

富士重工業
スバル・サンバーパネルバン(H-K74)
昭和51年2月MC~5月サンバー5へMC
長野県にて
2020年11月撮影
ひときわ目立つ赤いボディのサンバーを、高原の草ヒロ群集地で見つけました。
道が通っていたので管理人歩いて向かい、撮影終えて戻って「サンバー5」と鈴木B360に報告。
その撮影から2カ月経とうとしています今訂正いたします。
こちらはサンバー5にあらず。水冷4サイクルエンジン搭載の360cc最末期のモデルです。
水冷2サイクルのEK34エンジンから、水冷4サイクルのEK21エンジンに換装して、昭和50年排ガス規制に適合させたのがメインのマイナーチェンジで昭和51年2月に登場。
この見た目からも、わずか3カ月後の5月に登場するサンバー5を、360cc時代に少しだけ先取りしたというのがよくよくわかります。
そのサンバー5でさえ550規格には暫定対応で、1年後には完全対応のサンバー550にマイナーチェンジし、トラックを例にすると昭和51年から52年の間に、K71(2サイクル360cc)→K73(4サイクル360cc)→K75(サンバー5)→K77(サンバー550)の4モデルがぎっちりと詰まっています。


サンバー5の雰囲気を出していますが、バッチ云々を除いて決定的な違いはフロントバンパーです。
2車の写真を並べて見比べると、穴の有無で形状の違いが一目瞭然です。

草ヒロとしてのロケーション良く、パネルバンでありがちなパネル部分が切り離された物置ではないのが嬉しいところ。
サンバー5とばかり思っていたもんですが、良い物を見たという満足感の高い1台です。
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