和41年10月刊行)の中にトラックの紹介ページの終わりに、ジュピタージュニアと並んで場違いに掲載されたこの顔のバンを見つけました。 話をぶどう棚の下のファミリアに戻すと、ホワイトリボンタイヤとホイールキャップがキッチリと残った足元をさり気なくアピールしているかのように右へ少しハンドルを切り留め置かれています。 鉢巻のようにフロントをぐるりとまわるモールが堪え切れずに落ちかけていて、ボディはサビと傷みが目立ちますが、果樹園個体にしては頑張れている方で、この個体最大のポイントであるフロントマスクがしっかりとあったことは素晴らしいのひと言に尽きます。 コメント:管理人 |
>羽前の国の旧車狂さん
ご解説ありがとうございます。 ワゴンに準じたマスクに販売期間と、最後になんでも詰め込んだお得な特別仕様車のようなモデルですね。 ガラスの車検証の位置には大いに関心をひきましたが、バンと結論づけたところにワゴンを再燃させるものは手に余り、下手に触れるのは怖すぎたためスルーしました。 ファミリア800の中で一番好きなモデルがこれです。ここで解説致しましょう。
このモデルは昭和41年6月に発売され、12月までには生産が終了します。42年1月から楕円形ライトの1000になります。 従ってこの顔を見たら昭和41年式と見て良いでしょう。 不思議な経歴がある車で、先ず車検証がガラスの中央にありこれは当時乗用車=ワゴンとなります。商用車は左端になります。だから初めはワゴンと思いました。 然しタイヤがどう見てもトラックタイヤですからやはりライトバンかな??と思います。あの当時先ず商用車であの位置は先ずなかった筈・・・・・。 |
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